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 天皇陛下が高齢となられ上皇陛下のように譲位を決断されたとき、同じくご高齢の秋篠宮さまに譲位されるのか、秋篠宮さまを飛ばして悠仁さまに譲位されるのか。そうした議論が生まれるときにようやく、女性・女系天皇についても踏み込んだ議論が行われるのではないでしょうか」(別の皇室ジャーナリスト)

 将来、懸念されるのが悠仁さまを支える皇族方が少なくなることだ。現行の制度では女性皇族は結婚後、皇室を離れられるため、皇室の先細りは避けられない。そのため、「女性宮家」の創設を望む声も大きい。

紀子さまは、眞子さまと佳子さまに結婚後も皇室に残って悠仁さまを支えてほしいとお考えだそうです。眞子さま、佳子さまがご結婚される前に女性宮家の創設が認められれば、おふたりは結婚後も皇室に残られる。秋篠宮家の長男を長女と次女が支えるという、盤石な“秋篠宮家体制”が生まれる可能性もあるんです」(前出・別の皇室ジャーナリスト)

 秋篠宮家が「天皇家」になるその日、天皇の血統である「皇統」が変わる。秋篠宮家の誰かが天皇となられた時点で、天皇家の“本家”が移ることになるのだ。

秋篠宮さまが天皇となられ、女性宮家が創設されて眞子さまが皇室に残られていた場合、『天皇家の長女』は愛子さまではなく眞子さまです。さらにその後、女性天皇が容認されることになれば、眞子さまや佳子さまにも皇位継承順位がつく。愛子さま天皇家の長女ではないので、“眞子さまや佳子さまは、愛子さまより継承順位が上”というお立場の逆転が起きるのです」(前出・別の皇室ジャーナリスト)

 衝撃的なことに、眞子さまや佳子さまがご結婚前に女性宮家が創設されれば、もし女性天皇が認められたとしても、愛子さま天皇となられる可能性は限りなく低くなるのだ。

「議論が進んで女系天皇が認められた場合、眞子さまや佳子さまのお子さまは、愛子さまのお子さまよりも継承順位は上になる。秋篠宮家に天皇家が移ることは、そのように末代まで影響する大きな変革であり、その第一歩が『立皇嗣の礼』なのです」(前出・別の皇室ジャーナリスト)

 秋篠宮さまは次男としてお生まれになり、天皇となるための帝王教育を受けておられない。「高齢での即位はできない」と“即位拒否”ともとれる発言をされたこともあったという。立皇嗣の礼は、そんな秋篠宮家に皇統が移ることでもあるのだ。

「立皇嗣宣明の儀」は、秋篠宮さまの「立皇嗣の礼」の中心となる儀式で、午前11時すぎから皇居・宮殿の「松の間」で行われました。

儀式には、天皇皇后両陛下と秋篠宮ご夫妻のほか、9人の皇族方が参列され、内閣総理大臣など三権の長や外国の大使の代表など46人も正装で臨みました。

はじめに、儀式での装束姿の天皇陛下が、「皇室典範の定めるところにより文仁親王皇嗣であることを、広く内外に宣明します」とおことばを述べられました。
続いて、歴代の皇太子が着用してきた装束に身を包んだ秋篠宮さまが、紀子さまとともに天皇陛下の前に進み、「皇嗣としての責務に深く思いを致し、務めを果たしてまいりたく存じます」と決意表明にあたるおことばを述べられました。

このあと菅総理大臣が天皇陛下の前に進み出て、「国民は、両殿下が人々に親しく接せられるお姿に敬愛の念を抱いており、こうして立皇嗣の礼が挙行されますことは、こぞって喜びとするところであります」などと、お祝いの言葉を述べました。

儀式は、両陛下と秋篠宮ご夫妻、それに菅総理大臣を除く全員がマスクを着用するなど、感染防止対策を徹底した上で行われ、およそ15分で終了しました。

このあと、宮殿の「鳳凰の間」で、歴代の皇太子に伝わる「壺切御剣」と呼ばれる守り刀を、天皇陛下秋篠宮さまに授けられる行事も行われました。

内閣総理大臣の寿詞(よごと)【全文】

謹んで申し上げます。

天皇陛下には、本日ここに立皇嗣宣明の儀を挙行され、文仁親王殿下が皇嗣であることを内外に宣明されました。一同心からお祝いを申し上げます。皇嗣殿下は、妃殿下とともに、天皇皇后両陛下や上皇上皇后両陛下をお支えになられ、被災地御訪問や国際親善をはじめ、皇室の御活動に真摯(しんし)に取り組まれてこられました。

国民は、こうした活動を通じて、両殿下が人々に親しく接せられるお姿に敬愛の念を抱いており、こうして立皇嗣の礼が挙行されますことは、こぞって喜びとするところであります。

ここに改めて皇室の一層の御繁栄をお祈りをいたします。

衆参両院議長も謹話

「立皇嗣宣明の儀」に際して、衆参両院の議長は、「謹話」を出しました。

大島衆議院議長は、「この令辰(れいしん)に当たり、殿下が皇嗣となられたことが広く内外に宣明されましたことは、まことに喜びに堪えません。殿下には、妃殿下をはじめ御家族の皆様方とともに、今後一層中外の信望に応えられつつ、ますますお健やかにお過ごしになることを衷心よりお祈り申し上げます」としています。

また、山東参議院議長は、「皇嗣殿下は、数々の御公務を通じ、親しく国民に接し広く敬愛を集められるとともに、諸外国との間において我が国との絆を深めてこられました。この度の御宣明に当たり、より一層、内外の信望にこたえられますよう祈ってやみません」としています。

8日は、午前中、皇居・宮殿で、秋篠宮さまが「皇嗣」となられたことを天皇陛下が広く内外に宣言される「立皇嗣宣明の儀」が行われました。

続いて、天皇陛下が、歴代の皇太子に伝わる「壺切御剣(つぼきりぎょけん)」と呼ばれる守り刀を秋篠宮さまに授けられる行事が行われました。

このあと秋篠宮さまは、「壺切御剣」を携えて、2頭びきの馬車で宮殿を出発し、宮中三殿に向かわれました。
この馬車が使われたのは、平成3年の天皇陛下の「立太子の礼」の時以来およそ30年ぶりです。

秋篠宮さまは、紀子さまとともに宮中三殿皇嗣となったことなどを伝える儀式に臨み、皇嗣として初めて3つの殿舎にあがって拝礼されました。

秋篠宮ご夫妻は、これまで宮中祭祀では、殿舎の前で拝礼してきましたが、今後は、殿舎にあがって拝礼されるということです。

三重県伊勢神宮の内宮では、天皇陛下からつかわされた使者のほか、天皇陛下の妹で、伊勢神宮の主な祭りをつかさどる「祭主」を務める黒田清子さんや、神職などが列を組んで境内を進みました。

隊列には、天皇陛下からの供え物が入れられた箱のほか、「立皇嗣の礼」を行うことを日本古来のことばで記した「御祭文(ごさいもん)」が授けられていて、隊列は正殿へと向かいました。

伊勢神宮によりますと、このあと天皇陛下の使者が「御祭文」を読み上げるなどしたということです。

一方、秋篠宮ご夫妻が三重県伊勢神宮などに参拝し、「立皇嗣の礼」が終わったことを伝えられる行事については、新型コロナウイルスの影響で、当分の間延期されることになっています。

