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トランプの米国と、プーチンのロシアと習近平の中国が、こっそり協力・連携しつつ、インドとパキスタンの和解を仲裁し続けている。この動きは、米国がアフガニスタンタリバンと停戦・和解して米軍を撤退する計画と連動している。トランプは米軍を撤退し、アフガニスタン再建の主導役を中国やロシア、イランの側に委譲する。中露は、インドとパキスタンを和解させ、印パにも米軍撤退後のアフガン再建に協力してもらいたい。米英などの軍産複合体は、覇権体制を多極化させるこの構想に猛反対しており、構想を進捗を妨害するため、インド政界の右派をけしかけてカシミールイスラム教徒が多数派)の自治剥奪に踏み切らせ、インド(ヒンドゥー教徒側)とパキスタンイスラム教徒側)との対立を激化させた。軍産はトランプのアフガン米軍撤退案も妨害し、完全撤退でなく9千人の米軍が駐留し続ける(5千人だけ撤退する)案をタリバンに飲ませてしまった。これに不満なトランプは、タリバンとの和解策を調印寸前に破談にした。破談にしたまま放置するとタリバンが優勢になるので、いずれ交渉を再開したら、タリバンは米軍が完全撤退しないと満足しなくなっている。

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