【事態はどこへ】
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年3月1日
国際社会はロシアの軍事侵攻への非難をさらに強め、ウクライナ支援の動きを加速させています。
現地の最新の戦況は、そして今後の交渉の焦点は。
専門家の解説を交え、#ニュース7 でお伝えします。https://t.co/35FbYOIpQP
ウクライナ侵攻 中国人の専門家「世界は二極化へ踏み出した」 #nhk_news https://t.co/1jJctXrUtX
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ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が国際的にもたらす影響について、中国の外交政策に詳しい中国人民大学の時殷弘教授はNHKのインタビューで、「世界は二極化に向けて大きな一歩を踏み出した」と述べ、西側諸国と中国やロシアとの対立が激しさを増していくという見方を示しました。
この中で時教授は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐって「中国はウクライナに対するロシアの行動の大部分は支持していないが、公然と批判もしていない」と指摘したうえで、中国は明らかにロシア寄りの立場をとっていると強調しました。
その理由として、「中国は、みずからの中核的な戦略的利益のため、ロシアとの戦略的パートナーシップの関係を高めることを非常に重視している」としています。
また、「中国はロシアに対するいかなる制裁にも反対だが、西側諸国の制裁に対し直接的に挑戦することもない」と述べたほか、「中国はロシアに対し、経済や金融面での支援を行うだろう」と指摘しました。
一方で、時教授は「中国がロシアを説得する力は非常に限られている」と述べ、中国が今回の問題解決に向けた役割を担うことは難しいという認識を示しました。
そして、今回の軍事侵攻が国際的にもたらす影響について、「世界は二極化に向けて大きな一歩を踏み出した」と述べ、西側諸国と中国やロシアとの対立が激しさを増していくという見方を示しました。
さらに時教授は、「アメリカやEU=ヨーロッパ連合などが、今回の事態を受けた中国の立場をめぐり、中国への新たな制裁の材料にする可能性もある」と指摘し、今後の動向によっては、西側諸国が中国側に何らかの制裁を加える可能性があると指摘しました。
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ウクライナ ロシア 最新分析まとめ 停戦交渉のゆくえは #nhk_news https://t.co/w6FcQQxj8t
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最新分析1. ロシア ウクライナ初交渉 停戦は実現するのか?
ロシアとウクライナの代表団は28日、ウクライナと国境を接するベラルーシ南東部で、およそ5時間にわたって交渉にあたりました。
ウクライナ側は▼即時停戦と▼ロシア軍の撤退を求めています。ウクライナ側は、特に民間施設や市民への攻撃を止めるよう強く要求し、ロシア軍の撤退を求めているとみられます。
ロシア側は、ウクライナの▼中立化と▼非軍事化が停戦の条件だとしています。このうち「中立化」は、ウクライナがNATO=北大西洋条約機構に加盟しないことを法的に確約させることとみられます。また、「非軍事化」は、ウクライナの武装解除をめざし、NATO加盟国から支援されている最新の対戦車ミサイルや無人機などの撤去を求めることなどが含まれるとみられます。さらに、2014年にロシアが一方的に併合したウクライナ南部のクリミア半島についてもロシアの主権を認めるように要求しています。
双方が歩み寄ることはできるのか。
交渉のあと、ロシア代表団のトップのメジンスキー大統領補佐官は「あらゆる議題が詳細に話し合われ、いくつかの点では共通の土台を見いだせる」と述べ、双方がいったん帰国し、数日以内に再びベラルーシとポーランドの国境地帯で交渉する見通しを明らかにしました。
一方、ウクライナ代表団のポドリャク大統領府顧問も、ツイッターで「ロシアから突きつけられていた最後通ちょうはなくなった」として一定の進展があったことを示唆しました。
ただ「交渉は難しい。ロシア側は自分たちが始めた破壊的なプロセスにこだわっている」として、ロシアが強硬な姿勢を崩さず双方の主張の隔たりが大きいことをうかがわせています。
会談のあと、ゼレンスキー大統領はフェイスブックにビデオ声明を投稿し、「私たちが望むような結論はまだ出ていない。ロシアはみずからの立場を主張し、停戦のための議論をした。ロシア側からは確かな合図を受け取った。キエフに交渉団が戻ったら、分析をしたうえで2回目の交渉をどのように進めるか決断する」と述べました。
今後の交渉が停戦につながるのか、なお楽観できない情勢です。
最新分析2. 軍事侵攻の状況は?