「奉告祭」は「三種の神器」のひとつ、草薙の剣がまつられ、皇室とのゆかりが深い、名古屋市熱田区にある熱田神宮の本宮でも行われました。

神事には宮司など神職11人が出席し、はじめに深く一礼をしたあと、魚や野菜などの食べ物や酒を神前に供えました。

そして、宮司秋篠宮さまが皇嗣になられたことを報告するとともに、皇室の繁栄や、国民の平安を祈る祝詞をあげ、もう1度、深く一礼をして玉串をささげました。

熱田神宮の本宮のまわりを訪れた人たちは、おごそかな雰囲気の中行われた貴重な神事の様子を見守り、カメラやスマートフォンで撮影していました。

熱田神宮の圓藤能久 宮掌は、「皇室のますますの繁栄と国民の皆様の平安を熱田の神様に祈念しました」と話していました。

8日は、午前11時すぎから皇居・宮殿の「松の間」で、「立皇嗣の礼」の中心となる「立皇嗣宣明(せんめい)の儀」が行われました。

儀式には、天皇皇后両陛下と秋篠宮ご夫妻のほか、9人の皇族方が参列され、内閣総理大臣など三権の長や外国の大使の代表など46人も正装で臨みました。

はじめに天皇陛下が、「皇室典範の定めるところにより文仁親王皇嗣であることを、広く内外に宣明します」とおことばを述べられました。

続いて、秋篠宮さまが、紀子さまとともに天皇陛下の前に進み、「皇嗣としての責務に深く思いを致し、務めを果たしてまいりたく存じます」と決意表明にあたるおことばを述べられました。
このあと、菅総理大臣が「寿詞(よごと)」と呼ばれるお祝いのことばを述べました。

そして、午後4時半すぎから「朝見の儀」が行われ、秋篠宮さまが紀子さまとともに天皇陛下の前に進み、「本日は、立皇嗣宣明の儀をあげていただき、誠に畏れ入りました。皇嗣としての務めを果たすべく、これからも、力を尽くしてまいりたく存じます」とお礼のことばを述べられました。

続いて、天皇陛下秋篠宮ご夫妻に「これまでに培ってきたものを十分にいかし、国民の期待に応え、皇嗣としての務めを立派に果たしていかれるよう願っています」とおことばを贈られました。

このあと、天皇皇后両陛下が、秋篠宮さま、紀子さまの順に、それぞれさかずきを授けられるなどして儀式が終わりました。

これで、去年4月の「退位礼正殿の儀」から始まった上皇さまから天皇陛下への皇位継承に伴う一連の国の儀式がすべて終わりました。

秋篠宮ご夫妻は、儀式を終えると宮殿の車寄せから車に乗り込み、「立皇嗣の礼」の終了を報告するため、東京・港区にある上皇ご夫妻の仮住まい先に向かわれました。

皇居の乾門前の沿道には、20人余りの人たちが待ち構えていて、秋篠宮ご夫妻は、窓を開け会釈をするなどしてこたえられていました。

天皇皇后両陛下と秋篠宮ご夫妻は、8日、「立皇嗣の礼」の2つの儀式のほか、関連する皇室の行事などにも臨まれました。

天皇陛下は、午前中、皇居の宮中三殿で皇室の祖先や神々に「立皇嗣の礼」を行うことを伝える儀式に臨まれ、皇后さまもあとに続かれました。

そして、皇居・宮殿で、「立皇嗣の礼」の中心的な儀式、「立皇嗣宣明の儀」が終わると、天皇陛下が、歴代の皇太子に伝わる「壺切御剣(つぼきりぎょけん)」と呼ばれる守り刀を秋篠宮さまに授けられました。

このあと秋篠宮さまは、「壺切御剣」を携えて、2頭びきの馬車で宮殿を出発し、宮中三殿に向かわれました。
この馬車が使われたのは、平成3年の天皇陛下の「立太子の礼」の時以来、およそ30年ぶりです。

秋篠宮さまは、紀子さまとともに、宮中三殿皇嗣となったことなどを伝える儀式に臨み、皇嗣として初めて3つの殿舎にあがって拝礼されました。

一方、秋篠宮ご夫妻が三重県伊勢神宮などに参拝される行事については、新型コロナウイルスの影響で、当分の間、延期されることになっていて、これらの行事も終わると皇位継承に伴う一連の儀式や行事がすべて終わることになります。

8日の「立皇嗣の礼」で、上皇さまから天皇陛下への皇位継承に伴う一連の国の儀式がすべて終わりました。

上皇さまの退位に向けた政府の有識者会議で座長代理を務めた東京大学名誉教授の御厨貴さんは、「これでようやく新しい皇室の体制ができあがったと言ってよく、感慨に堪えない」と述べました。

そのうえで今後の皇位継承について国民的な議論をしていくべきだと指摘します。

現在の皇室で皇位継承資格があるのは、秋篠宮さまのほかには秋篠宮ご夫妻の長男の悠仁さまと上皇さまの弟の常陸宮さまに限られています。

御厨さんは、「ようやく皇室の1つの動きが終わり、新しい皇室をどうしていったらいいのか、ここで議論を始めなければいけない。先延ばしをするとますます皇位継承者が減っていくことになり、先延ばしにすることは避けたい」と訴えます。
そして、「丁寧にみんなに知らせ、天皇と皇室というのは今後どうあるべきなのかということを、皆でしっかりと、しかし、ゆっくりと考えるということが必要なのではないでしょうか」と述べました。

秋篠宮さまは、「立皇嗣の礼」が終わったことについて、8日夜、文書で感想をあらわし、「立皇嗣宣明の儀をはじめとする本日一日の儀式が滞りなく終わりましたことを、ありがたく思っております。
現下のCOVID-19の影響をはじめ、様々な状況にある人々や社会に思いを致しつつ、これからも、皇嗣としての務めを果たしてまいりたいと思います」と述べられました。

秋篠宮ご夫妻は、10日、皇居・宮殿で、天皇皇后両陛下や皇族方などから、「立皇嗣の礼」が終わったことについてお祝いを受ける行事に臨まれます。

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#天皇家

東京都は、きょう都内で新たに10歳未満から80代までの男女合わせて189人新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

都内で1日の感染の確認が200人を下回るのは4日前の今月4日以来、100人を超えるのは6日連続です。

年代別では、10歳未満が8人、10代が17人、20代が39人、30代が34人、40代が37人、50代が21人、60代が13人、70代が15人、80代が5人です。

189人のうち、およそ44%にあたる84人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ56%にあたる105人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。これで都内で感染が確認されたのは合わせて3万2618人になりました。

一方、都の基準で集計した8日時点の重症の患者は7日と同じ36人でした。
8日、死亡が確認された人はいませんでした。

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#政界再編・二大政党制

バイデン氏は地元デラウェア州で7日夜、日本時間のきょう午前、演説し「この国の市民は明らかな勝利をもたらした。人々の勝利だ。大統領選挙でかつてないほどの票を投じたのだ」と述べて、勝利を宣言しました。

その上で「私はアメリカを再び世界で尊敬される国にするために選ばれた」と述べました。

さらに共和党民主党、それぞれのシンボルカラーの赤と青に言及し、「赤の州でも青の州でもなくアメリカ合衆国しかない」と述べた上で、「トランプ大統領に投票した人々もお互いにチャンスを与えましょう。厳しい対立をやめて相手の話に耳を傾け、敵として扱うのをやめましょう。私たちはアメリカ人なのです」と述べ、融和と団結を訴えました。

バイデン前副大統領の演説に先だって演説した副大統領候補のハリス上院議員は「アメリカの民主主義は当然のものとして受け止めるのではなく努力をともなうものだ。私たちにはよりよい未来をつくる力がある。アメリカの新しい日となった」と述べました。

