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ウクライナ戦争犯罪人、アゾフのドミトロ・クハルチュク司令官がテレビで、ウクライナがいかに戦争に負けているかについて語った。同時に彼は、ウクライナプロパガンダがすべての原因だと指摘する:

  • 今日、私は戦略的に戦争に負けると心から確信している。ウクライナのメディアでは、我々はクズと戦っている、ロシア軍は弱い、勝利は1週間後、2週間後、いや、せいぜい1カ月後だろう、といったシナリオが流れている。勝利が春の初め、夏、秋、冬......。

◾ドミトロ・クハルチュクはアメリカ政府高官のお気に入り人物

ウクライナプロパガンダウクライナに不利w

#ウクライナ戦況(反転攻勢・アゾフドミトロ・クハルチュク司令官「ウクがいかに負けているか」「プロパガンダがすべての原因」)

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#ウクライナ戦況(反転攻勢・ゼレンスキー「われわれは、あまりにも早急な成功に慣れてしまった世界に住んでいる。本格的な侵攻が始まったとき、世界中の多くの人はウクライナが生き残れるとは思っていなかった」「後退せず、燃え尽きない全ての人々に栄光あれ」「黒海の戦いでのウクライナの成功は、今日多くは語られていないが、歴史書に載るだろう」)

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#ウクライナ戦況(反転攻勢・TIME「ウク最前線にいる一部の指揮官でさえ、たとえ上からの命令であっても攻撃命令を拒否し始めている」)
#ウクライナ戦況(反転攻勢・TIME「キエフはほとんどすべての能力を使い果たしている」「そして現在西側諸国はすでイスラエルへの軍事援助を優先している」)
#ウクライナ戦況(反転攻勢・TIME「誰も🇺🇦の勝利を信じていない」)

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#ウクライナ和平交渉(morpheus「クーデターとゼレンスキー政権退陣の為の全ての要素が整った」「和平交渉がエリートにとって唯一の逃げ道」)

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#ウクライナ和平交渉(ナショナル・インタレスト「キエフはロシアと和平協定を結ばなければならないが、その条件は以前より悪くなるだろう」)

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#ウクライナ和平交渉(ラブロフ外相「戦場にこだわるなら、OK、それを戦場で決めよう」)

クライナ軍のワレリー・ザルジニー総司令官は1日、英誌エコノミストへの寄稿記事で、ロシアとの戦争が一進一退の消耗戦に移行しつつあり、このままではロシア側に兵力再建の時間を与えてしまうと危機感を表明した。

ザルジニー氏は「ミサイルや砲弾といった基本的な武器は引き続き大事だ。しかしウクライナ軍はこの種の戦争で局面を打開するために鍵となる能力と技術を必要としており、最も重要なのは航空兵力だ」と説明した。

ウクライナ軍が反転攻勢を開始してほぼ5カ月が経過しているが、大量の地雷を敷設したロシアの防衛ラインをなお本格的に突破できず、冬の天候悪化とともに戦局がこう着する見通しも出てきた。

ロシア軍は現在、ウクライナ東部の幾つかの地点では逆に攻勢に出ており、ウクライナ側は空爆で送電網が破壊されて、真冬に数百万人が停電に見舞われかねないと懸念している。

こうした中でザルジニー氏は、消耗戦の危険性を強調。「これはロシアに利益をもたらし、兵力を再建して最終的にウクライナの軍と国家に脅威となるだろう」と訴えた。

同氏は、ロシアの航空優勢こそがウクライナ軍の前進を困難にしていると指摘し、ロシアの防空網を圧倒するためには大規模な無人機攻撃を遂行するべきだとの見方を示した。また西側から供給される武器では、ロシアの広大な地雷原に対応するには不十分なことが分かっているとも述べた。

さらに同氏は、ウクライナ軍が予備兵力の整備を最優先に掲げているものの、国内の訓練能力や招集対象者が限られる点などの問題については、解決に向けて鋭意努力していると明らかにした。

