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欧州連合(EU)は2日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)で外相会合を開いた。EUが域外で外相会合を開くのは初めて。ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアとの戦争における勝利はEUとの協力にかかっていると強調した。

ウクライナを巡っては、米議会が9月30日に政府機関の閉鎖を回避するため急きょ可決した「つなぎ予算」からウクライナ支援が除外されたことに加え、EU加盟国のスロバキアで同日行われた議会選挙で、ロシア寄りでウクライナへの軍事支援停止を訴えたフィツォ元首相率いる中道左派「スメル(道標)」が第1党に躍進した。

こうした中、ゼレンスキー氏はウクライナに対する「防衛支援」の重要性を強調。EU外相への声明で「ウクライナと自由世界全体はこの対決に勝利すると確信している。ただ、われわれの勝利は直接的にEUとの協力にかかっている」と述べた。

その上で「冬季を前にウクライナの防空力を最大限に強化することが極めて重要だ」とし、これまでに供与を受けた長距離の地対空ミサイルシステム「パトリオット」、防空システム「IRIS─T」、中距離の地対空ミサイルシステム「NASAMS」などは大きな役割を果たしており、人々の命を救っていると指摘。

「こうしたシステムの一段の供与が必要になっている。特に南部地域の防衛にパトリオットが数基あれば、状況を根本的に変えられ、ロシアの『テロ』を無意味なものにすることができる」とした。

#EU(外相会議・キエフ・ゼレンスキー「特に南部地域の防衛にパトリオットが数基あれば、状況を根本的に変えられ、ロシアの『テロ』を無意味なものにすることができる」)

欧州連合(EU)は2日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)でEU域外では初となる外相会合を開いた。EUの外相に当たるボレル外交安全保障上級代表はウクライナ支援での結束を強調し、来年に向け最大50億ユーロ(52億5000万ドル)の支援を提案したと明らかにした。

ウクライナのクレバ外相は、米議会が政府機関閉鎖を回避するため急きょ可決した「つなぎ予算」からウクライナ支援が除外されたことについて、「ウクライナの問題はウクライナにとどまらない非常に大きな問題だと米国が理解しているため、支援が崩れたとは思っていない」と述べて影響を否定した。

また、EU加盟国スロバキアの議会選挙で、ロシア寄りでウクライナへの軍事支援停止を訴えたフィツォ元首相率いる中道左派「スメル(道標)」が第1党に躍進したことについては、影響を「判断するには時期尚早」と指摘した。 もっと見る

ウクライナのゼレンスキー大統領は「ウクライナと自由世界全体がこの対決に勝利すると確信している。ただ、われわれの勝利は直接的にEUとの協力にかかっている」と訴えた。

クレバ氏は、ウクライナの復興資金として西側諸国が凍結したロシアの資産を移転する際の司法面の問題をクリアにすることがウクライナとEUの双方に有益だと語った。

<ロシアは支援疲れの強まり予想>

キーウでEU外相会合、結束演出 ロシアは「支援疲れ」拡大を予想

バイデン米大統領は1日、議会共和党に対し、ウクライナへの追加支援を提供する法案を支持するよう求め、政府機関を閉鎖の危機にさらした瀬戸際政策にうんざりしていると非難した。

クレバ氏はウクライナが「米議会の共和党民主党の両方と徹底的に協議した」と述べ、支援継続に期待を示した。

ロシアのペスコフ大統領報道官は米議会のウクライナ支援除外は「一時的な現象」とし、米国がウクライナでの戦争に関与を続けるだけでなく「直接的に関与する」との見方を示した。

「ただ、われわれの予想ではこの紛争、そして完全に不合理なウクライナ支援の疲れが米国を含むさまざまな国々で強まるだろう」と述べた。

一方、スロバキアの議会選で勝利したフィツォ元首相は2週間内に政権を発足させる必要がある。ウクライナへの軍事支援停止を主張する自身の立場に同意しないを政党少なくとも1党を連立に招くことになる。