ゼレンスキー大統領は28日、フェイスブックにメッセージ動画を投稿。
「ロシア軍による攻撃でこの4日間で16人の子どもが亡くなり45人の子どもがけがをした。攻撃のたびに死傷者が出ている」と述べました。
衛星を運用するアメリカの民間企業「マクサー・テクノロジーズ」は、現地時間28日に撮影されたロシア軍の車列の画像を分析。
▼ロシア軍は、ウクライナの首都キエフに向けてさらに南下。車列の先頭は、中心部から北西におよそ27キロ離れたアントノフ空港に沿った高速道路上にある
▼車列には装甲車や戦車が加わり、道路沿いの60キロ余りの広い範囲に展開
▼国境を越えたベラルーシ側にも多くの軍用車両や攻撃用ヘリコプターが配備。キエフを目指して大規模な部隊が動員か
また、アメリカ国防総省の高官は28日、ロシア軍の軍事侵攻の状況について、最新の分析を明らかにしました。
▼国境周辺に展開していた戦闘部隊のうち75%近くの戦力をウクライナ国内に投入した
▼380発以上のミサイルを発射した
▼首都キエフに向けてこの1日で5キロ前進、北におよそ25キロの地点にいる
▼ウクライナ第2の都市 ハリコフや東部ドネツク州マリウポリへの侵攻を試みている。しかし激しい戦闘が続き、制圧できていない
▼ウクライナ全土の制空権を奪えていない。ウクライナ軍の航空機やミサイル防衛システムは維持されている
アメリカ国防総省のカービー報道官も28日「ロシア側が想定していたよりも数日遅れている」と述べ、計画どおりに進んでいないとの見方を示しました。その理由について、ロシア軍の部隊がウクライナ側から想定していた以上の激しい抵抗を受けているのに加えて、燃料など作戦に必要となる物資の不足に直面していると指摘しました。
また、ロシア軍と対じするウクライナ軍について、「非常に効果的に抵抗している」としたうえで、アメリカなどが供与した兵器を使ってロシア軍を押し返していると分析しています。
最新分析3. 核戦争について心配すべきか?
プーチン大統領は2月27日、核戦力を念頭に抑止力を特別警戒態勢に引き上げるよう、国防相などに命じました。
これについてアメリカ国防総省の高官は28日「ロシア側を監視しているが、プーチン大統領の命令を受けた具体的な動きはまだ確認されていない」と指摘しました。
バイデン大統領も記者団から「アメリカ国民は核戦争について心配すべきか」と問われたのに対し「その必要はない」と応じました。
またホワイトハウスのサキ報道官は「核兵器を念頭にした挑発的な発言は思い違いによるリスクを招くおそれがあり危険だ」とプーチン大統領を批判。
「アメリカもNATO=北大西洋条約機構もロシアと戦うつもりはない。プーチン大統領の命令を精査しているが現時点でわれわれが警戒レベルを変更する理由は見当たらない」と述べ、冷静に対応する姿勢を強調しています。
国外への避難の状況は?
UNHCR=国連難民高等弁務官事務所は28日、ウクライナから国外に避難した人の数が50万人以上に上ったと明らかにしました。
ポーランドとの国境に近いウクライナ西部の都市リビウの駅は、ポーランドなどへ向かう列車に乗ろうとする人々であふれかえっていて、国外に逃れるために目的地の変更を強いられる人も出てきています。
また、ウクライナでは防衛態勢を強化するため18歳から60歳の男性の出国が制限されていることから、女性や子どもたちだけで国外に避難し、家族が離れ離れになるケースも相次いでいます。
この先どうなるのか?
