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ロシアがウクライナ軍事作戦のために使用する装備や部隊配置、維持の戦費が最大2110億ドルに達し、武器輸出の取りやめや延期に伴う損失も100億ドル以上に上っていると、米国防総省高官が16日、匿名を条件に明らかにした。

高官によると、2026年までの経済的損失は1兆3000億ドルになる見通し。また、これまで約31万5000人のロシア軍兵士が死傷した。

ウクライナ黒海で少なくとも20隻の中・大型ロシア海軍艦船とロシア籍タンカー1隻を破壊・損傷させており、これもロシア側への打撃となっているという。

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アメリカ国防総省の高官は、ロシアがウクライナに侵攻してまもなく2年となる中、ロシア軍の死傷者が31万人を超え、作戦の維持などのために、最大で2110億ドルを費やしたとの見方を明らかにしました。

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世界銀行は、ロシアによる侵攻が続くウクライナの復興に必要な費用は今後10年間で4860億ドル、日本円にして72兆円あまりにのぼるという新たな試算を明らかにしました。

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シンクタンク国際戦略研究所(IISS)が13日に公表した世界の軍事情勢を分析した報告書「ミリタリー・バランス」の2024年版によると、ロシアがウクライナで喪失した戦車は3000両以上に達した。これは2022年のウクライナ侵攻開始前に現有兵力として保有していた主力戦車の総数に相当するという。

ロシア国防省は19日、軍がウクライナ東部ドネツク州の要衝アブデーフカのコークス工場を完全に掌握したと発表した。

ロシアは18日にアブデーフカを制圧したと発表したが、コークス工場にはなおウクライナ軍部隊が残っているとしていた。

同省は「工場の管理棟にロシア国旗が掲げられた」と表明。工場とみられる場所で爆発が起きている様子を映したビデオも公開した。

ロシア軍は1000キロに及ぶ前線の当該部分で約9キロ前進したという。

ロシア国営テレビは、コークス工場を含むアブデーフカでウクライナ国旗が降ろされ、ロシア国旗が掲げられる様子を映した。

ウクライナ政府からは今のところコメントは出ていない。

ロシアによる侵攻前、アブデーフカのコークス工場は欧州最大級の規模を誇っていた。

ウクライナが10年間死守してきたドネツク州東部の町アウジーイウカ。荒廃した戦場からウクライナ軍が慌ただしく撤退してから数時間後、町のあちこちにロシア国旗が掲揚された。

だがウクライナ陸軍は、北部のロシアとの国境から黒海に至るまで1000キロ近い前線の他の地域でも圧力にさらされている。

ロシア軍もウクライナ軍が弱体化している気配を感じ取ったのかもしれない。ウクライナの精鋭部隊は2年間の戦闘で疲弊し、軍総司令官には新たにオレクサンドル・シルスキー氏が就任した。ウクライナ軍の部隊は砲弾不足に見舞われ、容赦ない空爆を前になす術がない。

ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領と軍は違法に占拠された地域の完全奪還を目指している。ウクライナ軍の兵士はこれ以上ロシアの占領を許さないよう必死に戦っている。ロシアはすでにウクライナ領土の約18%を占領している。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はウクライナ東部のドネツク、ルハンスク両州の完全掌握という目標を宣言しているが、この先さらに機会があれば、両州だけで終わるとは思えない。

ロシアは昨年10月、アウジーイウカ掌握に本腰を入れた。同時にドネツク州のバフムートとマリンカ周辺や、北部のクピャンスク方面にも攻撃を行っている。

ロシアとウクライナ双方の情報筋によると、ザポリージャ州の南部戦線では、昨年夏ウクライナが反転攻勢をもくろんだ地域でロシア軍が大量に兵力を増強しているという。専門家の間では、5万人の兵士が配備されているとの意見もある。

ウクライナ軍が毎日発表する戦況報告からは、ロシアによる火力のようすが垣間見える。ウクライナ参謀本部によれば、17日だけで82回の交戦があったという。「敵が発射したミサイルは合計13発、空爆は104回。多連装ロケットシステムからウクライナ軍の拠点や住宅地区にロケット弾が169回発射された」

