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#珍獣 #にゃろ #推しメン

#イニシャルの指輪

#珍獣

#バッグ #2way

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160612#1465728353

キャラを立てるということは、居場所をつくるということ 【元AKB48仲谷明香×岩崎夏海】特別対談(前編)|もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら|ダイヤモンド・オンライン

岩崎 秋元康さんの近くで仕事をしていて思ったのは、AKBのメンバーってかわいい子だからって人気が出るわけじゃないんですよね。たくさんの女の子が集まっているから、容姿だけじゃ覚えてもらえない。つまり、居場所がつくれない。自己プロデュースができて、キャラクターを確立できる子が強い。だから、劇場公演のMCとかいろんなところでみんな頑張るんだけど、仲谷はMCが苦手でそこでは前に出られなかった。


仲谷 そうでしたね。


岩崎 でも最初から、声優になりたいという強い意志を持っていた。そして、だんだんAKBのなかで自分なりの戦い方を身につけて、少しずつ輝くようになった。自ら縁の下の力持ちの役割を買って出るなど、すき間を狙ってキャラを確立していきましたよね。それがおもしろいなと思って、僕はわりと仲谷に注目していました。

なぜ「筋トレ」ではダメなのか?|外資系エリートがすでに始めているヨガの習慣|ダイヤモンド・オンライン

 本来の体調を取り戻し、健康でい続けるために「筋トレ」を選ぶ人も多いだろう。もちろんそれもいい。体ががっちりとすれば、風邪もひきにくくなるだろうし、自信もつくはずだ。私も長らくジムで鍛えてきたので、そのメリットの大きさは嫌というほど知っている。ただ、筋肉をつけることでストレス耐性は高まるかもしれないが、いわばそれは鎧を着こむようなもので、根本解決にはなっていない。

アップルは13日、サンフランシスコで開発者向けのイベントを開き、最新の技術や機能を発表しました。
このうちスマートフォンなどに導入される人工知能は、みずから学習する技術を使って文章を理解し、返信するメッセージを自動的に作成してくれるということです。また、カメラで撮影した人物や風景を人工知能が仕分けてアルバムを作ったり、動画を編集したりする機能も盛り込むとしています。
アップルは価格の安いスマートフォンとの競争の激化で、ことし1月から3月のiPhoneの世界の販売台数が初めて前年の実績を下回り、成長の鈍化が指摘されています。
アップルは、人工知能を導入した新たな基本ソフトをことし秋から提供する計画で、伸び悩むiPhoneの販売強化に結びつけたい考えです。
人工知能を巡ってはグーグルやマイクロソフトそれにフェイスブックもメッセージのやり取りを理解する技術を発表しており、開発競争が激しくなっています。

#AI

女子大生2人のMoMAツアー:ベーグルからもわかるユダヤの思想|日本人が知らない本当の世界経済の授業|ダイヤモンド・オンライン

「だって従業員がヒスパニック系ばっかなんだもん。昔は、ベーグル屋さんと言えばユダヤ人の家族経営で、ユダヤ人のおじいさんが働いていたりしたものだから。ベーグルももうユダヤ人の食べ物っていうわけじゃなくて、ニューヨークで普通に市民権を得たってことなのかなぁ」

「なんで、ベーグルってニューヨークなの?」


「もともとはポーランドで生まれたらしいんだけど、東欧系のユダヤ人がニューヨークに移民してきたかららしいよ」

「でも、ちょっと上品すぎって気がするなぁ。やっぱり。子どものころ食べたベーグルはもっと素朴で、もっとごっつい感じだった気がする。子ども1人で1個はぜんぜん無理なサイズだったし。ユダヤ人のおじいちゃんのベーグルが懐かしいな〜。ヘルシーフードだから、市民権を得て、ベーグルも洗練されて都会的になったってことなのかな」


「これってヘルシーなの?」


「そうだよ。だって普通のパンと違ってバターとかミルクとか卵とか使ってないから、脂肪とかコレステロールが少ないんだよ。それで健康志向のニューヨーカーに受けたんじゃないかな」


