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テレビ朝日は、安倍元総理大臣の「国葬」を伝えた先月28日の情報番組の中で、事実に基づかない発言を行ったとして、自社のコメンテーターを4日付けで出勤停止10日の懲戒処分にしたと発表しました。

処分を受けたのは、テレビ朝日の朝の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」でコメンテーターを務める報道局社員の玉川徹氏です。

会社によりますと、玉川氏は、安倍元総理大臣の国葬で、菅前総理大臣が読み上げた追悼の辞について、先月28日の放送で、「当然、これは電通が入っていますからね」などと発言しました。

翌日の番組で事実ではなかったとして謝罪しましたが、会社は、事実に基づかない発言で、番組や会社の信用を傷つけ損害を与えたとして、5日から出勤停止10日の懲戒処分にしました。

また、報道局の情報番組センター長と番組担当のチーフプロデューサーの2人もけん責の懲戒処分としました。

会社によりますと玉川氏は、出勤停止の処分のあと、番組に復帰する予定だということです。

テレビ朝日の篠塚浩社長はきょうの定例の記者会見で、「当社の番組で事実に基づかない発言があったことは誠に遺憾だ。ご迷惑をおかけした関係者、視聴者の皆さまに改めて心よりおわび申し上げます」と述べました。

#テレビ

――花總さんがエリザベートとして舞台に立つ上で大切にしていることを教えて下さい。
本当のエリザベートの気持ちを追及することです。

――追及していくと、辛くなりませんか?
かなり辛いです。でも、追及する作業というのは真っ暗闇の中を手探りで探ってもがき続けている感じなので、辛いと感じている余裕がないですね(笑)。追及していて思うのですが、エリザベートの一生を皆は「辛くて可哀想」と言いますけど、そんな簡単なものじゃないということです。毎日を辛い辛いと思う、下に向かう気持ちだけでなく、いろんなものを探し求めていく、前に向かうような気持ちもあったと思うんです。「辛い」という簡単な言葉で片づけられるはずはないエリザベートの気持ちを、より深く追求し続けたいと思っています。

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#エンタメ

村上選手は先月13日に55号ホームランを打ち、日本選手では昭和39年の巨人の王貞治さんとシーズン最多で並んでいました。

しかし、そのあとは13試合、57打席にわたってホームランを打てておらず、村上選手は2日、甲子園球場で行われた阪神戦を欠場しました。

チームは3日夜、本拠地の神宮球場DeNAとレギュラーシーズン最終戦に臨み、村上選手は2試合ぶりに4番・サードで先発出場しました。

村上選手は1回の第1打席はセカンドゴロ、3回の第2打席でタイムリーヒットを打ちました。5回の第3打席はファーストゴロに倒れました。

そして先頭で迎えた7回の第4打席でDeNAの5人目、入江大生投手が投じた初球の151キロのストレートを完璧に捉え、56号ソロホームランを打ちました。

これで村上選手は、巨人の王貞治さんが昭和39年にマークしたシーズン55本のホームランを58年ぶりに上回り日本選手のシーズン最多記録を更新しました。

プロ野球記録は平成25年にヤクルトのバレンティン選手の打った60本で、村上選手は歴代単独2位です。

村上選手の3日夜の成績は4打数2安打2打点、このうちホームラン1本でした。
そしてレギュラーシーズン最終戦を終えて、今シーズンの最終的な成績は、▽打率3割1分8厘▽ホームラン56本▽打点が134となり、村上選手は首位打者、ホームラン王、打点王の3つのタイトルを獲得し、三冠王に輝きました。

三冠王野村克也さんや、王貞治さん、それに落合博満さんなど、これまでに7人が11回達成しています。
直近では、ソフトバンクの前身、ダイエー松中信彦さんが平成16年に達成していて、村上選手は18年ぶりの三冠王となりました。

また、令和になってから三冠王が誕生するのは初めてで、22歳での達成は史上最年少です。

日本選手でシーズン単独最多となる56号ホームランを打った村上宗隆選手は「手応えはばっちりだったし、タイミングもしっかり合っていたのでよかった。やっと打てた、長い1本だったと思い、ほっとした」と重圧から解放されたように話しました。

プレッシャーとの向き合い方は「いろんな人からたくさんの励ましのことばをもらうが、僕にしかわからないこともあるので僕自身が向き合って僕自身で解決することが一番」としたうえで「たくさん応援してもらって感謝しています」と話していました。

55本で並んでいた王貞治さんを超えたことについては「偉大な方の記録を破ることができて、すごくうれしいが、いろんな先輩方は、もっと凄い偉業を成し遂げていますし、僕もこれから続けていくことが大事なので、もっともっと長いシーズン、こういう成績を残せるように頑張りたい」と話していました。

そして、令和初の三冠王に輝いたことについては「実感はわかないが、チームも優勝でき個人としてもいい成績を残せて、そういう記録やタイトルを達成できたことはすごくうれしく思う。1番になることはどの競技でもとても難しくそれを3つ取れたことは大きかった」と充実した表情で話しました。

今後に向けては「日本一の連覇に挑戦できるのは僕たちしかいない。クライマックスシリーズも厳しい戦いになると思うがぶれずに頑張っていきたい」と意気込みを示しました。

今シーズンの村上選手と言えば、やはりホームランの数。王貞治さんに並ぶ日本選手最多の55本をマークし、ことしのプロ野球の話題の中心となりました。しかし、1年を振り返ると、はじめからホームランを量産していたわけではありません。
3月に行われた開幕からの2カードではホームランはゼロ。7試合目の4月1日に今シーズン1号を打ちましたが、4月は21試合でホームラン6本。去年、村上選手とホームラン王を分け合った巨人の4番 岡本和真選手は4月29日に両リーグ最速で10号に到達していて、村上選手はシーズン序盤、やや出遅れる形となりました。

