【随時更新】ロシア ウクライナに軍事侵攻(28日の動き) #nhk_news https://t.co/PGVpHIYtqz
— NHKニュース (@nhk_news) June 27, 2023
ベラルーシ大統領、数時間かけワグネル創設者を説得 反乱停止へ https://t.co/Kethwc7SDT
— ロイター (@ReutersJapan) June 27, 2023
ベラルーシのルカシェンコ大統領は27日、週末にロシアで起きた民間軍事会社ワグネルの武装蜂起について、指揮を執ったワグネル創設者エフゲニー・プリゴジン氏に対しモスクワへの進軍をやめるよう電話で数時間かけ説得したと明らかにした。
ルカシェンコ大統領はベラルーシの当局者らに対し、24日に自らが果たした役割について説明。プリゴジン氏をウクライナで多くの部下を失ったことに揺れ動いた「英雄的な男」と称賛した上で、そうした状況に感化され、24日にロシア南部ロストフ州の州都ロストフナドヌーに到着した時には「半狂乱の状態」だったと明らかにした。
プリゴジン氏はロシア軍指導部の腐敗と無能さに激怒し、同氏が主張する自身の部下が攻撃された事件の復讐をしたいと説明。「われわれは正義を望む。彼らはわれわれの首を絞めようとしている。われわれはモスクワに行く」と述べ、通常の会話よりもはるかに多い汚い罵り言葉を発していたという。
ルカシェンコ大統領はこれに対し、モスクワに向かう「道半ばで、虫けらのようにつぶされるだけだ」と述べ、説得に努めた。
さらにプリゴジン氏が要求していたショイグ国防相とゲラシモフ参謀総長の引き渡しについては「誰も両者を引き渡すことはない」とし、モスクワは守られ、反乱が続けばロシアは混乱と悲しみに包まれると述べ、蜂起を停止するよう説得したという。
一方、プーチン大統領はプリゴジン氏が電話に応じないことにいら立ち、ルカシェンコ大統領に助けを求めた。ルカシェンコ氏は反乱分子の鎮圧を「急がないよう」とプーチン大統領に提言したという。
#プリゴジンの乱(ルカシェンコ大統領「道半ばで、虫けらのようにつぶされるだけだ」「誰も両者を引き渡すことはない」)
#プリゴジンの乱(プーチン大統領演説「流血を避けるために反乱を意図的に長引かせた」)
#プリゴジンの乱(プーチン「私の直接の指示」・プリゴジン「政権転覆の目的なし」)
#プリゴジンの乱(プーチン大統領・ショイグ国防相/らと会合)
#プリゴジンの乱(ショイグ国防相・軍視察)
#プリゴジンの乱(ショイグ国防相/ゲラシモフ参謀総長・更迭)
#エフゲニー・プリゴジン(「国防省指導部追放」)
プリゴジン氏がベラルーシ到着、ルカシェンコ大統領が確認=国営通信 https://t.co/vXplCMB33m
— ロイター (@ReutersJapan) June 27, 2023
ベラルーシのルカシェンコ大統領は27日、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏が現在、ベラルーシにいると確認した。国営ベルタ通信が報じた。
プリゴジン氏はルカシェンコ大統領の仲介で武装蜂起を中止。プリゴジン氏は同国へ出国することになっており、27日にプリゴジン氏と関係があるとされるロシア籍のエンブラエル「レガシー600」型機が、ロシアを発ちベラルーシに到着していた。
#プリゴジンの乱(ミンスク到着)
#プリゴジンの乱(消息不明)
#プリゴジンの乱(重火器引き渡しを準備)
BBCニュース - ベラルーシ大統領、プリゴジン氏の到着を発表し亡命を歓迎 ワグネルに基地提供と https://t.co/nSqGpvmbRt
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) June 28, 2023
「そうだ、彼は確かに本日、ベラルーシにいる」とルカシェンコ大統領は集まった国防関係者に述べ、プリゴジン氏のベラルーシ亡命を手配したのは自分だと話した。
大統領は、もしワグネル戦闘員がプリゴジン氏に合流したいなら、使われていない軍事基地を提供すると述べた。「フェンスもあり、なんでもある。自分たちでテントを設置するといい」。