戦況報告には「撃退」「阻止」といった言葉があふれている。ハルキウ州、ドネツク州、ザポリージャ州で戦うウクライナ軍の部隊は、防衛陣地でどうにか持ちこたえている。

ウクライナ陸軍予備役協議会のイワン・ティモチコ会長は17日、「我々の関心がアウジーイウカに集中しているのは事実だが、実際にはリマン―クピャンスク方面(および)バフムート近郊で激しい戦闘が続いている」と発言。「敵はロボティネ地域で急激に兵力を増強している」と南部戦線のもうひとつの激戦地についても述べた。

ウクライナ軍はアウジーイウカ北部の高台に新たな防衛拠点を確立しようとしている。部隊の再編成が行われているため、こうした前線ですぐにロシアの猛攻が行われることはないと専門家はみているが、周辺のいくつかの村はロシアに奪われるかもしれない。

数カ月にわたるロシアの砲弾や空爆による破壊行為で、アウジーイウカにはウクライナ軍が身を隠せる場所はほぼ残っていない。邪魔なものをことごとく一掃するというロシアの戦法は、2022年にセベロドネツクやリシチャンスクの街でも功を奏した。

この地域で戦う兵士、イエホル・フィルソフ氏は17日にウクライナのテレビ番組でこう語った。「考えてみてほしい。ビルを攻撃して破壊する500キロ、あるいは1トンの大型爆弾に対し、我々の(小さな)FPVドローン(無人機)はどうしろというのか。こうやって敵は優勢に立ち、あらゆるものを破壊して街に進軍している」

ロシアは町に残されたわずかなものを奪った後、複数の部隊を投入して荒廃したマリンカ近郊への攻撃を強化するかもしれない。ロシアはこの数日でマリンカ南部に進軍し、ブフレダール方面のウクライナ防衛軍は激しい圧力にさらされている。18日に発表されたウクライナ軍の報告によれば、ロシア軍はその前日、1日にわたり「23回、防衛線の突破を試みた」という。

バフムートの西部および北西部でロシア軍の攻撃目標となっているのが、見晴らしのいい高台にある小さな町チャシブヤールだ。ここからなら、クラマトルスクとコンスタンチノフカを砲弾の射程距離に収められる。この地域を担当するウクライナ軍のイリア・イェブラシュ報道官は先週、ロシア軍がウクライナ陣地に1日600回以上砲弾を浴びせたこともあると語った。

「もっと砲弾が必要だ。とくに155ミリ砲弾が数千単位でいる」とイエブラシュ氏。「敵は側面から攻めようとしている。凍てつく気温と通行不能な道路のため、重装備で戦場を動き回れず、小規模な攻撃部隊を送り込んでいる」

ドネツク州の掌握は当初からプーチン大統領の侵攻目的だったが、ウクライナはいまも同州のおよそ半分を支配している。ロシアが数カ月かけて奪ったのは、アウジーイウカ市内および周辺の30平方キロメートルに過ぎない。

南部ではすでにロシア軍による最初のウクライナ防衛線の偵察が始まっている。ウクライナ軍によると、ロシアは17日に十数回ウクライナの防衛線突破を試み、「30の兵器と相当数の人員を割いた」攻撃で戦車3両が破壊され、ロシア兵士数十人が死亡した。

ザポリージャ方面で失った陣地はない。敵は甚大な損失を被った。我々は敵の攻撃を食い止めている」(ウクライナ軍)

だがロシアの軍事ブロガーは違う意見だ。ロシア第42および第76部隊は昨年ウクライナが奪還したロボティネの村から約2キロ前進し、砲弾と空爆ウクライナの防衛拠点を攻撃したと伝えている。

他の地域の例にもれず、ここでもロシア軍は防御の手薄なウクライナ前線部隊に対し、500キロの滑空爆弾を広範囲で大量投下している。

「大天使特殊部隊Z」と名乗るロシア人ブロガーは、「空挺(くうてい)部隊がザポリージャ方面に向けて強大な大砲を準備している! すでに一部の地域では攻撃作戦が実行中だ」と主張している。