「さすが、沙織は詳しいね」


「でも乳製品使ってないのは、ヘルシーさが目的じゃなくて、本当はユダヤ教の戒律が理由なんだよね」


ユダヤ教ってミルクだめなの?」


「ミルクはダメじゃないんだけど、ミルクと肉を一緒に食べたらダメっていうルールがあるらしいんだよね。普段のごはんで肉と一緒にベーグル食べられないと困るから、それ用につくったパンというわけ」

「今日、これからMoMAに行こうと思うんだけど、現代アートってユダヤ系がつくったって知ってた?」

「ところでさぁ、近代アートと現代アートの違いってわかる?」
絵玲奈は、少し教授に教えてもらった知識を披露しようとして沙織に尋ねた。


「わかんない。時代の違いなの?」


「これが現代アートの始まりなんだって」
そう言って、スマホの画像を沙織に見せた。


「何これ?便器?」
そこには男子用小便器に架空のアーティストのサインが施された作品が写っていた。


「えーとね、マルセル・デュシャンって人の作品で『泉』っていうんだよ」
教授のメモを見ながら絵玲奈は言った。


「泉!なめてる(笑)」


「アーティストがアートだって宣言すれば便器だってアートになるっていうわけ」


「すごく挑戦的だね。しかも、タイトルが泉!」


「だよね〜。これって、アートが美しいものっていう概念も変えちゃったんだ」


「そりゃそうだよね。なんたって便器だもんね(笑)」


「“レディメイド”作品っていうんだって。アートってアーティストの手で作ったものじゃなきゃダメなわけじゃない、ということになって、その作品がどういう意味を持つかということも重要だっていうふうに、新しい考え方が生まれてきたらしいよ。一種の革命だよね。ここから、それまでのアートの常識が変わって現代アートになるんだって」

「でもさぁ、こういうのって深い意味があって、本物のアーティストがアートだってやればいいけど、なんでもかんでもアートになっちゃわない?」


「そうなんだよね〜。表現の方法が増えていろいろな可能性が増えたんだけど、う〜ん、みたいなものも出てきちゃったらしいよ。例えば、テントの内側に自分と関係をもった100人以上の名前を書いた布を貼り付けた作品とか」

絵玲奈たちは、MoMAに併設されたMoMAのショップに行って、お土産になりそうなものを探したが、予算に合うような適当なものが見つからず引き上げた。絵玲奈たちは円安の効果で日本人が貧乏になったのを実感した。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160613#1465814371
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160609#1465468917

波風の立たない組織が、すでに腐り始めている理由 Pepper元開発リーダーが明かす「0」から「1」を生み出す思考法|トヨタとソフトバンクで鍛えた「0」から「1」を生み出す思考法・ゼロイチ|ダイヤモンド・オンライン

 昔、ヴェルサイユ宮殿の庭の池には、美しい鯉がたくさん泳いでいました。そして、貴族たちは、優雅に泳ぐ鯉の姿を楽しんでいました。しかし、あるとき、鳥が鯉を食べるのを目撃した人々は、大事な鯉を守るために防護網を設置。そのほかにも、鯉が安心して泳げる環境にするために、池の中に手を加えていったのです。


 ところが、なぜか鯉が泳がなくなったそうです。いつも岩陰でじっとエサを待つだけ。そして、あっという間に、運動不足でブクブクに太った醜い姿になり果てたのです。昔の優雅な姿を偲んで、「最近の鯉は……」と囁かれていたそうです。


 どうすれば、鯉がかつての美しい姿を取り戻すのだろう?
 人々は、あれこれと試行錯誤。なかなか効果が出なかったのですが、あるとき、ある方法によって劇的に効果が上がったそうです。これが、非常に面白い。


 なんと、鯉の天敵であるナマズを一匹、池に放したのです。すると、その瞬間からナマズを警戒して、鯉が必死で泳ぐようになった。そして、ほどなく、かつての美しい姿を取り戻したのです。人々は鯉を大事に思うがゆえに、環境を整備して天敵を排除したのですが、それが、結果として鯉を醜い姿に変えてしまったのです。鯉が健全で美しくあるためには、天敵の存在が不可欠だったということです。


