中国共産党の序列3位が北朝鮮訪問 キム総書記の側近と会談https://t.co/VZJxEjzO5W #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) April 11, 2024
中国共産党の序列3位の最高指導部のメンバーが11日、訪問先の北朝鮮で、キム・ジョンウン(金正恩)総書記の側近と会談し、両国の国交樹立から75年となるのをきっかけに、協力関係を強化する方針を確認しました。
中国共産党の序列3位で全人代=全国人民代表大会トップの趙楽際委員長は北朝鮮との国交樹立から75年にあわせた式典に出席するため、11日から北朝鮮を訪れています。
そしてキム・ジョンウン総書記の側近である、最高人民会議のチェ・リョンヘ常任委員長と会談しました。
中国外務省によりますと、趙氏は国交樹立75年をきっかけに「ハイレベルの往来や、戦略的な協力を強化し、中朝関係の継続的な発展を推進したい」と強調しました。
両者は外交ビザの相互免除や税関の手続きなどに関する協力文書の署名に立ち会ったということです。
中国の最高指導部のメンバーが北朝鮮を訪れるのは、習近平国家主席が首都ピョンヤンを訪問した2019年6月以来です。
趙氏は13日まで北朝鮮に滞在する予定で、キム総書記と面会し、キム総書記の中国訪問について意見を交わすのか関心が高まっています。
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慰安婦問題著書 名誉毀損に問われた名誉教授に無罪 ソウル高裁https://t.co/SDSOu1VWck #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) April 12, 2024
慰安婦問題をめぐる著書を出版した韓国の大学の名誉教授が、元慰安婦に対する名誉毀損の罪に問われて有罪判決を受けたものの、韓国の最高裁判所が審理のやり直しを命じた裁判で、高等裁判所は12日に「著書の表現は学問的な表現であり妥当だ」として、無罪を言い渡しました。
韓国のセジョン(世宗)大学のパク・ユハ(朴裕河)名誉教授は、2013年に出版した慰安婦問題をめぐる著書「帝国の慰安婦」の中で「女性たちは旧日本軍と同志的な関係にあった」とか「自発的に慰安婦になった」などと記述し、元慰安婦の名誉を傷つけたとして、名誉毀損の罪に問われています。
1審では無罪、2審では一転して、罰金1000万ウォン、日本円で110万円余りの支払いを命じる有罪判決が言い渡されたものの、韓国の最高裁判所は去年、2審判決を取り消したうえで、高等裁判所に無罪の趣旨で審理をやり直すよう命じていました。
12日にソウル高等裁判所は「過去に有罪認定された表現は、学問的な表現であり妥当で、名誉毀損と見ることはできない」として、無罪を言い渡しました。
学問や表現の自由をめぐって争われた裁判で、改めて無罪となったことに、パク名誉教授は判決後「告訴されてから9年10か月の間とても大変だったが、支援してくれた方に感謝する。表現に関する誤解がとけ、これ以上政治的に利用されないことを願う」と述べました。
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