#ウクライナ戦況(反転攻勢・ウク軍ワレリー・ザルジニー総司令官「ロシアの航空優勢こそがウクナ軍の前進を困難にしている」「大規模な無人機攻撃を遂行するべき」「西側から供給される武器では、ロシアの広大な地雷原に対応するには不十分なことが分かっている」「(予備兵力の整備)国内の訓練能力や招集対象者が限られる点などの問題について解決に向けて鋭意努力」「消耗戦はロシアに利益をもたらし、兵力を再建して最終的にウクライナの軍と国家に脅威となるだろう」・エコノミスト寄稿)

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#ウクライナ戦況(反転攻勢・ショイグ国防相NATOの新型兵器が投入されたにもかかわらずキエフ政権は敗北しつつある」)

ロシア軍は東部ドネツク州のウクライナ側の拠点アウディーイウカで部隊を増強するなど、攻撃を続けています。

また、ウクライナのクリメンコ内相は1日、ロシア軍が東部ドネツク州やハルキウ州、中部ポルタワ州、南部ヘルソン州やミコライウ州など10の州で、118の集落に対して攻撃を行ったとして「ことし最大の被害を受けた町や村の数となる」と訴え、ロシア軍が攻勢を強めているとみられます。

こうした中、ウクライナ軍のザルジニー総司令官は、1日付けのイギリスの経済誌エコノミスト」の寄稿文やインタビュー記事の中で「第1次世界大戦と同様にこう着状態に陥る段階に達している」と指摘し、ことし6月に開始した反転攻勢からおよそ5か月がたったものの、戦況が行き詰まりをみせているという認識を示しました。

そして「私の間違いだった。ロシアは少なくとも15万人の死者が出た。これだけの犠牲が出たら他の国であれば戦争を止めたはずだった」と述べ、ロシア側は自国の兵士の犠牲をいとわず、長期的な消耗戦に持ち込もうとしているとした上でロシアにとって有利になりかねないと危機感を示しています。

そしてザルジニー総司令官は、こう着状態を打破し、勝利するためには
無人機を含めた空軍力
▽電波妨害などを行う電子戦の能力
▽ロシア軍の砲撃部隊を撃破する能力
▽地雷原を突破する技術
そして
▽予備役など兵員を確保すること
こうした5つの要素が特に重要だと強調し、欧米からの速やかな軍事支援も訴えています。

#ウクライナ戦況(反転攻勢・宇クリメンコ内相「ロシア軍が東部ドネツク州やハルキウ州、中部ポルタワ州、南部ヘルソン州やミコライウ州など10の州で、118の集落に対して攻撃を行った」「ことし最大の被害を受けた町や村の数となる」・NHK「ロシア軍が攻勢を強めている」)
#ウクライナ戦況(反転攻勢・ウク軍ワレリー・ザルジニー総司令官「第1次世界大戦と同様にこう着状態に陥る段階に達している」「私の間違いだった。ロシアは少なくとも15万人の死者が出た。これだけの犠牲が出たら他の国であれば戦争を止めたはずだった」・エコノミスト寄稿)

ロシア軍はウクライナ東部ドネツク州などで攻勢を強めているほか、無人機などを使った空からの攻撃も続けていて、ウクライナ空軍は1日、ロシア軍が夜間、イラン製の自爆型無人機20機やミサイルで攻撃を行い、このうち無人機18機などを撃墜したと発表しました。