さらに、ワグネルがその実戦経験をもってベラルーシ軍の助けになることを期待するとも述べた。
#プリゴジンの乱(ルカシェンコ大統領「プリゴジン到着」「ワグネルに基地提供」)
ベラルーシ、ワグネルの基地・隊員募集拠点設置せず=ルカシェンコ氏 https://t.co/BTdwowmtRd
— ロイター (@ReutersJapan) June 27, 2023
ベラルーシのルカシェンコ大統領は、ロシアの民間軍事会社ワグネルのためにベラルーシ国内に基地を建設することはしないが、ワグネルの隊員がベラルーシに来ることを望む場合は受け入れると述べた。国営ベルタ通信が27日、報じた。
ルカシェンコ大統領はまた、ベラルーシ国内にワグネルの隊員を募集するためのセンターを開設する計画はないとも述べた。
#プリゴジンの乱(ルカシェンコ大統領「ワグネルの基地・隊員募集拠点設置せず」)
ベラルーシ、ワグネルから戦争経験学ぶ=ルカシェンコ大統領 https://t.co/3naTUakmJM
— ロイター (@ReutersJapan) June 27, 2023
ベラルーシのルカシェンコ大統領は、ロシアの民間軍事会社ワグネルの指揮官がベラルーシに来れば学べることは多いとし、ワグネルから戦争経験を学びたいと述べた。国営ベルタ通信が27日、報じた。
ルカシェンコ大統領は、ベラルーシはワグネルの存在を恐れる必要はないとし、「ワグネルの指揮官がわれわれのところに来て、現時点で何が重要なのか教えてくれれば、何物にも代えがたい」と述べた。
ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏はルカシェンコ大統領の仲介で武装蜂起を中止。プリゴジン氏は同国へ出国することになっており、27日朝にプリゴジン氏と関係があるとされるロシア籍のエンブラエル「レガシー600」型機が、ロシアを発ちベラルーシに到着した。ただプリゴジン氏が搭乗していたかは現時点で分かっていない。
#プリゴジンの乱(ルカシェンコ大統領「ワグネルから戦争経験学びたい」)
アングル:「ワグネルの乱」収めたルカシェンコ氏、発言力増大 https://t.co/5LE99CZZmJ
— ロイター (@ReutersJapan) June 28, 2023
ベラルーシのルカシェンコ大統領は、ロシアのプーチン大統領に感謝するかお願いする立場が続いた。資金の借り入れから安価な天然ガス供給、国内の反政府活動への対応、戦術核配備の問題にいたるまで、その対象は広範だった。
ところが、ロシア民間軍事会社ワグネルの武装反乱を巡り、その立場は180度入れ替わった。
ワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン氏が起こした反乱を収める上で、ルカシェンコ氏が果たした役割の全貌はまだ分かっていない。それでも、ロシア政府の高官たちから利用価値はあるが変わり身が速く、何かと要求が多いとしてずっと軽視されてきたルカシェンコ氏は今、ロシアで非常に丁重に扱われつつある。
ルカシェンコ氏本人やプーチン氏の話では、下手をするとロシアの体制転換につながってもおかしくなかったワグネルの反乱を終わらせた主役の1人こそが、ルカシェンコ氏だった。
ルカシェンコ氏本人の説明によれば、プリゴジン氏には電話で長時間にわたって反乱をやめるよう説得を続け、プーチン氏には急いで行動しないよう助言。プリゴジン氏に対しては「(モスクワへの)道半ばで虫けらのようにつぶされてしまうぞ」と警告し、翻意を促したという。
ルカシェンコ氏のこうした「功績」の見返りとして、ロシア側が従来以上に何をベラルーシに提供できるのか、まだ、はっきりしない。
ただ、ルカシェンコ氏は最も控えめに言っても、今回の件でロシアの同氏に対する政治的信用を高める成果を手にしたことになり、必要な時期にこの信用を利用して金融・経済面でロシア側からさらなる支援を引き出せる。