前線のウクライナ部隊にとって見通しは厳しいが、ロシア軍にも甚大な死者や負傷者が出ている。

ゼレンスキー大統領は17日、アウジーイウカではウクライナ兵1人に対してロシア兵7人が戦死していると発言した。

ウクライナ軍司令部の主張によれば、今年1月1日から2月15日まで、アウジーイウカからザポリージャ西部にかけた地域では「2万18人の人員と199両の戦車、481の装甲戦闘車が失われた」という。

こうした情報を確かめることはできないものの、米政府関係者は以前からロシア軍が粗略な戦略で甚大な損失を被っていると発言してきた。

だがロシアは相変わらず、損耗もいとわず数千人を戦場に送り込むという戦法だ。ロシアが抱える予備役の人数はウクライナ予備役の比ではない。

米連邦下院議会が600億ドルの追加支援法案を可決しないため、現在ウクライナには武器や弾薬が不足している。その間ロシアは大砲、装甲車両、空軍力の優位性を思う存分発揮している。

ロシア軍がウクライナ東部の拠点、アウディーイウカを掌握したと明らかにしたことを受け、ウクライナのゼレンスキー大統領は「非常に困難な1週間だった」としたうえで、引き続き欧米などの支援を得て戦い続ける決意を示しました。

ウクライナ軍は17日、ロシア軍との間で激しい戦闘が続いてきた東部ドネツク州の拠点、アウディーイウカから部隊を撤退させると発表し、ロシア国防省も、完全に掌握したと明らかにしました。

ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、ビデオメッセージを発表し「非常に困難な1週間だった。皆が、アウディーイウカや兵士たち、それに国の行方を案じた」と述べ、ウクライナにとって厳しい状況だったとの認識を示しました。

そのうえで、16日からドイツのミュンヘンで開かれた安全保障の国際会議に参加し、ウクライナの立場が支持されたことや、ドイツやフランスと長期的な安全を確保するための新たな協定を締結したことなどを成果としてあげ「この戦争でわれわれの目標を達成しなければならない」と述べて、引き続き戦い続ける決意を示しました。

アウディーイウカについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は18日、ロシア国営のタス通信ロシア軍はウクライナ側に新たな陣地の構築を許さず、攻撃を続けていると述べました。

ドネツク州全域の掌握をねらって攻勢を強めているとみられます。

一方、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は18日、ウクライナ軍はアウディーイウカからそれほど遠くない場所に、防衛のための陣地を築くことができる可能性が高いが、ロシア軍の激しい攻撃を受けることになるとの見方を示しています

欧州委員会のフォンデアライエン委員長は17日、防衛産業戦略案を3週間後に公表すると表明した。ウクライナに防衛技術革新室を開設する方針も示した。

フォンデアライエン氏はミュンヘン安全保障会議の会合で「欧州は産業基盤を強化する必要がある。私は固い信念を持つ大西洋横断主義者だ。同時に強い欧州を築く必要があり、これは密接に関連している」と述べた。

防衛産業戦略案では、防衛費の増額と、共同調達や協定を通じた「より良い支出」を目指す。産業界に予測可能性を提供し、欧州の軍隊間で相互運用性を向上させるとともに、欧州への支出を重視し、資金を負担する納税者のために引き続き「良い仕事」を行うと述べた。

また、ロシアは兵力や「北朝鮮やイランで生産された間に合わせの武器の投入」で「ウクライナを圧倒」しているとし、ウクライナを欧州の防衛計画に組み込む必要があると訴えた。

資金支援については、米議会で膠着状態にあるウクライナ支援予算案を可決することが米国の利益になると発言。民主主義国が独裁者に立ち向かうシンボルになるとの認識を示した。

