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ウクライナと国境を接するロシア西部のベルゴロド州では今月1日以降、砲撃などの攻撃が続き、地元の州知事は3日、新たに2人が犠牲となり、これまでに7人が死亡したなどとSNSで発表しました。

プーチン政権に反対するロシア人などの義勇兵を名乗る2つの組織が関与を表明していますが、ウクライナ政府は直接の関与を否定しています。

また、ロシアではウクライナとの国境にも近い各地の燃料施設などに対し無人機による攻撃が相次いでいるとみられ、ウクライナ軍が大規模な反転攻勢に向けて、ロシア側の後方支援の拠点などを攻撃する「形成作戦」と呼ばれる準備段階の作戦を進めているという見方もでています。

イギリス国防省は、ロシア軍が自国の国境地域とウクライナの占領地域のどちらの防衛を強化するかジレンマに直面していると指摘していて、3日に発表した分析では東部の激戦地バフムトで撤退を表明した民間軍事会社ワグネルに代わりロシア軍が正規部隊をバフムトの前線に配備せざるを得ず、軍全体の作戦に影響が出る可能性があるとしています。

こうした中、ウクライナのゼレンスキー大統領は、アメリカの有力紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」のインタビューで、領土奪還に向けた反転攻勢について「それらは完全に異なる、さまざまな方向に進む可能性がある。ただ、われわれは実行するつもりであり、準備はできている」と述べ、反転攻勢が多方面で行われることを示唆し、ウクライナ軍の動向が焦点となっています。

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#ウクライナ戦況(ウクライナ・ロシア領内・ベルゴロド州・「自由ロシア軍団」/「ロシア義勇軍団」)

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#ウクライナ戦況(反転攻勢・防衛戦略センターアリーナ・フロロワ副所長「形成作戦」・NHKインタビュー)

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#ウクライナ戦況(反転攻勢・ゼレンスキー大統領「準備できている」)

ウクライナ空軍は4日、未明の時間帯にロシア軍が巡航ミサイル6発とイラン製の無人機5機で攻撃を仕掛け、このうちミサイル4発と無人機3機を迎撃したと発表しました。

こうした中、東部の都市ドニプロ近郊では3日、ロシア軍によるミサイル攻撃があり、ウクライナ内務省によりますと、破壊された住宅のがれきの下から2歳の女の子が亡くなっているのが見つかったほか、子ども5人を含む22人がけがをしたということです。

ウクライナのゼレンスキー大統領は3日夜、SNSに「再びロシアはテロ国家であることを証明した」と投稿し、ロシアを強く非難しました。

一方、ロシアでは、ウクライナとの国境近くで燃料施設などに対して無人機による攻撃が相次いでいるとみられ、ウクライナ軍が反転攻勢に向けてロシア側の後方支援の拠点などをたたく「形成作戦」と呼ばれる準備段階の作戦を進めているという見方も出ています。

ゼレンスキー大統領は、3日に公開されたアメリカの有力紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」のインタビューで、反転攻勢について、欧米からの兵器のさらなる供与を期待しつつも、「何か月も待っているわけにはいかない」と述べていて、今後のウクライナ軍の動向が焦点となっています。

「形成作戦」をめぐる動き

「形成作戦」は、敵の後方支援の拠点や補給網を攻撃し、自軍の進軍に有利な状況をつくる作戦を指すとされています。

ウクライナの軍事専門家、サモシ氏は、先月のNHKのインタビューで、「軍事インフラを破壊し、戦場を用意する作戦だ。形成作戦を行えば、歩兵部隊をどれだけ有していてもロシア側の戦況は厳しくなり、両軍の戦力の差が決定的ではなくなる」と述べ、人員面で不利なウクライナが反転攻勢に乗り出すうえで有用な戦術だという見方を示しました。

