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アメリカの知日派として知られるマイケル・グリーン国家安全保障会議アジア上級部長は、アジアの安全保障において、アメリカは自ら深く関与する方針を改め、日本がハブ(中心)となる多国間同盟へと転換させることを目指していると指摘している。

 アメリカの軍事情報サイト「グローバル・ファイアーパワー」は、2020年の世界の軍事力ランキングを発表した。それによると、1位はアメリカ、2位はロシアで、中国は3位にランクされている。さらに4位にインド、そして5位が日本である。これを額面通りに受け止めれば、アメリカが日本、インド、オーストラリアと新たな同盟を模索していることと、グリーン氏の指摘は合致する。世界4位の軍事力を持つインドと5位の日本が協力すれば、中国を包囲して軍隊の活動を抑えられるという戦略だ。

 また、中国の政府系メディアは最近、日本の「潜在的軍事力」に注目する記事を相次いで発表している。それらによれば、日本の潜在的軍事力を支えるのは「工業力」だとされている。インドは世界4位の軍事力を持つものの、武器や兵器に関しては「買うことしかできず、自前で生産する能力はない」ため恐れるに足りぬ存在だとしている。一方で日本は、「核兵器以外のすべての武器・兵器を生産する能力があり、現に第6世代戦闘機をはじめとする次世代兵器の開発に着手している」として警戒している。軍事力ランキングに表れない「潜在的軍事力」で見れば、日本は「間違いなく世界一」だというのである。

 アメリカが日本にアジア戦略をバトンタッチしようとしていること、同時に中国が日本の軍事力を警戒する姿勢を露わにしていることは表裏一体だ。アメリカのアジア戦略を常に研究している中国は、今後はアメリカに代わって日本(自衛隊)が仮想敵になることを暗示しているのだろう。

 中国政府系メディアは、日本の潜在的軍事力について、工業力のほかにも、「すでにヘリを運用できる護衛艦保有し、これを空母に改装する計画もある」とか、「原子力技術と燃料を保有しており、憲法アメリカの制約がなくなれば短期間に核兵器を製造できる」などと警戒している。

 アメリカ軍がアジア・太平洋から撤退するようなことは考えられないが、日本が中心となって同地域の安全保障を担うとすれば、中国軍と対峙するための空母や核を自前で持つほうが軍事的に有利なのは間違いない。前出の元高官に、日本は本当に核兵器を製造できるか問うと、「これは日本だけの問題ではなく、核兵器の原料となるウランはもはや世界中探しても多くはない。中国軍と対峙するだけの量を日本が確保するというのは現実的ではない」と否定的な考えを示した。しかし、もし日本が近い将来、原子力発電を放棄して代替エネルギーを確保できるならば、原発に使う予定だった核物質を兵器転用することも理論的には可能だろう。

中国海事局は、15日から今月20日までの間に台湾海峡の南側にあたる海域で実弾射撃訓練を行うとして、期間中、この海域への船舶の航行を禁止する警告を14日に出しました。

訓練の具体的な内容は明らかになっていません。

台湾には、アメリカのバイデン大統領の意向を受けた、アーミテージ元国務副長官らの代表団が14日から訪れていて、15日、蔡英文総統と会談しました。

今回の訪問について中国政府は「いかなる形式であろうと、台湾とアメリカの公的な交流には反対する」と反発していて、今回の訓練は、これをけん制するねらいもあるとみられます。

台湾側の発表によりますと、今月12日には中国軍の戦闘機など延べ25機が台湾が設定する防空識別圏に進入するなど、周辺では中国が活動を活発化させています。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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