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震災が発生した2011年3月11日から16日までの間に、福島地検いわき支部地震津波福島第一原発事故を受けた混乱の中で、勾留中の容疑者を釈放した。

その後、いわき市の庁舎を閉鎖し、検察職員が郡山支部に移った。だが釈放された容疑者が再犯し、再び逮捕されたケースもあった。当時、私は福島のテレビ局に勤務し、釈放された容疑者が再犯し逮捕されたニュースを伝えたことを今も覚えている。これに関しては当時、野党自民党の一員だった森法相が国会審議でも取り上げている。

2011年4月26日の参院法務委員会

森雅子議員:
福島県内において震災後犯罪が多数発生しておりますが、福島地検の方で処分保留の釈放が増発されたということが指摘をされた。大臣は、やはり検察の信頼向上に努めるということを所信でもおっしゃっておられた」

江田五月法相(当時):
福島地検による被疑者の終局処分をしないままの釈放について大変地域の皆さんにもご心配をかけたことをこれは率直にお詫びをしなければならぬと思っています」

2011年10月27日の参院法務委員会

森雅子議員:
「震災後、いわき市の地検いわき支部、それから地裁いわき支部も、ちょっと時を異にしておりますが15日、16日に次々と庁舎を閉めて16日には郡山の方に移動してしまったということがあった。それに先立ち地検では勾留をしていた被疑者を全員釈放する、処分しないで釈放するということがあり、その中には女性の家に押し入って性的犯罪を犯すという容疑者もおりましたし、釈放された被疑者がまた再犯を起こしたということも起こりました。あの当時、いわき市は避難地域ではありませんでした。(福島第一原発から)30キロまでが屋内退避です」

平岡秀夫法相(当時):
福島地検いわき支部の移転というのは、この支部管内において死者、行方不明者が多数に上り、建物等にも甚大な被害が及ぶとともに水道などのライフラインも途絶えた状況にあって、さらに余震も相次ぐという状況の中で、このいわき市内の庁舎に関係者を呼び出して取り調べを行うことが事実上困難になるというようなことで、いわき市内の庁舎で執務遂行が大きな支障が生じるようになったということが大きな避難の原因であったというふうに思います」

法務大臣が「東日本大震災の際に検察官が最初に逃げた」などと答弁したことをめぐって、国会では野党側が反発し、12日、参議院予算委員会などは開かれず、安倍総理大臣が森大臣を厳重注意しました。

これについて、森大臣は閣議のあと記者団に対し、検察庁を所管する法務大臣として、検察の活動について個人的見解を述べたことは誠に不適切だと真摯(しんし)に反省し、答弁を撤回した。改めて深くおわびを申し上げます」と改めて陳謝しました。

そのうえで、森大臣は「個人的見解の内容について、法務大臣として再度、言及することは差し控える。今後、国会などで、なお一層、誠実かつ丁寧に答弁を行い、法務大臣の職責を果たしていきたい」と述べました。

法務大臣は、さきの参議院予算委員会で、「東日本大震災の際に検察官が最初に逃げた」などと答弁し、その後撤回しましたが、国会審議に影響し、安倍総理大臣から、12日、厳重注意を受けました。

そして13日、森大臣は、衆議院法務委員会の冒頭、「一連の言動により、国会審議に大変な迷惑を掛けた。法務大臣として検察の活動について個人的な評価を述べたことは不適切だった」と述べました。
そのうえで、「心よりおわび申し上げ、今後の国会審議に、より一層誠実に対応していきたい」と改めて謝罪しました。

このあと、質問に立った自民党立憲民主党共産党日本維新の会からは、「大臣の言動としていかがなものか」、「国民の信頼をおとしめた自覚はあるのか」など、厳しい批判が相次ぎました。

これに対し、森大臣は、「検察の活動の公正性に誤解を招きかねない答弁は不適切で、真摯(しんし)に反省している」などと繰り返し、理解を求めました。

新型コロナウイルスの集団感染があったクルーズ船の乗船者で、症状が見られないにもかかわらず感染が確認された人のうち、半数以上の人は陰性になるまでに9日以上かかっていたことが愛知県にある医療センターの調査でわかりました。調査した医師は「症状が無くても陰性になるまでには思った以上に日数が掛かることがわかった」と話しています。

調査を行ったのは愛知県岡崎市にある藤田医科大学病院岡崎医療センターです。

センターでは開院前に、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者のうち、症状が見られないにもかかわらずウイルスへの感染が確認された128人を受け入れ、このうち、9歳から77歳までの合わせて90人について経過観察を行いました。

そして、2日以内に1度の割合でウイルス検査を行い、陰性になるまでの期間を分析しました。

その結果、9割にあたる81人が最初に陽性が確認されてから陰性になるまでに6日以上かかり、9日以上かかった人は半数以上の47人にのぼりました。

また、1割余りの11人は2回連続で陰性になるまで15日以上を要したということです。

さらに、2割にあたる18人は1回陰性になったもののその後の検査で再び陽性となるケースがあったということです。

これについて藤田医科大学岡崎医療センターの土井洋平医師は、「症状が無くても陰性になるまでには思った以上に日数が掛かることがわかった。1度陰性になった人が再び陽性になるなど、解明すべき点がまだ多く残されている。また、今回の分析を参考に適切な検査のタイミングを検討していくべきだ」と話しています。

#政界再編・二大政党制