欧州委員長に再選されれば、防衛担当の欧州委員ポストを新設する意向も示した。

EUは2月、500億ユーロ(540億ドル)のウクライナ追加支援策で合意。同氏は「民主主義が世界に広く行き渡るかどうかという問題だ」と語った。

ウクライナのクレバ外相と中国の王毅外相は17日、ドイツで開催中のミュンヘン安全保障会議の場で会談した。クレバ氏はロシアとの戦争が2年近く続くウクライナの和平実現について協議したと明らかにした。

クレバ氏はX(旧ツイッター)への投稿で「二国間関係や貿易、ウクライナにおける公正で永続的な和平回復の必要性について話し合った」と述べ、「あらゆるレベルでウクライナと中国のやり取りを継続し、対話を維持する必要性で合意した」と説明した。

中国外務省の声明によると、王氏は会談で、中国は引き続き対話による政治的解決を推し進めると述べた。

中国は「火に油を注いだり、利益を得る機会を利用したり、紛争地域や当事者に殺傷力のある武器を売却したりすること」はないと語った。

中国の王小洪公安相は先週、外交関係樹立75周年を迎えるハンガリーのオルバン首相と異例の会談を行い、貿易・投資関係を超えて長年の戦略的パートナーであるハンガリーに治安問題で支援することを申し出た。国営の新華社通信が18日に伝えた。

ブダペストを訪問した王氏は、テロや国際犯罪との闘いといった分野で「両国関係の新たなハイライト」になるとの期待を示した。

また、ピンテール内相とも会談し、法執行と治安協力に関する文書に署名したとも報じられているが、詳細は明らかになっていない。

ハンガリーはこのところ、北大西洋条約機構NATO)拡大に抵抗していた。

また、中国はNATOに批判的で、特にNATOが「野心と強圧的な政策」によって中国がNATOの利益、安全保障、価値観に挑戦してきたと昨年表明した後はその姿勢を強めている。

中国との親密さを増しているハンガリーはこれまでにも人権問題などで中国に批判的なEUの立場に反対するなどしている。

ロシアでプーチン政権を批判する急先ぽうとして知られ、刑務所で死亡したナワリヌイ氏について、遺族が、遺体を確認できない状態が続いている一方、死亡したのが当局の発表よりも前だったのではないかという報道も出ていて、ナワリヌイ氏の死因をめぐって波紋が広がっています。

ロシアのプーチン政権への批判を続けたナワリヌイ氏について、ロシアの当局は16日、収監されていた刑務所で死亡したと発表しました。

当局は、これまでに詳しい死因を発表していませんが、ナワリヌイ氏の支援団体の幹部によりますと、刑務所を訪れた母親と弁護士は「死因は『突然死症候群』だ」と言われたとしています。

一方、母親らは直接、遺体を確認できず、独自に死因を検証できない状態が続いています。

こうした中、ロシアの独立系メディア「ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパ」は、ナワリヌイ氏が収監されていた刑務所の受刑者の話として、当局が死亡を発表した16日の前日、15日の夜に「刑務所内で不可解な騒動が始まった」として、突然、警備が強化され、数台の車が出入りする音が聞こえたなどと伝えています。

そして16日の朝になって、ナワリヌイ氏が死亡したことが刑務所内で伝わり始めたとしています。

また、遺体は刑務所があった北極圏にあるロシア北部ヤマロ・ネネツ自治管区の中心都市サレハルドに搬送されたということですが、救急隊の関係者の話として遺体には複数のあざがあったと伝えています。

あざの1つは胸にあったとされ、関係者の話として心臓マッサージを行った際の痕跡の可能性があるとしていますが、心臓が停止した経緯などは不明だとしています。

ロシアでは、人権団体のもとに連邦捜査委員会に対して遺族への遺体の返還を求める声が19日の午前中までに5万件以上寄せられていて、ナワリヌイ氏の死因をめぐって波紋が広がっています。