 これは、人間の組織にも当てはまることではないでしょうか?たとえば、あるベンチャー企業がヒット商品をつくり出して、一定の成功をおさめたとします。すると、その商品を安定的、かつ高品質に供給し続けるために、設備の充実や業務の標準化などが図られます。多くの社員を採用するために、人事制度や福利厚生も充実させるでしょう。そうして環境が整備され、事業も安定するわけです。


 しかし、一方で、多くの場合、”ヴェルサイユの池”のような状況が生まれる反作用も生じます。かつて、創業メンバーがヒット商品を生み出すために、激論をかわしながら、昼夜を問わず必死に働き続けた「企業文化」は影を潜めます。そして、事業を効率的・安定的に進めることが第一義になり、決められたプロセスを遵守することが最重要と考える人々が増え始めます。

実は問題は、こんなに深刻だった!過去と現在をうまく比較してみる方法|はじめての問題解決力トレーニング|ダイヤモンド・オンライン

 チャートは考えるための道具なので、まずはある数字を見てチャートを描いてください。次にその意味するところを考えて形を修正すると、伝わりやすいチャートになります。


 よいチャートは説得力を持ちますが、そうでないチャートはむだに時間を取るばかりか、問題の理解を邪魔するおそれもあります。プレゼンテーション資料にはよいチャートのみを選んで入れるのが理想です。


 チャート作りに慣れてくると、伝えたいメッセージをまず頭に思い浮かべて、それを証明するチャートを描くことができるようになります。


 ちょっと高度に感じられるかもしれませんが、そうなれば、初めからよいチャートを作成できて効率も高まります。


 たくさん描いて慣れる以外に習熟する方法はありません。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160608#1465382288

「失敗を活かせているか?」でトヨタの自工程完結の浸透度が測れます 「自工程完結」はトヨタに何をもたらしたのか(2)|トヨタの自工程完結 ウェブ版|ダイヤモンド・オンライン

「PDCAレベルアップシート」には、まさに「自工程完結」に基づく仕事のプロセスが並んでいます。意思決定の連鎖と、仕事に必要なものを理解することができます。要するに、こういうことをきちんと考えて仕事をしてほしい、ということです。


「仕事の手順」や「判断基準」では、書類に書いていたり、上司の合意を得ていたり、関係者・関係部署の合意を得ているばかりでなく、すでにある知見(標準、失敗事例など)を活用してほしいのです。


「段取りをした後の仕事の進め方」では、計画書(企画書)や標準書に基づいて仕事を進めていってほしいし、進捗状況を逐次、上司や関係者・関係部署と共有してほしい。


「仕事の振り返り」では、目標に対してどこまでできたか(結果)を確認してほしいし、プロセスに対して振り返りを行ってほしい。さらには、振り返り結果を文書に落としてほしいし、上司の合意を得てほしいのです。


「知見の蓄積と伝承」では、必要な人が必要なときに書類やデータを活用できるよう、残しておいてもらわないといけません。それがしっかりできているか、問われてくるということです。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160608#1465382287

「好き」か「カネ」か、人生の基準は?【特別対談】楠木建 × 野口真人(第1/3回)|あれか、これか ― 「本当の値打ち」を見抜くファイナンス理論入門|ダイヤモンド・オンライン

【楠木】ファイナンスというと、一般的には「財テク」のイメージがあるんです。「どうやってお金を儲けるのか」とか「カネ勘定」とか、数字をこね回してどう増やすかというイメージがある。しかしこれは、実際にはファイナンスではなく会計の話ですね。
ファイナンスというのは「お金をどうやって使うのか」という話で、「現金で持っているのがいちばんの価値だ」という会計の考え方とは逆のものとして考えるとわかりやすい。ファイナンスでは「ヒト・モノ・カネ」というように人が最初にくるのに、会計では「カネ・モノ・ヒト」という順番になり、現預金が最初にくる。ファイナンスと会計は、まさに逆の関係なんですよね。

【編集担当】「ファイナンスと会計は裏表の関係」というシンプルな説明が、野口さんの中に生まれたのには、どんな経緯があるんでしょうか?


