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言葉

歌とことばの口のかたちはちがう。だが一般の発音訓練は口を前に出した歌唱の口である。話し方や朗読での口のかたちを私は「左卜全(ひだりぼくぜん)ぐち」と呼ぶ。左卜全は俳優でオペラ歌手だ。引いた口元に特徴がある。この日本の伝統的な口のかたちが発声…

柳家小三治『まくら』を読んで驚いた。日常のコトバで思想が語れるのだ。その反対に、こんな文体でしか思想を語れないのかと感じる文章は多いものだ。本の文章から生きた声の響きが感じられない。本の文体と話しの文体とは別ものだと言うのかもしれない。で…

読書法の一つに再読という方法がある。まず再読に堪え得る本を選ぶことが前提だ。再読法は何通りかある。体系性のない知識の本ならば読み落としを拾うための再読、文学ならば作品の内容を味わい直す再読、理論の本ならば論理思考を鍛えるための再読、技術を…

日本語の2音ないし3音区切りのリズムの原点は謡曲にある。「是は阿波の鳴門に一夏(いちげ)を送る僧にて候」「これハ/アわの/なル/とニ/いチ/げヲ/おくル/ソお/にテ/そオ/ロお」これによってことばも意味も明解に聴こえてくるのである。問題は沈み込みの…

修行 - Wikipedia 「修行」が、上述のとおり「宗教的な行」すなわち、本質的に「仏の悟りを求めて実践すること」を指しているのに対し、「修業」は「世間的な学問や技芸などを習い修めること」や「職業的な生業(なりわい)を習得すること」を指す語であり、…

2018年4月2日から23日までの期間限定で、「新学期・新生活応援セール」を実施します。大変お求めやすくなっておりますので、この機会に是非ご検討ください。— 物書堂(ものかきどう) (@monokakido) 2018年4月2日

私は語学力が低いので、大事な翻訳はすべてのテクストを打ち込んで、一言一句を確認しながら行うようにしている。昨日嬉しかったひとつは、バケモノ的な語学力で知られる熊野純彦さんが、僕などと同様の全文打ち込みをしていると伺ったこと— Ken ITO 伊東 乾…

いい朗読というものは、ひと声聴いたとき、なにか心が生き生きとしてくるものだ。それは読み手が作品と向き合って、その表現を読み解いていく喜びがあるからだ。それに対して、いやな朗読は、ひと声聴いたとき、暗示にかけられたような陰気な気分にさせられ…

中央官庁の地方への出先職員が、現場での交渉ミスのために、役所の書類を書き換えたり、嘘の発言したり隠ぺいをしただけで、担当大臣の首どころか内閣総辞職というトンデモ世界がそのうちきたりして。どこの誰とも知らない一人か数人の役人のミスで毎回内閣…

朗読の技術というものは追加していくものではない。作品の表現を中心に据えて、その味わい妨げるものを削り取っていくのだ。軽薄な声、苦しそうな声、読み手が勝手に付け加えた感情、文字の誤読、アクセント・係り受けの間違い、意味ない動き、目立つ服装、…

ロシア大使館が書き込んだ「愛好者」は、何人かの方が指摘されているように「ディレッタント дилетант」を意図したのかもしれないですね。ここでの語感は「ニワカ」といった煽り言葉というところでしょうか。画像は和露大辞典。 pic.twitter.com/SdC3vuI12j—…

きょうのまや天は、#バレンタイン にちなんで、こんな言葉を紹介❤️「#恋風」(こいかぜ)…恋心の切なさを風が身に染みるのにたとえてそう呼ぶそうです❣️#まや天 #真矢ミキ #増田雅昭 #ビビット #tbs pic.twitter.com/G6L1Z3JTH8— TBS ビビット (@vivit_tbs) …

柳家小三治が落語の理想を語る。「俺がやりたいのは、本を素読みにしても面白くないのを、噺家がやると、こんな面白くなるのかい、って噺にしたいわけ」朗読の理想も同じことだ。字面を見ただけでは「こんなものがおもしろいのか」と思われる作品の面白さが…

朝日新聞『余滴』でリーディングスキルテストについて取り上げていただきました。「情緒を育てる国語教育も大切だが、事実を正確に表現したり読んだりする力が圧倒的に足りていない」 https://t.co/tBfLaMg6pQ— 新井紀子/ Noriko Arai (@noricoco) 2018年1月…

大阪弁 - Wikipedia 船場言葉(せんばことば)は、大阪市船場の商家で用いられた言葉。昭和中期まで、折り目正しい大阪弁の代表格として意識されていた。大阪弁研究家の前田勇は船場言葉について「大阪弁は庶民的な言語であるというのが通説であるけれども、…