実際、ルカシェンコ氏の政敵らは、ワグネルの反乱を抑えた行動は、全て保身が動機だったのだろうとの見方をしている。同氏は「欧州最後の独裁者」として1994年以降ベラルーシを統治し、政敵の多くを投獄したり国外脱出に追いやったりしてきた。
ベラルーシ反体制派指導者で隣国リトアニアに逃れたスベトラーナ・チハノフスカヤ氏はツイッターに「プーチン氏の支えがなければ、ルカシェンコ氏の体制は生き残れない」と書き込んだ。
別の反体制派の1人は、プーチン氏とルカシェンコ氏について「互いに嫌っているが、必要としている」と「一蓮托生の間柄」だと説明した。
ルカシェンコ氏も、自らとベラルーシの現体制の命運がプーチン氏と切っても切れない関係にあると認めている。27日には「もしもこの混乱がロシア全土に広がっていたなら、そしてその前提となる条件は無数にあったわけだが、次はわれわれの番だっただろう。ロシアが崩壊すれば、われわれ全員ががれきの下敷きになる」と語った。
<ロシアの称賛>
ロシア議会下院は27日の開会に際して、ルカシェンコ氏とプーチン氏に賛辞と拍手を送った。
プーチン氏も26日夜に行った反乱収束後初めての演説で、ルカシェンコ氏に対して「彼の努力と献身で事態が平和的に決着した」ことに感謝を表明した。
ロシア国営テレビの有名司会者はルカシェンコ氏をロシアにとって英雄に値すると持ち上げ、ペスコフ大統領報道官は27日、ルカシェンコ氏を「経験豊富で賢明な政治家」と呼んでいる。
ベラルーシ国内のメディアも、厳重な統制下での声ではあるものの、ルカシェンコ氏をロシアの救世主とたたえた。
独立系メディアが伝えた国営テレビの放送内容によると、司会者はベラルーシが「スラブ民族の平和の立役者」になりつつあると評し「何百、いや恐らくは何千人ものロシア国民が救われた。大ロシアの領土的一体性と社会的な調和も救われた」と述べた。
ロシアの権力中枢を揺さぶったワグネル反乱の余波は、まだ続いている。
そうした中でルカシェンコ氏の仲介により、反乱首謀者のプリゴジン氏がベラルーシ国内に入ったことが明らかになった。今後は数千人に上るワグネルの戦闘員が、プリゴジン氏に続いてベラルーシに入国するかもしれない。
ルカシェンコ氏は27日、ベラルーシがワグネルを恐れる必要はないと強調。「われわれは彼らを注視していく」と付け加えた。
#プリゴジンの乱(ルカシェンコ大統領・仲介・発言力増大)
ベラルーシ隣接国、NATOに安全保障の強化要請 ワグネル懸念 https://t.co/QM3PxV9UTv
— ロイター (@ReutersJapan) June 27, 2023
ベラルーシに隣接するラトビアとリトアニアは27日、ロシアの民間軍事会社ワグネルがベラルーシに新たな拠点を設置する可能性に対応するため、北大西洋条約機構(NATO)に対し東部における安全保障の強化を要請した。
ベラルーシのルカシェンコ大統領は27日、ワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン氏が現在、ベラルーシにいると確認。ロシアのプーチン大統領は、ワグネルの傭兵らのベラルーシへの移動を提案すると述べた。
これに対し、ラトビアのリンケービッチ外相は記者団に対し「このような動きは安全保障の観点から評価されるべきだ。われわれは傭兵らの能力を目の当たりにした」と述べた。
リトアニアのランズベルギス外相はワグネルの傭兵がロシアの首都モスクワに向けて進行したスピードはバルト3国の防衛強化の必要性を示しているとした。
ベラルーシに隣接しているポーランドのドゥダ大統領も27日、ワグネル傭兵のベラルーシへの移動はポーランドにとって「非常にネガティブなシグナル」と指摘。7月11─12日にリトアニアの首都ビリニュスで開かれるNATO首脳会議で、ワグネルの脅威が議題として取り上げられることを望むと述べた。
NATOのストルテンベルグ事務総長は、プリゴジン氏のベラルーシへの移動に伴い一部部隊がベラルーシに配置される公算は大きいとしながらも、「その影響について最終的な判断を下すのは時期尚早」と指摘。同時に「ロシアとベラルーシ両政府に対し、NATOが全ての同盟国とNATOの領土を隅々まで防衛するという明確なメッセージを送った」と語った。
