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ロシアのプーチン大統領は、10日からショイグ国防相をはじめとした軍の高官や軍事関連企業の代表を南部のソチに集めて会議を開いています。

このなかでプーチン大統領「ロシアの国境付近でNATO北大西洋条約機構が 存在感を高めている」と述べて危機感を示し、「核戦力は、ロシアの安全を保障する最も重要なものだ」として大陸間弾道ミサイルなどの核戦力の必要性を強調しました。

会議は11日も開かれ、核戦力の強化をめぐって連日、協議を重ねています。

一方、ロシアと並ぶ核大国のアメリカは、大統領選挙で勝利を宣言したバイデン氏が、トランプ大統領のもとで悪化したNATOとの同盟関係を修復し、欧米が連帯を取り戻すという見方が出ています。

ただ、トランプ大統領が敗北を認めていないことから、バイデン氏への政権移行が滞り、政治的な空白が生まれないか懸念も出ていて、プーチン大統領としては、こうしたタイミングで核戦力の強化を強調することで、欧米をけん制するねらいもあるとみられます。

#反ロシア#対中露戦

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