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中国海事局は24日から今月29日までの期間内に、中国南部の海南島から東南の方角の南シナ海の海域で軍事演習を実施するとして、期間中、この海域に入らないよう船舶に警告を出しました。

また、南シナ海のほか北部の渤海では24日から来月30日まで、黄海では22日から26日までの期間内に実弾射撃訓練などを実施するとしています。

南シナ海を巡っては先月、アメリカのポンペイ国務長官が領有権を争う当事国どうしでの解決を促すそれまでの立場から、中国の海洋権益に関する主張を「完全に違法だ」として否定する方針を打ち出し、中国と対立する姿勢を鮮明にしています。

これに対し中国は、南シナ海での主権と海洋権益は歴史に基づいており、国際法にも合致しているとして強く反発するとともに、先月にも南シナ海で軍事演習を実施していて、今回の立て続けの演習には中国としてアメリカに対抗し、みずからの権益を改めて主張するねらいもあるとみられます。

中国の王毅外相は23日、南部・広西チワン族自治区で、ベトナムとの陸上の国境画定から20年となるのを記念する行事にベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相とともに出席しました。

中国外務省によりますと、この中で王外相は、「われわれは、南シナ海の平和と安定をともに守るため、陸上の国境画定の成功事例を参考に海上の問題を早期に解決すべきだ」と述べ、領有権をめぐって対立が続く南シナ海問題の早期解決に向けた協議を呼びかけました。

また、ベトナム政府によりますと、ファム・ビン・ミン副首相兼外相は「国境画定は2か国の領土問題解決における貴重な経験だ。両国は国境管理で引き続き協力関係を強化していく必要がある」と述べたということです。

中国で外交を統括する楊潔※チ政治局委員が先週、シンガポールと韓国を訪問していて、中国としてはアメリカとの対立が深まる中、周辺国との関係強化を図ることで国際社会で孤立するのを避けたい思惑があるとみられます。

一方、ベトナムは、ことし4月に中国海警局の船がベトナムの漁船を沈没させたとして抗議するなど中国への警戒を緩めていません。

※チは竹かんむりに褫のつくり。

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