“インド太平洋地域を重視” 米国防総省 軍の態勢見直し完了 #nhk_news https://t.co/POsakTQz1X
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年11月30日
アメリカのバイデン政権は、急速に軍備を増強する中国の動きを踏まえて、世界中に展開するアメリカ軍の態勢の見直しについて検討を進め、国防総省が29日、見直しが完了したとして内容の一部を公表しました。
それによりますと、インド太平洋地域との関係について「地域の安定に貢献し、中国による軍事的な侵略や北朝鮮の脅威を抑止するため、同盟国などとの協力関係を強化する」としています。
また、オーストラリアに戦闘機や爆撃機を展開するほか、グアムなどでは燃料や弾薬の貯蔵庫、それに飛行場の改修など、インフラの整備を進めるとしています。
記者会見した国防総省の高官は「今回の見直しの優先地域はインド太平洋地域だ」と述べ、安全保障面でインド太平洋地域を重視する姿勢を強調しました。
今回公表された内容では、具体的な部隊の増減などは明らかにされていませんが、中国の軍事的な活動を抑え込むため、アメリカ軍がどの程度の戦力を振り向けるのか、今後の動きに関心が高まっています。
海自と米海軍司令官 そろって会見 中国念頭に連携強化の方針 #nhk_news https://t.co/pvadi10SoN
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海上自衛隊は、11月21日から2年に一度行っている大規模な実動演習を実施していて、アメリカ、オーストラリア、カナダのほか、ことしは初めてドイツの海軍が参加しています。
この演習に合わせて、海上自衛隊自衛艦隊司令官の湯浅秀樹海将と横須賀基地に拠点を置くアメリカ海軍第7艦隊司令官のカール・トーマス中将が、アメリカ海軍の空母「カール・ヴィンソン」でそろって記者会見しました。
この中で、湯浅司令官は「力による一方的な現状変更の試みなど、海洋安全保障の脅威は増大している。『自由で開かれたインド太平洋』の維持・強化に向けて、友好国の海軍との連携をさらに強める」と述べました。
また、トーマス司令官は、海洋進出の動きを強める中国を念頭に「強い姿勢を示している相手に対し、私たちの強さを見せつける必要がある」と述べ、2人は「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて日米や友好国が連携を強化する方針を示しました。
このほか30日は「カール・ヴィンソン」に搭載されている最新鋭のステルス戦闘機「F35C」が発着艦する訓練の様子が公開されました。
#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制