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言葉

作詞家・松本隆――彼が紡ぐ言葉に、一体どれほどの人が胸打たれてきたのでしょうか。歌謡曲に欠かせない存在である作詞家に、歌謡曲、歌詞、そして自身のこれからについてお話を伺いました。https://t.co/qITDaLLRVp pic.twitter.com/v8YGvRh1h3— Pen Magazin…

フランス語の文章の何気なさそうな動詞の翻訳が、どうしても難しい場合がままある。辞書を引いても訳語がうまく出てこない。特に抽象的な文章における動詞にそれが多い。意味されている動作(運動、関係)はわかるのだが、それでは日本語にならないようなこ…

人間の発声は歌でも朗読でも人類進化の過程で身体機能に従って合理的に工夫されてきたものだ。それが磨かれていくならば人類に共通の発声法になるだろう。これまで私が試みてきたのは「ネコのど声」の発声法だ。日本の伝統的な発声法を目指す訓練だが民謡や…

音楽に関する話題で、真剣に顧慮する価値がある探求か、単なるエッセーかを見分ける方法の一つは、そこから敷衍して意味のある2次、3次的な展開が可能であるか、そうでないかを見れば一目瞭然で解る。残念ながら書籍などは物知り博士的な書きっぱなしエッ…

子どもたちの発声がアニメ化している。それがすっかり身について三十代四十代になってもアニメ声の発声から脱せない女性も見かける。発声の基本は自分自身に向けた声である。つまり内言の獲得である。それによって何が実現されるか。人間として自然な声の獲…

子どもは「内言」を獲得することで自我との対話を確立できる。自らの周囲で行き交う声が自らの意識へと転換して内面化するのである。それが内言の本質だ。言語化した意識は自らの身体行動と一体化する。だが、それが集団教育の場では破壊される。全ての声を…

» 角田理論の復活とパックス・ジャポニカ (連載「パックス・ジャポニカへの道」) | IISIA 株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 14歳まで完全なる日本語環境で暮らす者は、形質として“何人”であれ、ここでいう「日本語脳」になると角田理論では言うのである…

名文というのは文の構造を意識して構成されたものだ。前田英樹著『独学の精神』に次のような譬えがある。「生きた文章という木に、生きた言葉である鉋が入り込んで行かなくてはならない。目の前の文章が、みるみる削られて一本の柱になり、別に削られた柱と…

いい文章とは、どう定義できるか。添削なしで理解できる文章である。過不足なく言い足りている文章ならば「添」も「削」も不要である。だが、巷に溢れる文章はどうか。ビジネス書の多くは書き足りずに憶測に任せるものだし、文学らしい文章の多くは書き込み…

本日から2016年4月29日(金)までの期間限定で、最大50%オフのセール販売を実施します。新生活でお役に立てるアプリがございましたら、この機会に是非ご検討ください。 https://t.co/VALEcEP4Wj pic.twitter.com/lWqIM6qah7— 物書堂 (@monokakido) 2016年4月…

読み聞かせの前提となるのは、読み手と聴き手との切り離しだ。読み手が聴き手に距離を置くのは、情報発信と情報受信の図式に基づくものである。その典型はアナウンスの声である。そこでは聴き手との内面的な交流は失われる。アナウンスの声に感じられる気取…

渡辺知明著『朗読の教科書』では、吉田一穂の詩のリズム論を基礎にして、散文での2音ないし3音区切りの原理を述べて、音声表現における有効性と実践方法を示した。さらに2音ないし3音の区切りごとに生ずる強弱アクセントの原理にまで発展させた。 https:…

【稼ぐ人】の「第1文」「第2文」「第3文」の書き方――「すべり台の法則」|稼ぐ言葉の法則|ダイヤモンド・オンライン 「広告において、一番目の文章の目的は、二番目の文章を読ませること。二番目の文章の目的は、三番目の文章を読ませること」 このように、…

中央公論新社は28日、物理学者木下是雄さんの「理科系の作文技術」(中公新書)が、発行部数100万部を突破したと明らかにした。1981年9月の初版刊行から、ことし3月までの35年間で80回増刷されるロングセラーとなった。 木下さんは学習院大学長などを歴任し…

