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ロシアのプーチン大統領は、9月13日に北朝鮮キム・ジョンウン総書記と極東の宇宙基地で首脳会談を行ったのに続いて、15日には、南部の保養地ソチに同盟関係にあるベラルーシのルカシェンコ大統領を招き、首脳会談を行いました。

会談の冒頭、プーチン大統領北朝鮮の指導者と地域情勢について、どのような議論を行ったのか知らせたい」と述べ、キム総書記との会談の内容を伝えたものとみられます。

これに対して、ルカシェンコ大統領は「以前あなたと訪れた宇宙基地で、キム総書記との会談が行われたことは喜ばしい。今後、北朝鮮とわれわれによる三者協力も考えていけるのではないか」と応じました。

また、プーチン大統領「われわれの喫緊の課題であるウクライナ危機をめぐっても議論したい」と述べ、ウクライナへの軍事侵攻をめぐって、ベラルーシとの連携を確認したものとみられます。

ロシアでは、9月18日に中国の王毅外相が首都モスクワを訪れ、ラブロフ外相との会談が行われる予定で、欧米との対立を深めるプーチン政権が外交を活発化させています。

#露辺(首脳会談)

ロシアの鉄道関係者はNHKの取材に対し、日本時間の16日午前8時ごろ、北朝鮮キム・ジョンウン金正恩)総書記が乗った専用列車が極東の中心都市、ウラジオストク郊外の駅に到着したと明らかにしました。

このあと、駅の周辺の幹線道路をキム総書記が乗ったとみられる車の車列が走行しているのをNHKの取材班が確認しました。

キム総書記は、プーチン大統領との首脳会談のあとも、ロシア極東に滞在してハバロフスク地方では戦闘機を製造する工場を訪れました。

ウラジオストクでは、ロシア海軍の太平洋艦隊などを視察する見通しで、ロシアとの軍事協力の可能性を探るとみられます。

キム総書記「ロシアの航空技術 外部の潜在的脅威を圧倒」

北朝鮮は、ロシア極東を訪れているキム・ジョンウン総書記が15日に戦闘機などを製造している工場を視察したことについて、一夜明けた16日に発表しました。

キム総書記は、対立を深める欧米を念頭に「ロシアの航空技術が外部の潜在的脅威を圧倒している」としてロシアの軍事力をたたえたとしています。

ロシア極東を訪れている北朝鮮キム・ジョンウン総書記は15日に極東ハバロフスク地方の工業都市コムソモリスク・ナ・アムーレを訪れ、ロシア空軍のスホイ戦闘機などを製造している工場を視察しました。

これについて北朝鮮は16日、国営メディアなどを通じて発表しキム総書記はロシアの航空機の製造をめぐり「豊富な潜在力や新しい目標に向かう絶え間ない努力に深い感銘を受けた」としていて戦闘機の前で撮影した記念写真など52枚が公開されました。

そのうえでキム総書記は対立を深める欧米を念頭に「ロシアの航空技術が外部の潜在的脅威を圧倒し、急速な発展を成し遂げていることに心から敬意を表した」ということです。

北朝鮮側の発表はロシアの技術力や軍事力をたたえる内容となっていて、ロシアとの軍事技術協力については言及がありません。

キム総書記は「次の訪問地に向けて出発した」としていて、16日はウラジオストクロシア海軍の太平洋艦隊などを視察する見通しです。

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#露朝(金正恩総書記・マントゥロフ副首相兼産業貿易相・ガガーリン記念コムソモリスク・ナ・アムーレ航空機工場・視察)

ロシア極東を訪問しているショイグ国防相は15日、海軍の司令官たちとの会議を開催しました。

このなかでショイグ国防相は、戦略核兵器を搭載できる原子力潜水艦も含め、新たに12隻の潜水艦を年内に配備する予定だと表明し、海軍力を増強する考えを示しました。

ことし7月に公表された日本の防衛白書によりますと、ロシアは原子力潜水艦を含む72隻の潜水艦を保有していると見られています。

またショイグ国防相は、この日、ウラジオストク近郊にある「ズベズダ造船所」を視察し、ロシア海軍の太平洋艦隊の原子力潜水艦を修理する状況などを視察したということです。

