NY原油市場 約1か月ぶり先物価格1バレル=97ドル台に一時上昇 #nhk_news https://t.co/GnULE37WAK
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年8月30日
29日のニューヨーク原油市場では国際的な原油取り引きの指標となるWTIの先物価格が一時、およそ1か月ぶりに1バレル=97ドル台まで上昇しました。
背景にはOPEC=石油輸出国機構とロシアなどの主な産油国が原油価格の安定に向けて減産に踏み切ることへの警戒感が広がっていることがあります。
またニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は、先週26日にFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長の講演を受けて金融の引き締めが長期間、継続するとの見方から1000ドルを超える急落となりましたが、29日も金融の引き締めへの警戒から売り注文が出て、終値は先週末と比べて180ドルを超える値下がりとなりました。
IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も1%の下落となりました。
このほかニューヨーク外国為替市場の円相場は1ドル=138円台後半を中心とした取り引きとなりました。
【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたい厳選ニュース https://t.co/6Xs9AV5ScZ
— ブルームバーグニュース (@BloombergJapan) 2022年8月29日
金利上昇の影響懸念
ウォール街の大手金融機関の一部は、長期にわたるより高水準の金利が米企業の収益力を一段と圧迫し、株価上昇が脅かされると懸念している。バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストは、8月の米雇用統計が強い内容となれば、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での0.75ポイント利上げに向けた環境が整う可能性もあると指摘。モルガン・スタンレーのストラテジストは米企業の「業績には著しい下振れ余地がある」と警鐘を鳴らした。電力危機で緊急措置へ
欧州連合(EU)は高騰する電力価格の押し下げを目指し、緊急措置を講じる計画だ。電力市場の改革に向けた提案も取りまとめている。欧州委員会のフォンデアライエン委員長が明らかにした。週内にも詳細な計画を提示する可能性があるという。EU議長国のチェコは加盟国のエネルギー担当相による臨時会合を招集。同国は発電に用いる天然ガスの価格に上限を設けることを提案している。タカ派の主張押し戻す
欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミスト、レーン理事は記録的な高インフレに対処するために通常より大きな利上げを行うことに慎重姿勢を示した。ECB政策委員会メンバーの一部からは、来週の会合で0.75ポイントの利上げを議論すべきだとの声が上がっており、これを押し戻した格好。ユーロ圏インフレ率はECB目標水準の4倍余りとなっているが、ロシアが欧州大陸向けのエネルギー供給を制限する中でリセッション(景気後退)の可能性も高まっている。今は石油とガス必要
テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、将来的には再生可能エネルギーへの転換が必要だとしつつ、現時点ではエネルギー不足に対応するためより多くの石油と天然ガスが必要だとの見解を示した。また、洋上風力に「極めて大きな潜在能力」があるとしたほか、原子力エネルギーを支持する考えも表明。「しっかりと設計された原発があれば、特に現時点において稼働を停止するべきではない」と語った。リスク資産に脅威
米連邦準備制度理事会(FRB)は9月からバランスシートの削減ペースを加速する。この量的引き締め(QT)の影響が過去2年の量的緩和(QE)と同程度であれば、リスク資産には未知の事態が待ち構えていることになると、アカデミー・セキュリティーズのマクロ戦略責任者ピーター・チア氏は指摘した。量的引き締めの加速により、すでにリセッションに入っている可能性のある経済に下押し圧力が加わると同氏はみている。
あれから2年。バフェット氏も投資した「商社株」のパフォーマンスはいかに?
— 現代ビジネス (@gendai_biz) 2022年8月30日
バフェット氏が2年前に商社株に投資したとき「100万円」買っていたら、今いくらになっている? @moneygendai https://t.co/XBlb15T1jl #マネー現代
スイス腕時計、地政学的緊張や景気後退懸念でも好調=業界幹部 https://t.co/GUMbodOYza
— ロイター (@ReutersJapan) 2022年8月30日
30日からスイス・ジュネーブで開かれる高級腕時計の国際イベント「ジュネーブ・ウオッチ・デイズ」に参加する腕時計メーカー幹部らはロイターに対し、地政学的緊張や景気後退懸念が販売需要に影響している様子は今のところ見られないと語った。
スイスの腕時計販売は2020年にコロナ禍で落ち込んだが、その後は力強く回復。今年1─7月の輸出額は前年同期比で11.4%増加している。
フランス高級ブランド、LVMHグループのイタリア宝飾品・腕時計ブランド、ブルガリのジャンクリストフ・ババン最高経営責任者(CEO)は「今のところ人々の消費心理は前向きだ。これがいつまで続くかは分からないが」と述べた。
スイスの腕時計ブランド、H.モーザーのエドゥアルド・メイランCEOはこれまでの2年間を振り返り、コロナ禍やインフレやロシアのウクライナ侵攻など懸念材料はたくさんあったものの、「現状の腕時計の輸出は過去最高に近い」と話した。今年に入ってから売り上げは25%以上伸びており、腕時計のケースやバンドに一定の供給不足が生じているとも指摘。ただ、「この状況が続く限りわれわれは流れに乗っていかねばならないが、われわれは減速にも備える必要がある」とも語った。
新品高級腕時計の販売業者ウオッチボックスのダニー・ゴブバーグ共同創業者兼会長によると、新品腕時計の市場は好調が続いており、多くのモデルが入荷待ちになっている。一方で同氏は中古腕時計市場については、小売価格が下落しているようだと指摘し、値札と実際に取引が多く成立する価格帯の差が縮まる現象が起きていると話した。
ジュネーブ・ウオッチ・デイズは2020年に始まったイベントで、今年は約40のブランドが参加の予定。同じジュネーブで春の開催が恒例になっている招待客限定型の国際高級時計展示会に比べ、会場が街のあちこちのホテルやブティックに設けられる気軽な形式になっている。
d1021.hatenadiary.jp
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エイチ・アイ・エスなど株主がハウステンボスを1000億円で売却 #nhk_news https://t.co/uozZTZAGQR
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年8月30日
長崎県にあるテーマパーク「ハウステンボス」が香港の投資会社に売却されることになり、大手旅行会社「エイチ・アイ・エス」などの株主が売却の方針を8月30日正式に発表しました。
「ハウステンボス」をめぐっては運営会社の株式の66%余りを大手旅行会社の「エイチ・アイ・エス」が保有し残りの株式を九州電力や西部ガスなど九州の企業5社が保有しています。
各社は、保有する株式を香港に拠点を置く投資会社「PAG」に合わせて1000億円で売却する方針を決め、8月30日各社が正式に発表しました。
売却後も「ハウステンボス」の営業は続けられる見通しです。
「ハウステンボス」は2003年に会社更生法の適用を申請したあと投資会社の支援を受け、2010年からは「エイチ・アイ・エス」の傘下に入って経営再建に取り組んできました。
コロナ禍で入場者数が一時、大きく落ち込みましたがこのところは回復傾向にありました。
一方、筆頭株主の「エイチ・アイ・エス」は新型コロナの影響による主力の海外旅行事業の落ち込みで厳しい業績が続いていて、「ハウステンボス」の売却で財務状況の改善につなげたいねらいがあるとみられます。
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