数日以内にロシアとウクライナの代表団は交渉が行われる見通しですが、戦況が交渉の行方に影響を与えることは間違いありません。
アメリカ国防総省の高官は、ロシア軍が依然としてキエフへの侵攻を主要な作戦としていることは変わらないとして、今後さらに前進を続け、数日のうちにキエフを包囲しようとしていると指摘しています。
またカービー報道官は「ロシア軍がこのまま停滞したままでいるとは考えられず、ウクライナ軍の抵抗や物資をめぐる課題を乗り越えようとするだろう」と指摘しました。
外交の駆け引きも。
ゼレンスキー大統領は28日、EU=ヨーロッパ連合に正式に加盟申請しました。
ウクライナは2014年、南部クリミア半島をロシアに併合された直後に、EUとの貿易自由化を含む関係強化に向けた協定に署名しましたが、正式に加盟申請するのはこれが初めてです。
ロシアに対抗するために欧米の支援が不可欠で、EUへの加盟申請を行うことでその姿勢をより明確にするねらいがあるとみられます。
ロシア側の動きのすべてを決定するプーチン大統領の言動も焦点です。
プーチン大統領は28日にフランスのマクロン大統領と電話会談を行い、停戦はあくまでも、ウクライナの非軍事化とNATOへの加盟阻止につながる中立化が条件であることを強調しました。
プーチン大統領の強硬な姿勢は変わっておらず、交渉を一層困難にさせるものとみられます。
BBCニュース - ロシア、ウクライナ第二都市ハルキウの中心部に巡航ミサイル攻撃 侵攻6日目https://t.co/Cw6UB7k92c
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) 2022年3月1日
「民間人の生命と安全は守られるべき」中国外務省が懸念示す #nhk_news https://t.co/nDL9PosXpu
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年3月1日
ロシアは先月24日からウクライナへの軍事侵攻に乗り出していますが、国連は、民間人も戦闘に巻き込まれて死傷していると指摘しています。
こうした中、中国外務省の汪文斌報道官は1日の記者会見で「死傷者が出ていることは遺憾で、現在の状況はわれわれが目にしたくなかった事態になっている。当面の急務は関係国が自制し、ウクライナ情勢がさらに悪化して制御できなくなることを防ぐことだ」と述べ、各国に改めて自制を促しました。
そのうえでロシアとウクライナの名指しを避けながらも「民間人の生命と財産、そして安全は守られるべきであり、とりわけ大規模な人道的危機が起きることを防がなければならない」と述べ、懸念を示しました。
ロシアが先月24日に軍事侵攻に乗り出したあと、ウクライナにある中国大使館は、現地に滞在している中国人に対しホームページ上で安全に関する情報や隣国への退避に必要な情報などを提供するにとどまっていましたが、中国国営の新華社通信によりますと、28日から中国人の退避を始めたということです。
西側の制裁にロシアは屈せず、燃料気化爆弾の使用はうそ=報道官 https://t.co/zp4sYyc1C1
— ロイター (@ReutersJapan) 2022年3月1日
ロシアのぺスコフ大統領報道官は1日、西側諸国の制裁によってロシアがウクライナに対する立場を変えることはないと言明した。
両国の間で直接交渉が始まったが、両首脳による会談は予定されていないと述べた。
ロシアによる民間人を標的とした攻撃や、クラスター爆弾や燃料気化爆弾の使用に関する報道はうそだと一蹴した。
6日目となったウクライナ侵攻の軍事情勢については評価を避け、ウクライナの首都キエフがナチスの支配下に置かれているとロシアは考えているかとの質問にはコメントを控えた。
ウクライナ大統領 欧州議会でEU加盟への支持を訴える #nhk_news https://t.co/d0w2S3tUPn
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年3月1日
ゼレンスキー大統領は2月28日にEUに正式に加盟を申請しました。
ヨーロッパ議会では1日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について討論が行われ、冒頭、ゼレンスキー大統領がオンラインで演説しました。
この中でゼレンスキー大統領は「われわれは国と自由のためにたたかっている。EUに加盟するためにもたたかっている。EUなしにはウクライナは孤立する。われわれはみずからの強さを示した。どうかわれわれとともにいることを示してほしい」と述べてEU加盟への支持を訴えました。