極東を訪問中のキム・ジョンウン金正恩)総書記は16日以降、ウラジオストクに拠点を置くロシア海軍の太平洋艦隊などを視察するとみられ、ショイグ国防相が同行し、軍事協力について話し合う可能性があります。

#ウクライナ戦力(ロシア・ショイグ国防相原子力潜水艦含め12隻の潜水艦年内に配備」)
#ロシア(ショイグ国防相ウラジオストク近郊・ズベズダ造船所・視察)

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#ロシア(WSJロシア海軍、地中海でのプレゼンス拡大を模索」)

イギリスの首都ロンドンでは、ヨーロッパ最大の防衛装備展示会が15日まで開かれ、36か国から1500を超える企業が参加しました。

このうちロシアの軍事侵攻を受けるウクライナからも5社が参加し、実際に前線で使われているドローンや敵のドローンを無力化する電子装置、それに水陸両用車などを展示しました。

出展の主な目的は販売ではなく、軍事侵攻に対抗するための投資や技術供与を呼び込むことで、ウクライナ人社員たちはブースを訪れた各国の関係者に装備について説明していました。

ドローンの製造責任者の女性は、侵攻前まで首都キーウで公共空間の設計士をしていたということで「ものを破壊する兵器をつくることの意義を、自分に言い聞かせています。今は国民一人一人が自分の能力や知識をどういかせるか考えています。戦争が終わったら、体が不自由な人たちが公共空間にアクセスしやすい都市を再建したい」と話していました。

また、以前は家具を作っていたという男性は「もっと多くのドローンが必要で、 ビジネスパートナーを探しています。各国の支援に感謝していますが、ウクライナが自由を保ち領土と国民を取り戻すためには さらなる支援が必要です」と呼びかけていました。

#ウクライナ戦力(ウクライナ・欧州最大の防衛装備展示会@ロンドン・ウクライナ企業が支援呼びかけ)

ウクライナ海上無人偵察機(ドローン)が14日にクリミア半島港湾都市セバストポリの港湾入り口でロシアの小型ミサイル艦「サムームの後部右側を攻撃し「大きな損傷」を与えた。ウクライナの関係者が15日、ロイターに述べた。

攻撃を受けたミサイル艦は片側に傾き、修理のためにえい航されたという。

ロイターは独自にこの発言を確認できていない。

一方、ロシア国防省は14日の声明でサムームに対するウクライナの攻撃を認めたうえで、海上ドローンを迎撃し破壊したと発表した。

#ウクライナ戦況(反転攻勢・セバストポリ港湾入り口・小型ミサイル艦「サムーム」・損傷・海上無人偵察機

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#ウクライナ戦況(反転攻勢・黒海・「セルゲイ・コトフ」などパトロール艦2隻・損傷・小型無人艇)
#ウクライナ戦況(反転攻勢・クリミア・ロ防空システム・破壊)

ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミアでは、ウクライナ軍が今月13日、ロシア海軍黒海艦隊が拠点とする軍港都市セバストポリにイギリスから供与された巡航ミサイルなどで攻撃を行い、揚陸艦と潜水艦に損傷を与えました。

これについてイギリス国防省が15日に発表した分析によりますと、損傷した潜水艦は、ウクライナを攻撃し、黒海などにロシアの力を誇示するうえで大きな役割を果たしていて、ロシア海軍に与えた打撃は大きいという見方を示しました。

また、ウクライナ軍は14日、クリミア半島の西部エウパトリヤ近郊にあるロシア軍の地対空ミサイルシステムを攻撃したと発表しました。

ウクライナのゼレンスキー大統領は14日に公開した動画で「占領軍の防空システムの破壊というすばらしい勝利に感謝する。極めて重要な成果だ」と述べ、ウクライナ保安庁と海軍をたたえました。

反転攻勢を進めるウクライナ軍は、東部や南部で占領された領土の奪還を進めるとともにクリミアへの攻撃を強めています。

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#ウクライナ戦況(反転攻勢・クリミア・ロ防空システム・破壊)

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#ウクライナ戦況(反転攻勢・クリミア・セバストポリ造船所・巡航ミサイル10発=英国製長距離巡航ミサイル「ストームシャドー」/無人艇3隻)

