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呉善花儒教は徹底した現世主義です。どういう現世主義かというと、高い徳をもって品位ある生活を送ることを人生最大の目的とする現世主義です。ですから儒教文化の社会では、富とか職業というのは、そうしたよき人生の目的を達成するための、現実的な手段にすぎない。

 ところが現実はこれと逆になります。つまり、高い徳をもって品位ある生活を送るためには、富を手にすることがなんとしても必要だ、ということになるのです。そこから、「犬のように儲けて両班(ヤンバン)のように使う」という、李朝時代からの韓国に特有のことわざが出てくるのです。両班とは、李朝時代の貴族身分で高級官僚の文班と武班の総称です。 

 このことわざがいっているのは「汚く儲けてきれいに使う」ということで、「悪銭身につかず」という日本のことわざとは正反対の意味です。ようするに、「将来は高い徳をもった人となって世のため、人のためにお金を使うのだから、金持ちになるまではどんなに汚い儲け方をしてもかまわない」ということを意味します。韓国では、こうした不正・腐敗がごく普通に行われるのです。

 なぜ、韓国人の間に「虚言と欺瞞」が蔓延するのでしょうか。いうまでもなく、最も大きな影響を与えているのが、伝統的な儒教のモラルです。韓国人は何よりも血縁親族を大切にします。ですから、血縁親族についてはその罪を隠すことが正直ということにわけなのです。こうして、身内のために実際に行われる「虚言と欺瞞」が道徳的な正直となっているのです。

韓国の犯罪で、偽証罪が世界的に群を抜いて多いことはよく知られていますが、親族・友人を助けるために嘘をつくこと、「虚言と欺瞞」を弄することが善であるという教育を受けた、古くからの“身内主義”の考え方があるからにほかなりません。こうして、「嘘をたいしたことと思わない社会の風潮」が蔓延していくのです。

 保守系の月刊誌「Hanada」(10月号)に、「文在寅朝鮮労働党秘密党員疑惑」という記事が掲載された。2014年6月15日、韓国にいる朝鮮労働党の秘密党員が、北朝鮮金正恩朝鮮労働党委員長宛に、忠誠を誓う「誓詞文」を送っていたという。“誓詞文”には40の個人、団体の名前が添えられているが、その中に、なんと文在寅大統領や朴元淳ソウル特別市長の名があるそうで……。

文在寅が先頭に立って朴槿惠大統領を失脚に追い込み、政権を掌握してからは、文大統領と彼の側近は、メディア各社で保守派の理事や経営陣を追放しているのです。そのため、韓国主要メディアは、北朝鮮寄りの報道が多くなりました。自由な言論はなくなったと、韓国の保守系ジャーナリストは嘆いています。北朝鮮との際限ない同調、むしろ手先ではないかと疑いたくなる文大統領ですが、文大統領や、北朝鮮を礼賛する主体思想北朝鮮の政治思想)の信奉者の動きを取材していると、思わぬものを入手することになったのです」

 それが、「誓詞文」だった。

「2000年6月15日、韓国の金大中大統領と北朝鮮金正日総書記が首脳会談を行い、連邦制での南北統一を互いに協力することで共同声明を出しました。その14年後、『南北首脳会談14周年』を記念して、韓国の朝鮮労働党秘密党員が、金正恩委員長に祝意と忠誠を示す“誓詞文”を送っているのです。10箇条の誓約を立てていますが、その内容は驚くべきものです」

「敬愛する金正恩将軍様に謹んで捧げます」という書き出しで始まる“誓詞文”の一部を抜粋してみると、

〈栄光の朝鮮労働党に限りなく忠実な南の地の革命戦士である我々は偉大な指導者金正恩将軍様に次のように固く盟誓いたします〉

〈1、歴史的な6、15北南共同宣言発表14周年を迎えて、我々南朝鮮の革命戦士は(中略)共和国南半分で朴槿惠傀儡徒党の自由民主義体制を叩き潰し、全朝鮮半島主体思想を実現するのに、一命を藁のように捧げます〉

「藁のように」とは、韓国では簡単に命を投げ出すという意識を示す慣用句だという。

〈5、我々は、南側政府の警察、検察など司法部と行政部に浸透し、政府の行政機能を麻痺させ、金正恩将軍様の指導と領導に従うようにいたします〉

〈9、我々は、いったん有事にはまず第一に軍および警察の武器庫を襲撃し、銃を奪って南朝鮮の国軍、警察、情報機関などを襲撃し、右翼反動勢力を射殺し、金正恩将軍の挙族的な南朝鮮革命と統一戦争に合勢します〉

 つまり、革命によって自由民主義体制を倒し、主体思想の下で南北統一を目指すということだが、さて、この“誓詞文”、はたして本物なのか。

「“誓詞文”は、韓国の元左派グループが人を介して私へ託してきました。真贋を確かめるため、脱北者に見せたところ、本物だろうと。根拠の一つに、韓国特有の言葉づかいで書かれていることを挙げていました。そこで韓国の研究者の協力を得て日本語に訳しました。今回の記事はハングル語に訳されて韓国内に出回っていますが、国民の間で衝撃が走っています。今、韓国は言論統制が厳しいので、メディアは報じてはいませんが、わざわざ青瓦台の前でこの誓詞文を読んでいるところをYouTubeで流している人もいます」

 文在寅政権により、日韓合意で慰安婦問題の最終的かつ不可逆的解決を目指して設立された「癒やし財団」が一方的に解散され、韓国大法院による徴用工への日本企業慰謝料支払い判決などで、日韓関係は戦後最悪と言われている。篠原氏は、日韓関係について、記事で次のように解説している。