このあと登壇したEUのフォンデアライエン委員長は「EUとウクライナの関係はかつてなく深まっている。まだこの先、道のりは長い。まずこの戦争を終わらせ、その次のステップについて話をしなければならない。しかし、われわれヨーロッパの価値観のためこれほど勇敢に立ち上がった人たちがヨーロッパの一員でないとは誰も思わないだろう」と述べ、ウクライナの将来的な加盟を支持する立場を示しました。
ウクライナのゼレンスキー大統領が、EU=ヨーロッパ連合に正式に加盟申請したことについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は1日、メディアに対して「EUは軍事・政治的な連合体ではない。戦略的な安定性という点で、この問題は、異なる性質を持っている。このプロセスは、別のものとして検討されるべきだろう」と述べました。
ロシアは、ウクライナに対して、「中立化」すなわち、NATO=北大西洋条約機構に加盟しないよう強く要求していますが、EUに加盟するかどうかは、別の問題だという考えを示したものです。
元米大統領補佐官 ブレント・スコウクロフト氏
だが冷戦に戻るとは考えていない。
<中略>
いろいろな側面があるのに(略)ロシアの警告を無視して(略)反感を生み(略)屈辱感を助長した(略)プーチン首相は(大統領時代から)巧みにこのナショナリズムを利用した。
<中略>
NATO拡大に重点を置きすぎたと思う。NATOは軍事同盟機構だ。民主化を後押しすることは大切だが、中央アジアや旧共産圏でいえばそれは欧州連合(EU)の役割だ。私はEUの中央アジア拡大には賛成する。それならロシアも受け入れられる。
<中略>
忍耐強く(ロシア民主化を)支援する必要がある
<中略>
反米感情というより失望感だと思う。(略)『米国の味方になるか、敵になるか』では信頼関係を損なう。
<中略>
今の世界は二十世紀と根本的に異なる。(略)『極』で説明することが難しくなった。
<中略>
外交における現実主義とは限界を知り、その少しだけ遠くにある目標を目指すことだ。(略)民主主義は単に機械的に当てはめるものではなく、それぞれの社会の固有の文化に合わせて構築する必要がある
<中略>
米外交の基本原則は相手国と対等な立場を構築し、尊厳に配慮して、責任ある建設的な国際社会の一員として接すること。だが実際にはごう慢で他人の意見に耳を傾けない国と見られている。民主化の方法論まで細かく指図するのは出しゃばりだ
<中略>
世界は政治的には依然として多様だが、経済的には統合されている。ロシアも今回の危機と無縁でいられなかった
<中略>
現代の経済を動かしているのは『信用』のはずだが、金融機関同士が資金を融通することを恐れ始めた。
編集委員 加藤秀央
スコウクロフト氏は最後まで名指ししなかったが、ブッシュ外交を痛烈に批判した。補佐官として支えた父ブッシュ大統領は「『冷戦の勝者は米国、敗者はソ連』という印象を与えまいとした」という。
<中略>
根底に流れるのは外交であれ内政であれ、理念が先行し「相手」の意向を推し量ることがない政治潮流に対する危機感だ。
<中略>
そのスコウクロフト氏には、共和党のマケイン氏だけでなく民主党のオバマ氏からも「世界がどう動いていくかについて明確な視線を持つ」と高い評価が寄せられる。「善悪二元論」と呼ばれたブッシュ政権の次を担う政権は、二元論を超えて国内外で議論のコモン・グラウンド(共通の基盤)を構築できるか。スコウクロフト氏の関心はその一点にあるのだろう。
西側諸国、旧ソ連諸国で軍事施設建設すべきでない=ロシア外相 https://t.co/xlODslFoFd
— ロイター (@ReutersJapan) 2022年3月1日
ロシアのラブコフ外相は旧ソ連構成国に西側諸国は軍事施設を建設してはならないとの考えを示した。ロシア通信(RIA)とタス通信が1日伝えた。
また欧州の複数の国が米国の核兵器を受け入れていることや、ウクライナの核兵器入手を阻止する措置を取っていないのは容認できないと述べた。
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— ウクルインフォルム日本語版 (@Ukrinform_JP) March 1, 2022
ハルキウとキーウが敵の主要な目標=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、侵略を続けるロシア軍の主要な目的はウクライナ第2の都市ハルキウと首都キーウ(キエフ)だと発言した。