こうした中、5月中旬から徐々に調子を上げ始め、14日の広島戦で10号と11号を打って2桁に乗せると、翌15日に2試合連続となる12号をマーク。岡本選手に並びました。ここからは岡本選手と抜きつ抜かれつの展開が続きましたが、6月に入ると、村上選手が一気にペースを上げ、11日のソフトバンク戦で18号を打って追い抜くと、ここから一気に突き放しました。

そして7月31日の阪神戦と8月2日の中日戦にかけて王貞治さんなどがマークしたプロ野球記録を更新する5打席連続でホームランを打ちました。
さらに11日には早くも去年の39本を上回る40号に到達しました。そして9月2日に史上最年少で50号を打ち、13日には王さんに並ぶ日本選手最多の55号に到達していました。

ホームランの量産とともに多くの打点も稼ぎました。今シーズンマークした満塁ホームランは、プロ野球記録にあと1本に迫る4本です。さらにホームランだけにこだわらない、つなぎの姿勢と無類の勝負強さで、「132」の打点をたたきだし、2位のDeNA 牧秀悟選手に40以上の大差をつけ、初めての打点王に輝きました。

一方、三冠王への最大の壁が「首位打者」。打率トップへの挑戦でした。ホームランや打点は村上選手のようなパワーヒッターが有利ですが、打率に限っては多くのヒットを打つアベレージヒッターとも争わなければなりません。巨人と大リーグで活躍した松井秀喜さんも平成14年のシーズン、三冠王に近づきましたが、最後まで打率を中日の福留孝介選手と争った末に届かず、首位打者のタイトルを取れず、三冠王を逃しました。

村上選手も首位打者は中日のベテラン、大島洋平選手と最後の最後まで争いました。村上選手は好調を維持していた9月上旬。3日には打率を今シーズン最高の3割4分1厘にまで上げ、大島選手に2分近くの差をつけました。しかし、55号ホームランを打った次の試合の今月16日以降、打てない試合が続き、出場した13試合はヒット5本で打率1割1分4厘。シーズンの打率を3割1分台まで落としました。それでも最後は、大島選手をわずかな差でかわして初めて首位打者のタイトルを獲得。見事、令和初の三冠王に輝きました。

初めてホームラン王に輝いた去年の39本が少なく感じられるほど、ホームランを量産している村上選手。現状に満足することなく、理想のバッティングを追求してきました。

村上選手の打撃フォームで今シーズン大きく変わったのが、バットを握ったときのグリップの位置です。去年は顔の延長線上の高さにグリップがありましたが、ことしは顎の下あたりまで下げています。これで“トップ”と呼ばれるスイングを始める瞬間のグリップの位置が安定するようになったと言います。
村上選手は「去年まではどういうフォームでどういうスイングをすればいいのか追いかけてきたが、ことし“土台”が決まったという感覚がある」と語り、自分に合ったフォームを見つけ出した手応えをつかんでいます。

村上選手についてホームラン王を5回獲得し、三冠王にも3回輝いた落合博満さんは「トップの位置が決まるというのは、バッターとして非常に大事なこと。トップの位置が決まらないと、ほかのいろいろな動きが必要になる。本人が“土台”が決まったと言っているのは、下半身の力が上半身の動きにうまく連動するようになったということなのだろう」と話していました。

22歳の村上選手。4番には自分の成績がチームの勝敗に直結する大きな責任があります。村上選手は若くしてその重圧をはねのける心の強さも身につけました。意識しているのが、目の前の打席に全神経を集中させることです。その結果がどうであれ、すぐに切り替え、気持ち新たに次の打席に向かえるようになりました。

村上選手は「目の前で相手に集中して対戦できているし、悪いスイングもいいスイングも引きずらずに打席に立てている。去年まではこういう気持ちはなかった」と精神的な成長を実感しています。
技術面、精神面ともにひとまわり成長した今シーズン、5打席連続ホームランや史上最年少での通算150号到達など、ホームランに関する記録を更新してきた村上選手。55号を打ってから自身としては最も長い13試合、57打席ホームランを打てず苦しみましたが、見事、日本中が注目する重圧を乗り越え56号ホームランを達成しました。

記念すべきプロ初ホームランは、平成30年9月16日、神宮球場で行われた広島戦。ルーキーの村上選手は1軍に初めて昇格した、その日に先発出場し、初打席でホームランを打つ衝撃的なデビューを果たしました。

チームの4番に成長した村上選手は順調に本数を伸ばし▽おととし9月に通算50号▽4年目の去年9月には通算100号ホームランをいずれも神宮球場で打ちました。

5年目の今シーズンも神宮球場で節目のホームランを量産。
▽8月2日の中日戦でプロ野球新記録となる5打席連続ホームランを神宮球場で達成しました。
▽8月26日のDeNA戦では史上最年少となる22歳6か月で通算150号に到達。
▽9月2日の中日戦では史上最年少でのシーズン50号をマーク。
▽さらに9月13日の巨人戦では日本選手で最多となるシーズン55号を神宮球場で打っています。

神宮球場(本拠地) 23本
マツダスタジアム   8本
バンテリンドーム ナゴヤ 7本
横浜スタジアム   6本
甲子園球場     6本
▽東京ドーム     2本
▽PayPayドーム 3本
楽天生命パーク宮城 1本

合計 56本

ヤクルトの村上宗隆選手は熊本県出身の22歳。
九州学院高校から平成30年にドラフト1位で入団した左バッターです。

力強いバッティングが持ち味で、1年目は、シーズン終盤に初めて1軍に昇格してプロ初打席で初ホームランを打ちました。

そして2年目にはレギュラーに定着。36本のホームランを打ち、新人王に輝きました。
3年目のおととしは全試合に4番で先発し、ホームランと打点でともにリーグ2位の成績をマークしたほか、最高出塁率のタイトルを獲得しました。