ペスコフ氏はフィツォ氏の主張を擁護し、自国の国益を重視する政治家を「親ロシア」と呼ぶのはばかげていると一蹴した。

#スロバキア(議会選挙・フィツォ元首相・中道左派「スメル(道標)」・23.37%・ロシア寄り・ウクライナ軍事支援停止・ブラチスラバ政策研究所バシェチカ所長「フィツォ氏は国民のかなりの数がロシア寄りだと知っていて、ロシアのプロパガンダだけでなく、反欧米的な考え方をまねている」・ペスコフ報道官「自国の国益を重視する政治家を『親ロシア』と呼ぶのはばかげている」)

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#ウクライナ軍事支援(ペスコフ報道官「米国のウクライナ援助予算がなくなってもそれは一時的な現象。我々の予測によれば、この紛争、キエフ政権の不条理な後援による疲労は米国を含む様々な国々で増大するだろう。この疲労は世界の政治体制の分断と矛盾の拡大につながる」)

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#スロバキア(議会選挙・フィツォ元首相・中道左派「スメル(道標)」・23.37%・ロシア寄り・ウクライナ軍事支援停止・ブラチスラバ政策研究所バシェチカ所長「フィツォ氏は国民のかなりの数がロシア寄りだと知っていて、ロシアのプロパガンダだけでなく、反欧米的な考え方をまねている」)

ウクライナの首都キーウでは2日、EU加盟国の外相らが集まり、ウクライナのクレバ外相も交えて外相会議が開かれました。

EUが、まだ加盟していない国で外相会議を開くのは初めてだということです。

会議にはウクライナゼレンスキー大統領も出席し、「ウクライナと、自由な世界の全体が、この戦いに勝てると確信している。私たちの勝利は、あなた方との協力にかかっている」と述べ、ロシアによる軍事侵攻を早期に終結させるためにも、EUの支援が不可欠だと訴えました。

EUのボレル上級代表は、会議のあとの記者会見で「キーウで、ウクライナと合同で外相会議を開くことは、EUが今後もウクライナに関与していくこと、あらゆる分野で支援を続けていくことを示している」と述べ、EUとしてウクライナへの支援の継続に揺るぎはないと強調しました。

その上で、来年1年間に最大50億ユーロ、日本円にしておよそ7800億円のウクライナへの軍事支援を提案したとして、年末までに加盟国の合意が得られることに期待を示しました。

ウクライナへの支援をめぐっては、EU加盟国の1つ、スロバキアで9月に行われた議会選挙で、ウクライナへの軍事支援の停止などを訴えた野党が第1党となり、EUの結束に影響が及ぶのではないかという見方も出ていて、EUとしては今回の会議を通じて、結束を改めて強調したかたちです。

#EU(外相会議・キエフ・ゼレンスキー「私たちの勝利は、あなた方との協力にかかっている」)

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#EU(外相会議・キエフ・ボレル上級代表「今後の支援について意見を交わすことが目的で、ウクライナへの関与がゆるぎないことを示すための開催だ」)
#EU加盟(ウクライナ・クレバ外相「歴史的な出来事だ。いま、加盟してはいないが将来の加盟国でEUが外相会議を開催するのは今回が初めてだ」)

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#ウクライナ軍事支援(EUフォーリン・アフェアーズ「勝利への楽観論が揺らぎ始める」「無関心と焦りはプーチンの最終兵器」)

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#宇米(民主党チャック・シューマー上院院内総務「ゼレンスキー『われわれは支援を得られなければ戦争に負ける』」)

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#ウクライナ軍事支援(ウクライナ・ゼレンスキー「支援縮小は、欧米の自国の裏庭にリスクをもたらすことになる」)

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#ウクライナ軍事支援(キール世界経済研究所「EUが約束のウクライナ支援額米を上回る」)

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#ウクライナ軍事支援(EU・ドイツ・ベアボック外相「有権者がどう考えようとウクライナを支援する」)

ウクライナ軍の参謀本部は3日、東部ドネツク州の激戦地バフムトや、南部ザポリージャ州の主要都市メリトポリに向けて反転攻勢を続けていると発表し、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は、前線でウクライナ側にやや前進の動きがみられるという見方を示しています。