【野口】起業するちょっと前、2003〜2004年くらいに、会計の業界全体がちょっとざわついていました。「海の向こうからもうすぐIFRS(国際会計基準)が入ってくるかも」と騒がれていた時期です。
それまでの会計の世界では、たとえばストック・オプション(あらかじめ決められた価格で自社株を買う権利)のようなデリバティブ(ある原資産の相場を指標にして将来の損益を交換する取引)の評価方法がはっきりしていませんでした。ですから、「デリバティブについては、会計上の評価はしないことにしましょう」とされていた。しかしIFRSのルールでは、デリバティブも評価し、費用計上しなければいけなくなる。今までのルールが変わってしまうわけですよね。「これは大変だ」と会計士たちがパニックだったんです。


【楠木】それはよくわかります。会計の人たちにとっては専門外ですからね。


【野口】このパニックに違和感を持ちました。先ほど楠木先生がおっしゃったように、一般の人からすれば、ファイナンスも会計も似たようなものだろうと見る。でも専門家は、ファイナンスと会計はまったく別々のものとして、壁をつくるんですよね。会計の専門家は会計の世界だけを見る。だからパニックになるんです。
デリバティブの評価って、じつはこの本を読めば理解できる程度の、けっこう基礎的な知識で十分なんですが、それがわかる会計士は当時、ほとんどゼロと言っていいくらいだったんです。
それで、僕がゴールドマン・サックスなんかでこの手の商品を扱っていたからだと思いますが、会計士たちがなぜか僕のところに相談に来たんです。そのとき、「これは飯の種になるな」と思いました。
ファイナンスの世界に限って言えば、僕よりも式を知っていたり、複雑なモデルを組めたりする人がたくさんいる。でも、ファイナンスと会計の壁を壊して「バイリンガル」としてつなげられる人はそういない。僕はそれになろうと思いました。

【楠木】そう。「今いくら持ってるの?」とか「いくら増えたの?」とか、多くの人がそういうことに関心がありますよね。だから多くの人が会計的な行動をとる。でも、その「会計的な行動」って、時と場合によってはすごく非合理になることがある。だからファイナンスという視点を取り入れると、現金が持つ魔力から離れることができて、行動の選択の基準が磨かれるんですよね。『あれか、これか』が類書と比べて優れているのは、初めに「そもそも会計というのは何なのか」を示したうえで、それとの対比でファイナンスを説明している点だと思います。

【楠木】ファイナンスをわかりやすく説明しようとする本は多くありますけど、どれもファイナンス理論の基本的な用語や概要の説明から入って、それをひたすらかみ砕いていこうとするものばかりなんです。でも、それだとかえって難しくなってしまう。ファイナンスを理解するために会計と関連づける「補助線」を引くというアプローチ。素晴らしいです。

どんな金持ちも、自分自身を選ばねば無である。
どんな貧乏人も、自分自身を選ぶなら全である。
誰にとっても肝心なのは、
「あれ」でも「これ」でもなく、
「自分自身」であることなのだから。
(セーレン=オービュエ・キルケゴール『あれか、これか――ある人生の断片』)

選択っていうのは価値判断ですよね。そして価値判断をするためには、自分の価値基準がないといけない。ファイナンスの強みはとにかく「価値基準」を明確に与えてくれるということにある。すなわち、「すべてはカネに換算できる」という前提です。つまりファイナンスにプライスレスはない。「プライスレスレス」なんですよ。

【楠木】プライスレスレスにすることによって価値が定められる。だから判断や選択ができる。ものの考え方に広がりが出てくる。理論もどんどん進化する。
ただ、一方で矛盾もあって、僕にとってはそこがいちばん面白い。ファイナンスでは、現金が最も価値の低い資産になるわけですよね。それなのに、カネにすべてを換算して考えるファイナンスそれ自体が、「カネほど価値がないものはない」と言っている。