チームがリーグ優勝と日本一を果たした去年は、全143試合に4番で出場し、39本のホームランを打って初めてホームラン王に輝き、セ・リーグMVPにも選ばれました。

また、東京オリンピックにも出場して、日本代表の悲願の金メダル獲得に貢献しました。

5年目の今シーズンも不動の4番として開幕からホームランを量産し、6月から8月にかけては3か月連続で月間MVPを受賞。

中でも22歳6か月で迎えた8月は、5打席連続ホームラン、史上最年少での通算150号ホームランといったプロ野球記録をマークしました。

シーズン終盤の9月も好調を維持し、2日に史上最年少でホームランが50号に到達。

13日に日本選手で最多となる55号を打ち、王貞治さんに並んでいました。

村上選手は先月13日にリーグトップとなる55号ホームランを打ち、日本選手では昭和39年の巨人の王貞治さんとシーズン最多で並んでいます。

村上選手は最終戦を残して、ホームランに加えて打点と打率もリーグトップで、令和初の三冠王も期待されます。

ただ、55号を打ってから先月30日の広島戦まで自身としては最も長い13試合、57打席ホームランを打てておらず、村上選手は2日に甲子園球場で行われた阪神戦を欠場しました。

チームは3日夜、本拠地の神宮球場DeNAとのレギュラーシーズン最終戦に臨み、村上選手は試合前の打撃練習でいつもと変わらず、力強い打球を飛ばしていました。

シーズン最多記録を更新する56号ホームランと三冠王の両方が期待される村上選手ですが、打率は3割1分7厘で、すでに全日程を終えた打率2位の中日の大島洋平選手は3割1分4厘2毛でわずか3厘差です。

村上選手は3日夜の試合には4番 サードで先発出場しています。

仮に3打数無安打でも最終的な打率は3割1分4厘8毛となり、大島選手を上回ることができます。

高津臣吾監督は村上選手の出場や起用について「きょうの状態を見て決める。三冠王を取るチャンスはないので、ぜひ取ってほしい」と話していて、指揮官がどういう判断をするのか注目されます。

「やっと打てたな 長い1本だった 本当にほっとした」

Q.56号ホームランを打った手応えを教えて下さい。

A.手応えはばっちりでしたし、タイミングもしっかり合っていたのでよかったです。

Q.打った瞬間、ほっとした表情からガッツポーズが印象的でした。そのときの感情は?

A.その通り、ほっとしましたし。やっと打てたな、長い1本だったと思いましたけど、本当にほっとしました。

Q.打球がスタンドに入るまでは、どんなことを思い出したり考えていたりしましたか?

A.思い出す時間もあまりないですし、打った感触と打球というのを見ながら久しぶりのホームランだったのでこの感じ、気持ちいいなと思いました。

「僕も偉業というか これから続けていくことが大事」

Q.王貞治さんを超える56号という点についてはいかがですか?

A.今シーズン、偉大な方の記録を破ることができて、すごくうれしいですけど、もっともっと王さんや野村さん、落合さんと、いろんな先輩方は、もっともっとすごい偉業を成し遂げていますし、僕も偉業というか、これから続けていくことが大事なので。もっともっと長いシーズン、こういう成績を残せるように頑張りたいと思います。

「最後の打席で打てたこと 自分でもびっくり ご褒美かな」

Q.打った打席が最終戦の最終打席というドラマのような展開をどう捉えていますか?

A.自分の中では最終打席だという思いもなかったですし、自分の打撃フォームを修正しながらではないですけど、きょうの練習と動画をいろいろ見て感じたところを表現できたらいいと思っていたので。最後だからという気持ちはなかったです。結果的に最後の打席でホームラン打てたということは自分でもびっくりしていますし。ご褒美かなと思って素直に喜びたいと思います。

三冠王「達成できたことは すごくうれしい」

Q.自身初の三冠王。率直な感想を教えて下さい。

A.まだ実感はわきませんけど。チームも優勝できて個人としてもいい成績を残すことができて、そういう記録やタイトルを達成できたことはすごくうれしく思います。
Q.打率を向上させられた要因というのは?

A.去年も自分の中では3割打てた年だと思っていましたし。去年の終盤のインタビューで来年の打率を上げるためにはと聞かれたときに、月ごとの打率というのは僕は話していましたし、言っていたことが今シーズン、いい形になったというか、区切り区切りで、その月でいい打率を残せたことがよかったと思います。

Q.6月、7月、8月と月間MVPもあって好調でしたが最後の最後はプレッシャーはありましたか?

A.ないと言えばうそになりますけど。優勝やその試合に勝つとか、その打席で打つとか、こういう記録に挑むといういろいろな方面でのプレッシャーはたくさんありましたけど、それもすべていい形で終わることができてうれしいですし、また1つ自分の中で成長できたかなと思います。
三冠王「全部 難しかった」

Q.松中さん以来の三冠王。難しかったですか?

A.はい。もちろん難しかったです。

Q.どの点が一番難しかったですか?

A.全部ですね。1番になることは、どの種目も、どの競技も、どんな場面でもとても難しいことですし。それを3つ取れたことはよかったので全部難しかったです。

Q.リーグ優勝もした。どんなシーズンだった?

A.143試合終わってふたを開けてみれば最終成績もチームの成績もすごく満足のいくシーズンだった。苦しいとき打てないときもありましたが、自分と向き合って最後の結果という目に見えるものとして表れている数字に関しては、とても満足しています。

「日本一になるという目標 そこだけはぶれずに頑張りたい」

Q.クライマックスシリーズ日本シリーズへの意気込みをお願いします。

A.日本一の連覇に挑戦できるのは僕たちしかいませんし、その挑戦権が持っているので挑むべきですし、そこを意識しながら日本一に向かって、CSも厳しい戦いがあると思いますが日本一になるという目標を持って、そこだけはぶれずに頑張りたいと思います。

Q.練習を見ていると足を上げるのを早めているように見えましたがいかがですか?

