大規模爆発のベイルート 政府への抗議活動で治安部隊と衝突 #nhk_news https://t.co/rtDZ0oZq5x
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年8月9日
ベイルートでは、政府が爆発を防げなかったことなどについて国民の不満が高まっていて、8日、中心部の広場で大規模な抗議活動が行われました。
現地メディアによりますと、抗議活動の参加者は数千人にのぼり、人々が投石する一方、治安部隊は催涙弾を使って鎮圧に乗り出すなど、衝突が起きました。
治安当局によりますと、この衝突で隊員1人が死亡したほか、現地の赤十字社によりますと、63人が病院に運ばれ175人がその場で手当てを受けたということです。
また、人々の一部が外務・移民省など複数の省庁の建物に押し入ったほか、広場にある建物や車両からは火や煙があがるなど、夜遅くまで混乱が続きました。
こうした中、ディアブ首相は、8日夜、テレビを通じて演説し、爆発の責任を追及する姿勢を改めて示したうえで、国政に民意を反映させるため、任期があと2年ある国民議会の議員選挙を大幅に前倒しして早期に実施する考えを表明しました。
今回の爆発では、これまでに158人が死亡、およそ6000人がけがをしたほか、数十人が今も行方不明となっています。
レバノンでは、爆発が起きる前から、低迷する経済や汚職などに対する不満が国民の間で高まっていて、抗議活動は収まる見通しが立っていません。
d1021.hatenadiary.jp
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