https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160517#1463481847

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160517#1463481850

AKB48の渡辺麻友 媚を売るメンバー裏事情を暴露「身内に敵を作る」 - ライブドアニュース

 16日深夜放送のTBS「Momm!!」でAKB48渡辺麻友が、AKB48グループ内において「媚びを売るメンバー」の裏事情を暴露した。


 番組では、「上司に媚びを売る同期が出世 私は許せません! 皆さんは許せますか?」という視聴者からの悩みを紹介。番組出演者の芸能人たちが意見を交わした。


 まず最初に「許せないという方は手をあげてください」という質問がされると、渡辺は挙手。“AKB48で媚びを売るメンバーはいる?”という点にフォーカスされ、トークが展開された。


 渡辺は「特に若い女子の大群なので、中にはやっぱりいますよね」と激白。司会を務めるSMAP中居正広から「それ(本人に)言うの?」と質問されると、「いや本人にはさすがに言えないです」と否定した。


 また、「自分はあからさまに媚び売ったり、あんまりできないタイプなんで、好きじゃないんで…。やっぱりそういうのやっている子みると、『あ〜』みたいな…」と顔を歪め、不快感を露わにした。


 あまりの険しい表情に、中居からは「相当根に持ってますよ」とツッコまれてしまったが、渡辺は「いやいや…」と否定。さらに「それはその子のある意味才能じゃないですけど…」と慎重に言葉を選び、「そういうことは身内にやっぱ敵を作っちゃいますよね」と事実を語った。


 渡辺は頭の中で「媚びを売るメンバー」がずっと思い浮かんでいる雰囲気で、終始嫌そうな表情を浮かべていた。いったい誰なのか、気になるところだ…。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160517#1463481844
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160517#1463481849

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160517#1463481851

トップ内定者と一般就活生、4つの決定的違い|就職できない若者の「トンデモ言動」|ダイヤモンド・オンライン

 大学入学時の時点で、就活のため、学内行事、サークルでの幹部立候補など後々エントリーシートや面接でエピソードとなる役職に就いているなども、その一例です。「腹黒い」という意見もあるかもしれませんが、就活時に話すエピソードのためにやっているので、活動内容にも力が入ります。仕方なく請け負った部長や会長と比べても、結果を意識した行動をするという意味では組織にとってもプラスに働きます。


 そもそも難関企業の採用面接では、サークルなどの会長や部長をしていただけでは自己PRになりません。そこでどんな困難を乗り越えて、何を成してきたかが重要なのです。それも踏まえてきちんと成果を残すのが自己のブランド化になります。


 対して、通常の学生は行動を起こし始める時期が異なります。多くは就職活動のシーズンになってから活動を始めます。友人の行動の変化を見て急に焦ったなど、環境的な要因がきっかけなのです。こうして就職活動が始まってから自己PRに使えるエピソードを探し始めますが、思い出すにも時間もかかります。この時点ですでに差が生じているのです。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160517#1463481844
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160517#1463481857(「空気」が厄介なのは、その主張に小さな正論が混入されていることです。)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160420#1461148938

戦略コンサルの面接で有名な「エアープレイン・テスト」を知っていますか?|戦略コンサルティング・ファームの面接攻略法|ダイヤモンド・オンライン

 あなたがコンサルティング・ファームの人たちと接するときにも、同じことが当てはまる。たいていの場合、あなたが最初に接するのは、クライアントとのコンサルティング業務には携わらない、人事部などの採用担当チームの人間だ。戦略コンサルタントがクライアントに接するときと同様に、これらの人たちにも尊敬の念を持って接することが重要である。


 採用チームの担当者は、内定の最終決定権は持っていないが、最初の段階であなたを面接に呼ぶかどうかを決めることはできるからだ。同様に、クライアントのCEOを補佐する組織(訳注:たとえば、経営企画部や社長室など)の人たちと接するときは、特に丁重に接する必要がある。


 これらの人たちに対して失礼な態度を取れば、コンサルティング業務を円滑に進めにくくなる。逆に、親切心と尊敬の念を持って接すれば、彼らは社長補佐という威光の下、コンサルタントからの要望に素早く対応するように社内の人間に指示してくれるようになる。

#リクルーター

自信がない、経験がない普通のサラリーマンのための問題解決法|はじめての問題解決力トレーニング|ダイヤモンド・オンライン

本質的な問題の発見とは、すなわち、問題を正しく捉えることです。

 問題点を探るのがそんなに大変なのかと疑問に感じるかもしれませんが、ちょっと考えてみてください。自社の売上げが伸びない理由は何だと思いますかと、10人の社員に聞いたら、おそらく数十通りの答えが出てくるはずです。

 本質的な問題の発見とは、これらを整理したうえで事実関係を確かめて、そもそもそうした“問題現象”が起こった根本原因を探すことです。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160512#1463049849