A.そうですね。足の上げ方や股関節の使い方を意識しました。

Q.重圧もあったと思いますが、どのように切り替えていましたか?

A.この1か月は思うような自分の打撃ができなかったので切り替えはできていなかったんですけど。こうして最後に56本目を打つことができて、すごくよかったですし、こうしてこういうインタビューを受けるのもそうですし、今、苦しかったときの思いもなくなったので今は切り替えられたと思います。

Q.苦しい時期に高津監督とは、どんな話をされましたか?

A.どんな話というか、想像にお任せします。

Q.誰かのことばが気持ちを変えてくれたということはありましたか?

A.自分の気持ちを変えるのも自分の気持ち次第なので。もちろんそういういろんな人からたくさんの方から励ましのことばをもらいますけど、その気持ちは僕にしかわからないこともあるので、僕自身が向き合って、僕自身の心で解決することが一番なので、誰に言われたというのはないです、たくさん応援してもらって感謝しています。

「内川さん、坂口さん、嶋さん、一緒にプレーできて幸せ」

Q.ホームランを打った長岡選手、内山選手の背中をベンチで触っていました。ホームランの御利益をもらおうと思っていたのですか?

A.ホームラン打って、喜んでいるので流れに乗って。そんなに意味はないです。

Q.内川選手、坂口選手、嶋選手の引退試合。目を赤くしていましたが、こみ上げたものは?

A.チームを支えてくれたみなさんでもありますし、坂口さん、内川さん、嶋さんはテレビで見ている時の選手だったり僕らの憧れだったりしたので、すばらしい選手の引退試合に僕も出場して、最後、一緒にグラウンドでプレーできたことは誇りですし、幸せをかみしめながら見ていました。

Q.きのう1日というのはどう作用したと考えていますか?

A.きのうの1日。いいリフレッシュができたかなと思いますけど、冷静に、きのうの1日、特に意味はないというか。リフレッシュできました。

村上選手は今シーズン、▽打率3割1分8厘、▽日本選手のシーズン最多記録を更新するホームラン56本、▽134打点をマークし、首位打者とホームラン王、打点王の3つのタイトルを獲得し、「三冠王」になりました。

三冠王」は、これまでに合わせて7人が11回達成していて村上選手は18年ぶり、令和になってから初の三冠王となりました。
また22歳での達成は史上最年少です。

ホームラン王は2年連続2回目、首位打者打点王は初めてです。

このほか村上選手は、出塁率4割5分8厘で2年ぶり2回目となる最高出塁率も獲得し打撃部門で“4冠”に輝きました。

村上選手は「まだ実感はわきませんけど。チームも優勝できて個人としてもいい成績を残すことができて、そういう記録やタイトルを達成できたことはすごくうれしく思います」と話しました。

また、打率を向上させられた要因を問われると「去年も自分の中では3割打てた年だと思っていましたし。去年の終盤のインタビューで来年の打率を上げるためにはと聞かれたときに、月ごとの打率というのは僕は話していましたし、言っていたことが今シーズン、いい形になったというか、区切り区切りで、その月でいい打率を残せたことがよかったと思います」と話していました。

最多安打は161本のヒットを打った中日の3年目、岡林勇希選手が初めてのタイトルに輝きました。

▼またDeNAの佐野恵太選手も最終戦でヒット1本を打ち、こちらも初めての最多安打のタイトルです。

盗塁王は30個の盗塁をマークした阪神の近本光司選手が、2年ぶり3回目の獲得となりました。

【投手部門】阪神 青柳が“3冠”

阪神の青柳晃洋投手は今シーズン、13勝、防御率2.05、勝率7割6分5厘でした。この結果、最多勝最優秀防御率、それに最高勝率のタイトルを獲得しました。
最多勝と最高勝率は2年連続2回目、最優秀防御率は初めてです。

青柳「配球のバリエーション 増えたところがよかった」

青柳投手は「自分1人でとったものではなく、みんなのおかげだと思うので、それが1番うれしい」と喜びを語りました。

今シーズンの自身のピッチングについては「高めを使ったり左バッターに対してカットボールを使ったりと僕自身が成長しようと思ってやってきた。キャッチャーと話し合いながら配球のバリエーションが増えたところがよかった」と振り返りました。

そのうえで「今シーズン掲げた15勝という目標を達成できなかったのは悔しい。勝てる試合を自分のせいで落としたことが多かったので、来年は15勝を目標にそこを埋めていけたらいいと思う」と来シーズンのさらなる飛躍を誓いました。

最多奪三振は巨人の4年目、戸郷翔征投手が154個の三振を奪って初めてのタイトルです。

最多セーブは中日のライデル・マルティネス投手が39セーブをあげて初めてのタイトル獲得です。

▼最優秀中継ぎは阪神の4年目、湯浅京己投手と中日のロドリゲス投手が45ホールドポイントをあげ、いずれも初の獲得です。

#スポーツ

#秋篠宮家OUT

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#天皇家

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日本には始めと終わりの役割がある。

スウェーデンストックホルムにあるノーベル賞の選考委員会は、日本時間の4日午後7時前、ことしのノーベル物理学賞の受賞者を発表しました。

受賞が決まったのは、▼フランスのパリ・サクレー大学のアラン・アスペ教授、▼アメリカのクラウザー研究所のジョン・クラウザー博士、そして▼オーストリアウィーン大学のアントン・ツァイリンガー教授の3人です。

3人は物質を構成する原子や分子のふるまいについて説明する理論、「量子力学」の分野で、「量子もつれ」という特殊な現象が起きることを理論や実験を通して示し、量子情報科学という新しい分野の開拓につながる大きな貢献が評価されました。