去年ウクライナが進めた反転攻勢の前にも同様の作戦が行われたとしています。

ウクライナのフロロワ元国防次官は先月、NHKのインタビューに対し、「侵攻当初からキーウ周辺やヘルソン州、東部ハルキウ州の奪還などで形成作戦が行われてきた。弾薬や燃料など物資の供給を止めたうえで攻勢をかけると、ロシア軍は逃げ出さざるをえなくなる」と指摘しました。

アメリカのCNNは、こうした形成作戦の一環でウクライナが去年、高機動ロケット砲システム=ハイマースなどを使用した橋や弾薬庫への攻撃や航空機からの攻撃を行ったと伝えています。

ことし、ウクライナが大規模な反転攻勢を計画していると伝えられる中、CNNは先月12日、「反転攻勢に先立つ形成作戦が始まっている」というアメリカ軍関係者の見方を伝えました。

また、イギリスの経済紙フィナンシャル・タイムズは、先月30日付けの電子版で、
▽先月22日にロシア西部のウクライナとの国境付近で戦闘が起き、ロシア人などの義勇兵を名乗る2つの組織が関与を主張したことや、
ウクライナ無人艇が黒海を航行するロシアの情報収集艦に対して行った攻撃、
▽先月30日、モスクワ周辺に無人機が飛来したことなどは、
いずれもウクライナによる形成作戦の一部だと伝えています。

そのうえで、こうした行動はロシア側の注意をそらし、人員の投入を強いることを目的としていて、ウクライナ側は効果的な方法を模索しながら形成作戦を続けるだろうという専門家の見方を伝えています。

#ウクライナ戦況(反転攻勢・「形成作戦」)

シンガポールで行われたアジア安全保障会議に出席した、ウクライナのレズニコフ国防相は、4日、NHKの単独インタビューに応じました。

この中でレズニコフ国防相は、ウクライナが強く供与を求め、欧米各国が相次いで支援を表明している、F16戦闘機を投入する時期に関して、「この夏のゲームチェンジャーにはならない。パイロットの養成だけでなくエンジニアなどの手配やメンテナンスもいる。秋か冬になるだろう」と述べました。

その上で、ロシア側に対する反転攻勢について、「この夏は、残念ながらF16戦闘機なしで続けなければならない。地上のすべての装備品を使う」と述べ、欧米側から供与されるなどして現在保有する兵器を使って、まずは地上戦を中心に進める考えを示しました。

また、ウクライナ軍が反転攻勢に向けて、「形成作戦」と呼ばれる準備段階の作戦を進めているという見方も出ていることについては、「作戦については将校らが議論すべきものだ」として答えませんでした。

一方、レズニコフ国防相は、アジア安全保障会議に初めて出席したことについて、「アジア太平洋はとても重要な地域だ。各国と友好を深められたと思う」と述べ、オーストラリアやアメリカ、それにシンガポールなど、各国の関係者と会談した成果を強調しました。

このうち浜田防衛大臣と4日に会談したことについては、「友達のように和やかな雰囲気で話し合うことができた」と述べた上で、「日本は、人道支援物資、ヘルメットや防弾チョッキ、車両などを提供してくれた。負傷した兵士の病院での受け入れについても話し合っている。われわれにとっては兵士の命を守ることが最優先なので、とても感謝している」と述べました。

一方、レズニコフ国防相は、ロシアと関係が深い中国の国防相とは、廊下であいさつを交わしたものの、会談は行わなかったとしています。

#ウクライナ戦況(反転攻勢・レズニコフ国防相「F16投入は秋以降」・NHKインタビュー)

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#ウクライナ戦況(反転攻勢・Igor Zhovkva大統領府次長「始められない」)

#ウクライナ戦況(反転攻勢・Igor Zhovkva大統領府次長「それもあってゼレンスキーが外国行脚を1ヶ月以上続けている」)

#ウクライナミサイル攻撃(キエフ・Budanov国防情報長官死亡)

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#反ロシア#対中露戦

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