一方、南部ヘルソン州では2日、ロシア軍による砲撃で教育施設や教会などが攻撃され、地元の知事によると、少なくとも2人が死亡、7人がけがをしたということです。また、ウクライナ空軍は3日、ロシア軍が無人機31機と巡航ミサイル1発の攻撃をしかけてきたと発表しました。

そのほとんどを撃退し、死傷者はいないということですが、東部ドニプロペトロウシク州では、民間企業で火災が発生したということです。

ウクライナ空軍のイグナト報道官は、地元メディアに対して、無人機の攻撃が相次いでいるとして、「空と領土をさらに強力に守るための手段が欠けている」と述べ、防空システムのさらなる強化が必要だと訴えました。

一方、ウクライナ国防省の情報総局は2日、ロシア西部スモレンスク州の軍事企業の施設に対して、無人機4機による攻撃を行い、そのうち3機が命中したとSNSで発表しました。

この工場では、ロシア軍がウクライナへの攻撃で使用するミサイルが生産されているとして「生産能力に深刻な損害を与えた」と主張しています。

ロシア側は、無人機攻撃があったが防空システムによって撃墜し、けが人や被害はないとしています。

ロシアとウクライナ双方で、前線だけでなく無人機による攻防も激しくなっています。

#ウクライナ戦況(反転攻勢・双方の無人機による攻防が激化)

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#ウクライナ戦況(反転攻勢・8月・斯叙ドローン生産工場/ロシア生産拠点・ミサイル攻撃=第三次世界大戦入り提案)

ウクライナ大統領府のポドリャク顧問は2日、ウクライナに供給されている西側の対空システムを再評価する必要性を指摘し、ロシアが使用しているイラン製無人機「シャヘド」に対抗するには、よりシンプルで安価な兵器の方が費用対効果が高い可能性があるとの見解を示した。

シャヘドはほぼ日常的にロシアによる攻撃に使用されている。

ポドリャク氏はX(旧ツイッター)への投稿で、米国のNASAMS」やドイツの「IRIS―T」といった西側のシステムはミサイルの迎撃に使用されているが、シャヘドに使用するには費用対効果が悪く、「同盟国の備蓄減少と長期的な弱体化につながる」と指摘。

「解決策は明白だ。移動式の大口径機関銃に加え、シャヘドに対して有効であることが証明されている、よりシンプルで安価な対空システムが多くある。ゲパルトやバンパイアなどだ」と語った。

ゲパルトはドイツ製の対空戦車。バンパイアは米国製の対無人機システム。

ポドリャク氏はこのような規模縮小により、ロシアの攻撃による影響を最小限に抑え、ウクライナ上空と近隣の北大西洋条約機構NATO)諸国の長期的な安定を確保できるとした。

#ウクライナ軍事支援(ウクライナ・大統領府ポドリャク顧問「イラン製無人機『シャヘド』に対抗するには、よりシンプルで安価な兵器の方が費用対効果が高い可能性がある」「ドイツ製対空戦車『ゲパルト』/米国製の対無人機システム『バンパイア』」)
#ウクライナ軍事支援(ウクライナ・大統領府ポドリャク顧問「米『NASAMS』や独『IRIS-T』はミサイルの迎撃に使用されている」)

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#ウクライナ戦況(反転攻勢・ゼレンスキー「ウク軍はロシアに圧力をかけるべき場所を明確に把握している」)

#ウクライナ戦力(ウクライナ・実戦投入された独製戦車「レオパルト2」・映像公開)

ウクライナ北部キーウ州の警察は3日までに、ロシア軍の残していったミサイル発射装置と弾薬を隠し持っていたとして、ウクライナ人容疑者2人の名前を公表した。この防空ミサイルシステムは100万ドル(約1億5000万円)近い値段の高価な装置だが、2人が隠匿した理由は不明。

警察が公開した写真には、背の高い草や低木の生い茂る庭で、黒い防水シートの下にミサイルシステムが隠されている様子が写っている。

キーウ州警察の9月30日の声明によると、この兵器は首都キーウ北西のチェルニヒウ州での戦闘後、ロシア兵が残していったものとみられている。チェルニヒウ州では開戦当初に戦闘が発生した。

