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ロシア人のマリア・ブーチナ被告(30)は、アメリカ大統領選挙の期間を含む2015年からおととしにかけてアメリカ国内でロシア政府のスパイとして活動した罪に問われました。

ブーチナ被告は、アメリカ政府から制裁対象に指定されているロシア政府の元高官の指示を受けて、保守系の団体の政治集会に潜入しロシアに有利になるよう政治家らと接触を重ねていたことを司法取引に応じる形で、認めていました。

アメリカでは外国政府の代理人として活動する際には届け出が必要ですが、ブーチナ被告はそうした届け出をしていなかったということで、首都ワシントンの連邦地方裁判所は26日、「被告はロシア政府の助けになり得る情報を集めていた」と指摘し、禁錮1年6か月の判決を言い渡しました。

今回の裁判は、いわゆる「ロシア疑惑」とは別の事件ですが、アメリカの捜査機関は、これまでにロシア政府が大統領選挙に組織的な方法で違法に干渉したと断定しており、ロシアによるアメリカ政治への干渉の根深さを改めて示した形です。

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アメリカのCIAは25日、写真や動画の投稿アプリ、インスタグラムのアカウントを開設し、オフィスの机を写した1枚の写真を投稿しました。

机に置かれた時計の針が指す時間は8時46分。2001年の同時多発テロ事件で旅客機が世界貿易センタービルに激突した時間で、「CIAの歴史の分岐点となった」という注釈が添えられています。

また、メガネをかけた男性の絵は、1979年にイランのアメリカ大使館が占拠された事件で、ひそかにイラン入りして外交官を脱出させた元職員を描いたものです。

さらに、かつらや、中国やロシアなどの地図、それに、職員どうしが身元を確認するために使うとされるカフスボタンなど、スパイ活動で使うアイテムがちりばめられていて、投稿から1日余りでフォロワーが5万人を超えるなど、関心を集めています。

CIAとしては、SNSを活用して若くて優秀な人材を獲得したいという思惑があるとみられ、自己紹介欄では「人ができないことを成し遂げ、人が行けないところに行くのがわれわれの任務だ」と活動の意義を訴えています。

一方で、「秘密の場所から自撮り写真を投稿することは約束できません」とコメントしています。

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