不正疑惑受けて国外移住表明のスペイン前国王 UAEに滞在 #nhk_news https://t.co/kTJ3elvr0w
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年8月18日
海外での高速鉄道の建設計画をめぐる不正疑惑を受けて、国外への移住を表明していたスペインの前の国王のフアン・カルロス1世(82)。スペイン王室は前国王が中東のUAE=アラブ首長国連邦に滞在していることを明らかにしました。
スペイン王室は、今月3日に国外への移住を表明した前の国王のフアン・カルロス1世について、UAE=アラブ首長国連邦に滞在していることを明らかにしました。
前国王は、サウジアラビアの高速鉄道の建設計画をめぐり、工事を受注したスペインの企業連合から不正に金を受け取った疑惑が持たれ、検察が捜査に乗り出しています。
前国王はみずからの疑惑のために王室への批判が高まるのを避ける目的で国外への移住を決めたとみられますが、行き先が明らかになっていなかったため、さまざまな臆測を呼んでいました。
前国王は、独裁政治を続けたフランコ総統の死去を受けて、1975年に即位し、民主化を推し進めて、国民の尊敬を集めましたが、国が財政危機にあるなか、アフリカでゾウ狩りを行ったことが厳しい批判にさらされ、2014年に退位していました。
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