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小林秀雄は「顔だよ、顔!」といったらしいが、まさに至言である。いつもそうだが、今回のノーベル賞受賞者も 、一般庶民的な俗物そのものの顔をしているじゃないか。下司な俗物根性が顔に出ているのだ。

地下鉄の永田町駅を降りたが、方向感覚がまったくわからない。しばらくスマホのグーグルマップをいじっていると、警備中の警官が近ずいてきた。この周辺は、国家の中枢機関が集中しているところなので、警備が厳しいのだ。国会議事堂、首相官邸、衆参議長公邸、議員会館など・・・。いたるところに警官が立っている。その警備中の警官が・・・。「???」。「何か、お探しですか?」といううわけだろう。

警官は、「こちらに地図が・・・」と言いつつ、私を案内して、地図の書いた看板まで連れていってくれた。警官は、詳しく、何回も何回も道筋を教えてくれた。もういいよ、というぐらいに。

学生時代に起業してから今日まで、日がな1日ぼんやり過ごしたり、「なんか面白いことないかなぁ……」と、無為に時間を費したことがない。

1日に数十件のビジネスの予定をこなし、旅行に会食、トレーニング、情報収集や発信を行っている。それでも、睡眠時間は6時間以上取っている。普通の人なら、数日こなしただけで寝こんでしまうようなスケジュールかもしれないが、僕の心身はまったく問題ない。毎日がひたすら楽しい。嫌なことやストレスを可能なかぎり省き、常識やいろんな制約に縛られず、不要不急の遊びを味わいつくしているからだ。

「遊んで生きる」暮らしは、僕が発明したものでもなんでもない。誰にでも、できる選択だ。

この世は諸行無常。指をくわえてヒマになるタイミングを待っていても、時間は削られていくだけだ。手や足を好きに動かして、すぐ遊び出す。つまり、行動が大事だ。

ひとたび行動を起こしたら、人生は必ず、大きく動き始める。必ずだ。

待っているだけの人に、チャンスは来ない。動いた人には、チャンスの方から、つかみやすいベストの速度で飛びこんでくる。これはライフマネジメントの法則なのだ。

遊びに乗りだし、遊びにハマることで、成功を強く引き寄せる。損得や後先にとらわれない「没頭」によって、オリジナルの感覚や視点が育つ。それが他人と差別化できる、個性を生み出すのだ。

ビジネスで成功した者たちは、みんな遊びにハマるエキスパートだ。

製造業でもサービス業でも、ネット企業でも、創業者たちは口をそろえて「好きなことに夢中になっていたら、お金に困らなくなっていた」と言う。嫌なことを我慢したおかげでお金持ちになれた、という人は、一人もいない。

「失敗したらどうしよう……」と考えないで、好きな遊びに夢中になる。そうした者にこそ、本物の恵みが自然に集まっていくのだ。

ほぼ日手帳」は、便利だというなら買ってもいいけれど、「スケジュール管理を見える化して効率よく生きることが上手な自分」を演出したいのが目的だったら、ムダな出費ではなかろうか。

僕がメモ帳を使っていたのは、もう20年以上前だ。ライブドアの前身となるウェブ制作会社を起業して、毎日スケジュールに追われていた。創業2年目くらいまでは、予定管理のためにメモ帳を利用していた。

しかし、3年目に自分たちで社内用のスケジューラーを作りあげた。「iモード」のシステムを使ったツールで、外出先からもチェックできた。自前のシステムで充分、スケジュールを管理できたのだ。

後に共有のスケジューラーを開放して、社員たちが僕のスケジュールを自由に組んでいけるようにした。現在はiPhoneにもともと入っているカレンダーにGoogleカレンダーを同期させ、スタッフにスケジュールを開放している。

スケジュールを整えるのに、メモ帳はいらない。

不要不急の用事がいつ、どんなタイミングで入ってくるのかわからないのだから、スケジュールを開放しておくのが最適だ。逆に言うなら、メモ帳でスケジュール管理しているうちは、まだまだ遊びが足りなかったり、行動の余白が埋めきれていない証拠なのだ。