人類はもう“賢者の石”を使い果たした:BRICsが期待通りに発展しないわけ|日本人が知らない本当の世界経済の授業|ダイヤモンド・オンライン

「では、話を戻してポルトガル、スペインの話をカンタンにしましょう。地理的にヨーロッパの西の端にあったポルトガルが、先陣を切ってアジアに向かうのですが、当時のアジアは豊かで国々も強大だったので、ヨーロッパから持って行っても売れるものがなく、アジア圏内で一プレイヤーとして取引をするしかなかったため、実際には大したことができなかったようです。逆に西半球に進出したスペインは事情が違い、スペインが進出した地域は世界システムに組み込まれていきます。


コロンブスアメリカ大陸発見以来、スペインのアメリカ植民地は急速に発展し、南米の全域に及びます。新大陸に黄金郷があるという伝説を信じ、当初、スペイン人が獲得を目指したのは金でした。初めは、とりあえず現地人の金を略奪するなどしていたものの、そもそも新大陸は大して金がとれず、大いに期待外れだったわけです。しかも新大陸は、豊かなアジアに比べれば、ヨーロッパで高値で売れそうなものが他に何もなく、仕方がないので自分たちで開発を始めるのです。彼らはまず、先住民を強制労働させ、サトウキビ栽培や銀山の開発を行ないます。しかしながら、ヨーロッパからウィルスが持ち込まれ、免疫のない先住民たちはバタバタと病気で死んでしまいます。労働力不足を補うためにスペインは、西アフリカを支配していたポルトガルと契約をして、黒人奴隷を新大陸に連れてきて強制労働をさせます」


「なんかやっぱりエグいですね」


「そうですね。スペインの王様であるハプスブルク家はこうして得た膨大な銀で、ヨーロッパ最強にのし上がって、ヨーロッパを完全支配しようとするんですが、失敗して破たんします。ハプスブルク家が失敗した後にナポレオンが同じことを試みてやはり失敗、そしてヒトラーも失敗というふうに、ヨーロッパに政治統合した世界帝国をつくるのは、軍事や官僚を維持するのにおカネがかかりすぎてうまくいきませんでした。逆にうまくいったのは、ヨーロッパ以外の地域を組み込んだ経済的な統合というやり方でした。それが世界を一体化して大規模な分業体制をつくる世界システムというわけです」


「じゃあ、今のアメリカって、そういう意味ではどうなんですか?」


「それはよいポイントです。アメリカは、世界統一しているわけではないけど、強い軍隊を持って世界を経済的に統合しているようなものです。コロンブスの新大陸発見以来、欧米諸国がつくり上げてきた世界システムの中に我々はいて、その中核国が現在はアメリカ、というわけです」

「ありがとうございます。じゃあ、続きを話しますよ。17世紀になってスペインの次に出てくるのがオランダです。17世紀は世界システムの拡大は止まるのですが、そのヨーロッパの“中核”国のパイを奪い合い、勝者となったのがオランダです。オランダは船の技術で優位に立って、のし上がってきます。船は当時の戦争にとって非常に重要なものでした。この技術を漁業や海外貿易に活かし、第1次・第2次・第3次産業すべてにおいて、他の国を引き離します。こういうふうにすべてにおいて優位に立った国を覇権国──ヘゲモニー国家──といいます。オランダは初の覇権国で、その次がイギリス、そしてアメリカというわけです」


「それ知ってます。パックス・ブリタニカパックス・アメリカーナですよね。でも、オランダもそうだったって知りませんでした」
カンタンに単位が取れると評判で、今期に取っている国際関係論で得た知識を、絵玲奈は披露した。


「オランダに関しては議論があるんですが、ここではヘゲモニー国家だとしましょう。ヘゲモニー国家は、面白い事実ですが、同じような発展と崩壊のパターンを描くのです。第1段階は農業や工業が優位になって生産力が高まり、第2段階は商業が発展し、最後に金融業が発展していくという具合です。この順番で発展して、崩壊するときも農業や工業が競争力を失い、商業がダメになって、最後に金融が残るという具合です。例えば、17世紀の末にはオランダのヘゲモニーは怪しくなるのですが、アムステルダムの金融の力は18世紀後半まで残るのです」


「そういえば、今でもロンドンに金融機関がたくさんあるんですよね、たしか」


「そのとおりです。現在においてはイギリスのヘゲモニーは終わっていますが、まだ金融業の中心はロンドンにあるのと同じことです。あと、ヘゲモニー国家というのは自分が競争力の面で優位な立場にあるので、自由競争を主張する傾向があります。自由に競争すれば、自分が勝てると思うわけです。オランダは自由貿易を主張し海上自由論を唱えました」