そして、「記録的な投票率をもたらすほど多くの人に投票してもらって感謝しています。みなさんは希望や科学、良識や真実を選びました。バイデン氏をアメリカの大統領として選んだのです」と述べました。

一方、トランプ大統領はバイデン氏の当選確実が伝えられた時、バージニア州のゴルフ場でゴルフをしていて、現地時間の午後3時すぎホワイトハウスに戻り、小さく右手をあげて建物に入りました。

トランプ大統領はバイデン氏の当選確実の報道を受けて声明を発表し「大統領選挙はまだ終わっていない。バイデン氏の勝利は接戦となっている州はもちろんどの州でも確定していない」とした上で、「選挙に関わる法律がきちんと執行され、本当の勝者が決まるように裁判を通じて求めていく」として、訴訟で対抗する姿勢を示しました。

トランプ大統領は郵便投票を巡って不正があったと主張していて、票の数え直しや法廷闘争となった場合、選挙結果が確定するのに時間がかかる可能性があります。

バイデン氏は11月20日に78歳の誕生日を迎え、大統領に就任すれば2017年に当時70歳で就任したトランプ大統領の記録を更新してアメリカ史上、最高齢の大統領となる一方、トランプ大統領は1992年の選挙で当時の共和党ブッシュ大統領が敗れて以来、28年ぶりに2期目の再選を果たせなかった大統領となります。

トランプ大統領の顧問弁護士のジュリアーニは記者会見を開き、「大統領が負けを認めることはない。不正が行われているからだ。メディアが勝者を決めるわけではない。裁判所が決めるのだ」と述べて、トランプ大統領がメディアの当選確実の報道を受けて敗北を宣言することはないという見方を示した上で、訴訟を起こして対抗する姿勢を明確にしました。

バイデン前副大統領の当選が確実になったと報じたCNNテレビは、「バイデン氏は従来型の政治家だが、勝利への道はとても型破りだった」と伝えています。
また、勝因の1つに民主党の黒人の有権者から支持を集めたことを挙げています。

歴代の民主党の元大統領たちがツイッターに相次いでメッセージを投稿しました。

このうちオバマ前大統領は声明をツイッタ-に投稿し「今回の選挙は、前例のない状況下で、かつてない数の人たちが投票した。全ての票が数えられたら、バイデン氏とハリス氏の歴史的で決定的な勝利となるだろう」と述べ、祝福しました。

また「バイデン氏は大統領に就任したあと、猛威を振るう新型コロナウイルスや民主主義の危機、気候変動リスクなど、多くの困難に直面することになる」と述べました。

そして選挙の結果がアメリカの深い分断を示しているとした上で、「バイデン氏は、彼に投票した人であろうとなかろうと、すべてのアメリカ人の最善の利益のために尽くすだろう。このため、私は全てのアメリカ人に、彼にチャンスを与え、手を貸すように促したい」と述べました。
クリントン元大統領はツイッターに、「今、私たちは、私たち全員に仕え、私たちを1つにまとめてくれる大統領と副大統領を持つことが出来た。ジョー・バイデン、カマラ・ハリス、重要な勝利をおめでとう」と投稿して祝福しました。

また、カーター元大統領は自身が設立したNGOツイッター上で、「私と妻はジョー・バイデンとカマラ・ハリスのすばらしい選挙戦を誇りに思っているし、彼らが私たちの国にもたらすよい変化を目にすることを楽しみにしている」と書き込みました。

前回の大統領選挙で、トランプ氏と争った民主党ヒラリー・クリントン氏は7日、ツイッターに「有権者たちは話し合い、バイデン氏とハリス氏を次の大統領と副大統領に選びました。これは歴史を作る切符で、トランプ氏への否定と、そしてアメリカの新たな1ページです。実現させたすべての人たちに感謝します」と投稿しました。

共和党の関係者もツイッターで祝福のコメントを投稿しています。このうちミット・ロムニー上院議員は「大統領に選ばれたバイデン氏、副大統領に選ばれたハリス氏にお祝い申しあげます。2人が善良で称賛すべき人物ことは知っています。彼らのこれからに神のご加護がありますように」とコメントしています。

また、2001年から大統領を務めたブッシュ元大統領の弟で、元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ氏は「大統領に選ばれたバイデン氏へ、おめでとう。あなたの成功を祈っている。いまは深い傷を癒やす時だ。あなたが導いてくれることを多くの人たちが期待している」と投稿しました。

ジェブ・ブッシュ氏は2016年の大統領選挙に向けた候補者選びで共和党から立候補し、トランプ大統領と戦いました。

バイデン氏の当選確実が伝えられたことについて、保守系シンクタンクアメリカン・エンタープライズ研究所のカーリン・ボウマン上級研究員は「今回の選挙はトランプ大統領に対する信任投票という位置づけだった。大統領の新型コロナウイルスへの対応やふるまいに対して多くのアメリカ人が変化を望んだということだと思う。バイデン氏は感染対策に焦点を絞って選挙運動を進めたことが功を奏した」と分析しました。

その上で、「アメリカ人は対立で疲れている。選挙を終えたことで政治のことを考えるのをしばらくやめて元の生活に戻りたいと思っている。そうした状況でバイデン氏が大統領に就任すれば党派を超えた政治を進めようとするだろう」と述べ、分断が深まるアメリカでバイデン氏が団結を促す政治を進めるだろうと指摘しました。

#ジュリアーニ#トランプ大統領法律顧問

トランプ陣営はトランプ大統領の声明を発表し「大統領選挙はまだまだ終わっていない。バイデン氏は接戦となっている州はもちろんどの州でも勝利が確定しているわけではない」として勝利を認めない考えを示しました。

その上で、「トランプ陣営は月曜日から選挙に関わる法律がきちんと執行され本当の勝者が決まるように裁判を通じて求めていく」として法廷闘争に力を入れるとしています。

#ビル・ゲイツ

イギリス ジョンソン首相「楽しみ」

イギリスのジョンソン首相は、みずからのツイッターに投稿し、バイデン氏とハリス氏に祝意を示したうえで「アメリカはわれわれにとって最も重要な同盟国であり、気候変動や貿易、安全保障といった共通の優先課題にともに緊密に取り組んでいくことを楽しみにしている」と述べました。

ドイツ メルケル首相「私たちの友情 かけがえのないものに」

ドイツのメルケル首相は7日、ツイッターに声明を発表し、バイデン氏に祝意を示したうえで「今後、バイデン大統領と共に働くのを楽しみにしています。今の時代の大きな試練を乗り越える際、私たちの友情はかけがえのないものになります」と協力関係を強化していくことに期待を示しました。

フランス マクロン大統領「力をあわせよう」

フランスのマクロン大統領は、ツイッターに投稿し「アメリカ国民が彼らの大統領を選んだ。おめでとう」と、バイデン氏とハリス氏に祝意を示したうえで「いまある課題を克服するためにやるべきことはたくさんある。ともに力をあわせよう」と呼びかけました。

イタリア コンテ首相「協力する準備できている」

イタリアのコンテ首相は7日、ツイッターに投稿し「極めて高い投票率で民主主義の活力を示したことにアメリカの国民と制度を祝福したい。私たちは次の大統領となるバイデン氏に協力する準備はできている」と述べました。

EU ミシェル大統領は慎重

EUヨーロッパ連合のミシェル大統領は、民主党のバイデン前副大統領の当選が確実になったことを受けて、声明で祝意を示したうえで「EUアメリカとの協力関係の中で果たすべきことについて新たな大統領とともに取り組む準備ができている」として、貿易摩擦などであつれきが生じたアメリカとの関係改善に期待を示しました。