その上で「NATOは東部で軍事プレゼンスをすでに高めているが、来月の首脳会議で即応部隊による集団防衛の一段の強化が決定される」と述べた。
#プリゴジンの乱(ラトビア/リトアニア/ポーランド・ワグネルの進軍速度)
#プリゴジンの乱(音声メッセージ「私たちは、2022年2月24日がどうあるべきだったかを示した」)
#プリゴジンの乱(キエフから100km圏内に駐留)
#ウクライナ戦況(反転攻勢・プーチン大統領「キエフ進軍」)
ロシア軍指揮官、プリゴジン氏の反乱計画を事前に認識=米紙 https://t.co/XJlzGC1MqS
— ロイター (@ReutersJapan) June 28, 2023
米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は27日、米政府高官の話として、ウクライナでのロシアの軍事作戦副司令官であるセルゲイ・スロビキン氏が、民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏による反乱計画を事前に知っていたと報じた。
同紙によると、この件に関する米情報当局の情報について説明を受けた政府高官らは、スロビキン氏がプリゴジン氏の計画を支援したかどうかを把握しようとしているという。
また、他のロシア軍指揮官らがプリゴジン氏を支援した可能性も示されているという。
ロイターはこの報道を独自に確認できていない。
米国防総省はロイターのコメント要請に応じていない。ロシアの大統領府と国防省も、ロイターの問い合わせに回答していない。
スロビキン氏は昨年10月にウクライナでの作戦の司令官に任命されたが、今年1月、ショイグ国防相はゲラシモフ軍参謀総長を最高司令官に任命し、スロビキン氏を副司令官とした。
#プリゴジンの乱(NYT・スロビキン軍事作戦副司令官・事前に認識)
プーチン大統領 “ワグネルの活動費 使途を調査” #nhk_news https://t.co/kbTE8eVnt1
— NHKニュース (@nhk_news) June 28, 2023
ロシアで武装反乱を起こした民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏について、隣国ベラルーシ国内にいることをルカシェンコ大統領が明らかにしたと、ベラルーシの国営通信が27日、伝えました。
こうしたなか、ロシアのプーチン大統領は27日、戦闘員の給与などワグネルの活動の費用について、国が年間800億ルーブル、日本円にしておよそ1350億円を支払っていたとした上で、使途を調査する考えを明らかにしました。
プーチン大統領としては「裏切り者」だとして非難したプリゴジン氏の資金繰りに言及することで、改めてけん制するとともにロシア国内での影響力を低下させたいねらいもあるとみられます。
一方、ウクライナでは東部を中心に戦闘が続いています。
ウクライナ検察当局によりますと27日、東部ドネツク州のクラマトルシクの中心部にロシア軍によるミサイル攻撃があり、17歳の少女を含む4人が死亡、40人以上がけがをしたということです。
ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、公開した動画で「このようなテロ行為はロシアが裁きを受けるに値することを繰り返し明確にしている」と述べ、攻撃を続けるロシア軍を非難しています。
ワグネル創設者経営の企業を調査、資金使途巡り=プーチン氏 https://t.co/OMW8u8CDVY
— ロイター (@ReutersJapan) June 27, 2023
ロシアのプーチン大統領は27日、週末に武装蜂起を指揮した民間軍事会社ワグネル創設者エフゲニー・プリゴジン氏とワグネルが過去1年に計約20億ドルを稼いでいたとし、同氏が運営していたケータリング会社に支払われた資金の使途などについて調査を行うと発表した。
