スリランカの同時爆破テロ 最高裁 当時の大統領らに賠償命じる #nhk_news https://t.co/hUHa0RmieX
— NHKニュース (@nhk_news) 2023年1月12日
スリランカの最大都市コロンボで2019年4月、高級ホテルやキリスト教の教会など複数の場所で自爆テロが起き、日本人女性1人を含む269人が犠牲となりました。
スリランカ政府は、事前に外国の情報機関からテロ事件が計画されていると警告を受けていましたが、政府内部で十分に情報が共有されていなかったと指摘されており、事件の遺族などが補償を求める申し立てを行っていました。
こうした中、スリランカの最高裁判所は12日、シリセナ元大統領に対してテロを未然に防ぐ措置を怠ったとして、1億スリランカルピー、日本円にしておよそ3500万円の賠償金を被害者や遺族に支払うよう命じました。
また、警察や情報当局の元トップなどにも賠償金の支払いを命じていて、当時の政権の責任を認めた形です。
事件をめぐっては、おととしイスラム過激派組織のメンバー25人が殺人などの罪で起訴されていますが、事件の全容解明は進んでいません。
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