事件の容疑者として、キーウ南東ボリスピル地区出身の38歳と45歳の人物が名指しされている。1人はキーウ北東のブロバリ地区に発射装置を隠した疑い、もう1人はキーウ近郊の別の地域にあるレンタルガレージに弾薬を保管した疑いが持たれている。

2人はこれらの兵器を違法に入手したとされる。

警察の報道官はCNNの取材に、容疑者2人は兵器を隠した理由について説明していないと明らかにした。

#ウクライナ(ウク人・ロシア軍の残していったミサイル発射装置と弾薬を隠し持っていた)

ウクライナ最高会議(議会)は2日、米実業家イーロン・マスク氏がゼレンスキー大統領について、ロシアの攻撃に対抗するため西側諸国に軍事援助を繰り返し求めているとやゆしたことに反発した。

マスク氏は2日、X(旧ツイッター)にゼレンスキー氏のミームを投稿。同氏の画像に「5分経っても10億ドルの援助を求めていないとき」というキャプションを添えた。

これに対し、ウクライナ議会のステファンチュク議長は「(マスク氏は)宇宙を征服しようとしたがうまくいかず、5分後には困難に陥った」とXに投稿。同氏率いる宇宙企業スペースXが4月に失敗したロケット打ち上げに言及したとみられる。

ウクライナ議会もXの公式ページで、マスク氏がロシアのプロパガンダを広めていると非難。マスク氏の画像と「5分経ってもロシアのプロパガンダを広めていないとき」というキャプションを付けたミームを投稿した。

#ウクライナ軍事支援(イーロン・マスク「5分経っても10億ドルの援助を求めていないとき」・ゼレの軍事援助要請をやゆ)

ロシアとの一進一退の攻防が続くなか、ゼレンスキー大統領は国民に結束を呼びかけていますが、ウクライナの支援をめぐっては各国で議論が噴出しています。

アメリカ 「つなぎ予算」成立も ウクライナ支援含まれず

そのひとつが、アメリカ。政府予算案をめぐる協議が難航、先月30日には「つなぎ予算」が成立し、政府機関の閉鎖は回避されましたが、ウクライナ支援の予算は盛り込まれませんでした。

新たな会計年度の予算案をめぐり、与党民主党と野党共和党の間で合意に至ってこなかったアメリカ。

政府機関の一部閉鎖の懸念も高まっていました。先月29日には、予算の執行を続けるための「つなぎ予算」の案について議会下院で採決が行われましたが、共和党の保守強硬派の議員などの反対で否決。

こうした中、先月30日、与党・民主党との協力に舵をきったのが共和党マッカーシー下院議長です。

バイデン政権が求めていた災害復旧支援の予算を盛り込み、超党派による「つなぎ予算」は可決。

しかし、身内の共和党からは90人が反対に回り、保守強硬派は、議長の解任動議を出す構えです。

一方で、今回の「つなぎ予算」には、ウクライナ支援などの予算は盛り込まれていません。

バイデン大統領は、ウクライナの支援は超党派の合意があると強調しましたが、支援の見直しなどの議論は先送りされた状態です。

ウクライナへの軍事支援は、今後数か月分は確保されていると見られるものの、その先の予算がつくかどうかは、つなぎ予算の期限が切れる11月半ばまでの議論にかかっています。

スロバキア 選挙で“ロシア寄り”野党が第1党に

ウクライナへの支援をめぐっては、ヨーロッパでも動きが。その舞台となったのは、ウクライナの隣国スロバキアです。

NATO北大西洋条約機構の加盟国としては初めて戦闘機をウクライナに送るなど支援を進めてきました。

しかし、30日に行われた議会選挙では、ロシア寄りの主張を訴える野党が第1党に。
ウクライナへの軍事支援を停止する姿勢を見せています。

人口およそ550万人のスロバキア。先月30日、議会選挙が行われました。得票率で1位となったのが、左派の野党「方向・社会民主主義」。党を率いるのはフィツォ元首相です。

ロシアへの制裁は物価の高騰を引き起こし、国民を苦しめるだけだなどと訴え不満を募らせる層などを中心に支持を広げたとみられています。

軍事侵攻を終わらせるためには和平協議が必要だと主張。ウクライナへの軍事支援を停止する立場に変わりはないことを強調しました。

専門家は、フィツォ氏について選挙に勝つための戦略として意図的にロシア寄りの主張を繰り返していると分析しています。

ウクライナ支援めぐり EUの結束に揺らぎ?