「今のアメリカって自由主義ですよね。それは、アメリカもヘゲモニー国家だからですか?」


「そうです。ヘゲモニー国家は、自由が一番安上がりに勝つ方法なので、『自分たちのルールで自由にやろうぜ』と主張するのです。今でいうところのグローバル・スタンダードです。この結果、ヘゲモニー国家の中心都市──世界システムメトロポリス──は、世界中で最も自由でリベラルな場所になるという特徴があります。各国から追われた亡命者や芸術家、学者、そして経済的な難民も集まってきます。いわば世界システムの吹き溜まりのような場所になるのです。ニューヨークという街は現在の世界システムメトロポリスなわけですが、いろいろな人が寄り集まっているのはこういうわけだからです」

「さて、次にいよいよイギリスの登場です。世界初のだれもが認める世界システムの勝者、ヘゲモニー国家です。イギリスは、最初にお話ししたように16世紀にはヨーロッパの辺境にすぎませんでしたし、経済的には非常に厳しい状況にありました。そこで、リスクをとって外に打って出る選択をします。


 そして、例によって例のごとく力技の解決で、ヨーロッパの他の国と植民地利権を奪い合う戦争を繰り返し、それに勝利します。17世紀には三度にわたりオランダと戦争し、フランスとも第2次百年戦争といわれる戦争をし、という具合です。これらの戦争に勝利し覇権を握り、世界の海を我が物にして、イギリス商業革命といわれる貿易で大儲けの仕組みをつくり上げるのです」


「それが最初に教授がお話ししてくださった、紅茶と砂糖の話になるんですね」


「そうです。武器や安物の綿織物やアクセサリーをアフリカに持って行って黒人奴隷と交換し、その黒人をカリブ海に連れて行って、死ぬほどこき使ってプランテーションを行ないます。プランテーションでつくられた砂糖やたばこ・綿花をイギリスに輸入して加工して再輸出を行なう。この貿易システムの基軸になるのが奴隷貿易で、数百%というような暴利を貪れました。こうして、黒人奴隷を酷使して生んだ利益の蓄積が、資本の蓄積になって産業革命を起こし、工業化が世界で最初に行なわれることになるのです」


「まさに“賢者の石”ですね。黒人奴隷が工業化の始まりだなんて。じゃあ、逆に言えば産業革命がイギリスで起きたのは、単なる偶然ってことですか?」


「そうです。じつは、どこで起きてもおかしくはない状況だったのです。というのは、イギリス以外のいくつかの国でも、工業化に必要な科学技術も石炭のような化石燃料も入手できる状態でした。しかし、工業化が始まるための資本を蓄積できたのがイギリスだったというのが現在は有力な考えです。従来は、イギリス人が優秀で勤勉だったから産業革命を起こせたんだと宣伝していましたが、実際は“賢者の石”を使っていたってことですね」

「さて、話を戻しましょう。こうして世界システムは成長を求めて世界中にどんどん拡大していきます。イギリス以外の西欧諸国も世界中を植民地化して“賢者の石”を奪おうと必死になっていきます。工業化に成功した西欧は生産力をどんどん高めて、軍事力をどんどん増強していきます。そして、中世のころには西欧よりも豊かで先進地域だったアジアやイスラムを、近世になると圧倒的な軍事力で制圧していきます。


 大国だった中国はアヘン戦争でイギリスに敗れ、イスラムの大帝国だったオスマン帝国は第1次世界大戦で敗れ、といった具合です。中世には“周辺”だった西欧が世界システムの“中核”となることで、最初に言ったように“周辺”は“中核”の成長のための食料や原材料の生産地にさせられ、逆に猛烈に資本投下されて開発され、めちゃくちゃに社会や経済が歪んでいきます。これが“低開発化”です」


「はい、“低開発化”ですよね。ちゃんと覚えています」


「“低開発化”ではありませんが、ついでですので、別の意味で世界システムが引き起こしている問題を言っておきましょう。日本人が理解しづらい中東の混乱ですが、これはオスマン帝国が、世界システムに飲み込まれて解体されたことが、もともとの大きな原因なのです」


「中東って、なんであんなにドンパチやってるんですか? イスラム教って怖いって思っちゃいます」


「それは間違いで、イスラム教は怖くもなんともありませんよ。イスラム原理主義に走る人たちを生み出した環境のほうが問題なのです。もともと、中東は東西の文明が交差するところでもあり、いろいろな民族がいろいろな宗教を信じて生きていたのです。オスマン帝国は大枠ではイスラム教でありながらも、そういう世界を許容していたのです。西欧がキリスト教一色で、他を許容しなかったのとは対照的と言っていいでしょう。


世界システムがそういう秩序ある世界を壊し、勝手に国境線を引いて自分たちで勝手に分けるようなことをしてしまったのです。つまり、あるときまでぜんぜん別の民族だったり宗教だったりした人たちが、いつのまにか勝手に1つのグループにさせられて、国家になってしまったわけです。例えば、イラクのような国はスンニ派シーア派クルド人というように、仲の悪い人たちが無理やり同居する人工国家をつくられてしまったわけです」