ゼレンシキー大統領が1日昼の国民向け呼びかけ動画で発言した。https://t.co/6GU3o6eDOj pic.twitter.com/o45ZxG8Hqc
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— ウクルインフォルム日本語版 (@Ukrinform_JP) March 1, 2022
ゼレンシキー氏は、「ハルキウとキーウが、現在ロシアにとっての最重要目標だ。テロは、私たちを壊すことを、私たちの抵抗を破壊することを目的としている。彼らは、私たちの首都とハルキウへ向かっている」と発言した。
同氏はまた、首都防衛は現在国家にとって重要優先課題だと強調した。
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— ウクルインフォルム日本語版 (@Ukrinform_JP) March 1, 2022
加えて同氏は、「ウクライナは、全ての街で敵を止めるためにあらゆることを行わなければならない。軍人と各町の民間自治体にその責任がある。しかし、キーウは特別だ。キーウを守ることは、国家を守ることだ。キーウは、私たちの国の心臓だ。心臓は鼓動を打たねばならない」と発言した。了
昨日の投稿が多くの方に注目され、有難う!一部から私の真意が理解されず、誤解や曲解もあったが、全く不本意で残念!「恃强凌弱、以大欺小」は中国外交ではない。たまたまネットで見たこの動画が自分が伝えたいのとほぼ一緒なので、是非ご覧頂きたい!情勢認識の一助になればと思う!🙏 https://t.co/eugZtCwSO3 pic.twitter.com/ATSFcNEo9g
— 薛剑XueJian (@xuejianosaka) February 26, 2022
この紛争によってサアカシュヴィリの権力は強まると思われたが、逆に多くの戦死者を出して批判され後に紛争を「グルジアから仕掛けた」と発言
「我々はロシアのドンバスだ」〜 8年間、幾度もミンスク合意を遵守するよう促してきたロシア、それを遵守しなかったどころか、ドンバス共和国の郊外を8年間も空爆し、子供も含め多くの市民を撃ち殺しているウクラ
「5日以内にキエフ陥落も」 ロシア侵攻 米が厳しい分析 #FNNプライムオンライン https://t.co/1yV4PWV2SB
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) March 1, 2022
プーチンは何を考えているのか、何を望んでいるのか――米国のプーチン研究第一人者が訴え続けていた「危険性」https://t.co/sLRcvNzesT#フィオナ・ヒル #プーチンの世界 #ロシア #デイリー新潮
— デイリー新潮 (@dailyshincho) 2022年3月1日
まず、西側諸国の多くの人々はプーチンを見くびりすぎである。彼は目標実現のためならどれだけの時間や労力、汚い手段をも惜しまない人間であり、使える手段は何でも利用し、残酷になることができる。
次に、西側諸国の識者は戦略家としての彼の能力を読み違えている。これまでにも数人が指摘したように、プーチンは単なる戦術家ではない。彼は戦略的な思考に長け、西側諸国のリーダーたちよりも高い実行力を持っている。その一方で多くの人々は、プーチンが私たちのことをほとんど知らないという点を見逃している。私たちの動機、考え方、価値観について、彼は危険なほど無知なのである。
まず、ウラジーミル・プーチンの言葉は常に真剣に受け止めなければならない。彼は嘘の約束や脅しはしない。彼が何かをすると言い、いったんその準備が整えば、あらゆる手を尽くして実行方法を見つけてくる。
(子ども時代のように)ボコボコに打ちのめされても、(大統領時代のように)地位を失うリスクを負っても、(第2次世界大戦中の父のように)特攻作戦に参加することになっても、彼は戦いつづける。時に、ウラジーミル・プーチンにはとうてい勝ち目がなさそうに見えることもある――背は低く、相手よりひ弱に見え、1990年代まで地味な2番手の役職にしか就いてこなかった。しかし、彼はこうした自身の特徴さえメリットに変えてしまう。
要するに、ウラジーミル・プーチンは戦士でありサバイバリストだ。決して諦めないし、勝つためなら汚い手も使う。
子ども時代、彼はレニングラードの通りや中庭で決して諦めなかった。チェチェンでも諦めなかった。ウクライナでも、ほかの近隣諸国でも決して諦めようとはしない。ウラジーミル・プーチンの喧嘩のルールは、彼の国内政治や外交の原則と基本的には同じである。信頼を得て、有利な立場を築き、自分の主張を通すまでは絶対に引き下がらない。相手が降伏し、自分の縄張りと条件が確定したら――少なくとも、次の対決の機会がやってくるまでは――仲直りして前に進む。〉
