国連安保理 イエメン反政府勢力フーシ派への武器禁輸決議 採択 #nhk_news https://t.co/DQDBnnMcch
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年3月1日
中東のイエメンではUAE=アラブ首長国連邦とサウジアラビアが支援する政権側と、イランが支援する反政府勢力、フーシ派との間で6年以上にわたって内戦が続いています。
フーシ派はこれまでミサイルやドローンでサウジアラビアへの攻撃を繰り返していましたが、ことしに入りUAEにも攻撃を行って民間人に死傷者が出ました。
これについて対応を協議してきた国連安保理では28日、イエメンのフーシ派への武器の輸出を禁止する決議案の採決が行われ、理事国15か国のうち11か国が賛成し、ブラジルやアイルランドなど4か国は棄権しましたが、決議は採択されました。
安保理では、これまでの決議でフーシ派の指導部への武器の輸出を禁止していますが、今回の決議で今後は武器輸出禁止の対象がフーシ派全体に広げられることになります。
今回の決議案を提案したUAEは声明で「イエメンでの戦争の拡大を抑えるのが決議の目的だ。この地域の市民の苦しみに終止符を打つ必要がある」と強調しました。
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