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アメリ国務省北朝鮮問題を担当するビーガン特別代表は21日午前、訪問先の韓国・ソウルで、韓国外務省のイ・ドフン朝鮮半島平和交渉本部長らと作業部会を開きました。

その後取材に応じたビーガン特別代表は、北朝鮮への制裁を緩和する方針はないとする一方、人道支援については「国連制裁の対象外だ」と述べ、理解を示しました。

人道支援団体の北朝鮮内での活動に支障が出ないよう、アメリカ政府が、原則、禁止しているアメリカ国民の北朝鮮への渡航について、見直すことを明らかにしました。

ビーガン特別代表は「北朝鮮との信頼醸成に向けて準備している」と述べていて、2回目の米朝首脳会談を見据えて北朝鮮との協議の進展を図りたいものとみられます。

一方、韓国のイ・ドフン本部長は、北朝鮮に、インフルエンザの治療薬、タミフルを送ることや今月26日に南北の鉄道と道路の連結に向けた着工式を開くことなどを説明し、アメリカ側から理解を得たことを示しました。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/12/17/200220北朝鮮「非核化の道が永遠に塞がる」米の制裁に反発)