【野口】そう、ここに変な矛盾があるんです。


【楠木】根本的矛盾ですよね。この矛盾をどういうふうに考えるのかというのは、もはや一人ひとりの哲学の問題になる。「じゃあ結局、自分の価値基準って何なんだろう?」と。もちろん、カネに換算したほうがわかりやすいし、そのほうが都合のいいことも多い。だけどやっぱり人間ですから、プライスレスなものだって持っているわけですよね。
単純な「価格」と「価格」の比較だと意味がない。だから「価格」を「価値」に変換する。でも結局、最後は「価値は価格である」というところに戻るんです。これがファイナンスの「底の浅さの奥深さ」です。

【楠木】あと、ファイナンスの考え方には、やたらと「時間」が入っています。「将来のキャッシュフロー」というような言葉がありますけど、将来といっても、人間はいつか死ぬわけでしょう。そうすると、時間軸を長く持って考えても、最終的には死ぬから意味がない、と言えないこともない。こうして突き詰めて考えていくと、ファイナンスは人間としての根本的な矛盾にぶち当たる。でも、そこまで見せてくれるっていうのが素晴らしい学問だなと思うんですよね。
僕が『あれか、これか』を読んで感じたのは、ファイナンス理論の説明のわかりやすさもさることながら、それを超えた、人間としての哲学的な部分ですね。


【編集担当】本書の企画段階で、最初に野口さんのお話を聞いたとき、私も楠木先生と同じようなことを感じていたんです。ファイナンスって、価値をめぐる哲学的な議論に触れ合っている学問だなと。
だから、当初から野口さんとは「単なるお金儲けの本にするのはやめましょう」と相談していました。もう少し深く、「価値の本質」を考えるきっかけになるような本ができるといいなと思っていたんです。ですから、楠木先生にそういう読み方をしていただけたのは、この本を編集した人間としても、本当にうれしいです。


【楠木】面白いですよね。「プライスレスなものはない」っていう考え方に一度、強く振るから、かえって本質が見える。もちろんすべてが「プライスレスレス」であるはずがなく、中には本当にプライスレスなものもあるんだけど、それも一度「プライスレスレス」という考え方に思いっきり振ってみるから見えてくるものだったりして。
僕の『好きなようにしてください』という本も、ある意味では価値の判断基準がテーマなわけですが、ここでは、「ありとあらゆるものは全部プライスレスだ」というスタンスをとっているんです。ファイナンスの考え方とは真逆ですよね。「プライスに変換したほうが判断しやすいんじゃないですか」という問題も、全部「プライスレスだから」と言い切っている。ですから、僕の本と野口さんの本って、裏表の関係にあるんですよ(笑)。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160613#1465814380
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20150924#1443090858(野村修也 > 架橋)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140729#1406630495
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140528#1401274120(One lesson from my experience: find a useful connection between two skills that not everyone else has.)


木山 はい。全然重要な情報じゃないのでさらっと言いますけど、もともと漫画家になりたくて。でも、漫画は絵が上手な人には勝てないと思って中学2、3年の頃に諦めて、漠然と文章で何かしたいと。
 はっきりとそうだったとはいえませんが、結果論的に今の自分の状況を見て振り返って考えると、生業として「ものを生み出して行きたい」という思いがあったのだと思います。

――税に興味があった…というわけではないのですか?


木山 そうですね、この点も大事なことだと思うのですが、税務が好きでやりたくてやったというのではなくて、目の前に大量にやってくる案件が希少性の高い税務事案だったということです。鳥飼弁護士のもとに普通の事務所では扱えないような、そして、判決がでれば先例になり、民集に登載されるような税務案件が山ほどあったからです。これほどのチャンスはないと思いました。ですから、税務が好きで好きでたまらない(やりたくてたまらない)というような、オタク的な思考で選んだのではなく、現実的に冷静にとらえて、これを専門分野にできるほどに集中して仕事をすれば、必ず将来自分の大きな力になると考えての決断だったのです。


 弁護士になった当初は、ストックオプションの税務訴訟が全国的に100件くらいあり、そのうちの50件近い訴訟を弊所で担当していました。判決は記者会見などを通して大手メディアに掲載されていました。当時、先輩の弁護士が主任だったのですが、半年ぐらいしたところで私にバトンが渡されました。そのため、若いうちから記者会見にも座らせていただきましたし、弁護士が一生で1回か2回あるかないかという最高裁の弁論を3年目で2回経験しました。自分が主任でやった税務訴訟で民集に登載されたものもたくさんあります。弁護士になって3年ぐらいの間で多くの税務訴訟で勝ち星をあげ、弊所の代表である鳥飼弁護士も「木山さんがやれば勝つから」といって任せてくれるようになったのです。

――最近の税務訴訟はどのような状況なのでしょうか?