ノーベル物理学賞の受賞が決まった3人のうちの1人、オーストリアウィーン大学のツァイリンガー教授はノーベル賞の選考委員会との電話でのインタビューで「いい意味でとても衝撃を受けていて驚いている」と話し喜びをあらわにしました。

そして「研究は100人以上の若い研究者と何年もかけて進めてきた。彼らなしに成し遂げることは出来なかった。今回の受賞は協力してくれた若い研究者を勇気づけることにもつながる」と話していました。

岸田内閣の発足から4日で1年になるのを前に、自民党の麻生副総裁は3日夜、千葉市で講演し、日本はG7=主要7か国で最も政権が安定していると指摘し、継続の必要性を強調しました。

この中で、麻生副総裁は「アメリカは11月の中間選挙で、ほぼ間違いなくバイデン大統領が率いる民主党が負けると予想され、新しい首相が誕生したイギリスでは、政府の政策に与党からも批判が出ており、G7=主要7か国の中で日本がいちばん政権が安定している」と指摘しました。

そのうえで「物価上昇率も、日本はアメリカの4分の1くらいで抑えられていて、最も頼りになる国というのが現状だ。安定した政権として、国際社会で日本の地位は間違いなく上がっていて、その期待に応えなければならない」と述べ、政権の安定を継続させる必要性を強調しました。

一方、麻生氏は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について「ロシアは西の隣のウクライナに攻め入ったが、東の隣は北海道で攻めてこない理由などない。われわれが想定していなかった現実に国連は全く対応できておらず、国連自体の改革をしなければ対応できない」と述べました。

岸田内閣の発足から4日で1年です。夏まで安定していた内閣支持率は、安倍元総理大臣の「国葬」をめぐる対応や、旧統一教会の問題を背景に下落していて、物価高を受けた経済対策に全力をあげることなどで支持の回復につなげたい考えです。

岸田内閣は、去年10月4日の発足から、4日で1年となります。

新型コロナ対策を最優先に掲げ、厳格な水際対策や医療提供体制の確保により、感染拡大防止と社会経済活動との両立を図ってきました。

また、ロシアのウクライナ侵攻を受け、G7=主要7か国をはじめとする国際社会と連携し、対ロ制裁やウクライナ支援を続けてきました。

そして、発足直後の去年10月の衆議院選挙と、ことし7月の参議院選挙で与党を勝利に導きました。

しかし、銃撃事件で亡くなった安倍元総理大臣の「国葬」の実施をめぐり、世論の賛否が分かれたほか、旧統一教会自民党議員らの関係が相次いで明らかになりました。

こうしたことを背景に、おおむね50%台で推移してきた内閣支持率は、8月に下落に転じ、先月は40%と、発足以来、最低となりました。

岸田総理大臣は、3日召集された臨時国会所信表明演説で「国民の厳しい声にも、真摯(しんし)に、謙虚に、丁寧に向き合っていくことを誓う」と強調しました。

岸田総理大臣としては「国葬」をめぐる対応や旧統一教会の問題で説明を尽くすとともに、物価高や円安を受けた経済対策に全力をあげることなどで、支持の回復につなげたい考えです。

岸田内閣の総理大臣秘書官は現在8人で、このうち政務担当の秘書官は、経済産業省事務次官を務めた経験もある嶋田隆氏と、長年、岸田事務所で政策秘書を務めてきた山本高義氏が務めています。

岸田総理大臣は、政権発足から1年となる節目に、このうち山本氏を交代させ、新たに長男の翔太郎氏を起用する方針を固めました。

翔太郎氏は31歳。大学を卒業後、大手商社での勤務を経て、現在は岸田事務所で秘書を務めています。

岸田総理大臣としては、総理大臣秘書官として政権運営の最前線で経験を積ませることで、将来のみずからの後継として育てるねらいもあるものとみられます。

この人事は、4日にも発令される見通しです。

東京オリンピックパラリンピックのスポンサー契約をめぐる汚職事件で、東京地検特捜部は、出版大手、KADOKAWA角川歴彦会長が、スポンサー選定で便宜を受けたことへの謝礼などとして大会組織委員会の元理事に総額6900万円の賄賂を渡していたとして、贈賄の罪で起訴しました。関係者によりますと角川会長は起訴された内容を否認しているということです。

起訴されたのは出版大手、KADOKAWA会長の角川歴彦被告(79)です。

東京地検特捜部によりますと、角川会長は、東京大会のスポンサー選定などで便宜を受けたことへの謝礼などとして、組織委員会元理事の高橋治之被告(78)に、3年前の9月から去年1月までの間に総額6900万円の賄賂を渡していたとして、贈賄の罪に問われています。

特捜部は先月27日、会長の共犯として、元専務の芳原世幸被告(64)と元担当室長の馬庭教二被告(63)を起訴し、高橋元理事と元理事の知人で会社代表の深見和政被告(73)も受託収賄の罪で起訴しています。

特捜部は、KADOKAWAが2019年に協賛金2億8000万円で組織委員会とスポンサー契約を結んだあと、深見代表の会社にコンサルタント料として支払った総額7600万円を元理事への賄賂と認定し、贈賄側については、3年の時効にかからない6900万円を立件の対象にしました。

特捜部は角川会長が芳原元専務らと共謀し、2018年3月ごろまでの2年間に、スポンサー選定のほか、スポンサー契約の締結を早めることや、協賛金の額を3億8000万円以内に収めることなどを元理事に依頼していたとしています。

特捜部は、別の企業のスポンサー契約業務を請け負った広告会社・大広から賄賂を受け取った疑いで高橋元理事と深見代表を先月、再逮捕していて、元理事周辺の資金の流れについて、さらに解明を進めています。

