証券各社の決算 大手3社は明暗 ネット証券は口座数が増加 #nhk_news https://t.co/dLpd472STz
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年4月30日
大手証券3社が発表したことし3月までの1年間の決算によりますと、最終利益は、大和証券グループ本社が79%、SMBC日興証券が82%、いずれも前の年度より増えました。
ことし2月に日経平均株価が30年半ぶりに3万円を超え、いわゆる「バブル景気」以来の高値になるなど、株式市場が活況だったことで、手数料収入や投資信託の販売が伸びました。
これに対し、最大手の野村ホールディングスは、アメリカの投資会社、「アルケゴス・キャピタル・マネジメント」が相手とみられる取り引きで、2457億円の損失を計上したことが響き、最終利益は29%の減益となりました。
一方、インターネット証券は、証券口座数を増やしたところが目立ちました。
SBI証券はこの1年で証券口座数が25%増えて680万を超えたほか、楽天証券も39%増えて570万余りになったということです。
ネット証券各社は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、自宅に居ながらスマートフォンなどで手軽に株式を売買したいというニーズが高まっているとみて、新たな個人投資家の獲得に力を入れる方針です。
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