木山 実は税務訴訟の件数そのものは増えてはいません。去年は1年で290件、この10年間ずっと300件以上だったものが少し減っています。税務調査が国税通則法の改正で厳しくなったことから、実地調査(税務調査)の件数が3割ぐらい減りました。それに連動して処分の件数も減ったので、不服の数も減ったというわけですね。最近ではホンダが移転価格税制で75億円の全面勝訴、5月には日本IBMも1100億円の課税処分取消、デンソーも処分取消しの判決が出たりしていて、大企業の法人税の訴訟が賑やかになっています。


 法律が悪ければ改正すればいいのですが、それが間に合わなければ「法律の枠内で解釈を拡張してでも課税しなければならない」というのが国税の考え方です。これに対して納税者側からすると「法律にはそんなこと書いていないじゃないか」と裁判所に判断を仰ぐという図式です。憲法が租税法律主義を定めているからです。東京地裁も今年の4月1日から、行政事件の専門部を増設して税務訴訟に対応しています。裁判所にとっても、件数そのものの負担に加えて、重たい事件が増えているのだと思います。国税と納税者の戦いというのは、永遠になくなることはないでしょう。根本的に「課税をしたい」国税当局と、「課税をされたくない」納税者との間には、やむことのない根源的な二項対立の図式があるからです。 http://www.bizlaw.jp/wp-admin/about.php

#税務訴訟


国税通則法65条4項の「正当な理由」を巡る問題点−裁判例の分析を通して−(要約)


税務研究会:逆転裁判例にみる 事実認定・立証責任のポイント

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160606#1465209554
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160605#1465123698(空港のラウンジ)

もしサンデル教授が「これからの舛添問題の話」をしたら?|社会貢献でメシを食う。NEXT 竹井善昭|ダイヤモンド・オンライン

 今回、舛添氏が国民から問われていることの本質は、「違法性」があったかなかったかということではない。政治家として都知事としての「適格性」の問題だ。

 今回の舛添氏の問題もまさに正義の話、つまり何が正しいことなのか、という話である。仮に(佐々木弁護士らが報告したように)政治資金で家族と温泉旅行に行くことに違法性がないとしても、それは政治家として正しいことなのか、という議論だ。問われていることは、政治家として正しいかどうかの話であり、それは都知事になる前のことかどうかは関係ない。

世界的なトレンドである「社会的責任」の話である。

 舛添氏は記者会見で、「東京を世界一にするために都知事になった。お許しをいただき、もう一度仕事をするチャンスをいただきたい」と発言しているが、社会的責任というものを理解していない人物が、どうやって東京を世界一にするつもりなのだろう。舛添氏が言う「世界一」の中身が何なのかは分からないが、一般的に「世界一」と言う場合、そこには「世界中からリスペクトされる」という意味合いが含まれるはずだ。CSR的視点だけでなく、例えばハリウッドスターやロックスターや富裕層といった世界のセレブが、「どのようにして自分たちの社会的責任を果たすべきか」ということに意識が向いている時代である。

 結局、今回の舛添問題の本質は、「違法性はないかもしれないが、政治家としては不適切」だということ。社会的責任の文脈から言えば、「不適切」であることは「不適格」なのだ。国民から不適格と判断されれば、「辞めろ!」コールが巻き起こるのは当然のことだ。