関係者によりますと、角川会長は起訴された内容を否定し、高橋元理事も不正を否定しているということです。

#法律

「世界平和統一家庭連合」、旧統一教会は、信者からの献金について、月収の3割を一定の基準とする改革の追加指針を発表しました。

これは旧統一教会が4日に開いた記者会見で勅使河原秀行教会改革推進本部長が明らかにしました。

先月22日の会見では、信者やその家族の社会生活を困難にする過度な献金にならないよう指導を徹底するという改革の方針を公表しましたが、具体的な基準について示されず、批判の声が相次いでいました。

これを受けて、勅使河原本部長は追加の指針を発表し、一定の基準として信者の月収の3割を超える献金については「資金が給与なのか金融資産なのか、家族の同意があったのかを記録して受領証を発行し、問題があったときに確認できるようにする」と述べました。

改革本部などが定期的にその信者らの状況をチェックするということです。

一方、月収の3割を超える献金を“過度な献金”と捉えるかについては、信者それぞれの収入に応じて判断することになるとしました。

統一教会の元信者などの支援活動をしている「全国霊感商法対策弁護士連絡会」の弁護士は、立憲民主党共産党などが開いた会合で「献金の基準を設けることや、受領証を発行することなどの案が出ているが、どこまで実行されるのか非常に疑問だ」と指摘しました。

また、別の弁護士は「献金は、あくまで信者の信仰に基づくものだという基本的なスタンスは変わらないので、受領証を発行するとしても、教会側は、結局『信者の意思に基づくものだ』と言ってくると思う。過去の被害をきちんと救済するのが最優先だ」と述べました。

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#政界再編・二大政党制

岸田総理大臣は、アメリカのインド太平洋軍のトップ、アキリーノ司令官と会談し、中国や北朝鮮の動向など地域情勢について意見を交わし、引き続き日米両国で緊密に連携していくことを確認しました。

会談は3日夜、総理大臣官邸で行われ、冒頭、岸田総理大臣は「わが国自身の防衛力強化や、日米の対処能力の強化、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けた取り組みを通じ、地域の平和と安定を実現したい」と述べました。

これに対し、アキリーノ司令官は「日米安全保障条約が地域の平和と安定の基盤だ。『自由で開かれたインド太平洋』の実現へ取り組みを続けたい」と応じました。

そのうえで両氏は、覇権主義的な動きを強める中国や、過去に例のない頻度で弾道ミサイルを発射している北朝鮮など、地域情勢について意見を交わし、引き続き日米両国で緊密に連携していくことを確認しました。

また両氏は、日米同盟の抑止力を維持しつつ、沖縄などの負担軽減を図る観点から、在日アメリカ軍の再編を着実に進めることが重要だという認識で一致し、岸田総理大臣は、軍の安全な運用など地元への影響を配慮するよう要請しました。

東シナ海のガス田開発をめぐっては、2008年に日中両政府が共同開発することで合意しましたが、関係する条約の締結交渉は中断したままで、中国側が一方的な開発を進めています。

こうした中、外務省は3日、ことし5月に中国が日中中間線の中国側の海域に設置した構造物1基で、天然ガスを生産する過程で発生したとみられる炎を確認しました。

中国が設置した構造物はこれまでに18基あり、今回を含めると合わせて13基で炎が確認されたことになるということです。

これを受けて、外務省の船越アジア大洋州局長は、中国大使館の楊宇 次席公使に対し、一方的な開発の継続は極めて遺憾だとして電話で抗議するとともに、条約の締結交渉の再開に速やかに応じるよう改めて強く求めました。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

ロシアの治安機関FSB=連邦保安庁は先に、極東ウラジオストクにある日本総領事館の領事がスパイ活動をしていたとして拘束し、ロシア政府は、この領事をペルソナ・ノン・グラータ=「好ましからざる人物」として国外に退去させました。

これについて林外務大臣は記者団に対し、「ウラジオストク総領事館員に対する拘束事案は、明白かつ重大な国際法違反だ。極めて遺憾であり、決して受け入れられず、ペルソナ・ノン・グラータの通告は信じ難い行為だ」と述べ、ロシア側の対応を重ねて批判しました。

そのうえで、これに対する相応の措置として4日、外務省の森事務次官がロシアのガルージン駐日大使を外務省に呼び、札幌のロシア総領事館の領事1人にペルソナ・ノン・グラータを通告し、10月10日までに国外退去するよう求めたことを明らかにしました。

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#外交・安全保障

韓国軍の合同参謀本部北朝鮮が4日、北部のチャガン(慈江)道ムピョンリ(舞坪里)付近から東に向けて中距離弾道ミサイル1発を発射し、飛行距離はおよそ4500キロに達したと発表しました。

これに対抗して、韓国では4日午後、アメリカ軍と韓国軍の戦闘機4機ずつが参加して精密爆撃訓練が行われました。

韓国軍は、「北のいかなる挑発にも対応する意志と米韓同盟の圧倒的な戦力で、精密打撃できる能力を備えている」として、北朝鮮をけん制しました。

また韓国国防省は、4日に開かれた国会の国防委員会で、北朝鮮ICBM大陸間弾道ミサイルや、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの発射準備を進めているほか、7回目の核実験を行える状態にあるとして、今後、挑発の度合いを強める可能性があると指摘しました。

北朝鮮が7回目の核実験に踏み切るタイミングをめぐっては、韓国の情報機関が今月16日から開かれる中国共産党大会の終了後、来月8日のアメリ中間選挙までの間を挙げていて、北朝鮮の動向に対する警戒と監視が強まっています。

防衛省によりますと、中距離弾道ミサイル級の「火星12型」は液体燃料方式で、射程がおよそ5000キロに及びます。
北朝鮮の首都、ピョンヤンを中心に半径5000キロの円を描くと、アメリカ軍の拠点があるグアムに加え、インドの首都、ニューデリーもその中に含まれます。

一方、北朝鮮が開発を進めているICBM大陸間弾道ミサイル級のミサイルの中には、搭載する弾頭の重量などによっては、1万キロや1万5000キロを超える射程となりえるものもあるとされています。