「そんなことしちゃったら、揉め事になるだけじゃないですか」


「そうです。そのとおりなんです。イラク人といっても、日本人のようにアイデンティティがあるわけじゃないし、そこに住んでる人たちは西欧の都合で勝手にイラク人にさせられ、しかも仲が悪い者同士ですから、国として普通にまとめるには無理があります。なので、どうしても独裁政治で治めるしかなくなり、フセインが暴力的に仕切っていたわけです」


「なんか、世界システムって、自分の都合のためにめちゃくちゃやってるんですね」


「そうですね。さらに面倒なことに、イギリスは第1次世界大戦のとき、三枚舌外交といって、ユダヤ人から戦争資金を融通してもらうために、パレスチナユダヤ人の国をつくる約束や、アラブ人にアラブの独立を約束するなど、矛盾した約束をしてしまいました。それが中東の戦争の火種となって、今につながる混乱となっているのです」


「中東の難しい話って、じつは世界システムのせいだったのですね。初めてわかりました。すごく面白いです」


「じつはそうなんです。歴史を理解すれば、フセインが独裁をするのは必要悪で、民主主義を押し付けても機能しないことは、だれにでもわかることなんですけどね……話がだいぶそれたので戻しましょう。


 こうしてどんどん、成長を求めて世界を飲み込んでいった世界システムですが、ついに世界中を飲み込みつくして、もはや地球上に世界システムに組み込まれていない場所が残されていないところにきたのです。残されているのは、アフリカの奥地とかぐらいでしょう。つまりアメリカがヘゲモニー国家となって、ついに世界システムの完成となったというわけです。そして、これまでのヘゲモニー国家が発展・衰退した過程をアメリカも同じようにたどっています。製造業の優位性はなくなり、金融業が最後の優位性を残すというふうに、現在はアメリカのヘゲモニーは衰退期に入っています。しかしながら、世界システムが今後は拡大しない以上、これまでのように次のヘゲモニー国家が生まれて、ということにはならないでしょう」


「それが、最初におっしゃっていた“賢者の石”を使い果たしちゃったということですか?」


「そうです。あくなき成長を求める世界システムは“賢者の石”を使い果たして、システムの限界に達したのです。“中核”の成長はいよいよ止まってきてしまいました。そこで先進国によってかつて徹底的に“低開発化”された途上国が先進国のかわりに成長して、先進国を下から押し上げてくれるんじゃないかという都合のよい期待が出てきました。“周辺”が“中核”になっていくという、世界システム論の視点からすればあり得ない矛盾したストーリーが21世紀になってもてはやされるようになったのです。BRICsという言葉は知ってますか?」


「聞いたことあります」


「ブラジル・ロシア・インド・チャイナという“周辺”が成長して、世界経済をけん引するというシナリオなのですが、このシナリオは、単線的発展段階論の考え方で、遅れた国がいずれ進んでくるということを前提にしています。インドはいずれイギリスになるというような考え方です。最初は鳴り物入りだったこの議論も、最近は思ったような成長発展が見られず、ずいぶんと旗色が悪くなってきています。結局、“低開発化”された“周辺”は“中核”とは異なる道を歩んでいるので、同じような成長をすることはできないのです」


「じゃあ、先進国がダメだからといって、期待していた途上国は、自分たちがもともと“賢者の石”にしようとしてめちゃくちゃやったせいで、やっぱりダメっていうことですか?」


「そういうことですね。“低開発化”というのは、“中核”が支配しやすいように、“周辺”の社会秩序を壊してしまうことです。新しい支配者が西欧からやってきたとしても、もともとの支配層はそう簡単に言うことを聞かないでしょう。そこで、もともとの支配層以外で自分たちの言うことを聞く人たちを重用して支配しようとするのです。


 例えば虐げられていたマイノリティがいたとすれば、彼らにとっては逆転のチャンスですから、“中核”からやってきた支配者の言いなりになるわけです。このような忠実に“中核”の支配者の言うことを聞くマイノリティを、これまでの秩序と逆転して上の地位につけて支配するというようなことを行なったりしました。すると、今までの恨みとばかりに搾取や暴虐を働くことも厭わないことになりかねませんので、当たり前ですがそれまでの安定した社会秩序が壊れてしまうのです。モラルは低下し、諍いや混乱が発生しますが、そのほうが“中核”の支配にとってはむしろ好都合だったのです


「めちゃくちゃになったほうが良いってことですか?」


「はい。“中核”にとって困るのは不平不満が自分たちに向かうことでしたから、内輪揉めにエネルギーが使われて、矛先が自分たちのほうに向かわないのは支配に好都合だったのです。もともと“中核”は“周辺”を搾取する以外に興味がありませんから、社会が歪んでしまっても気にしませんでしたし、そして当然の話ですが、民衆を高度教育することもありませんでした。


このような具合ですから、社会の基礎となるインフラ、例えば官僚システムなどが常に腐敗した状態になって機能しなくなったりしました。つまり、“低開発”されてしまうと、社会がめちゃくちゃになってしまって、今さら“中核”のようになれといわれても、うまくいかないのです


