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公明党の石井幹事長は23日の講演で、かつて国土交通大臣を務めたことに触れた際「私にとって一番災害だったのは森友事件に関わってしまったことだ」などと述べ、24日朝、SNSで「自然災害と比較したことは適切でなかった」と陳謝しました。

公明党の石井幹事長は23日、講演で安倍内閣国土交通大臣を務めたことに触れた際「熊本地震西日本豪雨などいろいろな災害があったが、私にとって一番災害だったのは森友事件に関わってしまったことだ。国会のたびごとに追及された思い出もある」などと述べました。

これについて石井氏は24日朝、SNSへの投稿で「自分の身に降りかかった災いという意味で災害と表現した」と釈明しました。

その上で「自然災害と比較したことは適切でなかったと思う。不愉快に思われた方におわび申し上げる」と陳謝しました。

#公明党(石井幹事長「国土交通大臣を務めた私にとって一番災害だったのは森友事件に関わってしまったことだ」)

公明党が次の衆議院選挙で、東京では自民党との選挙協力を解消するとしていることについて、公明党の北側副代表は記者会見で、両党の間で対応の見直しを検討すべきだという考えを示しました。

この中で北側副代表は、次の衆議院選挙での自民党との協力関係をめぐり、「政権選択の選挙であり、自民党公明党の連立政権が政治の安定のためにはベストだと訴えていくことになる」と述べました。

そのうえで、東京では自民党との選挙協力を解消するとしていることについて、「ぜひ東京での協力関係も構築してもらいたい。形だけではなく選挙協力の効果がしっかり発揮できるようにしなければならない」と述べ、両党の間で対応の見直しを検討すべきだという考えを示しました。

#自公(公明党・東京・協力関係解消・北側副代表「見直しを」)

公明党は、衆議院選挙の小選挙区の「10増10減」に伴う候補者調整をめぐって自民党と対立したことから、ことし5月、東京での自民党との選挙協力を解消すると発表しました。

こうした中、岸田総理大臣は24日午後、総理大臣官邸で公明党の山口代表とおよそ1時間会談し、次の衆議院選挙への対応などをめぐって意見を交わしました。

そして両氏は、選挙協力の復活に向けて両党で協議を行い、党首間で文書を交わすことを目指す方針で一致しました。

会談のあと、山口氏は記者団に対し「東京でいろいろな経緯があったことも事実だが、それを乗り越えて大局観に立った自公の選挙協力の関係をつくっていく方針を党首どうしで決めた。連立政権として議席を最大化していくために文書に署名できるよう幹事長に指示したい」と述べました。

自民 森山選対委員長「相互に推薦し 与党の議席増やしたい」

自民党の森山選挙対策委員長は党本部で記者団に対し「自公の選挙協力についてはいろいろ行き違いがあった。長い間、連立政権を組んできたわけだから相互にしっかり推薦し、与党の議席を増やせるよう努力したい」と述べました。

#自公(岸田首相と公明 山口代表「選挙協力復活に向け協議を行い党首間で文書を交わす」)

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#自公(公明党・東京・協力関係解消)

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#政界再編・二大政党制