ただ、無人機の攻撃で、中部ポルタワ州の、クレメンチュクでは製油所が破壊され火災が起きています。

また、東部ドニプロペトロウシク州のニコポリでは59歳の女性が死亡し、4人がけがをしたと地元知事が明らかにするなど、各地で被害が出ています。

一方、イギリス国防省は1日、ロシアが開発した無人機「ランセットについて「過去12か月間最も効果を発揮した1つだ」と分析しました。

ランセットは目標に向かって急降下し自爆する無人機で、ウクライナの砲撃部隊などに対する攻撃に使われていると指摘しています。

ロシアはイランから無人機を獲得しているほか、国内でも無人機の量産に力をいれていて、ウクライナ側はロシアの無人機攻撃への警戒を強めています。

また、ロシアのショイグ国防相は1日、国防省で軍司令官と会議を開き「われわれの部隊は前進し、有利な陣地を獲得している」と述べるなど、戦果を強調しました。

#ウクライナ戦力(ロシア・イギリス国防省「ロシアが開発した無人機『ランセット』は過去12か月間最も効果を発揮した1つだ」)

🇺🇸スコット・リッター🗣️
ウクライナ軍は崩壊寸前だ。
👃ゼレンスキー政権も崩壊寸前だ。デナズ化はゼの支配が終わる事を意味する。ロシアはその任務を遂行している。そして、それが終われば現在宣言しているようなウクライナはなくなる。

ロシアはクピャンスク方面で活動している。これはハリコフ地方の一部である。つまりロシアはウクライナの領土を獲得しようとしているのだ。

メドベージェフはウクライナが和平を求めていないため合法的に奪取できる地域がウクに少なくとも5つあると明言している。
ウクがロシアに受け入れられる条件で紛争を終わらせなければ、さらに20~30%の領土を失う事になるかもしれない。

しかし、主な結果は現在の形のウクライナがなくなるということだ。
👃ゼ政権もなくなる。
バンデラ派の政権もなくなる。
それがロシアがやろうとしている事だ。
ロシア国民はただ忍耐強く、信じるだけでいい。ウラジーミル・プーチンはこの1年間、驚くべきことを成し遂げてきた。
集団的西側諸国を打ち負かしただけでなくロシア軍を90万人から150万人に増強した。
さらに特別軍事作戦のために60万人が動員された。動員30万人、志願兵30万人。60万人だ。🐸

#ウクライナ戦況(反転攻勢・スコット・リッター「ウクライナ軍は崩壊寸前」「ウクがロシアに受け入れられる条件で紛争を終わらせなければ、さらに20~30%の領土を失うことになるかもしれない」「プーチンはこの1年間、驚くべきことを成し遂げてきた」)

いたずら電話で有名なロシアの2人組コメディアンに、イタリアのメローニ首相が引っかかった。2人組からの電話に同首相は、ウクライナ支援国の間に戦争疲れが広がっていることを認めた。

  2人組「ボバンとレクサス」はアフリカの政治家になりすまし、9月半ばにメローニ氏と電話で会話。メローニ氏はロシアのウクライナ侵攻を巡って「全ての側」で「多大な疲労」が見られるとし、ウクライナの反転攻勢は「恐らく、期待通りには進んでいない」と語った。

  2人組はソーシャルメディアで音声ファイルを公開。イタリア紙フォリオもウェブサイトに同ファイルを掲載した。

  メローニ氏はさらに、「出口が必要だと、全員が理解する瞬間に近づいている。問題は、国際法を踏みにじることなく双方に受け入れ可能な出口を見つけることだ」と述べた。

  この偽電話は、首相就任からまだ1年程度で、首脳としては比較的日が浅いメローニ氏にとって極めて気恥ずかしい事態だ。同氏はフランスのマクロン大統領との関係がとりわけぎくしゃくしており、同氏からの電話にマクロン氏が応えなかったことも、いたずら電話の中で示唆された。

原題:Russian Pranksters Trick Meloni Into Admitting Ukraine Fatigue(抜粋)

#ウクライナ和平交渉(露2人組コメディアン「ボバンとレクサス」・いたずら電話・伊メローニ首相「全ての側で多大な疲労が見られる」「反転攻勢は恐らく、期待通りには進んでいない」「出口が必要だと、全員が理解する瞬間に近づいている。問題は、国際法を踏みにじることなく双方に受け入れ可能な出口を見つけることだ」)