プーチン大統領はロシア軍部隊の兵士らとの会合で、ワグネルの傭兵を尊敬しているとした上で、国はワグネルを支援し、2022年5月━23年5月には860億ルーブル(10億ドル)の資金を拠出していたと述べた。
さらに、プリゴジン氏を名指ししなかったものの、同氏のケータリング会社が軍への食料供給に絡む契約で800億ルーブルを受け取っていたとし、「これに絡み誰も何も盗んでいないことを望むが、全てを調査する」と述べた。
ウクライナ、NATO加盟への「政治的招待」を改めて要請 https://t.co/y7agz2p4uU
— ロイター (@ReutersJapan) June 27, 2023
ウクライナのゼレンスキー大統領は、来月リトアニアで開催される北大西洋条約機構(NATO)首脳会議でウクライナがNATO加盟への「政治的な招待」を得られるよう改めて要請した。
またウクライナが近い将来、NATOに加盟しない場合の安全保障についても要求した。
通信アプリ「テレグラム」で「ウクライナのNATO加盟に向けた政治的な招待を求めるあらゆる理由がある」と指摘。「加盟の瞬間までウクライナの安全保障について十分な理解」があるとしたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
米、中東とアフリカのワグネル動向を注視 週末の反乱受け https://t.co/yyEAr9FDsD
— ロイター (@ReutersJapan) June 27, 2023
米国の複数の当局者は、ロシア民間軍事会社ワグネルによる週末の反乱が中東やアフリカにおける同社の活動にどのような影響を及ぼすか評価していると明らかにした。米軍はシリアでワグネルと直接衝突している。
当局者の1人は匿名を条件に、アフリカ諸国の指導者はワグネルを雇うことに消極的になる可能性もあるとの見方を示し、「これらワグネル傭兵がロシア軍に吸収されたら問題になる。こうした国の多くはワグネル傭兵を求めた際、ロシア軍のプレゼンスには同意しなかった」と語った。
ワグネルはアフリカと中東に数千人の部隊を派遣。過去10年間にわたってマリ、中央アフリカ共和国(CAR)、リビアなどで活動し、アフリカのいくつかの政府と強い結び付きがある。
米国防総省のライダー報道官は、ワグネルの将来については明言を避けたが、アフリカなどでのワグネルの行動を非難。「彼らはこの地域を不安定にしており、間違いなく脅威だ。そのために多国籍犯罪組織に指定されている」と述べた。
#プリゴジンの乱(米軍当局者「アフリカ諸国はロシア軍のプレゼンスには同意しなかった」)
米、ワグネルの責任追及へ アフリカでの活動巡り 反乱とは無関係 https://t.co/JQRNY9h8p3
— ロイター (@ReutersJapan) June 28, 2023
米国務省のミラー報道官は27日、ロシアの民間軍事会社ワグネルの責任を追及する措置を週内にも発表する見通しと述べた。ただ、週末にロシアで起きた武装蜂起に関してではなく、アフリカでのワグネルによるこれまでの活動に絡むものと説明した。
#プリゴジンの乱(米国務省ミラー報道官「アフリカでの活動巡り責任追及」)
米、ワグネル創設者関連企業に制裁 アフリカ鉱山会社など https://t.co/ozXB5OgHGG
— ロイター (@ReutersJapan) June 28, 2023
米政府は27日、ロシアの民間軍事会社ワグネルと創設者エフゲニー・プリゴジン氏に関連する企業4社と個人1人に制裁を課した。
米財務省のウェブサイトに掲載された文書によると、制裁対象とされた企業のうち2社は中央アフリカ共和国の鉱山会社。残りの2社は卸売会社で、1社はアラブ首長国連邦(UAE)、もう1社はロシアの企業としている。
不正な金取引が、ウクライナやアフリカの一部諸国でワグネルが武装勢力を維持し拡大する資金源になっていると指摘した。
ネルソン財務次官(テロ・金融情報担当)は声明で「ワグネルは中央アフリカ共和国やマリなどの国々で天然資源を搾取し、残忍な活動の資金に充てている」とし、「ウクライナやアフリカ諸国などにおけるワグネルの拡大と暴力を衰退させるため、 米国は今後もワグネルの収入源を標的にする」と述べた。
