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サンフランシスコ連銀が7日に発表した調査によると、米国の金融政策は連邦準備理事会(FRB)の政策金利が示す以上に引き締まっていることが分かった。2022年9月までの金融情勢は政策金利が5.25%まで引き上げられた場合と同様になっているという。

FRBは9月の連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.75%ポイント引き上げ、3.00─3.25%とした。11月のFOMC後でも政策金利は3.75─4.00%となっている。

7日に公表されたサンフランシスコ連銀のエコノミックレターによると、FRBフォワドガイダンスやバランスシート縮小の影響を反映するために住宅ローン金利や信用スプレッドなど様々な金融市場の変数を組み込んだ指標金利が上昇。「より広範な政策スタンスを考慮し、指標金利と単純なルールとを比較すると、米金融政策は一般的に認識されているよりも早期かつ急激に引き締まっていることが示唆された」とした。

この新たな調査結果は、政策当局者がどの程度の追加利上げが必要かを考える上で参考になる可能性がある。

エコノミックレターでは、FRBの実際の政策金利はテイラールールのような広く参照された金融政策に関するルールが示す適正水準を下回っているが、「われわれの指標金利では、ほとんどのルールが規定するよりも政策が引き締まっていることを示している」とした。

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