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抗議活動が続く香港では14日夜、大勢の市民が香港島の中心部にある公園に集まり、アメリカ議会で現在、審議が行われている、香港の人権の尊重と民主主義の確立を支援する法案がすみやかに可決されるよう訴えました。

この法案は、香港に高度な自治を認めた一国二制度が、中国政府によって損なわれていないか検証し、香港に対する抑圧に関わった中国の当局者には制裁の発動を可能にする内容です。

集まった人たちは「自由のために闘おう」とか「香港とともに」などとスローガンを連呼しながら、アメリカの支持を訴えていました。

14日夜は、抗議活動の際にマスクなどで顔を隠すことを禁じる規則ができた今月5日以降、初めて警察に許可された集会で、若者だけでなく家族連れや年配の人など幅広い層の市民が集まり、主催者の発表で13万人が参加したということです。

集会を呼びかけた男性は「市民が新しい規則を恐れていないことを示すいい機会だ。中国はとても強大でわれわれだけではとても対抗できないがアメリカの法律が通れば大きな力になると思う」と話していました。

また、50代の女性は「香港が真の自由と法治を手に入れられるよう世界中が支持してほしい」と話していました。

香港では、政府が議会の承認を経ずに規則を定められる条例を発動して、抗議活動の際に顔を隠すことを禁じる規則を施行したことで市民の反発が強まり、抗議活動が一層激しくなっています。

これについて林鄭月娥行政長官は、15日の記者会見で「警察官の生命が脅かされるような危険な行為が相次いでいる」と非難したうえで「社会の秩序を守るため、市民はこうした暴力と距離を置いてほしい」と呼びかけました。

また、議会にあたる立法会の周辺で16日の開会に合わせて抗議活動が呼びかけられ、混乱が懸念されていることについて、林鄭長官は「最大の努力をして出席できるようにしたい」と述べました。

立法会では、一連の抗議活動のきっかけとなった容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正案を、正式に撤回する手続きが16日行われる予定です。

しかし市民の間では、条例改正案の撤回とともに求めてきた、デモ隊への警察の対応を検証する独立調査委員会の設置や民主的な選挙の実現などの要求が受け入れられていないとして反発が続いており、抗議活動が収束する見通しはたっていません。

台風19号の影響で、川崎市の沖合でパナマ船籍の貨物船が沈没した事故で、中国外務省は、中国人乗組員6人が死亡した一方で1人が救助されたことを明らかにし、日本による捜索や救助活動に対し感謝の意を示しました。

台風19号の影響で、今月12日、川崎市の沖合に停泊していた12人乗りのパナマ船籍の貨物船「JIA DE(1925トン)」が沈没しました。

中国外務省の耿爽報道官は15日の記者会見で、この船には7人の中国人乗組員が乗っていて、6人が死亡した一方で1人が救助されたことを明らかにしました。

そのうえで、耿報道官は「中国は、今回の事故で、日本側が積極的に捜索や救助に当たるとともに、適切に対処していただいたことに感謝する」と述べて、日本の関係機関の対応に感謝の意を示しました。

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