「発展しないのは、その理由があるってことですね」


「そうなんです。このような事実がだんだんわかりつつあって、世界がこれ以上拡張できず、世界システムが行き詰まるなかで、成長することを“周辺”に求めることも限界があることが露呈しつつあるのです。


BRICSのような途上国が先進国のようになって成長するわかりやすいストーリーをもてはやしたのは、成長の限界を迎えて投資先を求めていた先進国の投資家たち、特にアメリカの投資家たちでした。そもそもこのストーリーを最初に広めたのも、アメリカの投資銀行(=証券会社)です。これは、現在の覇権国であるアメリカが新しい国で、投資家も“歴史”をよく理解していない人が多く、歴史的な前提を無視して短絡的な議論をする傾向があることも大いに影響していると思いますね」


「歴史を知ることって、本当に大切なんですね」


「物事には原因があって、結果があるわけですからね。原因を知らないと、真実を知ることができません。そういう意味で、歴史を勉強するのは大切なことだと思います。さて、長々と世界システムのお話をしましたが、いかがですか? 我々がどういう時代にいるのか、わかりましたか?」


「壮大な話で目が回りそうですけど、とにかく大きな変化を迎える時代にいることがよくわかりました」
絵玲奈は、今まで聞いたことのないスケールの話に、少し興奮気味に言った。


「そもそも、我々は自分のおじいさんやおばあさんの生きていた社会よりも成長した社会に生きるのが当たり前だし、自分たちの子孫もそうだと思っています。でも、このようなことが起きているのは数千年、数万年の人類の歴史において、世界システムが始まり産業革命が起きてからのほんの数百年間のことに過ぎないのです」


 教授は絵玲奈にグラフを渡した。

「これを見てください。アンガス・マディソン氏の『経済統計で見る世界経済2000年史』という本によれば、人口は紀元1年2.3億人、1000年2.7億人、1700年6.0億人、1998年59.1億人というふうに、1700年かけて3倍になった人口が1700年から2000年の300年間で10倍になっています。この数百年の人口や経済の成長が爆発的であることはグラフを見てもらえば一目瞭然だと思います。感覚的に見ても限りある地球において、このような指数関数的な成長を持続していくことが不可能であることは明らかでしょう」


「たしかに、そうですね……」
今まで考えたことがなかったけれど、教授にグラフを見せられて、その極端な爆発的な人の増え方に絵玲奈は驚いた。


「我々は、成長するのが当たり前だと思って生きていますし、社会のシステムもそれを前提につくってしまっています。でも、それはこの数百年の間に極端に起きただけのことであって、決して当たり前のことではないのです。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160516#1463394933
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160502#1462185677


帝国書院 | 高校の先生のページ 高等学校 世界史のしおり 2008年 4月号
近代世界システムから見た近現代史 - 帝国書院


世界の一体化 - Wikipedia
世界システム論 - Wikipedia
従属理論 - Wikipedia

トップ編集者が教える「失敗から学べ」の本当の意味 佐渡島庸平(コルク代表)×三木一馬(元電撃文庫編集長)対談 最終回|ぼくらの仮説が世界をつくる|ダイヤモンド・オンライン

三木 そうですね。キャラクターの重要性は言わずもがなですが、「みんなの思ってる以上に、このキャラクターはこんな行動をとるかもよ?」というようなことまで想像してくれるならベストです。


 昔はこれが壮大なストーリーの中で表現されていたり、読者が想像する「余地」を見せる……というだけだったのですが、今はすこし読者の嗜好が変わって、そんな「このキャラはどういった行動をとる!?」というネタ部分だけに特化して独立させた漫画や小説も増えているように思います。


 たとえば「シリアスなロボアニメの人気キャラがもしコンビニ店員だったら……」という漫画とか、「哲学にかぶれた青年がもし書店店員だったら……」という漫画とか……。昨今のキャラ特化モノの最先端というか、いわゆるコミックエッセイ的な見せ方とも言います。それらが何十万部も売れる時代ですから、やはり読者のニーズはインパクトをよりインスタントに得る、ということに寄ってきていると思いますね。ウェブの一枚ネタみたいなノリもそれに拍車をかけているのではないかと。


佐渡島 なるほど! 急に、なんで売れているか、僕には理解できていなかった作品が売れる理由が理解できました。こんなに腑に落ちる説明聞いたこと初めてです。マンガや小説も、インスタ、スナップチャット的な作品が、流行っているのですね。

人がなにかを好きになることに理由なんてない

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160516#1463394930

エリートだけが知っている「大金を集められる話し方」とは?|一流の頭脳の磨き方|ダイヤモンド・オンライン

 世界のビジネスシーンにおいては、重要なプレゼンでは、必ずトップがメインのプレゼンターとなり、そのプロジェクトの価値や概要について語る(グローバル企業では、語学の壁を超えて自分の言葉でメッセージを伝えられないと管理職にはなれない)。

○決断する立場の人が「どんな状況にあるのか」を理解する
○決断する立場の人が「知りたがっていること」を話す

1.いかに「速く」儲かるのか?
2.どれだけ「ユニーク」なのか?
3.本当に「実現」できるのか?