一方、トランプ大統領が選挙の不正を主張し訴訟を辞さない構えを示していることを念頭に「われわれは最終的な結果が認定されるのを見守る」として慎重な見方も示しました。

NATO ストルテンベルグ事務総長は結束に期待

NATO北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長も祝意を示す声明を出し「バイデン氏は強力なNATOの支持者だ。ロシアの脅威や国際的なテロなどの課題に対処するには力を合わせることが必要だ」として、トランプ大統領のもとで揺らいできたNATOの結束が再び強まることに期待を示しました。

カナダ トルドー首相「カナダとアメリカは特有の関係」

カナダのトルドー首相はツイッターに「ジョー・バイデン、カマラ・ハリスおめでとう。カナダとアメリカは、親しい友人であり、パートナーであり、同盟国です。そして特有の関係を共有しています。2人と共に働くのを本当に楽しみにしています」と投稿しました。

スペイン サンチェス首相「課題に協力して取り組むこと楽しみ」

スペインのサンチェス首相は、ツイッターでバイデン氏とハリス氏に祝意を示したうえで「われわれが直面する課題に協力して取り組むことを楽しみにしている」と投稿しました。

オーストリア クルツ首相「協力楽しみ」

オーストリアのクルツ首相はツイッターに投稿し、バイデン氏に祝意を示したうえで「ヨーロッパとアメリカは、価値観のシステムを共有しており、われわれは共に守っていく。今後の協力について楽しみにしている」と述べました。

ベルギー デクロー首相「記録的な投票」

ベルギーのデクロー首相は、ツイッターに「バイデン氏が第46代大統領に選ばれたことを祝福する。記録的な数の人たちが票を投じたことはアメリカでの民主主義への関心の高さを示すものだ」と投稿し、祝意を示しました。

また、副大統領候補のハリス上院議員に対しても「女性初の副大統領になる。世界中の少女らに対してこうした権利と機会があると示すばらしい例になる」と祝意を示しました。

中国国営メディアも速報

中国の国営メディアも、バイデン氏の当選確実をアメリカメディアの報道を引用するなどして相次いで速報しました。

このうち、中国中央テレビは記者がアメリカから電話でリポートし、集計状況を詳しく伝えたうえでバイデン氏が勝利して演説する見通しだと報じました。

一方で、トランプ大統領についても「大統領選挙はまだ終わっていない」と声明で主張し法廷闘争に入る構えだと報じ、トランプ大統領とバイデン氏の支持者どうしの衝突も起きていると伝えています。

また新華社通信は、バイデン氏が声明で「選挙が終わったいまこそ怒りと暴言を捨てて国として団結する時だ」と国民に呼びかけたと伝えています。

イラン「アメリカの政策変化望む」

イランのロウハニ大統領の側近のジャハンギリ副大統領は、民主党のバイデン氏の当選確実が伝えられたことを受けて「アメリカの破壊的な政策に変化が起こり、国際的な約束ごとを再び果たすことを望む」とツイッターに投稿し、バイデン氏が、核合意から離脱するなど、イランを敵視してきたトランプ大統領とは異なる政策をとることに期待を示しました。

また、最高指導者ハメネイ師は、ツイッターに「結果に関係なく確かなことは、アメリカの政権は政治的にも道徳的にも衰退しているということだ」と投稿し、敵対するアメリカを批判しました。

イギリスに駐在するイランの大使もツイッターに投稿し、「ついに憎しみをまき散らすだけの男の政治生命が終わった。トランプは、イランを降伏させることはできなかった」と敵視政策を続けてきたトランプ政権が終わりを告げたと強調しました。

スロベニアのヤンシャ首相は批判的

トランプ大統領のファーストレディ、メラニア夫人の故郷スロベニアのヤンシャ首相はツイッター「興味深い。結果が僅差でアメリカの各州から苦情が出ている。裁判所が決定を下していないにもかかわらず主要メディアは勝者を告げ各地からの祝意が伝えられている」などと投稿し、アメリカのメディアがバイデン前副大統領の当選確実を伝えていることを批判しました。

厳格な移民政策を掲げるヤンシャ首相は移民に厳しい態度をとるトランプ大統領を支持する主張を繰り返していました。

韓国メディアも速報

韓国のメディアも相次いで速報しました。
このうち通信社の連合ニュースは「バイデン氏はトランプ大統領アメリカ優先主義を否定しアメリカの伝統的価値と国際社会での主導権の回復を旗印に大転換を図ることが予想される」と指摘しました。

そのうえで、バイデン氏が米韓同盟の重要性を強調していることを挙げ、トランプ政権から大幅な負担増を求められ難航してきた在韓アメリカ軍の駐留経費をめぐる交渉など両国間の懸案について、これまでと異なる対応をする可能性があるとしています。

さらに北朝鮮に対しては、トップダウンを好んだトランプ大統領とは異なりバイデン氏は実務協議から段階を踏むボトムアップ方式を取ることで米朝の非核化交渉も様変わりするという見方を伝えています。

韓国 ムン・ジェイン大統領「米韓の連帯は極めて堅固」

韓国のムン・ジェイン文在寅)大統領はツイッターに投稿し、「われわれの同盟は強力であり、米韓の連帯は極めて堅固だ。ともに開いていく両国関係の未来の発展に大いに期待する」として、祝意を示しました。

ニュージーランド首相「共通の価値観」

ニュージーランドのアーダーン首相は、バイデン氏とハリス氏に祝意を示すコメントを発表しました。

この中でアーダーン首相は、「バイデン氏は選挙戦で、新型コロナウイルスや気候変動など、世界が抱える課題に対して、私たちと共通した価値観を示していた。バイデン氏が示す団結のメッセージは、国際社会が抱える課題に私たちが取り組むための支えとなる」として、ニュージーランド政府が進める気候変動対策などについて、バイデン政権と連携していく考えを強調しました。

台湾 蔡英文総統「共に協力し国際社会に貢献」

台湾の蔡英文総統は8日午前、ツイッターに「バイデン氏とハリス氏にお祝い申し上げる。台湾とアメリカの間で築いてきた価値観はこの上なく強固だ。これからも共に協力して、友好関係をさらに深め国際社会に貢献できることを願っている」と投稿しました。

このメッセージに蔡総統は、ことしの総統選挙でみずからが当選した際にバイデン氏から送られた「台湾はその自由で開かれた社会ゆえに強い。アメリカは台湾を含む志を同じくする民主主義体制との関係を強化すべきだ」というツイートを添付しています。

トランプ政権下では、政府高官の相互往来を促進する「台湾旅行法」などの法律が成立したほか、台湾の防衛力を高めるための武器売却の決定が10回行われましたが、蔡総統はかねて「これらはアメリカの多くの人の民意と議会の超党派の支持を受けている」という認識を示していて、バイデン氏が大統領になってもアメリカと台湾の関係強化の流れが維持されることに期待しているとみられます。

オーストラリア首相「取り組みを歓迎」

オーストラリアのモリソン首相は声明を発表し、「多国間の枠組みへの参加や民主主義の強化に向けたバイデン氏の取り組みを歓迎する」と述べ、祝意を表しました。

そのうえで、「新型コロナウイルスへの健康面と経済面での対応や、自由で開かれたインド太平洋の実現、平和と安定の確保など、世界が直面する課題に立ち向かうために、アメリカのリーダーシップは不可欠だ」として、新型コロナウイルス対策や安全保障面で、引き続きアメリカとの連携を強化していく考えを示しました。