〈旧知の韓国を専門にする研究者は、筆者に冷ややかにこう解説した。「いや、文在寅とその仲間たちは、いまの状況にむしろ嬉々としているよ。(文大統領は)学生時代から左翼運動に参加し、検挙された経験もある筋金入りの反体制派が権力を握ったら、既存国家の支配体制を支えるあらゆる関係を破壊する革命をやる。日韓、米韓関係を破壊しつつ、半島の南北統一で自立した国家づくりをするという夢想で動いているんだから」〉

「すでに、“誓詞文”に掲げられた誓約は実行に移されつつあるとみています。娘の大学不正入学疑惑が報じられた法務部長官のチョグク氏は文大統領の側近ですが、彼も主体思想の信奉者と言われています。現在、裁判官や判事に主体思想派が送り込まれています。検察解体を狙っているのです」

“誓詞文”には、文在寅大統領の他に、国情院院長の林東源、盧武鉉政権時代の法務部長官の康錦肅、オーストリア代理大使の李相哲などの他、著名な学者、芸術家、歌手なども名を連ねているという。

「名を連ねた個人や団体が、国家保安法による取り締まりから逃れるために、名前のハングルの綴りを実名とは微妙に変えています。音読みでは同じですが、最後の1文字を変えています。これが、逆にこの文章の信憑性の裏付けにもなりますよ。逮捕された前大統領の朴槿惠の親族は無罪を主張していますが、私の原稿を読んで喜んでいるそうです」

アメリカ太平洋空軍のブラウン司令官は18日、首都ワシントン郊外でNHKなど一部メディアと会見しました。

この中でブラウン司令官は、現在F15戦闘機が配備されている沖縄の嘉手納基地の戦闘機部隊について、機体の老朽化が進んでいると指摘しました。

そのうえで「F35を増やすのか、新型のF16を増やすのか、将来の計画を策定するための議論が行われており、空軍による決定を待っている」と述べ、空軍内部で嘉手納基地の戦闘機を最新鋭のステルス戦闘機F35などに切り替えることを検討していると明らかにしました。

アメリカ軍は、日本では山口県岩国基地海兵隊の部隊にF35戦闘機を配備しています。

一方、ブラウン司令官は、韓国が日本との軍事情報包括保護協定=GSOMIAの破棄を決めたことについて、日米韓3か国の連携にはこれまでのところ影響は出ていないとしながらも、「GSOMIAが復活することを望んでいる」と述べ、日韓両国による問題の解決に期待を示しました。

自民党金丸信元副総裁の次男、信吾氏を団長とする61人の訪朝団は生前、北朝鮮と太いパイプを築いた金丸氏が生まれて17日で105年となったのに合わせ、6日間の日程で北朝鮮を訪問し、18日、ソン・イルホ日朝国交正常化担当大使と面会しました。

19日、帰国途中に中国 北京の空港で取材に応じた信吾氏は、安倍総理大臣が前提条件なく日朝首脳会談の実現を目指すとしていることについて、ソン大使は「拉致、核、ミサイルなどの問題を必ず話すと言っている。無条件といいながら、いろんな条件をつけている」と述べ、矛盾しているとする立場を示したということです。

またソン大使は日本による植民地支配の謝罪や賠償など過去の清算が必要だとしたうえで、3歳から5歳の子どもが通う幼稚園や認可保育所などの利用料が無償化される制度で朝鮮学校が対象外とされたことで、「圧力を強めている」とする認識を示したということです。

ソン大使は日本政府と接触はしていないと説明したということで、拉致問題はすでに解決済みだとする主張も崩していないとみられます。

ピョンヤン共同宣言」は去年9月19日、韓国のムン・ジェイン文在寅)大統領と北朝鮮キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長の首脳会談で署名されたもので、非核化の推進や南北の経済協力などが盛り込まれました。

それから1年となるのに合わせてソウルで開かれた記念式典で、キム・ヨンチョル統一相があいさつし、「共同宣言によって、小さくない変化があった。朝鮮半島の緊張は大きく緩和された」とその意義を強調しました。

また北朝鮮アメリカとの非核化の協議が数週間以内に行われるとの見通しを示していることについて、キム統一相は「これ以上、遅れてはならず、貴重な機会をないがしろにしてはならない。韓国政府としてもできる役割をすべて果たしていく」と述べ、早期の再開に期待を示しました。

一方で、ことし2月の米朝首脳会談が物別れに終わり、南北の経済協力は進んでおらず、北朝鮮は短距離弾道ミサイルとみられる飛しょう体の発射を繰り返すなど、韓国への不満を募らせています。

19日は韓国と北朝鮮の合同行事は予定されておらず、南北関係の改善の難しさを表しているとの受け止めも出ています。

日本海の中心付近に位置するロシアの排他的経済水域では17日、北朝鮮の漁船2隻とモーターボート11隻が密漁の疑いでロシアの国境警備局に拿捕され、連邦保安庁は18日、これまでに北朝鮮の乗組員161人を拘束したと明らかにしました。

拿捕の際、一部の乗組員が激しく抵抗したため、国境警備隊員4人がけがをし、このうちの1人は銃で撃たれた可能性があるということです。

ロシアでは、国境警備局など治安を担当する機関の職員にけがを負わせると、最も重い場合、終身刑が科せられることもあり、ロシアでは18日、重大な事件を扱う捜査委員会が設置されました。

ロシア側は拿捕した北朝鮮の漁船とモーターボートを極東の港町、ナホトカに連行し、密漁の手口や抵抗した理由などについて今後、本格的な取り調べを行う方針です。

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