台湾防空識別圏に中国軍機延べ27機が進入 新型の空中給油機も #nhk_news https://t.co/70qXg2hS3G
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年11月28日
台湾の国防部によりますと28日、台湾の南西沖に設定している防空識別圏に中国軍の戦闘機や爆撃機など延べ27機が進入しました。
半数以上はフィリピンとの間のバシー海峡の上空を通過して台湾の南東沖まで回り込んでから、中国側に向けてほぼ同じ経路を引き返したということで、この中には新型の空中給油機「運油20」1機も含まれていました。
「運油20」が台湾の防空識別圏に入ったことを国防部が確認するのは、初めてとみられます。
国防部のシンクタンクの欧錫富研究員がことし4月に発表した分析によりますと、「運油20」は中国軍の従来の主力給油機と比べて給油できる量が3倍に増えていて、今後、中国軍機の作戦範囲が大きく広がることになるということです。
また、台湾の主要メディアは、中国軍の動向に詳しい専門家の掲仲氏の話として「今後『運油20』が多数就役すれば、中国空軍は正真正銘の『遠征型空軍』となる。台湾の南沖や南東沖での訓練がさらに頻繁に行われ、台湾の防空に対する圧力が大幅に増すおそれがある」と伝えています。
台湾 蔡英文総統 バルト3国議員団と会談 連携強化を呼びかけ #nhk_news https://t.co/fBj1qM73BG
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年11月29日
エストニア、ラトビア、リトアニアのバルト3国の議員団は28日から台湾を訪問していて、蔡総統との会談が29日、台北の総統府で行われました。
蔡総統は台湾とバルト3国がそれぞれ中国とロシアからの脅威を感じていることを念頭に「現在、世界は権威主義の拡張と偽の情報の脅威に直面している。台湾は偽の情報に対抗してきた経験をヨーロッパの友人と共有し、民主的で自由な生活を確実に守りたい」と述べ、連携の強化を呼びかけました。
これに対し、リトアニアのマルデイキス議員は「台湾は、複雑な地政学的環境の中で経済と民主主義をバランスよく発展させている。われわれの今回の訪問は台湾との団結を示すためのものだ」と応じました。
ヨーロッパでは台湾との関係を強化する動きが続いていて、中でもリトアニアには今月「台湾代表処」が開設されました。
台湾と外交関係のない国に「台湾」の名を冠した出先機関が設けられるのは極めて異例で、中国はこれに強く反発して、リトアニアとの外交関係を格下げしています。
29日の会談で、蔡総統はリトアニアとの関係が緊密になっていることを評価したうえで「エストニアやラトビアともさまざまな分野で協力や交流をしたい」と期待を示しました。
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#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制