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ドイツ東部ポツダムのバルベリーニ美術館で、23日、環境活動家2人が印象派を代表するフランスの画家、クロード・モネの作品「積みわら」にマッシュポテトを投げつけました。

その後、2人は作品の前に座り込んで「人々は飢え、凍えて死につつある。私たちは気候をめぐる大惨事に直面している。もし将来、人類が食料を取り合う事態になるのなら、この絵画には何の価値もない」などと訴えました。

ドイツ政府はロシアからの天然ガスの供給が減っていることを受けて石炭火力発電を一時的に拡大する方針を示していて、2人は石炭火力発電に反対する環境団体に所属しているということです。

美術館によりますと、作品はガラスで覆われていたため無事で、展示は近く再開されるということです。

ヨーロッパでは、今月、ロンドンの美術館で環境活動家がゴッホの代表作「ひまわり」にトマトスープをかけるなど、著名な絵画をねらって気候変動対策の必要性を訴える抗議活動が相次いでいます。

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