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ドイツ商工会議所(DIHK)は12日、国内企業の半数以上が熟練労働者の不足で人員を補充できていないと指摘した。

調査は2万2000社を対象に実施。過去最高の53%が人員の採用で問題を抱えていることが明らかになった。

DIHKの幹部は「約200万人の欠員が今後も補充されない見通しだ」とし、その結果、企業は約1000億ユーロ相当の生産を断念することになると述べた。

雇用市場が底堅くても企業活動が順調なわけではないと指摘。人員不足、エネルギー高騰、気候中立へのシフトは「危険な組み合わせ」であり、企業が生産を外国に移転する可能性があると述べた。

「熟練労働者の不足は企業の負担となるだけでなく、エネルギー移行、デジタル化、インフラの構築など、将来の重要な課題の成功を危うくする」としている。

調査によると、電気設備メーカーの67%、機械工学企業の67%、自動車メーカーの65%が労働力不足を報告している。

スウェーデンの国有鉱業会社LKABは12日、北部キルナでレアアース(希土類)酸化物の埋蔵100万トン超を確認したと発表した。欧州での埋蔵確認では最大になる。

レアアースは多くのハイテク製品の製造過程に不可欠で、電気自動車(EV)や風力発電用タービン、携帯電子製品やマイク、スピーカーなどに用いられる。現状では採掘の大半が中国に集中。欧州では採掘されておらず、輸入に頼らざるを得ない。EVや再生可能エネルギーの増産化に伴い、需要増大が見込まれている。

LKABのヤン・モストロム最高経営責任者(CEO)は「LKABや地域やスウェーデン国民にとって朗報なだけでなく、欧州や気候にとっても朗報だ」と述べた。同国のエネルギー相は声明で「この鉱山から、電化やEUの自給態勢、ロシアや中国への依存解消が始まる」と表明した。

LKABは今年中に採掘許可を申請する計画としたが、実際に採掘と出荷を始めるには少なくとも10―15年かかる可能性があると指摘。スウェーデンでは採掘が水資源や生態系に及ぼすリスクが懸念され、新規採掘の認可作業が長期化したり当局の要件が厳しくなったりする傾向があるためだ。

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