アメリカとスロバキアウクライナ支援の継続に対して揺らぎが見える中、ウクライナでは2日、ある動きがありました。

EUの外相会議が首都キーウで開かれたのです。

外相会議が加盟国以外で開かれるのは極めて異例で、結束してウクライナを支える姿勢を内外に示すためと説明しています。

ただ、記者会見からはアメリカとスロバキアでの動きに敏感になっていることも伺わせませした。

EUとしては結束に揺らぎがないことを示すねらいですが、EUは必ずしも一枚岩ではないのです。

EUの中でもハンガリーのオルバン政権は、他の加盟国とは逆行する形でプーチン政権との関係を維持しエネルギー協力を進めています。

さらに、欧米によるウクライナへの兵器供与には否定的で、早期停戦を訴えるなどしてウクライナとの関係もギクシャクしてきました。

それだけに、スロバキアの選挙でウクライナへの兵器供与に反対するフィツォ氏が勝利したのを受けてオルバン首相が、SNSにフィツォ氏との写真を掲載し「一緒に働くことを楽しみにしている」と書き込み歓迎したのです。

さらに、外相もSNSに「フィツォ氏は、戦争、移民そしてジェンダーの問題で我々と同じ意見だ。彼の勝利は連携を強化する大きなチャンスだ」と両国の今後の連携に期待を示したのです。

キーウで2日、行われたEUの外相会議には、AP通信によりますと、ハンガリーの外相は出席していないということです。

スロバキアで近く発足する次期政権が、もしウクライナ政策でハンガリーと連携するようであれば、EUは、結束よりも足並みの乱れを露呈する可能性が高くなりそうです。

#ウクライナ軍事支援(NHK「支援継続で揺らぎがみえる各国の立場」)
#EU(外相会議・キエフAP通信ハンガリーの外相は出席していない」)

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#ウクライナ軍事支援(EUフォーリン・アフェアーズ「勝利への楽観論が揺らぎ始める」「無関心と焦りはプーチンの最終兵器」)

#ゼレンスキー(大隊・OUN創設者エフヘン・コノヴァレツにちなんだ名称・ナチスドイツに協力)

ウクライナのゼレンスキー大統領とフォンデアライエン欧州委員長が2日、ウクライナからの穀物輸出のための代替「回廊」の可能性について協議した。ウクライナ大統領府が発表した。

ロシアは7月、黒海からウクライナ穀物を安全に輸出させることを主な目的とする国際合意「黒海イニシアティブ」への参加を停止した。

ウクライナ大統領府によると、ゼレンスキー大統領とフォンデアライエン委員長はまた、ポーランドハンガリーなど周辺国が課しているウクライナ穀物輸入禁止措置の解除に向けて「建設的な対話」を続けることで合意した。

#宇欧(ゼレンスキー・フォンデアライエン欧州委員長・穀物輸出代替通路/ウクライナ穀物輸入禁止措置解除・協議)

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#宇波(ウクライナ穀物禁輸・宇ソルスキー農業政策食料相・波テルス農業相「お互い冷静になり、対話は恐らく良い方向に向かっている」)

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#宇欧(ウクライナ穀物・東欧諸国・禁輸措置延長公算・ウクライナ反発・欧州委員会「延長せず」・5か国のうち、ポーランドスロバキアハンガリーの3か国が独自に制限表明・洪シーヤールトー外相「これら国の農業部門は破壊するだろう」「あくまで通過を容認するものだった」・波ドゥダ大統領「ウク産穀物が国内を通過し、最も必要としている国々に届くことを可能とする輸送経路の準備を進めている」)

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#ウクライナ経済制裁(農産物・穀物輸送回廊・ペスコフ報道官「履行停止」・トルコ・カタールの財政支援・割引価格で取り扱う・基本合意・トルコの政治学者メフメト・ペリンチェク「トルコとロシアは全世界に穀物を供給できる」)