世界的な有名歌手らも祝福

バイデン前副大統領とカマラ・ハリス上院議員の当選確実が伝えられたことを受けて、世界的な有名歌手らも次々と祝福のことばをツイッターに投稿しています。

バイデン氏を支持する世界的な人気歌手で、激戦州のペンシルベニア州の選挙集会に参加して歌を披露したレディー・ガガさんは、バイデン氏と抱擁を交わしている写真とともに祝福のことばを投稿しました。

そのうえで、ガガさんは、「トランプ大統領、どうか認めてください。この選挙を通じて、アメリカがどれだけ苦しみ、大統領をめぐって4年間、争いがあったかが分かると思います。平和的な権力の移行に、あなたの役割を果たしてください」と呼びかけました。

同じく、バイデン氏を支援してペンシルベニア州の選挙集会に参加し、投票を呼びかけていた著名な歌手のジョン・レジェンドさんも、「おめでとうございます!この困難なときに、この国に奉仕することを選んでくれてありがとう」と投稿しました。

アメリカ・カリフォルニア州の元知事でハリウッド・スターのアーノルド・シュワルツェネッガーさんも「あなたがたの成功は国の成功です。応援しています」と祝福しました。

アフリカ連合「新たで強固な関係を期待」

アメリカ大統領選挙民主党のが伝えられたことを受けて、アフリカのすべての国が加盟するAUアフリカ連合のファキ委員長はツイッター祝意を示したうえで、「お互いを尊重し、国際協力をめぐる共通の価値観に基づく、新たで強固なアメリカとの関係を期待している」と投稿しました。

アフリカは、アメリカとは貿易などでつながりが深い一方、近年は、中国が巨額の融資や大規模なインフレ開発で進出しています。

こうした中で、おととしにはトランプ大統領がアフリカを侮辱する発言をしたと伝えられるなどしてアメリカへのイメージの低下が指摘されています。

ファキ委員長の「新たな関係」という表現は、バイデン氏への期待が強くにじんだものとなっています。

アメリカのメディアがバイデン前副大統領の当選確実を伝えるなか、各地ではトランプ大統領を支持する人たちが集まり抗議の声をあげています。

このうち激戦となった東部ペンシルベニアの大都市フィラデルフィアではトランプ大統領の支持者が通りで「まだ終わっていない!」と声をあげ、バイデン氏の支持者と言い争いになって警察官ともみ合いになる場面もありました。

また西部アリゾナの州都フェニックスでは開票所の周辺に支持者が集まり、「トランプがいい!」と訴えました。

AP通信によりますとフェニックスの開票所に集まった人たちはバイデン氏の当選確実が報じられてまもなくは70人あまりでしたが、数時間のうちに1000人以上に膨れあがったということです。

さらに南部ジョージアの州都アトランタでは支持者らが「ストップ・ザ・スティール」=「選挙を盗むのはやめろ」と叫んで不正な選挙だと主張したほか、「リベラルではなく自由を」と書かれたボードを掲げてバイデン氏の政策を批判し、「もう4年!もう4年!」とトランプ大統領の再選を訴えていました。

支持者の男性は「選挙には疑わしいことがたくさんある。各地で多数の訴訟があり解決しなければならない。かつてゴア候補は1か月以上訴訟をした。今回も公平な扱いにすべきだ」と話していました。

また別の男性は「個人的には少し時期尚早だと思う。再集計や訴訟がいくつもの州であるだろう。落ち着いて待ち結果が明らかになることを望んでいる」と話していました。

カリフォルニア州ビバリーヒルズでは、警察のヘリコプターが上空を旋回するなどものものしい雰囲気の中、トランプ大統領の支持者およそ300人が集まりました。

そして、「戦いはまだ終わっていない」、「選挙を盗むのはやめろ」などというプラカードを掲げながら、バイデン氏の勝利は認められないと訴えました。

また、会場の前には、トランプ大統領への支持を表明する大きな旗を掲げた車も数多く集結し、連帯の意思を示していました。

集会に参加した人は「メディアはバイデン氏が勝利したと伝えているが、民主党はさまざまな不正を行って選挙を盗んでいる。トランプ大統領の勝利を望んでいる」などと話していました。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

バイデン氏の演説のポイントは?

大きく2つある。

1つは分断が深まるアメリカを結束させるというメッセージだ。
バイデン氏は演説の中で、トランプ大統領に投票した有権者にも直接呼びかけ、「われわれは敵ではなく、同じアメリカ人だ」と強調した。そして、「相手を敵のように扱うのは今ここでやめよう」と述べ和解を呼びかけた。国民の結束と和解はバイデン氏が選挙戦で一貫して訴えてきたテーマでもある。

もう一つはトランプ時代との決別をアピールした点。

象徴的なのは、世界で最も被害が深刻になっている新型コロナウイルス対策。来週にも科学者や専門家からなる対策チームを立ち上げ、来年1月の就任初日から対策にとりかかるとアピールした。最大の課題であるこの問題に正面から向き合うことで、経済再開を優先させ、感染対策を軽視しているとも批判されてきたトランプ大統領とは異なる政権運営となることを印象づけた。

バイデン氏の勝因は?

トランプ大統領に対する不満をすくいとったこと。

バイデン氏には熱狂的な支持者は多くないとも指摘されてきた。取材していても、感染対策のために小規模にしていた選挙集会では、トランプ大統領の大規模な集会に比べ、活気に欠けると感じることもあった。にもかかわらずふたを開けてみれば、過去最高の得票となった。

トランプ政権の継続を阻止したいという人々のうねりが、表面からは見えにくいものの、いわば「静かな怒り」とも言える形で現れたとも見られている。

ホワイトハウス前を埋め尽くした支持者などを先ほど取材してきていたが、聞かれたのは、バイデン氏がもたらす変化への希望もさることながら、トランプ政権が終わるという安どや喜びの声も多かったのが、それを裏付けているようにも感じた。

トランプ大統領は敗北を認めていないが今後どうなる?

トランプ大統領は戦いの場を法廷に移して対抗する考えを示している。週明けから法廷闘争に一層力を入れていくとしていて、決着は長引くことも予想される。

もう1つ懸念されるのが社会の分断。トランプ大統領がこれまでに得票した票は7000万票を超え、全体の半分近くを占めている。アメリカの分断を象徴するような投票結果でもある。しかも、4年前の選挙より700万票以上票を増やしていて、決してトランプ支持者が減ったわけではないことがうかがえる。

両者の対立は根深く、選挙をめぐる混乱が長引くことで、分断がさらに深まる事態も懸念されている。

バイデン氏だけでなくトランプ大統領がどのようなメッセージを発するのかも今後の焦点となりそうだ。

政権移行は、連邦政府一般調達局(GSA)が勝者を認定するまで始められず、7日の時点でGSAは決定を下していない。認定されるまで、GSAはバイデン陣営にオフィスやパソコン、スタッフのバックグラウンドチェックなどを提供できるが、連邦政府関係機関に足を踏み入れることは許されない。

韓国の市民は

韓国メディアは、バイデン氏が勝利を宣言した演説を生中継で伝え、ソウル駅に設置されたテレビの前では、多くの人がその様子を見守っていました。

このうち、60代の男性は、「演説は、人間性があふれていて、感動的だった。自国のことだけを考えていたトランプ大統領と違って、各国とうまくできると思うし、韓国のことも助けて欲しい」と話していました。

また、70代の男性は、バイデン氏について、「上院議員や副大統領を務めるなど、政治経験も豊富で、大統領になるべき人がなった」と話していました。

そのうえで、韓国に駐留するアメリカ軍の経費をめぐり、トランプ政権が大幅な負担の増加を求めてきたことを踏まえ、「トランプ大統領は、あまりにも要求しすぎていた。今後、アメリカとの関係はよくなると信じている」と期待を示していました。