お茶が陸路で伝わった国では「chai」、海路で伝わった国では「tea」これは、中国語(マンダリン)ではお茶を「chá」と呼ぶのに対し、海の玄関口だった福建省・台湾では「te’」と発音するからだと。 面白ーーい!!https://t.co/9yZQ9ZJCgX pic.twitter.com/u…

広辞苑 1万項目追加し10年ぶりに改訂版発売 #nhk_news https://t.co/H0AuGzjBCD— NHKニュース (@nhk_news) 2018年1月12日 岩波書店辞典編集部の平木靖成副部長は、「インターネット検索に比べて情報量では太刀打ちできませんが、ある言葉や事柄について、…

岩波書店 @Iwanamishoten さんのツイート、句読点をピリオドとカンマで書いているところに特色がある。理科系の人に多い書式のように思うのだが、どうなんでしょう? pic.twitter.com/gSacvxpxAq— Akiyoshi Komaki 駒木明義 (@akomaki) 2018年1月2日

ことし最も注目の言葉「フェミニズム」 米大手出版社 #nhk_news https://t.co/f68e0H5eWu— NHKニュース (@nhk_news) 2017年12月14日 アメリカで辞書などを販売している大手出版社「メリアム・ウェブスター」は毎年、インターネットで調べられた単語などをも…

【速報 JUST IN 】今年の漢字は「北」 北朝鮮や九州北部豪雨で #nhk_news https://t.co/bAJPwzDT4w— NHKニュース (@nhk_news) 2017年12月12日

新語・流行語大賞 「インスタ映え」「忖度(そんたく)」 #nhk_news https://t.co/r3nMgGYT67— NHKニュース (@nhk_news) 2017年12月1日http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171130#1512038314

⚡️ 「広辞苑第七版、書店さんで予約受付中!」(作成者: @Kojien7)https://t.co/Uf6W5zrMAR— 『広辞苑第七版』2018年1月12日発売 (@Kojien7) 2017年11月28日

朗読の現状は文章を読み上げる伝達である。コトバは生きものだ。とくに文学のコトバは作品を語る「語り手」の声として生きている。もしも読み手が作品より上に立つならば「語り手」を殺すとともに作品を殺すのだ。そうして表に出てきた読み手の「キレイ」な…

アナウンサーやナレーターのあの得意そうな気どりはなんだろうか。今朝、気づいた。伝達意識は、知から無知へ、上から下という立場なのだ。そこから余裕と遊びが生まれる。それに対して、文学作品の声の表現では、作品と向き合う真剣勝負になる。だから、自…

お言葉ですが、残念ながら、アカデミア研究者の大部分(ほぼ全員?)は理解していないと思う。どの大学かは関係なく。従って、基礎研究や基盤技術開発はアカデミアが主導するのが良いが、本当の応用や実用化はアカデミア以外の専門家や産業界が主導しなけれ…

人は利口ぶる傾向がある。まず大切なのは「無知の知」だ。自分が何を知らないか、何ができないのかという自覚から探究が始まる。話すことはどうか?すぐにことばを話そうとする。だが、ことばの数ではない。なまじ複雑なことを言わずともよい。ほんの一言で…

ナレーションは絵の添え物、アナウンスは文字にする情報の添え物である。それに対して朗読とは、本来、自立した表現なのである。声による表現のほか何にも頼りがないものだ。それが寂しいのか、わざわざ動作して見せたり、音楽をつけたり、衣装を着けてみせ…

【新語1万語】『広辞苑』10年ぶりに大改訂、「スマホ」「ツイート」など収録https://t.co/oUuqWPSKS7「朝ドラ」「ブラック企業」「スルー」などの現代語やカタカナ語などを追加。来年1月12日に発売される。 pic.twitter.com/rGm2JBfRWN— ライブドアニュース …

マスメディアの典型的な話し方は、アナウンスやナレーションである。いかにも礼儀正しく、おしとやかに語る。ことばの意味が立ち上がらない。アタマから尻までのっぺりした語り方である。だが、真実を語る語り方はまるでその逆だ。政治家の演説の真実は、そ…

「で、何が言いたいの?」と思われる文章に共通するNG集 - 超スピード文章術 https://t.co/13PRDWINDn— ダイヤモンド・オンライン (@dol_editors) 2017年10月8日 まず、書き手がよく理解していないこと、わかったつもりになって書いていることは、読者にも…