ロシアが強制併合したウクライナ南部クリミア半島への軍事攻勢をここに来て強める同国のポドリャク大統領府長官顧問は16日までに、半島を奪還するために注力するとした三つの主要な作戦に言及した。

SNSへの投稿で、最初には半島の制空権の確保が必要と主張。ロシア軍の軍事インフラなどの無力化を活発に進めるために欠かせない措置とした。

この狙いに沿って半島のエフパトリア町近くに据えられるミサイル迎撃手段や防空網の壊滅を図る作戦が遂行されているとした。ウクライナの国防関係筋は最近、同町周辺の防空システムを攻撃したことも明かしていた。

ポドリャク氏は2番目の課題として、交戦が多い地域への大規模な予備役兵や資源の投入の続行を断ち切ることが重要と説明。クリミア半島とロシアに挟まれたケルチ海峡上に架かる橋など兵站(へいたん)を支える輸送網が破壊されている」とした。

最後の作戦については、ロシア海軍黒海艦隊の残存勢力を半島の領海や以遠の海域から追い出し、黒海を国際的な管轄権が及ぶ場所として改めて位置づけることだと強調。このためにロシア海軍の戦闘艦船や修理施設は標的になっているとした。

ポドリャク氏の今回の発言は、ウクライナ軍がここ数日間にクリミア半島で仕掛けている攻撃の一部を反映したものともなっている。

黒海艦隊の母港がある同半島セバストポリの艦船修理施設では13日、戦闘艦船2隻が被害を受けたとする攻撃が発生。ロシアのウクライナ侵略が始まって以降、セバストポリ港を狙った最も大がかりな規模の攻撃とも指摘されている。

#ウクライナ戦況(反転攻勢・クリミア・ポドリャク大統領府長官顧問「三つの主要な作戦」)

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#ウクライナ戦況(反転攻勢・クリミア・ポドリャク大統領府顧問「クリミア半島でロシアの軍事施設への攻撃拡大を可能とするためにまず防空網を破壊し、同時に敵の補給線を断って前線に物資が送られるのを阻止することを目指している」)

ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、ロシアが一方的に併合した南部クリミアでロシア軍の地対空ミサイルシステムを破壊したとした上で「極めて重要な成果だ」と海軍などをたたえました。

また、ウクライナ軍は15日、東部ドネツク州の激戦地バフムトの南およそ10キロにある集落アンドリーイウカを奪還したと発表しました。

前線の指揮にあたるウクライナ軍の幹部はSNSに「これはさらなる攻勢につながる鉄道の完全制圧を意味する。われわれの任務はバフムトの包囲であり、アンドリーイウカなしには達成できないことだ」と投稿し戦略的に重要な奪還だと強調しました。

この集落の奪還についてゼレンスキー大統領も15日に公開した動画で「ウクライナにとって切望していた重要な成果だ」とアピールしました。

その上で「今月予定されている重要な国際イベントの準備を進めている。ウクライナにとって大きな成果が得られるよう全力を尽くす」と述べました。

反転攻勢の遅れも指摘される中、ゼレンスキー大統領としては、来週の国連総会への対面での出席やアメリカのバイデン大統領との首脳会談を前に、着実に領土の奪還を進めていると強調した形で、さらなる支援を訴えるものとみられます。

#ウクライナ戦況(反転攻勢・ゼレンスキー・領土奪還の成果強調・国連総会出席など前)

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#ウクライナ戦況(反転攻勢・クリミア・ロ防空システム・破壊)
#ウクライナ戦況(反転攻勢・バフムト南アンドリーフカ・奪還)

欧州連合(EU)が中東欧5カ国がウクライナ穀物の輸入を禁じるのを認める措置を15日の期限切れをもって延長しなかったことについて、ウクライナのゼレンスキー大統領は同日、歓迎の意を示した。ただ、EU加盟国がEU規則に従わない場合、ウクライナは「文化的な方法で」対応すると表明した。

ゼレンスキー氏はEUの決定について「ウクライナとEUの真の結束と信頼の一例だ。規則や協定が履行されれば、欧州は常に勝利する」と対話アプリ「テレグラム」に投稿した。