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#ウクライナ和平交渉(ベラルーシ・ルカシェンコ大統領「両国がいずれも十分な問題を抱えており、全般的に状況はかなりこう着している」「両陣営が真っ向から対立して死闘を繰り広げ、動きが止まっている。人々は死に続けている」「誰も死なないように交渉の場で解決すべきだ」「以前言及したように、前提条件は必要ない。重要なのは『停止』の命令が下されることだ」)

🇷🇺※ピーター・トルストイ🗣️
🇺🇸アメリカはすでにウクライナ紛争に敗北している。そして問題は、そこからどう抜け出すかである。

ドニエプル川や🇵🇱ポーランドとの国境から逃げ出る事はできる。出口には様々な方法とシステムがある。

全ては🇺🇸国防総省のロイド・オースティン長官が議会でどれだけ説得力を持つか、交渉開始の準備がいつ整うかにもよる。

私はロシア軍がキエフを占領した後ならば交渉をすぐ開始できると考えている。🐸

※有名な文豪トルストイの玄孫

#ウクライナ和平交渉(ピーター・トルストイアメリカはすでにウクライナ紛争に敗北している。そして問題は、そこからどう抜け出すかである」)

🇺🇸🐢ミッチ・マコーネル🗣️今、米国のリーダーシップはコストに見合わないとする声が双方から大きく上がっている。

ウクライナへの支援は、より重要な優先事項を犠牲にするものだと言う人もいる。

しかし機会があるたびに申し上げてきたように、それは誤った選択だ。

アメリカは世界的な利益を有するグローバルな超大国であり世界中の民主主義の敵はロシアの侵略に抵抗する我々の決意を長引かせる用意がある。

ウクライナでロシアが勝利すれば、第二次世界大戦以来最大の貿易相手国であり戦略的同盟国であるヨーロッパ全土の安全と経済が脅かされるだけでなく自国の経済成長の原動力も危うくなる。

ロシアが勝利すればプーチンの欲望は間違いなくNATOに広がり米国の大西洋横断同盟に対する脅威と我々にとっての戦争のリスクを増大させるだろう。

そのような事態になれば、わが国の軍隊をより恒久的にヨーロッパに配備しなければならなくなりウクライナへの支援よりもはるかに多くの費用がかかることになる。
そしてもちろんロシアが勝利すればプーチンはイランや中国の権威主義政権との同盟関係を強化することになる。

中国、ロシア、イランは悪の枢軸のようなものだ。

つまり、これはウクライナにとっての試練というだけではない。
米国と自由世界全体にとっての試練なのだ。

ウクライナが戦争に勝てるように手助けする事が私達全員にとっての安全保障を向上させる道なのだ。

🐸皆話など聞いていない。
身体の具合を心配されているに過ぎない年老いた亀…🐢

#ウクライナ軍事支援 (ミッチ・マコーネル「ウクライナが戦争に勝てるように手助けする事が私達全員にとっての安全保障を向上させる道なのだ」・morpheus「皆話など聞いていない」)

👃元ゼレ顧問オレクシイ・ニコラエヴィチ・アレストビッチが次期ウク大統領選に出馬の意向💦

インターファクス・ウクライナ通信社の記者から、ウクライナの大統領選挙が実施された場合の出馬意向について尋ねられた際「はい出馬します」と答えた。

🐸母国語は🇷🇺ロシア語…
ウクライナとロシアの映画17本に出演したほかコマーシャルにも出演経験あり。適任かよ!💦

#ウクライナ(大統領選・元ゼレ顧問オレクシイ・ニコラエヴィチ・アレストビッチ「はい出馬します」)

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#ウクライナ戦況(反転攻勢・アレストビッチ元ウ大統領府顧問「愚かなウク国民が、民族的ナショナリズムを煽る政府に騙されるからこの事態を招き、苦しんでいる」)