#GTCartoon: Cause of war #NATOexpansion #UkraineTensions @_ValiantPanda_ pic.twitter.com/2g0U0vVnNC
— Global Times (@globaltimesnews) March 2, 2022
日本では「NATOは東方拡大しないと約束したのに、その約束を破った」という言説が、ほとんど検証もされないまま事実として広まってしまっていますが、NATOが全体として不拡大を約束したこともないし、1997年以降はロシアとの間で様々なパートナーシップ構築努力もしてきて、そのなかで→
— 東野篤子 Atsuko Higashino (@AtsukoHigashino) March 1, 2022
「アメリカが約束していたと公文書公開で発覚した」を知っているからこそ
— 残念ですが時局柄英断です。 (@ferreenern) March 1, 2022
「NATOが『全体として』不拡大を約束したこともない」という言い回しを選んでいる訳で
嘘は言っていないけど本当のことも伏せている、情報操作目的のプロパガンダよねえ
全てにおいてこれだよ https://t.co/fDa2lDXTsc
ベーカー米国務長官や、ゲンシャー西独外務大臣がそういった趣旨の発言をしたのは記録に残っています。しかし、米国も西独も、NATOの加盟国の1カ国に過ぎません。一部の加盟国が口に出したことを、たちどころに「NATOの約束」と位置づけるのは無理があります。 https://t.co/VqCsDfXgq1
— 東野篤子 Atsuko Higashino (@AtsukoHigashino) March 1, 2022
ロシア国営メディアがなんとウクライナ侵攻についてあらかじめ準備していた記事を誤って配信していたことが発覚。すぐに削除されたが時すでに遅し。この大失態と、その内容から読み取れる「プーチンの怨念」とは──。https://t.co/attU14vNI2
— クーリエ・ジャポン (@CourrierJapon) 2022年3月1日
一つは、プーチン大統領がウクライナを侵攻すると決めた狙いが、東部の親ロシア派2地域の独立承認や「平和維持」といったローカルな現状変更ではなく、冷戦終結以降の国際秩序を変えようとするものであること。
「東西ドイツ統一はロシアの善意のおかげで実現した」、「ヨーロッパの統合というドイツの計画は、アングロ・サクソンのイデオロギーや軍事的・地政学的な旧世界(※西ヨーロッパを指すか)に対するコントロールが維持されることと相いれない」、「アングロ・サクソンたちがヨーロッパをロシアとの対決に引きずり込んでいるのは、中国との亀裂をもたらそうとしているのと同様、ヨーロッパの独立の機会を奪っている」
「西側は、自分たちとの(経済的な)つながりがロシアにとって死活的に重要だと考えているが、かなり以前からそうではなくなった。世界は変わったのだ」
「西側からのロシアに対する圧力は何も生み出さない」
「ロシアは(制裁に)心理的にも地政学的にも準備ができている」
「中国やインド、南米やアフリカ、イスラム諸国や東南アジアは、西側が世界秩序をリードしているとはもちろん、ゲームのルールを定めているとも考えていない。ロシアは西側に挑戦したのみならず、西側による世界覇権の時代が完全かつ最終的に終わったとみなせることを示した。新たな世界は、すべての文明と力によって形成される。それは西側のルールや条件に基づくものではない」
だからヨーロッパの将来を決める重要な決定が今行われているのだ。一方で(ペペ・エスコバールが約二年前に述べた通り)「ロシアと中国の政策目標は、ユーラシア大陸を、マッキンダー風に、史上最大の地政学的提携で三大国をまとめ、アングロサクソンの海軍力に対し、世界権力を三国同盟の優位にすべく、ドイツを取り込むことだ」。
他方、NATOは、そもそもの発端から英米によるヨーロッパ支配の手段、より正確には(欧米戦略家の古い原則で)ドイツを「押さえつけ」ロシアを「閉め出して」おくため考え出されたのだ。NATO最初の事務総長ヘイスティングス卿(ライオネル・イズメイ)がNATOは「ソ連を締め出し、アメリカを入れ、ドイツを押さえつけるため」作られたと言ったことは良く知られている。
#NATOexpansion
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#反ロシア#対中露戦