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ミャンマーでは、軍が去年2月にクーデターを起こして実権を握り、軍と対立する民主派勢力などとの戦闘が続いています。

イギリスは、国連安保理に、あらゆる暴力の即時停止や、アウン・サン・スー・チー氏を含む、拘束されているすべての人の解放などを求める決議案を提出しました。

21日の採決の結果、国連安保理は、決議案を欧米など12か国の賛成で採択しました。

ロシアと中国、それにインドは棄権しました。

去年2月の軍のクーデター以降、ミャンマーに関する決議が安保理で採択されたのは初めてです。

イギリスのウッドワード国連大使は「われわれはきょう、ミャンマー軍に明確なメッセージを送った。決議が完全に履行されることを望む」と述べました。

一方、棄権したロシアや中国、それにインドは、決議は、ミャンマー国内の情勢を不安定化させるものだと主張しました。

今回の決議には、加盟国に武器輸出を禁止するなど、強い措置は含まれておらず、事態の打開につながるかどうかは不透明です。

クーデター前の民主派政権に任命され、ニューヨークで軍の統治に抗議を続けているミャンマーのチョー・モー・トゥン国連大使は、記者団に対し、決議の採択を歓迎する一方、「これは最初の1歩にすぎない。軍による統治と犯罪を終わらせるため、この決議に基づいて、さらに強力な行動をとるよう安保理に求める」と述べました。

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