これ先立ち、米国務省のミラー報道官は、ワグネルの責任を追及する措置を週内にも発表する見通しと述べた。ただ、週末にロシアで起きた武装蜂起に関してではなく、アフリカでのワグネルによるこれまでの活動に絡むものと説明していた。
米政府はまた、ワグネルを含む不正行為が疑われる組織に関連し、アフリカの産金業に関わる企業のデューデリジェンスを促すアドバイザリーを発表した。
BBCニュース - ウクライナ・カホフカの貯水池、干上がる ダム爆破後の変化を衛星画像で検証 https://t.co/rnkeN4BvMq
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) June 28, 2023
d1021.hatenadiary.jp
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#ウクライナ戦況(反転攻勢・ヘルソン州・カホウカダム破壊・被害)
ロシア、侵攻開始以来民間人864人を拘束・77人を処刑=国連 https://t.co/3rc0gsIoQK
— ロイター (@ReutersJapan) June 27, 2023
ウクライナ国連人権監視団は27日、ロシアが昨年2月にウクライナに侵攻を開始して以来、864人の民間人を拘束し、うち77人を処刑したと発表した。
国連は、70回の収容施設訪問と1000人以上に対する聞き取り調査に基づき、36ページの報告書を発表した。
ウクライナ人権監視団のマチルダ・ボグナー団長はウクライナ西部ウジホロドからオンラインで会見し、子どもや高齢者を含む民間人の恣意的拘束について900件以上の事例を記録したと明らかにした。これら事例の大半はロシアによるものであり、ウクライナも民間人を拘束して国際法に違反しているもののその規模はかなり小さいとした。
ロシアが拘束した864人の民間人のうち、国連人権事務所が詳細な調査を行うことができた178人の事例では、90%以上が水攻めや感電などの拷問を受けていた。
一方、ウクライナ軍が民間人を拘束した75の事例では、半数以上が拷問や虐待を受けていた。また、ウクライナの刑法改正により、そうした行為を行う裁量が大きくなったと指摘した。ウクライナでは処刑の事例はなかった。
ウクライナは1件を除いて調査団に拘束者との接見を全面的に許可したが、ロシアは再三の要請にもかかわらず接見を一切許さなかったという。
#ウクライナ戦犯(国連・ロシア・民間人拘束処刑)
“子どもの権利 著しく侵害した国”にロシアを指定 国連 #nhk_news https://t.co/DGVTxjLUm4
— NHKニュース (@nhk_news) June 28, 2023
国連は、世界各地の武力紛争がもたらす子どもへの影響を調査していて、27日、ニューヨークの国連本部では、担当の事務総長特別代表が、去年1年間の調査結果をまとめた報告書を公表しました。
それによりますと、ウクライナでは、
▽ロシアの軍と武装勢力の攻撃によって子ども136人が死亡し、518人がけがをしたほか、
▽子ども91人が連れ去られたことを確認し、
さらに、
▽空爆などで480の学校や病院が被害を受けたとしています。そのうえで報告書は、ロシアを、子どもの権利を著しく侵害した国のリストに加え、子どもを守る対策を講じるよう強く求めています。
このリストには、内戦が続く中東のシリアやイエメンなどがあげられていましたが、国連の安全保障理事会の常任理事国が加えられたのは、初めてだということです。
一方、報告書は、ロシア側との戦闘によって、ウクライナ軍によっても、
▽子ども80人が死亡し、
▽175人がけがをしたと指摘し、
ウクライナ側にも、子どもの権利を守るよう対応を求めています。
#ウクライナ戦犯(国連・ロシア・子供の権利を著しく侵害した国)
NEW 🚨 Israel summons Ukraine envoy over pro-Russia accusation https://t.co/yP5Q8KPfrp