ナワリヌイ氏の妻 EU外相会議に参加
死亡したナワリヌイ氏の妻、ユリアさんは19日、ベルギーで行われているEUヨーロッパ連合の外相会議に参加しました。

会議に先立って、EUの外相にあたるボレル上級代表は記者団に対し、「ロシア国内の反体制派をどう支援するかについて政治的メッセージを送る」と述べました。

さらにボレル上級代表は「加盟国はナワリヌイ氏の死に責任がある者への制裁を提案するだろう。最大の責任者はプーチン大統領自身だ」と非難し、外相会議では、制裁についても話し合われるという見通しを示しました。

ロシア大統領府「遺体の返還 関与していない」
ロシア大統領府のペスコフ報道官は19日、死亡が発表されたナワリヌイ氏について、記者団から遺族にいつ遺体が返還されるのか質問されたのに対し「われわれはこの問題に関与していない。これは政権の職務ではない」と述べました。

ナワリヌイ氏の死因については「調査が進められていて、必要なあらゆる措置がとられている。結果は公表されておらず不明だ」としたうえで、欧米諸国からプーチン政権に対する批判が高まっていることに対し「粗暴な発言は絶対に許さない」と反発しました。

また、プーチン大統領がナワリヌイ氏の死亡についてどのような反応を示したのか質問されたのに対し「付け加えることは何もない」と述べました。

プーチン政権を批判した人物 これまでも殺害や不審死
ロシアではこれまでもプーチン政権を厳しく批判してきた人物が殺害されたり、不審な死をとげたりしています。

【2006年】
プーチン政権に批判的な新聞「ノーバヤ・ガゼータ」のアンナ・ポリトコフスカヤ記者がモスクワの自宅アパートで銃で撃たれて殺害されました。

ポリトコフスカヤ記者は、ロシア南部のチェチェン紛争でロシア軍による市民への拷問や誘拐といった人権侵害が起きていると報道していました。

事件の実行犯は逮捕されましたが、その後も誰が指示したのかなど全容は解明されていません。

また同じ年、イギリスに亡命した治安機関FSB=連邦保安庁の元職員アレクサンドル・リトビネンコ氏が、亡命先のロンドンで体調不良を訴えて死亡しました。

リトビネンコ氏の体内からは猛毒の放射性物質ポロニウムが検出されたことから、毒
殺されたものとみられています。

【2015年】
ロシアの野党指導者ボリス・ネムツォフ元第1副首相がモスクワ中心部で銃で撃たれて殺害され、実行犯が殺人などの罪に問われましたが、誰の指示だったのか動機などは分かっていません。

【2023年】
そして、ロシアで去年6月武装反乱を起こした民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が乗っていた自家用ジェット機が8月に墜落し、プリゴジン氏は死亡しました。

プーチン政権側は、ジェット機の機内で手りゅう弾が爆発したとしていますが詳細は明らかにしていません。

いずれのケースについてもプーチン政権は関与を否定していますが、アメリカなどは政権側が背後にいるという見方を示し非難しています。

ロシア当局は収監中の刑務所で死亡した反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏の母親に対し、同氏の死因をまだ特定しておらず正式な結論がいつ下されるかも不明と説明した。同氏の広報担当者が19日明らかにした。

ナワリヌイ氏の側近によると、刑務所を訪れたリュドミラさんと弁護士は死因が突然死症候群と告げられた。

ナワリヌイ氏の広報担当者キラ・ヤルミッシュ氏によると、リュドミラさんと弁護士は死因の公式確認が延期になり、どのくらい時間がかかるか分からないと説明されたという。

ヤルミッシュ氏はロシア当局が嘘をついて時間稼ぎをしていると非難した。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は19日、反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏が収監先の刑務所で死亡したことについて、西側諸国の反応は容認できず、不快なものだが、プーチン大統領がダメージを受けることはないと述べた。

報道官は記者団に「そのような、率直に言えば不快な反応は絶対に容認できないと考えている。もちろん、そうした反応はわが国の元首にダメージを与えるものではない」と述べた。

ナワリヌイ氏の死因について、国内法に従って調査が進められているとも発言。

プーチン氏がナワリヌイ氏の死にどのような反応を示したかとの質問には「何も付け加えることはない」と述べた。

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