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米大統領の選対元幹部司法取引に応じるロシア疑惑捜査進展か #nhk_news https://t.co/g9enIIIDHQ
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月14日

おととしの大統領選挙でトランプ大統領の選挙対策本部の幹部を務めたポール・マナフォート被告（69）は、ウクライナの親ロシア派の前大統領らのためにロビー活動を行って得た資金を海外の口座に隠したなどとして、国家に対する謀略などの罪で起訴されています。
マナフォート被告は14日、首都ワシントンの裁判所に出廷し、検察などによりますと、司法取引に応じ、罪を認めるとともに、ロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官に協力することを明らかにしました。
マナフォート被告をめぐっては、大統領選挙中のおととし６月にトランプ大統領の長男らとともにロシア人の弁護士と面会していたことが明らかになるなど、ロシア疑惑解明のカギを握る人物の１人と見られていて、捜査が進展すればトランプ大統領にとって打撃となります。
一方、ホワイトハウスのサンダース報道官は14日、「トランプ大統領や2016年の大統領選挙の勝利とは全く関係ない」とする声明を発表し、ロシア疑惑を否定しているトランプ大統領には関係ないと強調しました。

トランプ大統領の周辺では、関係者が相次いで司法取引に応じていて、先月も元顧問弁護士が捜査当局に対して罪を認め、おととしの大統領選挙の際、トランプ大統領からの指示で、不倫関係にあった女性らに口止め料を支払ったと証言しました。
その一方で、トランプ大統領の選挙対策本部の幹部を務めたマナフォート被告はこれまで一貫して無罪を主張し、ロシア疑惑への捜査に協力しない姿勢を示してきました。
トランプ大統領は先月、マナフォート被告が詐欺などの罪で有罪の評決を言い渡されたあとも、みずからのツイッターに「彼は『取引』をするために話をでっち上げることを拒んだ。勇敢な男に敬意を示す」と書き込み称賛していただけに、マナフォート被告が司法取引に応じたことはトランプ大統領にとっては痛手となりそうです。