— Insider Paper (@TheInsiderPaper) June 27, 2023
#宇以(宇大使館「親ロシア」)
ロシア、輸出削減で国内でガソリン不足なし=エネルギー省 https://t.co/HGDz2o57bH
— ロイター (@ReutersJapan) June 28, 2023
ロシアのエネルギー省は、国内のガソリン市場を巡り、石油会社が政府の勧告に従って計画的に輸出を減らしており不足には直面していないと説明した。
計画されていたメンテナンス作業が段階的に終了した後、生産は増えているとしている。
ただ一部の製油所はまだ修理が完了しておらず、石油会社は政府の勧告に従って計画的に輸出を減らしていると述べた。
6月のロシアのガソリン輸出は前月比30%減少した。
同省はロイターの取材に「国内の燃料市場はコントロール下にある。エネルギー省は連邦独占禁止局(FAS)とともに定期的に状況を監視し、石油会社と会合を開いている」と回答した。
6月のサンクトペテルブルク国際商品取引所(SPIMEX)におけるガソリンの取引所卸売価格は、供給不足と季節的な需要の高さから記録的な高値となった。
同省によると、6月最終週の時点で、ロシアのガソリン生産量は1日平均約12万1000トン(101万バレル)で、前年同月比で3.1%増加した。
#ロシア経済(エネルギー省「輸出削減でガソリン不足なし」
ロシアで武装反乱 プリゴジン氏滞在のベラルーシとは? #nhk_news https://t.co/Q6JlHB2czS
— NHKニュース (@nhk_news) June 28, 2023
ワグネル代表 プリゴジン氏
ロシアの民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏は、ロシア国内で武装反乱を起こしたあと一転して部隊を撤収し、その後の消息は途絶えていました。
ロシアの隣国ベラルーシの国営通信は日本時間の27日、ルカシェンコ大統領が、プリゴジン氏はベラルーシ国内にいることを明らかにしたと伝えました。
ベラルーシ ルカシェンコ大統領
ルカシェンコ大統領は「ワグネルの指揮官たちは戦闘の最前線にいたので、われわれのところに来れば何が重要かを教えてくれるだろう」と述べたほか、ワグネルに部隊の宿営地を提供する考えも示したとしています。
プリゴジン氏も26日、今後のワグネルの活動に関して「ルカシェンコ大統領が解決策を見つけようと手を差し伸べてくれた」と述べていて、ベラルーシにおけるプリゴジン氏の動向が当面の焦点です。
ベラルーシ行きの経緯とは?
プリゴジン氏と接触したとするルカシェンコ大統領。27日に行った演説では、接触するまでの経緯について触れました。
【ルカシェンコ大統領 “ロシアの治安機関通して接触”】
24日の朝にプーチン大統領と話をした際、厳しい状況を知り、さらなる事態の悪化を避けるためロシアの治安機関、FSB=連邦保安庁を通して連絡先を入手し、ロシア南部ロストフ州にいるプリゴジン氏と接触したとしています。
ベラルーシ大統領府によりますとルカシェンコ大統領とプリゴジン氏の電話による協議は24日午前11時ごろに始まり、ルカシェンコ大統領が「望みは何か」と尋ねると、プリゴジン氏はショイグ国防相やゲラシモフ参謀総長を引き渡すことやプーチン大統領との面会を求めたということです。
ルカシェンコ大統領がどれも受け入れられることはないだろうと伝えると、プリゴジン氏は「われわれは正義を望んでいる。モスクワへ行く」と述べたということです。【虫けらのように潰されるだけだ】
これに対してルカシェンコ大統領は「途中で君は虫けらのように潰されるだけだ」と警告し、モスクワに部隊を進めることをやめるよう促したということです。
電話でのやりとりは断続的に複数回にわたって行われ、そのなかで「市民に犠牲者が出れば交渉は終わりだ」などと伝え、ベラルーシがプリゴジン氏やワグネルの戦闘員を受け入れて、安全を保証することなどを提案し、最終的にプリゴジン氏は受け入れたということです。
ベラルーシってどんな国?