一方で、50代の女性は、バイデン氏を歓迎しながらも、北朝鮮との関係については「バイデン氏は、トランプ大統領よりは友好的ではないようなので、状況はよくならないでしょう。そうなれば、また北による挑発があるかもしれない」として、不安ものぞかせていました。

台湾の市民 冷静な受け止め

台湾では、中国に強硬な姿勢をとるトランプ政権が台湾とアメリカの関係強化を進めたこともあり、事前の世論調査トランプ大統領の再選に期待する人の割合が高くなっていましたが、バイデン前副大統領の当選が確実となったことについて、台北の人たちは冷静に受け止めています。

30代の女性は、「バイデン氏がどんな政策をとるのかはっきりとはわからないが、トランプ大統領よりも台湾と中国の関係を安定する方向にもっていくのではないか」と話していました。

40代の男性は、バイデン氏が多国間の枠組みを重視しているとの見方から、「バイデン氏が大統領になったらアメリカとヨーロッパの関係がよくなって、反中勢力がもっと団結できるのではないか。長い目で見れば、それは台湾にとってよいことだろう」と話していました。

30代の男性は、ことし1月の総統選挙で当選した蔡英文総統にバイデン氏がツイッター祝意を示していたことを挙げ、「バイデン氏のことを中国寄りだと言う人もいるが、蔡総統との関係はよさそうだと感じる。台湾とアメリカの関係がすぐに影響を受けることはないだろう」と話していました。

アフガニスタン市民「歓迎と期待」

アメリカ軍の撤退などで治安が悪化しているアフガニスタンでは、市民から歓迎と期待の声が多く聞かれました。

このうち首都カブールの自営業の30代の男性は、「バイデン氏の勝利が確実になったと聞いて、とてもうれしいです。トランプ大統領になってからアフガニスタンの状況は悪化するばかりで、バイデン氏にはわれわれの政府の治安部隊を支援してもらい、治安の回復に力を尽くしてもらいたい」と話していました。

また、40代の男性は、「アメリカの新しい大統領にはアフガニスタンに真の和平が訪れるまでアメリカ軍の駐留が必要だと伝えたい。現在、国内では反政府武装勢力タリバンや過激派組織IS=イスラミックステートなど武装勢力が攻勢を強めている。トランプ大統領は、アフガニスタンからアメリカ軍を撤退させているが、治安が安定するまでは軍の駐留を望みます」と話していました。

バイデン氏ゆかりの北京の食堂は?

バイデン氏は2011年8月に、オバマ政権の副大統領として中国の北京を訪れ、北京駐在のアメリカ大使らとともに、北京中心部にある庶民的な食堂を訪れました。

当時、バイデン氏らを迎えた店主の姚燕(よう・えん)さんによりますと、バイデン氏は、中国の庶民と交流したいとして、個室ではなく一般客と同じホールで食事をとり、北京名物のジャージャー麺などを味わったということです。また、写真撮影にも気軽に応じていたということです。

姚さんは、「店内は、顔なじみの友人らが集まって楽しんでいるような雰囲気だった。バイデンさんは、友好的な人だと思うので大統領になったら、中国とアメリカとの関係や、世界平和を促進できると思う」と話していました。

また、店を訪れた客からも、バイデン氏への期待の声が聞かれ、このうち、30代の男性は、「バイデン氏が大統領になると、 アメリカとの関係はいくぶん良くなるのではないか。両国はともに発展していくべきで、それが世界にも幸せをもたらすと思う」と話していました。

また、70代の男性は、「アメリカは、新型コロナウイルスの感染状況がひどい。バイデン氏には、感染対策を重視して、アメリカでの感染を抑えてほしい」と話していました。

ロシア市民 政策変更を求める声

アメリカとの関係が冷え込んでいる、ロシアの首都モスクワの市民の間では、バイデン氏に対して、経済制裁の解除などロシア政策の変更を求める声が上がっています。

20代の男性は、「トランプ大統領の印象は4年前と今でずいぶん異なる。バイデン新政権になってアメリカとの関係がどう変わるのか、じっくり見ていきたい」と話していました。

20代の女性は、「悪化した米ロ関係を正常化する必要があります。そして両国の国民が互いへの関心を持つようになって欲しい」と話していました。

30代の男性は、「経済制裁を解除し、ロシアとの関係をもっと友好的なものにするべきだ。物価が上がりっぱなしで困る」と話していました。

50代の女性は、「まずは経済制裁を解除するべきだ。それから平和の構築に取り組み戦争のない世の中にしてほしい」と話していました。

イラン市民 制裁解除に期待の声

トランプ政権から厳しい経済制裁を科されてきたイランの国民からは、バイデン氏のもとで制裁が解除され、国内経済が上向くことに期待する声が聞かれました。

39歳の男性は、「トランプ大統領が負けてうれしい。バイデン氏の勝利は重要だ。イランがバイデン氏との間で制裁解除の合意をとりつけ、経済状況が改善されることを期待している」と話していました。

また、74歳の男性は、「民主党共和党で考え方も違うので、制裁が解除されると思う。楽観している」と話していました。

一方で、IT企業で働く33歳の男性は、「アメリカのイラン政策に何ら変化は起きないと思う」と話していたほか、23歳の看護師の男性も、「それほど期待していない。制裁が緩和され、経済状況が改善することはないだろう」と話し、両国間の対話は進まず、アメリカによる厳しい制裁が続くことに警戒する声も上がっています。

ハリス氏ゆかりのインドでは

副大統領候補、カマラ・ハリス上院議員の母親の出身地であるインドでも、地元の人たちが喜びの声を上げています。

ハリス氏の母方の祖父の出身地、南部タミルナド州の村では8日住民たちが集まり、お祝い事で使われる爆竹をならしていました。

そして、伝統的な手法で、色のついた粉を使って地面に文字を描き、「おめでとうございます。私たちの村の誇りです」と祝福していました。

また、ハリス氏が現地に住む叔母を通して寄付をするなどゆかりのあるヒンドゥー教の寺院でも、住民たちが参加してハリス氏を祝福する儀式が行われました。

住民の男性は、「次期副大統領を心から祝福します。ハリス氏の勝利にはかりしれない誇りを感じています」と話していました。

さらに首都ニューデリーに住むハリス氏の叔父は、「すばらしい勝利で今後4年間はよくなるでしょう。ハリス氏はこれまで正しいことをしてきたし、これからもよい仕事をしてほしいです」と話していました。

ドイツのメディア 大きく伝える

ドイツのメディアもバイデン氏の当選確実について大きく伝えています。

このうち、ドイツの有力紙、「南ドイツ新聞」は「アメリカがWHO=世界保健機関や、パリ協定に戻ってくることが期待され、喜びは大きい」とドイツの受け止めを伝える一方で「バイデン氏のもとでも、防衛費の問題や、ロシアとドイツを結ぶ天然ガスのパイプライン、ノルドストリーム2をめぐって不愉快なこともあるだろう」などと伝えています。

また、有力誌「シュピーゲル」は「再びアメリカを偉大にする」というタイトルのもと、バイデン氏が自由の女神像の首をもとに戻そうとするようなイラストを掲載してバイデン氏の勝利を伝えています。

フランスメディア 「安堵」

フランスのメディアはバイデン氏の当選確実について大きく伝えています。

このうちフランスの公共ラジオ「フランスアンフォ」の電子版は7日、「トランプ氏が敗北を認めていないなか、世界中の首脳が、バイデン氏の勝利をたたえている。トランプ氏との、ときには騒動が絶えない関係を経て祝福の言葉は安堵に満ちている」と伝えています。

