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ミャンマーの今の憲法について、スー・チー氏が率いる与党は、民主化を進める政権運営の足かせになっているとして複数の少数民族政党とともに114の条文改正案を提出したのに対して、軍や軍に近い政党なども独自の改正案を提出し、議会は合わせて135に上る改正案の採決を20日まで9日間にわたって続けてきました。

その結果、選挙に関係なく軍人に割り当てられている議会の議席を、現在の25%から段階的に5%にまで削る案や憲法改正案の採決から軍人議員を排除する案など、軍の権限を減らす改正案は、議会承認の要件となっている75%を超える賛成を得られず、すべて否決されました。

与党提出の改正案の多くは60%を超える賛成票を得ましたが、議席の25%を占める軍人議員らが反対票を投じたものとみられます。

ただ、採決のもようは連日テレビで中継され、ことし11月にも行われる5年ぶりの総選挙を前に与党にとっては憲法改正に取り組む姿勢とこれを阻もうとする、軍の姿を国民に印象づける結果となりました。

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