プリゴジン氏が入国したベラルーシは、ロシアの西側、ウクライナの北側に位置し、32年前の1991年、旧ソビエトの崩壊に伴い独立しました。
現在、国を率いるルカシェンコ大統領は1994年以来、29年にわたって大統領の地位にあります。
ルカシェンコ大統領は、政府や議会の主要なポストをみずからに近い人物で固めつつ、国内で言論統制や反政権派への弾圧を強め、その強権的な統治手法は欧米から「ヨーロッパ最後の独裁者」と批判されてきました。2020年の大統領選挙では、不正があったとしてルカシェンコ大統領の辞任を求める大規模な抗議活動が広がりましたが、この際、ロシアのプーチン大統領がベラルーシに大規模な経済支援などを行い、窮地から救う形となりました。
ベラルーシはロシアと同盟関係にあり、ウクライナへの軍事侵攻に直接参加していないものの、国内にはロシア軍が駐留していて、軍事侵攻が始まった当初、出撃拠点の1つとなりました。
また、ルカシェンコ大統領も一貫して軍事侵攻を支持していて、去年憲法が改正され、「自国の領土を『非核兵器地帯』にして『中立国家』を目指す」というこれまで明記されていた条文の一部が削除されました。
6月には、プーチン大統領が戦術核兵器をベラルーシに搬入したことを明らかにし、両国の軍事的な協力関係が深まっています。
核兵器について、ベラルーシの国営通信は27日、ルカシェンコ大統領が「核兵器の大部分はベラルーシに持ち込まれた」と述べたと伝えました。
また、「ポーランドなどはワグネルが核兵器を守ると考えているが、核兵器がワグネルに守られることはない。これはわれわれの任務だ」として、ロシアの民間軍事会社ワグネルがベラルーシで活動しても、核兵器を防衛する任務につくことはないと強調したとしています。
懸念を示す隣国ポーランド“事実上のロシア軍の移転”
ポーランド ドゥダ大統領
一方、ベラルーシの隣国ポーランドのドゥダ大統領は、27日、ロシアの民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏とその部隊がベラルーシに移れば「事実上のロシア軍の移転になる」とした上で、「われわれにとって非常に悪い兆候だ」と述べ、安全保障上の脅威になると懸念を示しました。
その上で、ポーランドも加盟するNATO=北大西洋条約機構のほかの加盟国に懸念を伝える方針を示すとともにロシアに近い東欧やバルト3国の加盟国の防衛力強化を急ぐべきだと訴えました。
米 “プリゴジン氏とつながりある団体などに制裁”
また、アメリカもプリゴジン氏に関連する動きを起こしています。
バイデン政権は27日、声明を発表し、ロシアの民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏などとつながりがあり、中央アフリカに拠点を置く企業など4つの団体とロシア人1人に対し、資産凍結などの制裁を科したと明らかにしました。
このうち、中央アフリカにある鉱山企業はプリゴジン氏の関連会社で、10億ドル以上、日本円で1400億円以上相当の金を埋蔵していると推定される鉱山の採掘許可を保有しており、ワグネルの活動を資金面で支えていると指摘しています。
アメリカはこれまでにもワグネルが各地で人権侵害に関わっているとしてワグネルの活動を支える団体や個人に制裁を科しており、ブリンケン国務長官は声明の中で「ワグネルが活動してきた場所では、死と破壊が後を絶たない。アメリカは、責任を追及するため、行動を起こし続ける」と強調しています。
プーチン大統領“ワグネルの活動費用を調査”
プリゴジン氏がベラルーシにいると明らかにされた27日、ロシアのプーチン大統領は、戦闘員の給与などワグネルの活動の費用について、国が年間800億ルーブル、日本円にしておよそ1350億円を支払っていたとした上で、使途を調査する考えを明らかにしました。
プーチン大統領としては、「裏切り者」だとして非難したプリゴジン氏の資金繰りに言及することで、改めてけん制するとともにロシア国内での影響力を低下させたいねらいもあるとみられます。
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— NHKニュース (@nhk_news) June 28, 2023
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