「だから、実現できる」とクリアに示す

 要するに、「こんなに儲かる話があって、これほどユニークな魅力を持っていて、このような理由で実現可能で、あとはただ一点、あなたの決裁(あるいは「資金」「協力」など)だけが必要なんです」というのが正しいプレゼンのかたちなのだ。

情報を「極限」まで絞り込む

 さらに、伝えたいことを限りなくシンプルにしていく。内容を徹底的に削ぎ落とし、相手が最も消化しやすい見せ方にする。


 えてして数字や調査データなどを見せたくなってしまうが、そうした数字はすべて頭の中にインプットしておき、聞かれたら正確に答える準備をしておく。事前に、あらゆる角度からの質問をシミュレーションしておくのだ。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160517#1463481858
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160517#1463481859

ファイナンスと統計学はなぜ相性がいいいのか? 文系でもわかる「標準偏差」超入門|あれか、これか ― 「本当の値打ち」を見抜くファイナンス理論入門|ダイヤモンド・オンライン

標準偏差に関係するデータとして、日本人が何よりも親しんでいるのは「学力偏差値」だろう。テストの成績を示す偏差値は、自分の得点が全体の平均点から見てどれくらいの位置にあるのかを指し示している(なお、後述するが偏差値と標準偏差は別の概念なので要注意)。

一般に自然界では、母集団のデータを無作為に選ぶと下の図のような釣鐘型のばらつきになることが多い。これを正規分布という。

すべてのデータがこのようにきれいにばらつくわけではない。

人口ピラミッドの形を思い浮かべていただければわかるとおり、年齢ごとの人口分布も正規分布にはならない。

一方、ダーツとかルーレットのような無作為のゲーム、そしてランダムウォークをする株価の動きなどは、正規分布を描くようになる。

では、実際に標準偏差の出し方を説明していこう。まず、超シンプルな例から。


3人兄弟がいる。長男の身長は180、次男は170、三男は160センチだとしよう。3人の平均身長が170センチになることは小学生でもわかる。元のデータと平均値との差を偏差という。長男の偏差は10、次男は0、三男はマイナス10だ。


このとき、平均からどれだけ離れているかだけに注目したい。そこで、それぞれの偏差を2乗する。「偏差の2乗」を比較すれば、長男と三男はともに100(10の2乗)として扱うことができる。つまり、平均より10センチ高いことも、10センチ低いことも同じ事柄として扱えるようになるわけだ。


さらにここで、偏差の2乗の「平均」を計算する。長男100、次男0、三男100の平均は66.7(≒200÷3)だ。偏差の2乗の平均値を分散と呼ぶ。


しかし、この分散を求めるために、先ほど僕たちは「2乗」の操作を加えた。そこで今度は、この66.7という数値に2乗と逆の操作を加える必要がある。要するに、平方根(√)を求めるわけだ。そこで出てくる数字が標準偏差であり、身長の例で言えば8.2(≒66.7の平方根)センチだ。なお、標準偏差は「σ」(小文字のシグマ)の記号で表される。

それほど難しい計算はないし、エクセルを使えば簡単に割り出すことができるはずだ。ちなみに、俗に言う「偏差値」とは、次のような手続きで計算されている。


(1) 偏差に10をかける
(2) この(1)の数字を標準偏差で割る
(3) この(2)の数字に50を足す

データの集合が正規分布しているとき、平均値に対して±1σ(1標準偏差)の範囲内に「68.27%」のデータが含まれることがわかっている。これは純粋に統計学の理論上の話だ(詳細な証明はここではしない)。同様に、±2σの範囲には95.45%のデータが含まれ、±3σの範囲には99.73%が含まれる。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160516#1463394935

Amazon.co.jp: 判例から考える憲法: 小山 剛, 土屋 武, 畑尻 剛: 本

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160517#1463481858
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160517#1463481859
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160509#1462790471

