“政権への抗議集会で治安部隊に暴行”2審は執行猶予 ロシア #nhk_news https://t.co/znngNjgWDk
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年9月30日
ロシアのテレビや映画で活躍するパベル・ウスチノフ被告(23)は、8月、モスクワで行われたプーチン政権への抗議集会で、治安部隊に暴行したとして、9月16日、懲役3年6か月を言い渡されました。
しかし、本人は「集会に参加すらしていない」と控訴していたもので、30日、モスクワの裁判所で行われた2審では刑の執行を猶予する判決が言い渡されました。
この事件をめぐっては、俳優仲間や市民が「当時の映像を見ても暴行はしていない」とSNSなどで無実を訴えるとともに、29日には、拘束されている市民などの解放を求める2万人規模の集会が開かれ、今回の判断にはこうした世論の高まりが考慮された可能性もあります。
メディアによりますと、1審では、当時の映像が証拠として採用されずに判決が言い渡されたということで、ロシアで4割の人が「裁判を信用しない」とする調査結果もあるなか、司法への信頼は揺らいでいます。