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韓国軍は25日朝、北朝鮮が首都ピョンヤン郊外のスナン(順安)付近から日本海に向けて、40分余りの間にICBM大陸間弾道ミサイル級を含む合わせて3発の弾道ミサイルを発射したと明らかにしました。

これについて、北朝鮮のメディアは一夜明けても伝えておらず、国営テレビでは、国内で新型コロナウイルスによるとみられる発熱者が減少していると伝える番組などを放送しています。

北朝鮮弾道ミサイルを発射したあとに発表しないのは、今月に入って、
▽4日の弾道ミサイル1発、
▽7日のSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルと推定される短距離弾道ミサイル1発、
それに
▽12日の短距離弾道ミサイル3発に続いて、4回目です。

北朝鮮は通常、弾道ミサイルを発射した場合、空中で爆発するなど明確に失敗したケースを除き、国営メディアを通じて翌日までに発表していて、4回連続で発表しないのは極めて異例です。

これについて、韓国の通信社、連合ニュースは、日常的な軍事行動だという印象を対外的に与えようとしているとする見方も伝えています。

一方、韓国大統領府の高官は25日、北朝鮮がここ数週間、複数回にわたって核の起爆装置の作動試験を行っていると明らかにしていて、関係国は、北朝鮮が近く7回目の核実験に踏み切る可能性があるとして、警戒と監視を続けています。

北朝鮮による弾道ミサイルの発射を受け、外務省の森事務次官は26日午前、アメリカのシャーマン国務副長官と韓国のチョ・ヒョンドン(趙賢東)第1外務次官の3者による電話協議を行いました。

この中で3氏は、日米首脳会談や日米豪印のクアッド首脳会合などが開催された直後の発射を強く非難したうえで、北朝鮮による核・ミサイル活動は、国際社会への明白かつ深刻な挑戦だという認識を共有しました。

そのうえで、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、日米韓3か国の安全保障協力を含む地域の抑止力の強化や安保理における対応などで、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

また、3氏は、アメリカのバイデン大統領の日本や韓国への訪問の成果を高く評価し、日米韓3か国による協力が、地域や国際的な課題への対応に重要だという考えで一致しました。

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