ピョンヤンから1万キロとなるとアメリカのロサンゼルスやサンフランシスコが含まれ、1万5000キロの円を描くとその中にアメリカ全土が入ります。

ことしの防衛白書によりますと、北朝鮮は「火星12型」を、これまでに4発発射しています。

最初の発射は5年前の2017年5月14日で、朝鮮半島の東、およそ400キロの日本の排他的経済水域の外側に落下しました。およそ30分をかけて800キロほど飛び、高度は2000キロを大きく超えたとみられ、通常よりも発射の角度を上げて高く打ち上げる「ロフテッド軌道」だったと推定されています。通常の軌道で発射されたとすれば射程は最大でおよそ5000キロに達するとみられ、アメリカ軍の拠点があるグアムが射程に入ります。

2回目が2017年8月29日です。北海道の渡島半島襟裳岬の上空を通過し、襟裳岬の東、およそ1180キロの太平洋上に落下したと推定されています。飛行距離はおよそ2700キロ、最高高度は襟裳岬付近の上空でおよそ550キロに達したとみられています。

3回目が2017年9月15日です。2回目と同様、渡島半島襟裳岬の上空を通過し襟裳岬の東、およそ2200キロの太平洋上に落下したと推定されています。飛行距離は、8月の発射より1000キロ長いおよそ3700キロに達しました。また、最高高度も8月の発射を250キロ上回り、およそ800キロだったと推定されています。

そして4回目がことし1月30日です。北朝鮮内陸部から発射され、日本のEEZ排他的経済水域の外側の日本海に落下したと推定されています。飛行時間は30分ほど、飛行距離はおよそ800キロで、最高高度はおよそ2000キロに達し、「ロフテッド軌道」で発射されたとみられています。また、このときのミサイルも、通常の軌道で発射されたとすれば、射程は最大でおよそ5000キロに達するとみられています。

中距離弾道ミサイルをめぐって北朝鮮は2016年に「ムスダン」と呼ぶミサイルの発射を繰り返しましたが、この年の10月に2回連続で発射に失敗していて、防衛省は、北朝鮮が「火星12型」の実用化を進めているとみられ、生産段階にある可能性も考えられるとしています。

北朝鮮は、アメリカのトランプ政権との間で緊張が高まった2017年8月に、グアム島周辺に向けて弾道ミサイルを発射する計画を検討していると発表していました。
この中で、北朝鮮軍で弾道ミサイルの運用を担う戦略軍は、アメリカ軍の戦略爆撃機が展開するグアム島周辺に向けて、中距離弾道ミサイルの「火星12型」4発を同時に発射することを検討していると明らかにしました。

また、日本についても言及し「日本の島根県広島県高知県の上空を通過し、3356.7キロの距離を1065秒間飛行したあと、グアム島の周辺30から40キロの海上に落ちるだろう」と飛行ルートを予告しました。

その3週間後、米韓合同軍事演習のさなかに、北朝鮮は「火星12型」1発を首都ピョンヤン郊外から北海道の上空を通過させる形で発射し、キム・ジョンウン金正恩)総書記は「訓練は、敵の基地があるグアム島をけん制するための前奏曲だ。今後、太平洋を目標として弾道ミサイルの発射訓練を多く実施すべきだ」と発言していました。

これに対し、当時のアメリカのマティス国防長官は、グアム島を直撃すると予測した場合には迎撃する考えを示したうえで「もしアメリカをねらって発射すれば、一気に戦争に発展するだろう」と強くけん制していました。

北朝鮮情勢に詳しい南山大学の平岩俊司教授は、今回、弾道ミサイルを発射した北朝鮮のねらいについて「韓国で5年ぶりの保守政権であるユン・ソンニョル(尹錫悦)政権ができ、米韓合同軍事演習、日米韓の共同訓練も行われ、3か国が結束を固めている中、政治的なメッセージとして発射したとみられる」と分析しています。

そのうえで「今回の飛距離はアメリカの基地があるグアムに届くと推定され、在韓米軍、在日米軍も視野に入れた、より体系的で緻密な体制を作るための訓練だとみられる」と話し、アメリカへのけん制をねらったとの見方を示しました。

また今後の北朝鮮の出方について「アメリカの中間選挙までは対話に応じず、国防力強化の方針にしたがって変則軌道の弾道ミサイルSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルなど多種多様なミサイルを発射する可能性があるほか、核実験を実施するおそれもある」と指摘しました。

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#朝鮮半島

業界筋やアナリストによると、中国の精製業者は2022年11─12月および23年初めにかけて石油精製品の輸出を増やす見通しだ。政府から付与される割当枠が今年最大となったことが背景。

中国の輸出拡大は世界の石油市場を安定させ、欧州連合(EU)の禁輸措置により今後打撃を受けるロシアからの供給を一部代替する見込みだ。

レリガー・ブローキングのコモディティー(商品)・通貨調査部門副社長、スガンダ・サチデバ氏は「ロシア産石油に対するEUの禁輸措置を巡る懸念があり、中国からの製品輸出増加は石油市場をかなり下支えするだろう」と指摘。消費需要が減退する中での輸出拡大は中国経済を支えることにもなると述べた。

今回の輸出枠には1325万トンの精製品(ガソリン、ディーゼル燃料、航空燃料)と175万トンの低硫黄船舶燃料が含まれている。

精製品の輸出枠は今年に入り最大。通年のトータルは3725万トンで21年と同程度になる。

コンサルティング会社FGEは過去4回分の割当枠について、9月末時点で約700万トン分残っていると予測。「新たな割当枠と合わせると第4・四半期に2000万トン超の輸出枠がある」とした。

また、割当枠を消化するには11月と12月に日量200万バレル近くに輸出を増やす必要があるとした上で、輸送コスト高などで年末までに完全に消化しない可能性があると指摘した。

