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アフガニスタンをめぐっては、アメリカが先月、反政府武装勢力タリバンと初めての和平合意に署名しましたが、現地では、ガニ大統領と、大統領選挙を争ったアブドラ氏の対立が深まり、タリバン側との対話も進んでいません。

こうした状況を受けて、アメリカのポンペイ国務長官は23日、事前の予告なしにアフガニスタンの首都カブールを訪問し、ガニ大統領やアブドラ氏と会談しました。

しかし、会談のあと、ポンペイオ長官は「2人が協調して政府をつくることに合意できなかった。アメリカは非常に遺憾だ」とする声明を発表し、仲介は不調に終わったもようです。

そのうえでポンペイオ長官は、ことし予定していたアフガニスタンへの支援のうち、10億ドル、日本円で1100億円を削減する方針を示すとともに、新たな交渉チームを作ってタリバンとの対話を進めるよう強く求めました。

ポンペイオ長官は、24日には中東のカタールタリバンの代表とも会談する予定ですが、現地を予告なく訪問した背景には、和平の先行きへの強い危機感があるとみられ、今後の見通しは一層不透明になっています。

このうち首都ニューデリーでは、地元政府が今月末まで不要不急の外出を控えるよう求める措置を23日に始めました。

インドでは同様の措置が24日までに国内の9割に当たる合わせて32の州と直轄地で実施されています。

これらの地域では、通院や食料品の買い物など生活に欠かせないサービスは制限の対象から外れていますが、民間企業のオフィスや工場は原則、閉鎖されています。

また、鉄道や長距離バスの運行、それに国際線の旅客機の到着などがすでに停止されているほか、25日からは国内線の旅客機の運航も停止される予定で市民生活や経済への影響が広がっています。

こうした中、モディ首相はツイッターを通じて市民に理解を求めるとともに、自宅にとどまるよう繰り返し呼びかけています。

インドでは24日までに492人の感染が確認されるなど、この1週間で感染者が急増し危機感が急速に高まっています。

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