また、公共放送「フランス2」もフランスの大統領府の前から記者が中継を行い、「マクロン大統領がバイデン氏を個人的には知らなくてもパリ協定に署名するという発表を喜べるし、バイデン氏との関係がより丁寧で予測可能になることも知っている」と指摘しました。

その上で「トランプ氏のアメリカよりもバイデン氏のアメリカと一緒に仕事をする方が簡単なのは間違いないだろう」という外交官の話を引用してフランス政府が前向きに受け止めているという見方を示しています。

優勝したことしの全米オープンで大会を通して、人種差別に抗議してきたテニスの大坂なおみ選手は、激戦の西部ネバダ州でバイデン氏の勝利を伝えるニュースや「ありがとう!」という画像を投稿し、バイデン氏を祝福しました。

自民 下村政調会長「早期の首脳会談を」

自民党の下村政務調査会長は、NHKの取材に対し、「バイデン氏が大統領になることでアメリカが『パリ協定』に復帰し、温室効果ガス削減での日米両国の連携は加速するだろう。特に首脳どうしの人間関係は非常に重要であり、菅総理大臣もできるだけ早く、バイデン氏と会談し、関係の強化を確認してもらいたい」と述べました。

自民 野田幹事長代行「初の女性副大統領 世界によい影響与える」

自民党野田聖子・幹事長代行は、NHKの取材に対し、「バイデン氏は、地球温暖化対策の国際的な枠組み『パリ協定』に復帰する考えを示し、菅総理大臣も2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることを目指している。2人は地球温暖化対策で連動でき、信頼関係を築けるだろう。また、アメリカで初めて女性の副大統領が誕生することは、女性の地位向上の点で、日本だけでなく世界によい影響を与えると思う」と述べました。

自民 岸田前政調会長「経験豊かですばらしい見識を持った方

自民党の岸田・前政務調査会長は、長崎県佐世保市で記者団に対し、「バイデン氏とは外務大臣時代に何度か食事や会談の機会を持ったが、 大変、経験豊かで、すばらしい見識を持った方だ。アメリカをリードし、国際社会の中で大きな責任を果たすことを期待したい。そのことが日米同盟や日本にとって重要だ」と述べました。

立民 枝野代表「国内外の融和 取り戻す政治を」

立憲民主党の枝野代表は、みずからのツイッターに「バイデン氏と、初の女性副大統領となるハリス氏に心からの祝意を表す。多様性を尊重するとともに、コロナ禍の中、国内外の融和を取り戻す政治を展開されるよう祈念している」などと投稿しました。

立民 福山幹事長「1日も早いパリ協定 復帰を期待」

立憲民主党の福山幹事長は、NHKの取材に対し、「選挙を勝ち抜いて、アメリカの大統領に就任することに、心からお祝いを申し上げる。新型コロナウイルスへの対策、世界経済の立て直しなど国際的な課題についてリーダーシップを発揮していただきたい。1日も早く、気候変動対策のためのパリ協定に復帰することを期待している」と述べました。

公明 山口代表「力を合わせていくことを期待したい」

公明党の山口代表は、NHKの取材に対し、「バイデン氏にお祝い申し上げたい。菅総理大臣とバイデン氏のもとで、日米の信頼関係をより一層強固にし、世界の平和と繁栄を築くため、力を合わせていくことを期待したい」と述べました。

維新 馬場幹事長「日米同盟 さらに深化を期待」

日本維新の会の馬場幹事長は、NHKの取材に対し、「バイデン氏にお祝い申し上げる。日米同盟がさらに深化し、インド太平洋地域の平和と安定に向け、戦略的な安全保障政策が進むことを期待したい」と述べました。

共産 志位委員長「どのような政策提示するのか注目していく」

共産党の志位委員長は、「アメリカが一方的に離脱した気候変動対策のためのパリ協定や、脱退を表明しているWHO=世界保健機関を通じたパンデミック対策などで、バイデン氏が、どのような政策を提示するのかを、注目していきたい。日米関係については、これまでの異常な従属関係を抜け出し、対等・平等の関係を確立するという立場にたって、対していきたい」とするコメントを発表しました。

国民 玉木代表「円滑な権力移行を期待」

国民民主党の玉木代表は、みずからのツイッターに「トランプ大統領は敗北を受け入れないだろうが円滑な権力移行が行われることを期待する。今後、対中国政策、新型コロナウイルス対策、経済対策、為替政策がどうなるか緊張感をもって推移を注視したい」と投稿しました。

#ワクチン厨#原発脳#新自由主義#旧体制の回しもん

plaza.rakuten.co.jp

 新自由主義に基づく政策で1970年代からアメリカの製造業は衰退、職を失った労働者も少なくない。アメリカに残された仕事は低賃金のサービス産業が中心になり、富は1%に満たない人びとに集中、多くの人は貧困化している。それに対する不満がトランプ政権を生み出したと言えるだろう。

 現在、アメリカ国内で対立が強まっている最大の理由は製造業の崩壊と労働者の貧困化にあると言え、その労働者の中にはヨーロッパ系の人びとも含まれる。それを「人種差別」で誤魔化そうとしているのがアメリカの支配者たちだ。

 バイデンはシオニストという共通項を利用して共和党との融和を図るつもりかもしれないが、莫大な金融資産を保有する富豪と貧困化している人びとの対立を解消することはできないだろう。有力メディアを利用した幻術を機能させるために報道統制を強めているが、それが人びとの反発を強めている。

 今回の選挙では開票作業の終盤、バイデン票が大きく伸びて逆転したようだが、その原因は郵便投票にあったと見られている。両候補が競っていたとされるミシガン州ウイスコンシン州、ジョージア州ペンシルベニア州ノースカロライナ州で開票作業がペースダウン、あるいは止まったことも疑惑を深めた。そうした州のひとつ、ペンシルベニア州の知事によると、郵送による投票が100万票以上残っていると語っていたが、それがバイデンを勝たせることになったのだろう。

 オバマ政権の副大統領としてウクライナにおけるネオ・ナチを使ったクーデターで重要な役割を演じ、そのウクライナ汚職事件の容疑者になっているバイデンが大統領になっても、それでアメリカが民主的な国になることはありえない。

#米大統領

d1021.hatenadiary.jp

ブラジルでは、今月15日に統一地方選挙が行われますが、地元警察の調べによりますと先月末までに候補者など選挙の関係者、少なくとも80人以上が殺害されています。

特に選挙が近づいたことし9月以降は選挙がらみの殺人事件が増えていて、計算上は、3日に1人が殺されている状況です。

殺されているのは、現職の市長などの汚職を追及している市長選や市議選の候補者などで、犠牲になった候補者の家族が復しゅうのために対立候補を殺害するケースも相次いでいるということです。

今回の選挙は新型コロナウイルスの影響で、集会を避けて、ネット上のライブ形式で行われるケースが多く、ライバル候補の主張を把握しやすいことから争いが深刻になる場合が増えているということです。

ブラジルでは選挙が行われるたびに選挙がらみの事件で犠牲者が増える傾向にあり、地元警察が、候補者らに冷静に対応するよう注意を呼びかける事態となっています。

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#中南米

#中南米

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#中東

ベラルーシ北西部のオストロベツに完成したのは、ロシアの原子力公社「ロスアトム」が開発した原子力発電所の1号機で、国内の電力需要のおよそ20%を賄うとされています。

