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過激派組織ISは、31日、インターネット上に音声による声明を出し、指導者だったバグダディ容疑者が死亡したことを認めました。

アメリカのトランプ大統領が27日に、アメリカの作戦でバグダディ容疑者がシリア北西部で死亡したと発表してから、ISが声明を出すのは初めてです。

このなかでは、バグダディ容疑者に代わる新たな指導者にアブイブラヒム・ハシミという人物がイスラム共同体の最高権威、「カリフ」に就任したとして、支持者らに忠誠を誓うよう求めています。

ただ、この人物についてはこれまで名が知られておらず、後継者として有力視されていた幹部の違う呼び名との臆測も出ています。

さらに声明では、アメリカは喜んでいる場合ではない。われわれのイスラム国家は残り、東から西まで勢力を伸ばしている。いままで以上の力を見せつける」として、アメリカを名指しして報復を警告しました。

ISはシリアやイラクで事実上、支配地域を失い弱体化しているとされていて、新たな指導者を発表することで、組織の求心力を保つ狙いがあると見られます。

イラクでは、高い失業率やまん延する汚職などへの不満を背景に、今月初めから政治の刷新を求める大規模な反政府デモが続いていて、治安部隊との衝突などでこれまでに250人以上が死亡しました。

こうした事態を受けてサレハ大統領は31日、テレビ演説し、アブドルマハディ首相が後任のめどが立ちしだい辞任する意向だと明らかにしました。

また、若者の政治参加を促すとして、選挙制度の改革を進めて早期に国民議会選挙を行う方針も示しました。

イラクでは、過激派組織IS=イスラミックステートによって大きな被害を受けた国の復興などの課題を抱える中、去年5月に国民議会選挙が行われ、連立協議をへてアブドルマハディ首相が就任しましたが、1年余りで退陣を余儀なくされる形となりました。

ただデモの参加者は、政治家による権力闘争や宗派対立などを強く批判し、抜本的な改革を求めているだけに、デモが収まるかは不透明で、アブドルマハディ首相の後任選びをめぐって政治的な対立がさらに深まる可能性もあります。

杉原千畝は第2次世界大戦中、リトアニアに駐在していた日本の外交官でナチス・ドイツの迫害から逃れるユダヤ人にビザを発給し、6000人の命を救ったとされ、イスラエル側はその功績をたたえ1985年にエルサレム近郊で植林を行い、記念碑を設置しました。

しかし、ことし2月、植林された木々が伐採され、記念碑も撤去されて宅地になっていたことがわかり、ビザで助かった人たちの間で反発が広がりました。

関係者によりますとイスラエルの政府系機関は先月31日までに、無断で伐採された場所に近い、ホロコーストの犠牲者を追悼するために植林された森の一角に新たな代替地を用意する計画を息子の杉原伸生さんに提案したことがわかりました。

政府系機関は伸生さんの承諾が得られれば、再建に向けて調整を進め、来年1月の国連が定める「国際ホロコースト・デー」に合わせて現地でセレモニーを開く意向です。

杉原伸生さんは「前向きな対応だと思います。父が発給したビザで助かった人や子孫の方々が満足できるような形で再建されることを期待します」と話しています。

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