ただ、EUの決定発表直後にEU措置の対象となっていた5カ国のうち、ポーランドスロバキアハンガリーの3カ国がウクライナ穀物の輸入を独自に制限すると表明した。

これについてゼレンスキー氏は恒例の夜のビデオメッセージで、ウクライナはロシアとの戦争が続く間、隣国の支援を必要としているとし、欧州の結束に隣国と二国間レベルで協力することが重要になっていると指摘。「隣国が隣人らしくない決定を行った場合、ウクライナは文化的な方法で対応する」と語った。

ウクライナのシュミハリ首相はテレグラムへの投稿で「EU加盟各国に対し、ウクライナの農産物に対する違法、かつ一方的な規制を控えるよう呼びかける」とし、「こうした規制は世界貿易機関WTO)の仲裁の対象になる可能性がある」とした。

同時に、ウクライナにはEUの執行機関である欧州委員会のほか、近隣諸国と協力する用意があるとし、「共通ビジョンと互恵的な対応」を見出すことができると確信していると述べた。

#宇欧(ウクライナ穀物・東欧諸国・禁輸措置延長公算・ウクライナ反発・欧州委員会「延長せず」)
#宇欧(ウクライナ穀物・東欧諸国・禁輸措置延長公算・ウクライナ反発・欧州委員会「延長せず」・5か国のうち、ポーランドスロバキアハンガリーの3か国が独自に制限表明)

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#宇欧(ウクライナ穀物・東欧諸国・禁輸措置延長公算・ウクライナ反発)

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#ウクライナ経済制裁(農産物・穀物輸送回廊・ペスコフ報道官「履行停止」・ウクライナ穀物・隣国の市場に流入・地元農家が打撃・イシュトバーン・ナジ洪農相「EUが現行の輸入制限措置を延長しなければ、各国が個別の措置を講じることでルーマニアスロバキアブルガリアと合意している」)

EUはロシアの軍事侵攻によってウクライナ黒海の港から輸出できなくなった農産物を陸路で域内に受け入れ、アフリカなどに輸出する支援を行ってきましたが、ポーランドハンガリーなど5つの加盟国が安価な農産物の流入によって自国の農業が打撃を受けていると主張してきたため、これらの国については輸入の禁止を認めてきました。

この措置についてEUの執行機関、ヨーロッパ委員会は15日、ウクライナ側が輸出の管理を強化することなどを条件に、16日以降は各国による輸入の禁止を認めないと発表しました。

EUの決定に対し、ポーランドのモラウィエツキ首相は15日に開かれた与党の集会で強く反発し、輸入の禁止を続ける方針を示したほか、ハンガリー政府も独自に輸入の禁止を続けると発表しました。

EUウクライナへの支援を可能なかぎり続けるとしていますが、軍事侵攻が長期化する中、加盟国の間で立場の違いも表面化し、一致した対応をとることが難しくなってきています。

#宇欧(ウクライナ穀物・東欧諸国・禁輸措置延長公算・ウクライナ反発・欧州委員会「延長せず」・ポーランドなど反発)

日本を訪れているUNMAS=国連地雷対策サービス部のアイリーン・コーン部長は15日、都内でNHKのインタビューに応じました。

クラスター爆弾は殺傷能力が高く多くの不発弾を残し民間人にも被害を広げることから製造や使用を禁止する国際条約がありますが、条約に参加していないロシアがウクライナで使用しているほか、アメリカから供与されたウクライナ側も使用しています。

コーン部長は、ウクライナクラスター爆弾による死傷者が増えている現状に強い懸念を示し「無差別兵器は、国際法違反と見なされ、争いの当事者たちは直ちに使用を控えるべきだ」と訴えました。

そして「こうした兵器がこの戦争で使われることで、禁止条約の精神が損なわれる懸念が広がっている。しかし、だからこそ無差別兵器が一般市民の生活に今後何十年も犠牲を強いると強調することが重要だ」と述べ、禁止条約の精神に立ち返るべきだとしています。

また、ミャンマーやシリアなどでもこうした兵器による犠牲が広がっているとして、条約に参加する日本を含む各国が使用の禁止や廃絶に向けた国際的な機運を改めて高めるよう協力を呼びかけました。

#オスロ条約=クラスター爆弾禁止条約(UNMAS=国連地雷対策サービス部アイリーン・コーン部長「無差別兵器は国際法違反」・NHKインタビュー)