 舛添氏は「都知事の仕事を全うできなければ、死んでも死に切れない」と言うが、都知事の仕事を全うするためには「正しいことを行う」ことが必要だし、それはこの場合、辞任しかないだろう。そのうえで、「都知事としてやり残した仕事がある。どうしても都知事をやりたい」と言うのであれば、都知事選に再出馬すればいい。マスコミを通して「続投させてくれ」と言っている暇があれば、とにかく辞任して再出馬し、都民に直接「続投したい」と訴えるべきだ。それが政治家としての「正しい行い」だと思う。

自民都連幹部ら “舛添知事の辞職避けられず” | NHKニュース

会合には、自民党東京都連の会長を務める石原経済再生担当大臣のほか、幹事長を務める内田茂都議会議員ら、都連に所属する国会議員や都議会議員が出席しました。
この中では、舛添知事が、13日の都議会で、みずからの進退について、リオデジャネイロオリンピックパラリンピックが終わった段階で、都議会の判断を仰ぎたいという考えを示したことや、共産党民進党が、舛添知事に対する不信任決議案を提出するとしていることを踏まえ、今後の対応を協議しました。
その結果、「舛添知事のこれまでの説明では都民の理解を得るのは難しい」などとして、舛添知事の辞職は避けられないという認識で一致しました。
一方で、出席者からは自民党には、前回の都知事選挙で舛添知事を支援した責任がある」、「共産党などが提出する不信任決議案には賛同できない」などといった指摘のほか、「自民・公明両党で、不信任決議案を提出することも検討すべきだ」という意見も出されたということです。
自民党東京都連は、舛添知事の動向も見極めながら、15日の都議会の閉会ぎりぎりまで辞職を求める時期などを検討していくことにしています。

自民党東京都連の会長を務める石原経済再生担当大臣は、閣議のあとの記者会見で、「一般論として言えば、都民の皆様方がきのうの一問一答形式の総務委員会の集中審議で納得をされたかどうかについては、厳しい意見があるということは十分承知している」と述べました。
また石原大臣は、共産党民進党が提出する方針の舛添知事に対する不信任決議案への対応について、「都議会の議会運営委員会で処理を決めていくという形になるので、それを見守っていかなければならない。自民党の都議会と都連は一体で、齟齬(そご)のないように緊密に連絡を取りあって、意見交換をしているところだ」と述べました。

公明党の山口代表は、報道各社のインタビューで、公明党としては、昨日(さくじつ)の集中審議で、舛添知事に辞職を迫り、意思は明確になっているので、不信任決議案を検討することになる。自民・公明両党で足並みをそろえるように、今交渉していると思うが、不信任決議案を提出する方向で進めていく」と述べました。

不信任決議 - Wikipedia

不信任議決があったときは、議長は直ちに首長に通知することになっている。不信任決議を受けた首長は、10日以内に議会を解散することができる(地方自治法第178条第1項後段)。解散しなければ10日が経過した時点で失職する(地方自治法第178条第2項)。また、議会を解散した場合において、選挙後に開かれた議会で再び不信任決議案が提出された場合は出席議員の過半数の賛成で成立し、首長は議長から通知があった日において失職する(地方自治法第178条第2項・第3項)。

大統領選挙に向けて民主党の指名獲得を確実にしたクリントン国務長官は13日、中西部オハイオ州で演説し、組織の指示を受けないテロリストいわゆる「一匹オオカミ」による事件を防ぐことが「大統領としての最優先事項だ」と述べました。そして「戦争用の武器が街なかにあるべきではない」と述べて、殺傷能力の高い銃の規制などを強化すべきだと訴えました。
そのうえで、「若者などが過激な思想に染まるのを防ぐためにイスラム教徒を孤立させるのではなく、関係を強化すべきだ」と述べ、イスラム教徒の入国を禁止すべきだと主張する共和党のトランプ氏をけん制しました。
これに対し、共和党の指名獲得を確実にしているトランプ氏は東部ニューハンプシャー州で演説し、「われわれがより賢く迅速に対応しなければアメリカは崩壊してしまう」と述べ、オバマ大統領やクリントン氏を強く批判しました。そのうえで、「私が大統領になれば、アメリカや、ヨーロッパ、それにわれわれの同盟国を狙ったテロを行ったことがある地域からは、脅威が取り除かれたと分かるまでは移民の入国を停止する」と述べ、移民への対策を強化すると主張しました。
また、「クリントン氏は解決策は銃規制だと言っているが、銃規制が厳しいフランスでもイスラム過激派のテロによって多くの人が殺害された」と指摘し、銃規制は効果がないとして反対する姿勢を鮮明にしました。
アメリカ社会に衝撃を与えている今回の事件についても2人の見解は真っ向から対立していて、大統領選挙に向けて銃規制やテロ対策を巡る議論が活発になっています。