#勉強法

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160517#1463481863

「我々は被害者」 東京五輪裏金疑惑でJOCが呆れた言い訳 | 日刊ゲンダイDIGITAL

会社名の「ブラック・タイディングス」は、ヒンディー語で「黒いカネを洗浄する」という意味だ。本社はボロボロのアパートに置かれている。

習近平指導部の発足後、中国共産党の最高指導部として初めて、香港を訪れている全人代全国人民代表大会張徳江委員長は17日、香港政府の本部を訪れ、トップの行政長官をはじめ高官たちと会談しました。
この中で、張委員長は「経済発展や市民生活の改善に重点を置き、努力を重ねて欲しい。香港の将来は明るく、1国2制度は必ず成功すると考えている」と述べ、香港に高度な自治を認めた1国2制度を堅持する姿勢を強調しました。しかし、香港では去年、中国共産党に批判的な本を取り扱う書店の関係者が香港から連行されたと疑われる事案が起きたことなどを受け、言論の自由が尊重されていないとして1国2制度に不信感が広がっています。
香港大学による最新の世論調査では「1国2制度を信用する」と答えた市民の割合は42%と、中国への返還以降、最低水準にまで落ち込んでいます。今回の訪問に合わせて、民主派勢力は17日夜、街頭で「張徳江は香港から出て行け」と抗議デモを行い、警察と小競り合いになる場面も見られました。

アメリカ大統領選挙に向け、野党・共和党の指名獲得が確実となったトランプ氏に対し、ロイター通信はインタビューを行い、17日その内容を伝えました。
この中でトランプ氏は北朝鮮キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長に対し、「私なら彼と対話する。彼と話をするのに何の問題もない」と述べ、大統領になった場合、首脳会談を通じて北朝鮮の核問題を解決する考えを示したということです。
また、トランプ氏は「私は対話するのと同時に中国に圧力をかける。中国なら北朝鮮との一回の会談か電話一本で問題を解決できる」と述べ、北朝鮮に対して、中国が影響力を行使するよう求めていくとしています。
トランプ氏がキム委員長と会談を行う用意があると発言したことに対し、民主党の候補者選びで指名獲得に大きく近づいているクリントン国務長官の陣営は、「トランプ氏の外交政策は全く意味をなさない」と批判しました。
オバマ政権は北朝鮮が非核化に向けた具体的な措置を取らないかぎり、いかなる交渉にも応じないとして直接交渉には慎重な立場をとっています。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160517#1463481865

#米大統領選 #トランプ

米大統領候補者選び クリントン氏指名獲得へ前進も不安 | NHKニュース

ことし11月のアメリカ大統領選挙に向けた民主党の候補者選びは17日、南部ケンタッキー州と西部オレゴン州予備選挙が行われました。
このうち、ケンタッキー州ではクリントン氏が勝利を宣言したものの、アメリカのメディア各社は接戦で、勝者が確定するには時間がかかると伝えています。一方、オレゴン州ではサンダース上院議員が勝利を確実にしました。
この結果、アメリカABCテレビによりますと、クリントン氏がこれまでに獲得した代議員は一般の代議員と、予備選挙などの結果にかかわらず、自由に投票できる特別代議員を合わせて2291人に上り、指名獲得に必要な過半数の2383人にさらに近づきました。
しかし、クリントン氏は今月に入り、4つの州で行われた予備選挙のうち今回のオレゴン州を含め、少なくとも3つの州でサンダース氏に敗れていて、共和党の指名獲得を確実にしているトランプ氏との本選挙での戦いに向けて不安ものぞかせています。

民主党のサンダース上院議員は、来月に予備選挙が行われる西部カリフォルニア州で支持者を前に演説し、「きょうの結果がカリフォルニア州での勝利に向けたはずみになるだろう。来月14日に行われる最後の予備選挙まで戦いを続ける」と述べ、選挙戦を続ける考えを強調しました。
そして、「この選挙は一部の富裕層のためではなく、すべての人のためのものだ。皆で力を合わせて、億万長者に立ち向かう勇気を持てば成し遂げられないことはない」と述べ、投票を呼びかけました。

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ジョン・ポールソン 金ETF 100万株(10万オンス)売却 - 亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

ただ、引き続き金へのプレゼンスは維持。

名の知られたところでは、2013年1−3月期に金関連のすべてを売却したことで知られるジョージ・ソロス(ソロス・マネジメント)が、105万株(≒3.3トン)取得し、再び登場している。その他のファンドも小口で再参入あるいは新規参入という感じで幅広く資金流入が見られる。

Pope Francis criticizes Western interference in Middle East, Africa — RT News

“Faced with current Islamist terrorism, we should question the way a model of democracy that was too Western was exported to countries where there was a strong power, as in Iraq, or Libya, where there was a tribal structure,” the pontiff said.


“We cannot advance without taking these cultures into account. As a Libyan said some time ago: ‘We used to have one Gaddafi, now we have 50 of them!’” he added, pointing to how Western interference influenced the states he mentioned.