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#オスロ条約=クラスター爆弾禁止条約(締約国会議「ウクライナ国内でのクラスター爆弾の使用に重大な懸念を示す」)

ローマ・カトリック教会の中心地バチカンは、中国政府がローマ教皇による司教の任命は内政干渉だとして拒否してきたことから、中国と外交関係がありません。

しかし、フランシスコ教皇は今月、モンゴルを訪問した際「気高い中国の人々に温かいあいさつを送りたい」と述べ、中国の国民や信者にメッセージを送りました。

さらに教皇に次ぐ地位の枢機卿が今月13日から15日まで3日間の日程で特使として北京を訪れ、ウクライナ情勢をめぐって中国政府の特別代表と会談しました。

ローマ教皇庁によりますと「双方は開放的で友好的な雰囲気の中で、平和の実現や食料安全保障の問題について意見を交わした」ということです。

バチカンはヨーロッパで唯一台湾と外交関係を維持してきましたが、教皇の中国国民へのメッセージに続いて、北京への特使の派遣によって、中国との関係が深まるのか注目されます。

#ローマ・カトリック教会ローマ教皇特使・訪中)

サウジアラビアの首都リヤドで開かれている、ユネスコ=国連教育科学文化機関の世界遺産委員会は15日、各地の世界遺産保全状況の審査などを行いました。

この中で、ロシアによる軍事侵攻を受けるウクライナ世界遺産のうち、首都キーウの「聖ソフィア大聖堂と関連する修道院群、およびキーウ・ペチェルシク大修道院」と、西部リビウの歴史地区について、緊急に保存や修復などが求められる「危機遺産」に登録するかどうか審査が行われました。

その結果、これらの世界遺産がロシア軍による攻撃で破壊される脅威に直面し「保護を保証する条件が満たされていない」として、危機遺産に登録されることが決まりました。

ユネスコ関係者によりますと、危機遺産への登録は、遺産がある国の保全管理に問題があることが根拠となりますが、今回は現在のウクライナの特別な事情が考慮されたということです。

これに先立つ14日には、イタリアのベネチアについても観光客の増加への対策が不十分だなどとして審査されましたが、改善に向けたイタリア政府の対応が評価され、危機遺産への登録は見送られました。

#世界遺産危機遺産・「聖ソフィア大聖堂と関連する修道院群、およびキエフ・ペチェルシク大修道院」/西部リビウの歴史地区)

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ひとりがたり馬渕睦夫【日本を売り渡した亡国の政権】大和心ひとりがたり24回

#馬渕睦夫「岸田亡国政権」

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#ウクライナ和平交渉(フォーリン・アフェアーズ「西側諸国はウクライナを見捨てるのか?キエフは米欧の心変わりに備えよ」・J_Sato「CFRがウクを見捨てることをアナウンス開始」)

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#日宇(林外務大臣「来年のはじめには日本でウク復興会議を開催する」「官民を挙げて復興支援に取り組む」・楽天G三木谷浩史社長・ゼレンスキー)

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#ウクライナ和平交渉(「ロシア義勇軍」創設者/司令官デニス・カプースチン朝鮮戦争方式は実質ロシア勝利だが、ウクが負けたとは単純には言えない」・NHKインタビュー)
#ウクライナ和平交渉(西側政府当局者「ロシアは(既に)敗れた」「ロシアが奪った領土を保持し得るなら、それは勝利を意味するとの考え方はばかげている」)

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#ウクライナ和平交渉(篠原常一郎「与党中枢『米露が水面下で和平折衝』」)

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#ウクライナ和平交渉(ベラルーシ・ルカシェンコ大統領「ウクは今和平交渉をしなければ中央部分の領土のみになる」)

#ウクライナ代理戦争(シカゴ大学ミアシャイマー教授「西側がウクライナ人を虐殺に導いている」)

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#ウクライナ戦力(在日ウクライナ大使館「英雄に栄光あれ」)