メモは、めったに取らない。大事なことは必ず記憶しているから。つまり記憶からこぼれてしまうようなワードや案件は、僕にとって重要ではないのだ。

たまにメモを取っても、まず見返さない。家のタンスの奥にしまってある、着なくなった服みたいなものだ。気まぐれにタンス整理していたとき「あ、こんなの残ってたっけ」と、気づいたりするくらいで、特に大事ではない。

たくさんの情報をインプットすれば、脳の中は新しい情報で急速にアップデートされていく。その加速運動においていかれるようなメモワードは、捨てていい。

すごいビジネスアイデアを思いついたからメモする、トラブルの処理方法がわかったのでメモする、という人もいるだろう。しかし、それが後になって本当に役立ったことは、ほとんどないんじゃないだろうか。メモしたような内容は時間が経てば、違う価値ある別の情報に上書きされているはずだ。

メモなんかに頼らず、聞いたことはみんな忘れるつもりで、行動に熱中してほしい。そうすれば情報の上書きからすりぬける、強いアイデアや言葉だけが残るはずだ。

まず、発達障害の子に「友達と仲良く」と言ってはいけません。発達障害の子に友達と仲良くすることを求めるのは、「なによりもまず多数派に合わせることが大事」だと伝えるようなものです。それでは発達障害の子は、自分のやりたいことをできなくなってしまう可能性があります。友達と仲良くやっていくのは悪いことではないのですが、目標にしてはいけません。

発達障害の子にとって、仲良くなるのは目的ではなく結果です。好きなことを楽しんでいるうちに、ふと気がついたらそこに同じ活動を楽しんでいる子を見つけた。そしてなんとなく一緒に活動するうちに、結果として仲良くなった。発達障害の子はそうやって友達をつくることがあります。無理に仲良くなったのではなく、気が合って友達になっているので、一般的な「友達」よりもむしろ仲が良かったりします。

最近は家庭でも学校でも「みんなで仲良く」という話をすることが多いようです。しかしそれは昔から大事にされてきた価値観ではなく、最近できた風潮だと思います。私は子どもの頃に、そんなことを言われて育った覚えはありません。

学校などには「和を大切に」と言う人がいますが、和を大切にしたいのなら、子どもたちにそんなことを指示するのではなく、子どもたちが無邪気に遊んでいるうちに、結果として和がとれるような活動を設定すべきです。

例えば、相性の悪いペアがいる場合には、その子たちの席を離したうえで、一方の子だけが興味をもちそうな活動を設定します。もう一方の子には、別に楽しめることを用意します。そうすると、2人は自然に別々の活動をして、それぞれに誰かと親しく遊んだりします。わざわざ「仲良く」などと言わなくても、環境設定を工夫すれば、子どもたちは結果として仲良くやっていきます。無駄な衝突を防ぐこともできます。

学校でも「みんなで仲良く」などと言っていないで、そういう企画を考えればよいのではないでしょうか。私は、子育てや教育は、大人の側がどんな企画をできるか、どんな環境を設定できるかにかかっていると思います。

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×「個性的な生き方」
○利己的な生き方

天真を発揮すること=個性を生かすこと

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#リベラル#利己主義
#パターナリズム#家父長制#父権主義#家族主義#温情主義

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「なぜリベラルの声は中間層に届かないのか?」

「戦後日本の経済発展を支えたのは分厚い中小企業の存在であり、その高い成長力がそのまま日本全体の健全な成長につながったのだ」

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#包括的#包摂的#inclusive
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そして、山根教授は、「ひきこもり」という表現によって室内に閉じこもっているというイメージが広まっているものの、実際には買い物などで外出する人も多いとして、ほかの人と心理的な距離があることを表す、「社会的距離症候群」という呼び方を代わりに使うべきだと提言しました。

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