#米大統領選 #トランプ #ヒラリー

#ロン・ポール

#ECB

米著名投資家ウォーレン・バフェット氏(85)と昼食を共にする権利のオンラインオークションが10日夜に終了し、匿名の落札者が345万6789ドル(約3.66億円)で落札した。


今年の落札額は、2012年に匿名の落札者が支払ったのと同水準で、過去最高とタイ記録となった。


落札者は、ニューヨークのステーキハウス「スミス・アンド・ウォーレンスキー」でバフェット氏と一緒に昼食を取ることができ、7人まで友人を連れて来ることができる。バフェット氏の次の投資先以外、あらゆる話題で話すことが可能という。


毎年恒例となったこのオークションは、2004年に死去したバフェット氏の最初の妻スーザンさんの発案で2000年に始められ、収益金はサンフランシスコのテンダーロイン地区で貧困層やホームレスを支援する「グライド基金」に寄付される。これまで計17回のオークションで累計約2360万ドルを集めた。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160613#1465814393

#アベノミクス


 三菱東京UFJ銀行といえば、「国のメーンバンク」を自任し、日銀と財務省との“鉄のトライアングル”によって、長らく国債の安定消化に尽力してきた歴史がある。その三菱東京UFJ銀行が、日銀によるマイナス金利政策の導入以降、態度を豹変させているように市場には映っている。


 驚きを持って受け止められたのは、公の場で三菱UFJFGの平野信行社長が日銀の金融政策に苦言を呈する場面が目撃されるようになったことだ。政策のプラス効果にも言及しながらという両論併記ではあるものの、メガバンク首脳による「マイナス金利政策に伴って、今後の経済に対する個人の先行きの不透明感がなかなか払拭できないと感じている」といった発言は異例だ。


 今回のPD返上も、その流れの中に位置付けて考える市場関係者は多い。


 また、日銀の金融政策に対するメガバンクからの“不信任案”だとする向きもある。「日銀の金融政策が効果を発揮できず、マイナス金利政策が長期化するという読みもあって決断したのではないか」(前出の市場関係者)というのだ。「短期で金利が正常化すると考えられれば、悪目立ちしないためにそれまで我慢しただろう」(同)と考えられるからだ。


 三菱東京UFJ銀行は、今回の一件で「日銀にケンカを売っているわけではない」と主張するものの、メガバンクと日銀の関係悪化を示す状況証拠は散見される。


 象徴的なのは、この6月末に日銀の政策委員会からメガバンク出身者が姿を消すことだ。これは1998年の新日銀法が施行されて以来、初めての事態だ。


関係者によりますと、「三菱東京UFJ銀行」は国債の入札に有利な条件で参加できる「国債市場特別参加者」と呼ばれる資格を国に返上する意向を財務省に伝え、近く、正式に返上する見通しになりました。
この資格は、国が、国債の安定消化を図るため大手の銀行や証券会社に付与しているもので、財務省と意見交換ができる一方、すべての入札で、発行予定額の4%以上の応札が義務づけられます。
三菱東京UFJ銀行」は、日銀のマイナス金利政策の影響で多くの日本国債の利回りがマイナスまで低下し、国債保有が負担になっているとして、資格を返上するもので、国内の大手銀行では初めてとなります。
銀行側では、この特別な資格を持つグループの証券会社に入札の業務を集約することで国債の需給に大きな影響が出ないようにするとしていますが、日銀によるマイナス金利政策の影響は日本を代表する金融機関と国債を発行する国の関わり方にも及ぶ形となりました。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160610#1465555142

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