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#ウクライナ経済制裁(農産物・穀物輸送回廊・ペスコフ報道官「履行停止」・ウクライナ穀物・隣国の市場に流入・地元農家が打撃・イシュトバーン・ナジ洪農相「EUが現行の輸入制限措置を延長しなければ、各国が個別の措置を講じることでルーマニアスロバキアブルガリアと合意している」)

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#ウクライナ経済制裁(農産物・穀物輸送回廊・ペスコフ報道官「履行停止」・ウクライナ穀物・隣国の市場に流入・地元農家が打撃)

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#ウクライナ経済制裁(農産物・穀物輸送回廊・ペスコフ報道官「履行停止」・米国務省高官「最も有力な代替ルートはドナウ川の舟運」・ルーマニア/モルドバ

メキシコのロペスオブラドール大統領は2日、米国の対ウクライナ軍事支援を批判し、中南米諸国への支援により多くのリソースを振り向けるよう訴えた。

同氏は以前から、移民問題を改善するため中米やカリブ海諸国の経済発展支援に充てる資金を増やすよう米国に求めてきた。

2日の定例会見で、米議会が中南米に資金を振り向けていないことを批判。米国がこれまでにウクライナ戦争に300億─500億ドルを投じたことは「最も不合理で有害だ」とし、「米国は戦略を修正し、敬意を学ぶ必要がある。メキシコ当局を無視するときではない」などと述べた

ロペスオブラドール氏は戦争を巡り中立的な立場を取り、西側によるウクライナへの軍事支援を批判してきた。戦争終結に向けたロシアとウクライナの和平協議も提案している。

#ウクライナ軍事支援(アメリカ・墨ロペスオブラドール大統領・ウクライナ軍事支援批判 中南米援助を要求)

ロシアがウクライナでの戦争遂行に一段の資金を振り向ける中、2024年の国防費が歳出全体の3分の1を占める見通しであることが政府の予算案で分かった。

政府はまた、戦費調達のため今後数年で借り入れを拡大する計画で、そのために石油・ガス収入が侵攻前の水準に回復することを期待している。

24─26年の財政計画をまとめた財務省の文書によると、来年の国防分野の支出は総額10兆7800億ルーブル(1090億ドル)と、支出計画全体(36兆6600億ルーブル)の29.4%を占める見通し。

侵攻前の21年の国防費は3兆5700億ルーブルで、総支出の14.4%だった。

シルアノフ財務相は先週、予算構成について「勝利を確実にするのが主眼だ。軍、防衛力、兵士など前線に必要な全て、勝利に必要な全てが予算に含まれている」と述べた。

法執行機関などをカバーする国家安全保障費の割合も24年に9.2%に上昇する。

これらの支出拡大を補うため、教育費や医療費は実質的に据え置かれる。インフラなどを含む国家経済分野の支出割合は10.6%と11年以来の水準に低下する。

ルネサンス・キャピタルのロシア・CIS担当チーフエコノミスト、ソフィア・ドネツ氏は国防・安全保障費の拡大について、税収への影響が小さいため長期的に成長にほぼ寄与しないと述べた。

#ロシア財政(2024年国防費・歳出全体の3分の1・見通し・戦費調達のため今後数年借り入れ拡大計画・石油ガス収入侵攻前水準回復期待)

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#ロシア財政(来年2024年から2026年までの3年間の予算案・来年の国防費・GDP比6%・ペスコフ報道官「われわれは『ハイブリッド戦争』を仕掛けられ、特別な軍事作戦を続けているため、このような増額が不可欠なのは明らかだ」)