7日、現地を視察したルカシェンコ大統領は「歴史的な瞬間だ。ベラルーシ原子力立国を実現しようとしている」と述べ、国内で初めてとなる原子力発電所の完成を祝いました。

しかし、この原子力発電所は、ベラルーシ北西部の国境地帯に建設され、隣国リトアニアの首都ビリニュスまでの距離がおよそ45キロと非常に近いことから、リトアニアは当初から建設に反対してきました。

またベラルーシは34年前、現在のウクライナチェルノブイリ原発事故が起きた際、風向きなどの影響で深刻な放射線被害を受けたため、原子力発電所の稼働には国内でも根強い反対意見があり、今後、ルカシェンコ政権に対して周辺国や国民の批判が強まることも予想されます。

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#旧ソ連

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#食事#おやつ#レシピ


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#アウトドア#交通

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天筒山城金ヶ崎城の支城で、朝倉氏が支配していました。1570年(元亀元年)の織田信長による越前侵攻の際は寺田采女丞が守将でした。信長軍は手筒山城を攻略し、ついで金ヶ崎城に攻め寄せましたが、浅井長政の離反により退却を迫られ、有名な「金ヶ崎の退き口」につながります。現在城址は「金ヶ崎公園」として公園化されており、観光用展望台が設置されています。遺構としては櫓台跡や堀切を確認することができます。

手筒山城

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八幡神社

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元亀元年(1570年)、信長が長政と交わした「朝倉への不戦の誓い」を破り、徳川家康と共に琵琶湖西岸を通過して越前国の朝倉方の城を攻め始める。長政は義景との同盟関係を重視し、織田徳川連合軍を背後から急襲。信長は殿を務めた木下秀吉らの働きにより、近江国を脱出した(金ヶ崎の退き口)。

信長との同盟に反対していた家臣達は、信長が朝倉攻めに際して一報を入れなかったことから、隠居の久政をかつぎ出し、長政に織田軍への進撃を提案したと言われている。敦賀への進軍に、主力である武将達は参加しておらず長政が居たという記録はない。また、そもそも織田と浅井の同盟自体が存在せず、金ヶ崎の戦いでの織田軍は、目的を達して凱旋中に浅井氏の挙兵を知ったという説もある[注釈 6]。

同年6月、長政は朝倉軍とともに、近江国姉川で織田徳川連合軍と戦う(姉川の戦い)。先鋒の磯野員昌が織田軍の備え13段のうち11段まで崩す攻撃を見せ、織田軍は敗走の用意をしていたという逸話はあるものの、信憑性は薄い。結局この戦は、織田徳川連合軍の勝利に終わった。なお、当時浅井軍の足軽だった藤堂高虎は、姉川の戦いに参戦し、織田軍に対し武功を上げて長政から感状を送られた。

姉川の戦いの後、信長に脅威を覚えた本願寺野田城・福島城の戦い)が、反信長の意志を表した(信長包囲網)。9月には朝倉軍や延暦寺一向宗徒と連携し、再び信長への攻勢を強め(志賀の陣)、坂本において森可成織田信治らを討ち取る。だが、信長が足利義昭に和睦の調停を依頼し、さらに朝廷工作を行ったため、12月に信長と勅命講和することになる。また、浅井氏と協力関係にあった延暦寺は、元亀2年(1571年)9月に信長の比叡山焼き討ちにあい、壊滅してしまった。

元亀3年(1572年)7月、信長が北近江に来襲した。長政は父の代からの同盟者である朝倉義景に援軍を要請、義景は1万5,000の軍勢を率い近江に駆けつけた。信長との正面衝突にはならず睨み合いが続いたが、浅井・朝倉連合軍は織田軍に数で劣っており、依然として苦しい状況であった。

遅れること同年9月、将軍・足利義昭の要請に応える形で武田信玄がやっと甲斐国を進発する。信玄はこの時、長政・久政親子宛に「只今出馬候 この上は猶予なく行(てだて)に及ぶべく候 」という書状を送っている。

同年10月宮部城の宮部継潤が羽柴秀吉の調略で降伏、その後信玄の参戦を機に北近江の信長主力が岐阜に移動した隙を突き、虎御前山砦の羽柴隊に攻撃を仕掛けるも撃退されてしまう。その後、信玄は遠江で織田・徳川連合軍を撃破し(三方ヶ原の戦い)、三河に進んだ。

同年12月、北近江の長政領に在陣の朝倉義景の軍が、兵の疲労と積雪を理由に越前に帰国した。信玄は義景の独断に激怒し、再出兵を促す手紙(伊能文書)を義景に送ったが、義景はそれに応じず、黙殺的態度を示した。それでも信玄は義景の再出兵を待つなどの理由で軍勢を止めていたが、翌年2月には進軍を再開し、家康領の野田城を攻め落とす。しかし、信玄の急死により、武田軍は甲斐に退却した。これにより包囲網は一部破綻し、信長は大軍勢を近江や越前に向ける事が可能になった。

天正元年(1573年)7月、信長は3万の軍を率い、再び北近江に攻め寄せる。長政は義景に援軍を要請、義景は2万の軍で駆けつけるが織田の軍勢が北近江の城を落とし、浅井家中にも寝返りが相次いだため、浅井氏の救援は不可能と判断した義景は越前国に撤退を始めた。撤退する朝倉軍を信長は追撃して刀根坂にて壊滅させ、そのまま越前国内へ乱入し朝倉氏を滅亡させた後(一乗谷城の戦い)、取って返して全軍を浅井氏に向けた。

浅井軍は、信長の軍によって一方的に勢力範囲を削られるのみであった。ついに本拠の小谷城滋賀県長浜市)が、織田軍に囲まれる。信長は不破光治(同盟の際の使者)、さらに木下秀吉を使者として送り降伏を勧めたが、長政は断り続け、最終勧告も決裂した。

8月27日父の久政が自害。『信長記』には翌28日に長政は小谷城内赤尾屋敷にて自害したとされるが、29日に出された長政の片桐直貞に対する感状が発見され、命日は9月1日であることが判明した。この感状において長政は、同年7月末に信長主導で行われた改元後の元号天正」ではなく、足利義昭が主導して改元された前の元号「元亀」を使用している。これを信長に対する抵抗の意と解釈する説がある。ただし改元の同時期に浅井勢は既に小谷城に籠城しており、外界の情勢に疎かっただけとも考えられる。

享年29。墓所滋賀県長浜市の徳勝寺。

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2017年8月8日に開催された「第15回全日本国民的美少女コンテスト」で応募総数8万150通の中から、グランプリに選ばれる。

京都市立洛南中学校卒業。本多恵子バレエ学園に通っていた。
小学校1年生のときからクラシックバレエをしており、小学校5年生のときには大会で京都市長賞を受賞している。

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永禄11年(1568年)10月、織田信長浅井長政の上洛軍に警護されて上洛した足利義昭が、将軍に就任した。兄の義輝と同じように、義昭も再び晴門を政所執事として起用した。その後、元亀2年(1571年)1月まで活動の記録がある(『言継卿記』元亀2年1月25日条)が、同年7月に神宮方頭人を兼ねていた晴門が藤波康忠に相談なく伊勢神宮禰宜職に関する武家執奏を行ったとして、義昭の怒りを買って逼塞を命じられ、同年11月には伊勢貞興(貞為の弟)が政所執事に任じられた。翌元亀3年(1572年)には足利義昭から朝廷への使者を務めていたことが確認されている(『お湯殿の上の日記』元亀3年8月6日条)が、それが記録上の最後の記録となり、間もなく死去したか引退したとみられている。

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