韓国情報機関「北朝鮮 ヨジョン氏に一部権限委譲 役割分担か」 #nhk_news https://t.co/mdMCtSXhvs
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年8月20日
韓国の情報機関、国家情報院は20日、最新の北朝鮮情勢の分析結果について国会の情報委員会に非公開で報告しました。
委員会に出席した議員によりますと、北朝鮮ではキム・ジョンウン委員長が依然として絶対的な権力を持っているものの、一部の権限については、妹のヨジョン氏や側近らに委譲を進めているという見方を示したということです。
このうち、ヨジョン氏にはアメリカや韓国に対する政策など最も大きな権限が委譲されたとしていますが、北朝鮮が後継者を決定したわけではないと分析しています。
また、経済や軍事の分野でも側近に対して一部の権限の委譲が行われたとしています。
その理由について、国家情報院は、統治に伴うキム委員長のストレスを軽減し、政策が失敗した時の責任を回避するためだと分析しています。
ヨジョン氏をめぐっては、韓国国防省がことし6月、北朝鮮で「実質的なナンバー2」の役割を担い、キム委員長との間で役割分担をしているのではないかという見方を示していました。
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