BBCビジュアル・ジャーナリズム・チーム

ロシアに対する反転攻勢をじわじわと進めるウクライナ軍は、南部ザポリッジャ州の前線でロシア軍の防衛線を越え、その突破口を少しずつ拡大している。

ウクライナ各地の戦場における、9月末までの主な情勢は次の通り。

複数のアナリストによると、ザポリッジャ州の前線でウクライナ軍は初めて装甲車を、ロシア側の陣地へと進めた。

東部バフムート周辺では、ロシア軍が精鋭部隊をザポリッジャ州へ移動させた後、ウクライナ軍が少し前進した。

ロシア軍はウクライナ南西部で、ドナウ川の港へのドローン攻撃を継続。ウクライナ穀物輸出を妨害し続けている。

ウクライナの装甲車が前進

ウクライナ軍は8月末に奪還したという南部ロボティネ村の近くで、ロシア軍の防衛線を越え、ここ数週間でその突破口の幅を広げてきた。軍事アナリストたちは、次の大攻勢に向けてウクライナ側が準備をしているのかもしれないと話す。

ザポリッジャ市の南東約56キロにある小さいロボティネ村は、6月初めにウクライナの反転攻勢が始まって以来、重要な拠点となっている。

ウクライナ軍の進軍ペースはゆっくりだが、アメリカのシンクタンク戦争研究所(ISW)のアナリストたちは9月末の時点で、ロシアが設置した対戦車用の溝や「竜の歯」と呼ばれる障壁を越えて、ウクライナ軍が装甲車をロシア陣地に前進させているのを初めて確認したという。場所は、ロボティネに近いヴェルボヴェのすぐ西側だという。

ISWによると、これは「前進の重要な証拠」だが、確認できるロシアの防衛拠点をすべて通過したわけではないため、ウクライナがロシアの防衛線を完全に突破したとはまだ言えないという。

BBCのフランク・ガードナー安全保障担当編集委員は、この作戦がウクライナの反転攻勢で最も戦略的に重要な部分だと指摘。もし成功すれば、ロシア国内のロストフ・ナ・ドヌからロシア支配下のクリミアまで続く、ロシア軍の補給線を切断することになるという。

これが実現すれば、2014年に併合して以来クリミアに駐留させている大部隊を、ロシアは維持できなくなるとガードナー編集委員は言う。

ただし、ウクライナ軍の前進はこれまでのところロボティネ村周辺に限られているため、部隊がアゾフ海まで到達しロシアの補給線を断てるようになるまでには、まだまだ先は長い。

バフムート攻防

ロボティネ村近くでウクライナ軍が防衛線の突破口を広げようとする間、ロシア軍は援軍をこの地域に送り込んでいる。援軍の中には、他の地域に配備されていた精鋭部隊も含まれている。

イギリス国防省は、ロシア空てい部隊(VDV)の再配備によって、東部バフムート周辺の防衛が手薄になった可能性があると指摘する。バフムート周辺はこの戦争の激戦地の一つ。

バフムートは今年春以降、ロシアの支配下にあるものの、その周辺ではウクライナが少しずつ前進している。イギリス国防省によると、バフムートから南約8キロに位置するクリシュチイヴカとアンドリイヴカの二つの村を、ウクライナ軍が奪還し、足場を固めているという。

クリミア攻撃

ウクライナ軍はここ1カ月、クリミア半島への攻撃も強化している。9月22日には、ロシア黒海艦隊が母港とする港湾都市セヴァストポリにミサイルを撃ち込み、艦隊司令部を攻撃した。

この攻撃でロシア軍の将官34人が死亡し、その中には黒海艦隊のヴィクトル・ソコロフ司令官も含まれるとウクライナは主張した。しかし、ロシア政府はその後、攻撃の数日後に撮影されたものだとする映像を公開。そこにはソコロフ司令官が映っていた。

ウクライナ軍はこれに先立ち、9月13日にもセヴァストポリをミサイルで攻撃し、軍艦と潜水艦を破壊。黒海艦隊の艦艇補修に使われる乾ドックにも大きな損傷を与えた。

いずれの攻撃にも、イギリスやフランスが提供した長距離巡航ミサイル「ストームシャドウ」が使用されたという。

ウクライナ軍はさらに9月14日には、ロシアがクリミア半島の防衛に設置した防空システムS-400を海軍が破壊したと発表した。

ウクライナ軍は8月末にも別のS-400を破壊したほか、洋上の天然ガス設備に設置されているロシアのレーダーを破壊している。

ロシアの黒海艦隊は、ウクライナにとって重要な標的となる。ロシア海軍の旗艦艦隊と位置付けられており、その艦船からのミサイル攻撃はウクライナに甚大な被害をもたらしてきた。