🇧🇾ベラルーシ国境委員会は、ウクAFUは国境付近に部隊を集中させていると報告した。(恐らく西側軍と共に)

ウクライナ側の軍と手段は戒厳状態にある。そのうちの1万7千人は国家国境の保護強化のために関与している。
ベラルーシ共和国国家国境委員会のコンスタンチン・モロストフ委員長は述べた。

同委員長は、キエフが国境領土をウクライナ軍の部隊の拘束と再編成のために使用しており、その部隊はその後戦闘地域に送られると指摘した。

さらにベラルーシ国境警備隊は、AFU側の挑発的な行動を数多く経験している。
ちょっとした挑発行為としてウクライナ軍は民族主義大隊の旗を掲げ、音響放送でウクライナ国歌を流し「何らかの理由で自分達のものも含めて」国境標識の汚損を試みていると国家国境委員会の委員長は付け加えた。🐸

#ウクライナ戦況(反転攻勢・ベラルーシ国境委員会「ウクAFUは国境付近に部隊を集中させている」)

#宇波(ポーランド「11月3日からウクライナ側とのすべての検問所を封鎖」)

フランスのマクロン大統領は、中央アジアカザフスタンを初めて訪問してトカエフ大統領と会談し、エネルギー分野などで協力を強化していくことを確認しました。ロシアによるウクライナ侵攻で変化する国際情勢を受けて双方の思惑が一致した形です。

フランスのマクロン大統領は、大手電力会社や原子力企業などを率いてカザフスタンを1日初めて公式訪問しました。

トカエフ大統領と行った会談ではエネルギー分野などで協力を強化していくことを確認しました。

共同会見のなかでマクロン大統領は「力強いパートナーシップを加速させたい」と述べ、今回の訪問を「歴史的だ」と評価したトカエフ大統領も「現在の困難な地政学的状況では特に重要な意味を持つ」と述べました。

フランスとしては、ウランなどの資源大国カザフスタンと連携を深めるとともに、ウクライナ侵攻を受けて中央アジアでのロシアの影響力が低下していると指摘される中、この地域での存在感を示すねらいもあるとみられます。

また、カザフスタンとしても、欧米側によるロシアへの制裁の自国への影響を最小限に抑えながらフランスとの関係を強化して経済の多角化を進めたいねらいもあるとみられ、ウクライナ侵攻で変化する国際情勢を受けて双方の思惑が一致した形です。

一方、ロシア大統領府のペスコフ報道官はカザフスタンはロシアの同盟国だ」としてカザフスタンとの関係に影響はないと強調しました。

#仏香(マクロン大統領・トカエフ大統領・エネルギー分野などで協力を強化していく・大手電力会社や原子力企業などを率いて初公式訪問・中央アジア・ペスコフ報道官「カザフスタンはロシアの同盟国だ」)

ロシアは欧州向け天然ガス輸出の落ち込みを補うため、中国と結ぶ新たなガスパイプラインの建設計画に期待を寄せている。しかし業界の内情に詳しい関係者からは、リスクが大きく巨額のコストがかかる同プロジェクトの先行きを危ぶむ声も出ている。

新たなパイプラインはロシア北西部ヤマル半島からモンゴルを経由して中国に至る「シベリアの力2」で、ロシアは何年も前から建設について協議を続けてきた。容量は年間500億立方メートルと、昨年爆発事故で被害を受けたバルト海のガスパイプライン「ノルドストリーム1」に匹敵する。

ロシア政府はウクライナ戦争で落ち込んだ欧州向け天然ガス輸出の穴埋めとして、エネルギー需要が旺盛な中国向け輸出の倍増を目指しており、このプロジェクトの遂行が急務となっている。しかし価格など重要な条件がまだ決まっていない。

中国の習近平国家主席は今月、北京でロシアのプーチン大統領と会談した際、同パイプラインについてできるだけ早期の本格的な進展を望んでいると述べたが、両国間にはまだ正式な合意がない。

