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世界的な建築家、アントニオ・ガウディの代表作であるサグラダ・ファミリア教会は、1882年に着工し、ガウディの没後100年となる、2026年の完成を目指して、建設が進められてきました。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大でスペイン全土に非常事態が宣言されたことから、工事はことし3月から中断されています。
16日、工事の責任者が記者会見を開き、今後2週間以内に工事を再開することを明らかにしましたが、「感染拡大の影響でスケジュールを見直さざるをえない」と述べ、2026年の完成は難しくなったという見方を示しました。

理由については、工事の中断に加え、観光客の減少による入場料収入の落ち込みで財政がひっ迫し、工事のペースを遅くせざるをえないためだとしています。

そして新たな完成時期については、「現状では長期的な展望を描くことはできない」と述べ、見通しは立っていないとしました。

スペインでは感染が再び広がる傾向にあり、主要産業の観光が大きな打撃を被っていて、サグラダ・ファミリア教会の建設も影響を受けた形です。

EUのフォンデアライエン委員長は16日のヨーロッパ議会で、去年の就任以来、初めてとなる施政方針演説を行いました。

この中で地球温暖化について、「新型コロナウイルスによるロックダウンの影響で世界の活動は停滞しているが気温は上がり続けている」と危機感を示し、2030年にEU域内で排出される温室効果ガスの量を1990年と比べて40%減らす現在の目標を引き上げ、少なくとも55%削減することを提案しました。

EUとしては、アメリカのトランプ政権が温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から離脱するとしている中、主導的な役割を果たす姿勢を改めて示した形です。

ただ、EU加盟国の中には温室効果ガスを多く排出する石炭火力発電への依存度が高い国もあり、足並みをそろえられるかは不透明です。

また、フォンデアライエン委員長はイギリス政府が、EU離脱の際に合意した協定をほごにする法案を議会に提出したことについて、「協定は双方の議会が批准したもので、一方的に変更することはできない」と述べ、合意内容を順守するよう改めて求めました。

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