黒海艦隊はさらに、ウクライナ穀物輸出を阻止するため、海上輸送ルートを封鎖している。これを克服することが、ウクライナ政府にとって目下の大きな課題となっている。

ロシア政府は今年7月半ば、国連とトルコが仲介したウクライナ穀物の輸出協定から離脱した。軍艦ではない船舶による黒海の安全航行を保障する協定から離れた理由として、ロシアは自国産の農産物が不利な状態に置かれていると主張した。

ロシアの協定離脱以来、オデーサ港など黒海に面したウクライナの港から穀物を積んで出港できた船はごくわずか。9月22日になってようやく、協定失効後初めて、大型貨物船が穀物を積んでオデーサの南にあるチョルノモルスク港を出港し、1週間後にトルコに到着した。

ドナウ川の港に攻撃

イギリスの農業・園芸開発委員会(ADHB)によると、ウクライナが輸出する穀物の65%が現在、ドナウ川のイズマイル港とレニ港から出荷されている。穀物は川や運河を経て、ルーマニアのスリナ港とコンスタンタ港から黒海へと出る。

ドナウ川の河口から黒海に出る船は直ちにルーマニア領海に入るため、理論上はこの方が安全ということになる。

しかし、ロシアはドローンを使ってウクライナドナウ川港も攻撃している。

ドナウ川ウクライナと、北大西洋条約機構NATO)加盟国を隔てる国境でもあるだけに、ロシアのこの攻撃は地政学上の不安要素をはらんでいる。ロシアのドローンが少なくとも1回は、ドナウ川を越えて対岸のルーマニア国内イズマイルで爆発した様子が撮影されている。

1年以上続く戦闘

ロシアによるウクライナ侵攻は2022年2月24日未明、ウクライナ各地の都市へのミサイル攻撃で始まった。

数十カ所へのミサイル攻撃から間もなく、ロシアの地上部隊が国境を越えて進み、数週間のうちにウクライナの広い範囲を制圧。首都キーウの近郊までロシア軍は迫った。

ロシア軍はウクライナ北東部ハルキウを砲撃し、東部だけでなく南西部へルソンも制圧。南東部の港湾都市マリウポリを包囲した。

しかし、ウクライナの人たちは各地で徹底抗戦を繰り広げた。対するロシア兵の士気は低く、食料や水や銃弾が不足するなどロシア軍は補給の面でも深刻な問題に直面した。

2022年10月までに、開戦当初の勢力図は大きく塗り替えられた。首都キーウの制圧に失敗したロシア軍は、ウクライナ北部から完全に撤退した。

開戦から1年半以上がたち、ウクライナは今も続ける反転攻勢によって、戦況を好転させようとしている。

(取材・製作: デイヴィッド・ブラウン、ベラ・ハレル、ドミニク・ベイリー、マイク・ヒルズ、ルーシー・ロジャーズ、ポール・サージェント、アリソン・トロウスデイル、トゥラル・アフメジャデ、クリス・クレイトン、ケイディー・ワーデル、マーク・ブライソン、ゾーイー・バーソロミュー、ショーン・ウィルモット、サナ・ディオニシオウ、ジョーイ・ロクサス、ジェリー・フレッチャー、ヤナ・タウシンスク、デビー・ロワゾウ、サイモン・マーティン、プリナ・シャー)

地図について
ウクライナのどの部分がロシア軍の支配下にあるかを図示するため、BBCは、米シンクタンクの戦争研究所が米アメリカンエンタープライズ研究所の重大危機プロジェクトと共に毎日公表している、情勢評価の結果を使用している。戦闘によって両軍の位置が変化している場所については、イギリス国防省の最新情報と、BBCの独自取材の内容をもとにしている。

ウクライナ情勢は急変することが多く、最新情勢が記事中の地図に反映されていないこともある。

#ウクライナ戦況(反転攻勢・BBC「地図で見るウクライナ反転攻勢」「ロシア防衛線の突破口を拡大」)

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