シリアでは、アサド政権と反政府勢力の間の停戦が2月末に発効しましたが先月以降、各地で戦闘が再燃し、停戦が崩壊する懸念が強まっています。
こうしたなか、アメリカとロシアの呼びかけで17日、ウイーンで22か国の外相などが参加して会合が開かれ、初めて参加した日本からは鈴木敏郎担当大使が出席しました。
会合の後、記者会見したアメリカのケリー国務長官は「われわれは停戦監視のシステムを強化することで合意した」と述べ、政権側と反政府勢力の双方に停戦を順守するよう働きかけを強めていくことで一致したことを明らかにしました。
しかし外交筋によりますと、今回の会合でもアサド政権と反政府勢力のそれぞれを支援する周辺国の間で互いに停戦合意違反だと非難し合うなど対立があらわになったということです。
仲介役の国連は内戦の終結を目指す双方の和平協議を早期に再開させたい意向ですが、その前提となる戦闘の鎮静化はなお見通せない状況です。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160510#1462876751
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160506#1462531137

スウェーデンで14日行われた「ユーロビジョン・ソングコンテスト」では、ウクライナ代表の女性歌手で、ロシアが併合したクリミアの少数民族、クリミア・タタール系のジャマラさんが優勝しました。
ジャマラさんは、かつてソビエトによって強制移住させられた祖先の苦難をテーマにした歌を披露し、クリミアを併合したロシアへの抵抗のメッセージが込められているという見方も出ていたことから、ロシアでは、歌謡祭の結果に反発が広がっています。
このうち、ロシア国営テレビは17日、ヨーロッパ各国で歌謡祭の主催者に対してジャマラさんの優勝を見直すよう求める動きがあると否定的な論調で伝えたほか、ロシアの一部の議員からも見直しに同調する声が上がっています。
一方、ウクライナでは、ポロシェンコ大統領が16日、ジャマラさんに直接賞を授与したほか、ウクライナのメディアはクリミア・タタール人と民族的に近く、ロシアと対立するトルコのエルドアン大統領も電話で祝意を伝えたと報じています。

外務省はパスポートの偽造や変造を防ぐために、3年後の平成31年度から新しいパスポートを導入する方針で、18日、有識者による検討会議を開いて、そのデザインを決定し、発表しました。
それによりますと、出国や入国の際にスタンプを押す査証欄のページの図柄を現在の桜の模様から、葛飾北斎の代表作である「冨嶽三十六景」に変更するということです。
新しいパスポートでは「冨嶽三十六景」のうち、赤富士としても知られる「凱風快晴」や日本橋川と橋の上のにぎわいを描いた「江戸日本橋」など24の作品を、それぞれ見開きのページの全面に印刷することにしています。
外務省によりますと、査証欄の図柄を大幅に変更するのは戦後、初めてだということです。

「理研からES細胞窃盗」の告発 嫌疑不十分で不起訴 | NHKニュース

理化学研究所は、おととし12月、小保方晴子元研究員などがSTAP細胞だとしていたものは、実際には別の万能細胞のES細胞だったとしたうえで、誰が混入したか特定できないとする調査結果を公表しました。
これに関連して、理化学研究所に勤めていた研究者の男性が、何者かが研究室からES細胞を無断で持ち出した疑いがあるとして、窃盗の疑いで警察に告発し、警察は、ことし3月、容疑者を特定しないまま、捜査の結果をまとめた書類を神戸地方検察庁に送っていました。
これについて、検察は捜査の結果、「窃盗事件の発生自体が疑わしく、犯罪の嫌疑が不十分だ」として、18日、不起訴にしました。


告発した研究者の男性は、「立件できると思っていましたが非常に残念です」とコメントしています。

これについて、小保方晴子元研究員の代理人を務める三木秀夫弁護士はNHKの取材に対し、「研究室が引っ越しをした際に残されていたES細胞を保管していたことはあったが、窃盗に当たらないのは明白で当然の結果だ」と話しています。
そのうえで、「小保方元研究員に伝えたところ『事実を理解していただけてよかったです』と話し、ほっとした様子だった」と話しています。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160331#1459420824
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160328#1459161680

虚偽告訴罪 - Wikipedia

虚偽告訴罪(きょぎこくそざい)とは、刑法が定める犯罪類型の一つで、他人に刑罰や懲戒を受けさせる目的で、虚偽の告訴をする行為を内容とする。告訴だけでなく、告発その他の処罰を求めての申告も虚偽告訴罪となりうる。


虚偽の告発を行って人を貶めることを古くは讒訴(ざんそ)または誣告(ぶこく)といった。旧刑法下でもこの虚偽告訴罪のことを誣告罪(ぶこくざい)と呼んでいた。

人に刑事又は懲戒の処分を受けさせる目的で、虚偽の告訴、告発その他の申告をした者は、3月以上10年以下の懲役に処する(刑法第172条)。

本罪は目的犯であり、「人に刑事又は懲戒の処分を受けさせる目的」が必要である。

本罪の行為は「虚偽の告訴、告発その他の申告」である。警察など 行政機関に申告したり、弁護士会に対して弁護士の懲戒請求をする場合も本条に該当しうる。


虚偽告訴罪にいう「虚偽」の申告とは、客観的事実に反する申告を行うことをいう。申告者が自己の記憶に反して主観的に虚偽だと思って申告をしても、それがたまたま客観的事実に一致しているのであれば、国の捜査権が害されることはないので、罪にはならない。