朗読の写真を見てまず気になるのが姿勢である。発声しやすい姿勢、つまり上体が沈み込める姿勢ができているかどうかだ。立ち姿勢で背筋が伸びたり、両膝が強ばっていたらだめだ。イスに腰かけたときに両足が前に出ていたり、踵が床に着いていたら伸びやかな…

TASCAMのレコーダーDR-07MKII にはチューナー機能がついている。私の発声練習で使うハミングの地声の音程を測ったらGであった。一般の朗読の発声練習の声は、BないしB♯である。Gは自分自身に呼びかける声、Bは他人を呼ぶ声だ。内言の表現のできない人は…

「英語ができない人」の共通点は○○がわかっていないことだった 思考力と教育をめぐる対談【第1回】|あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか|ダイヤモンド・オンライン 【斉藤】「優秀」の定義が違うんだと思いますね。日本の受験勉強って、基本的にはアジェンダ…

朗読CDのシャドウイングをすると表現力アップに使える。朗読CDの多くは不満足なものである。買ってがっかりしたという人はCDを聴きながら一節ごとに後を追って自分の声で表現してみるといい。読み方のマネではない。批評的な修正である。聴き取りと表現との…

たった一つの言葉がプロジェクト全体を方向付けるのを何度も見たからこそ、感覚を射抜くような言葉を見つけることにちゃんと時間をかけたいのです。— 山中俊治 Shunji Yamanaka (@Yam_eye) 2016年3月8日#哲学部

日本語の高低アクセント原理は昭和10年代にラジオ放送の言葉を基礎に考えられた。だが日本人の日常言語は強弱アクセントである。日本語のアクセントを強弱から考えるなら日本の東西や外国語とのアクセントの違いよりも共通性が見えてくる。さらに感情表現の…

『本の読み方上達法』「一読総合法」というのは学校教育の理論だがおとなの読書にも有効だ。立ち止まりと先読みが想像力を鍛える。次の部分で立ち止まって想像する。(1)タイトル、(2)著者、(3)もくじの章立、(4)章の細目、(5)まえがき・あとがき、(6)ページ…

文章の書き換えと添削とはちがう。どんなに見事な添削をしても原文を越えた名文になることはない。それは書き換えである。原文で表現仕切れていない要素を加えたり、表現されるべき秘めた内容を明確にすることはできる。だが、原文にない内容を加えて名文に…

中世の修道士たちは、ふたつのnを、nの上にチルデと呼ばれるnを冠につけて表し紙を節約しました。こうしてÑが生まれたのです。 pic.twitter.com/lvP7Mw3GzU— CervantesTokio (@CervantesTokio) 2016年3月3日

考えというものには形がある。思いつきやアイディアはアイマイなものだ。それを言葉の形にしたときに考えが確かなものになる。多くの人は「読み・書き、話し・聞き」においてアイマイな言葉の形でやりすごしている。だが、言葉に添削すると確かな形の考えに…

古代日本における文字表現の展開/奥田 俊博 - 本:hontoネットストア

発声法が思想をしばる。そんなことはないと思うだろう。だが本当だ。高低アクセントはお体裁の心を育てる。強弱アクセントは心を裏切らない。「腹からものを言う」とか「腹芸」というが、「腹」と心が一体だから、あえて「芸」と批判するのだ。人相学なら人は…

ビフテキがビーフステーキの略じゃないって今知った…— 山中俊治 Shunji Yamanaka (@Yam_eye) 2016年2月28日“45年間ビフテキはビーフステーキの略だと思っていた。 本当は「bifteck(ビフテック)」という「ステーキ」を意味するフランス語だ。” https://t.…

文章を書く前に頭のなかで構成を練っても、書き始めたときにぶつかるのは一文一文をどう書くかという課題だ。そして、文と文とをどうつなげるか、漢字平仮名をどう書き分けるかなどじつに具体的なものだ。文章全体の構想を実現するには一文ごとの推敲が必要…

そうか、文章書くときもそう。文章は、頭の中に流れているリズムにしたがって書く。文章をどうやって書いているか聞かれることもあるけど、私は完全に脳内の声だ。文が大きく間違ってると音が添削してくれる。(音派のことを記事にしてくれて感謝!) https://…

朗読も演劇も「読み」から始まる表現である。小説や戯曲を読んで心が動くならば、それを自らの身体で表現してみたくなる。その表現世界への入り口は「声」だ。作品そのものを声に出して理解することから始まって、その結果、声に変化がついたり動きが必要に…