ブリンケンの必勝論と裏腹に、ウクライナの戦場ではロシアの勝利が確定しており、米NATOがいくらウクライナを支援しても挽回できなくなっている。

米国は従来方式のウクライナ国内での代理戦争で勝てないため、ウクライナが米NATOからもらったミサイルや無人機を散発的にロシア国内の奥深くまで撃ち込み、露軍が迎撃しきれなかった分がロシアの軍民の施設を破壊する新戦法を2-3か月前から採っている。
これまでは、ウクライナが米国の許可無く勝手に米国製兵器を露本土に撃ち込んでいることになっていたが、最近ブリンケンがこの撃ち込みについて、推奨しないが反対せず容認すると述べた。米国はウクライナ失地回復戦をやらせる代理戦争から、ロシアを戦場にする直接戦争に微妙に近づいている。
露政界では強硬派がプーチン大統領に「これまでのようにウクライナだけを相手にするのでなく、米国も敵とみなす戦争に入るべきだ」とせっついている。プーチンはまだ動いていない。のらりくらり。こちらも微妙だ。

この米露双方の微妙な動きは、すでに決着がついているウクライナ戦争を長期化していく。開戦当初から、プーチンと米政府中枢(ブリンケンやサリバンなど隠れ多極主義者たち)の両方が、超厳しい対露経済制裁によって米国側と非米側に世界経済を分断し、非米側が発展して米国側が自滅する世界体制の長期化・固定化を模索し続けてきた。
今回ブリンケンが発表した中露敵視の米長期戦略は、中露やBRICSなど非米側を結束させ、非米側の発展と米国側の自滅を引き起こす隠れ多極主義の戦略だ。プーチンは、怒ったふりをして実は大喜びでこの戦略に呼応する。

プーチンは先日のウラジオ演説で「非米側が台頭して世界を席巻したのに、米国側はうっかりそれを無視して自滅している」と述べた。米国は、2000年以来の中露の結束推進などによる多極化を無視・放置した。私が見るところ、この無視は「うっかり」でなく昔からの意図的なものだが。
米国は、中枢に巣食った隠れ多極派の意図に沿って自滅している。今回の、中露を倒そうとする米国の新戦略は自滅を加速する。

米中枢のブリンケンやサリバンら(隠れ多極派)は最近、沿ドニエストル、シリア、アフリカのサヘル、ベネズエラなど、以前からロシアと対立していた地域での露敵視を強化することで、米露対立を世界的な規模で維持する策をとり始めている。
ウクライナの戦闘に決着がつき、米露対立を維持するには領域の拡大が必要だからだ。

中露は、米国側を敵視していない。米国側が中露を敵視するから、中露は対応を余儀なくされている。米国が中露敵視をやめれば世界は平和になる。
中露が全体主義だと言うなら、バイデン政権の米国の方が全体主義だ。民主党は、選挙不正を連発し、多くの愚劣なリベラル策で米国を自滅させている。独仏はポピュリストを不当に抑圧するエリート独裁だし、日本は官僚独裁体制だ。中国は1党独裁だが、ロシアは民主主義国だ。

米国の中露敵視は、敵対構造を長期化し、中露が非米諸国を率いて米国抜きの世界体制を作るように仕向け、世界を多極型の覇権構造に転換させるための隠れ多極派の策である。
強くて善良な米国が覇権を持っている限り、中露など全世界が米覇権体制に満足している。だが、それでは米欧が新興諸国や途上諸国からピンはねして世界経済の成長を抑圧する体制が続いてしまう。
もともとの米国は善良だが、米国の覇権を裏で牛耳っている英国はピンはねで生きており、米国の軍産などを巻き込んで世界を搾取してきた。

この隷属状態を覆すため、米国は911以降、過激で稚拙で理不尽な政権転覆策や中露敵視策を20年以上も続け、中露が米国を無視して新たな多極型の世界を作るように仕向けている。
この偽悪的な米国の隠れ多極主義の戦略があと何年続くと、世界の転換が完了するのか。あと3-5年ぐらいかとも思うが、「一つの時代」というなら10年ぐらいは続く必要がある。予測が難しい。

#田中宇「すでに決着がついているウク戦争を長期化していく」「多極化世界転換完了あと3-5年ぐらい」

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#宇米(ブリンケン国務長官「現在展開されている反攻は、ここ数週間で進展が加速している。今回の新たな支援はそれを維持し、さらに勢いをつけるのに役立つだろう」・クレバ外相)

#NATOexpansion

#反ロシア#対中露戦

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