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袴田巌さん(86)は、昭和41年に今の静岡市清水区で一家4人が殺害された事件で死刑が確定しましたが、無実を訴えて再審を求めています。

27日、裁判所と弁護士、検察による非公開の協議が東京高裁で行われました。

弁護団によりますと、弁護側と検察側が申請した法医学や物理化学の専門家、合わせて5人の証人尋問を裁判所が正式に決定したということです。

日程は来月22日と8月1日、5日の3日間で非公開で行われますが、袴田さんの姉のひで子さんの傍聴は認められたということです。

高裁の協議では、犯人のものとされる衣類についた血痕の色の変化が最大の争点となっていて、証人尋問では弁護側と検察側がそれぞれ提出した鑑定書などについて専門家に説明を求める見通しです。

去年3月に始まった高裁での協議はヤマ場を迎えることになります。

ひで子さんは「私たちは真実を求めています。まっすぐな気持ちで臨みたいです」と話していました。

また西嶋勝彦弁護士は「証人尋問によって鑑定書の内容が真実だと裁判所に納得してもらえると思う」と話していました。

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