ロシアは現在、2019年に稼働を開始した中国北東部の黒竜江省と結ぶパイプライン「シベリアの力1」を通じて中国にガスを輸出している。

専門家の話では、中国のガス需要がさらに高まるのは2030年以降と予想されている。そのため中国政府は「シベリアの力2」経由のガス価格について厳しい姿勢で交渉に当たる可能性があるという。

ロシア政府はシベリアの力2(総延長2600キロ)のコストや資金調達方法について明らかにしていないが、一部のアナリストはコストを最大136億ドル(約2兆300億円)と見積もっている。

交渉の内情に詳しいロシアの業界関係者は「政治的なものを含めてリスクがあまりにも多い。購入判断をいつ変えてもおかしくない単一の買い手に依存するのは危険過ぎる」と述べた。

ロシアは2025年までにシベリアの力1の供給量を年間380億立方メートルに増やす意向。シベリアの力2に加えてロシア極東のサハリン島からの別のパイプライン計画が実現すれば、ロシアから中国へのパイプラインによるガス輸出は30年までに年間1000億立方メートル近くに膨らむ。これはロシアの欧州向け年間輸出量がピークだった18年実績の約半分で、ノルドストリーム1と2の合計輸送量1100億立方メートルにほぼ等しい。

しかしロシア政府の文書に基づくと、中国向けのパイプラインによるガス輸出価格は今後数年間は下落を続け、ウクライナ戦争以前にロシアのガス輸出の80%を占めていた欧州向けの価格をはるかに下回ると予想されている。

この文書は、トルコと欧州向けのパイプライン経由のロシア産ガス平均価格は22年の1000立方メートル当たり983.80ドルが今年は501.60ドルに、24年にはさらに481.70ドルに下がると見込んでいる。

一方中国向けの平均価格は今年が297.30ドル、24年が271.60ドルと予想されている。

<依存リスク>

ロシアは3月、シベリアの力2を運営する国営天然ガス企業ガスプロム(GAZP.MM)が、中国石油天然ガス(CNPC、ペトロチャイナ)と契約条件を最終調整していると発表した。ガスプロムは20年にプロジェクトの実行可能性調査に着手し、30年の運用開始を目指している。

ロシア科学アカデミー経済研究所のドミトリー・コンドラートフ氏は、ロシア産ガスは中国に到着後もエンドユーザーまで輸送する追加コストが必要な点がプロジェクトの弱点だと指摘。今月のリポートで「中国側の輸送コストは1000立方メートルあたり約270ドルで、ロシア側が値引きしなければ30年までのパイプライン建設の見通しは依然としてかなり暗い」と予想した。CNPCは中国国内で必要なガス輸送インフラを全て自前で建設する必要があるという。

カーネギー国際平和財団の非常勤研究員セルゲイ・バクレンコ氏も、このプロジェクトでは輸送コストのためにガスプロムが赤字になると予測。6月のリポートでガスプロムを危険な水準まで単一の買い手に依存させることにもなる。買い手は契約条件の決定権を握るばかりか、将来的に契約条件の変更を要求することもできる」と書いた。

シベリアの力2のモンゴル部分であるソユーズ・ボストーク・ガスパイプライン」については、建設が来年前半にも開始され得るとのロシアのアブラムチェンコ副首相の発言が今月伝えられた。

中国政府は22年2月にロシアのサハリン島から日本海を横断して中国の黒竜江省に至る新たなパイプラインによるガス輸送にも合意。10年後の輸送量は最大で年間100億立方メートルを見込む。

しかしロシアは、トルクメニスタンのほか、米国やカタール、オーストラリアから液化天然ガス(LNG)を海上輸送経由で供給する企業などとも中国向け輸出で競合しており、中国政府の価格交渉力は一段と高まっている。

#ロシア(アングル:ロシア期待の新ガス輸送管計画「シベリアの力2」、中国依存リスク危ぶむ声も)

#NATOexpansion

#反ロシア#対中露戦

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