シティのアナリストは、中国の月間輸出量は11─12月に倍増して400万─500万トンになる可能性があるとした。

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#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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トランプ前米大統領は3日、名誉を毀損したとして米CNNを提訴した。自身に対する「名誉毀損と中傷のキャンペーン」を広めたとして、4億7500万ドルの損害賠償を求めている。

トランプ氏はフロリダ州フォートローダーデールの連邦地裁で起こした訴訟で、CNNが有力報道機関としての影響力を利用し、政治的に自身を打ち負かしたと主張。自身に対し「人種差別主義者」「ロシアの手先」「暴動主義者」などの中傷的なレッテルを貼ったとした。

CNNはこの件に関するコメントを控えている。

トランプ氏は声明で、CNN以外の主要メディアも「数週間から数カ月内」に提訴する考えを表明。また、トランプ氏支持者らによる2021年1月6日の連邦議会襲撃事件を調査している委員会に対しても法的措置を取る可能性があるとした。

トランプ前米大統領は3日、連邦捜査局FBI)が8月に自身のフロリダ州の邸宅から押収した機密文書に関する裁判で、裁判所が任命した「スペシャルマスター(特別管理者)」を不服として上訴した司法省による手続き迅速化の要求に異議を唱えた。

トランプ氏の弁護団は提出書類で、慎重に手続きを進めることによる「損失や損害の現実的なリスクを政府は明示していない」と指摘した。

司法省は特別管理者任命に関する裁判所の決定を不服として上訴しており、先週末に手続きの迅速化を求めた。具体的には、全ての関連書類の提出期限を11月11日に設定し、その後すぐに審理を開くよう求めた。

これに対し、トランプ氏の弁護団は11月21日の期限を提案。また、口頭弁論の前倒しに反対し、2023年1月が適切な時期になると主張した。

#米大統領

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2日のブラジル大統領選は複数の世論調査の事前予想を裏切って右派の現職ボルソナロ大統領が善戦し、第1回投票での左派ルラ元大統領勝利とはならず、両者の対決は30日の決選投票に持ち越されることになった。2016年米大統領選や同年の英国の欧州連合(EU)離脱を問う国民投票で保守派の強さを見誤った世論調査の「失敗」が再び繰り返された形だ。

事前の各種世論調査では、ルラ氏は7ポイントから最大17ポイントのリードと予想されていたが、蓋を開けると差は5ポイントの接戦だった。

世論調査会社アトラスインテルの責任者アンドレイ・ロマーニ氏は3日、ツイッターで、謝罪が必要だと表明。同社が9ポイント差を予想していたことに言及し、「われわれはこの食い違いに真摯に向き合わなければならない」とした。

17ポイント差と予想していた世論調査IPECは、この予想数字は決選投票に進む可能性はほとんどないことを示していたと認め、最後の最後に他の見込み薄の候補者からボルソナロ氏に乗り換える動きが出たと分析。世論調査の手法を分析し直しているとした。

政治分析のダルマ・ポリティカル・リスクの責任者、コレオマール・デソウザ氏によると、ボルソナロ氏は女性や少数派向けの発言で批判されることの多い右翼の人物で、支持者の多くは物議を醸すそうした人物を支持していることを世論調査に明かしたがらない。トランプ前米大統領が勝利した16年米大統領選にもあてはまった現象だ。

デソウザ氏はブラジル特有の事情も指摘する。コロナ禍の影響で同国では2010年を最後に国勢調査が実施されておらず、世論調査会社の母集団無作為層化抽出がやりにくかったという。移民の多いブラジル社会の変化は早く、例えば右寄りの福音派キリスト教徒の票は急激に伸長している。

今回の選挙直前の数週間で一部の世論調査がルラ氏のリード拡大と1回目投票での当選確定を示す結果になったことで、保守派有権者がびっくりし、他のより中道な候補者の支持をやめてボルソナロ氏支持に回った可能性もある。ルラ氏はこうした展開を警戒し、あえて直前の世論調査結果にコメントするのを避けてきたが、その甲斐はなかったようだ。

政治アナリストらによれば、ブラジルの保守派が、これはブラジル以外でも言えることだが、単純に世論調査会社を信頼していないようにみえることもある。保守派が回答に応じないことで調査結果が保守派支持の候補者の強さを過小評価し、これが保守派有権者世論調査への不信をさらに強めるという悪循環になっている可能性がある。

特にボルソナロ氏は4年間の任期中のほとんどで主要世論調査機関叩きを続けてきた。同氏の最側近も2日、支持者らに対し、決選投票までの期間の世論調査には一切応じず、調査結果も無視するよう呼びかけた。ツイッターで「世論調査会社は今回、不祥事をやらかした。犯罪的な誤りだ。一体何が起きたのか明らかにするには大がかりな捜査が必要だ」とたきつけた。

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#中南米

#ロン・ポール

イギリスのクワーテング財務相は3日、トラス政権が打ち出していた経済対策のうち、来年4月に所得税最高税率を現在の45%から40%に引き下げる案を、撤回すると発表しました。

クワーテング財務相は「われわれは多くの人と話し、反応を目の当たりにした。その結果、この税率引き下げが、エネルギー問題などに対するわれわれの強力な介入をかき消していると感じた」と述べ、光熱費の抑制策などを推し進めることを優先させたと説明しました。

トラス首相も、前日に出演した公共放送BBCの番組では、起業や投資を促すとして、税率の引き下げを予定どおり行うと明言していましたが、3日、ツイッターに「私たちは理解し、聞き入れた」などと書き込みました。

税率の引き下げをめぐっては、イギリス国内のインフレ率が記録的な水準となる中、富裕層の優遇だという批判が与党 保守党内からも上がっていました。

大手調査会社「ユーガブ」が先月下旬に行った政党の支持率調査では、保守党が21%だったのに対し、野党 労働党が54%と、その差が広がっていて、トラス政権は軌道修正を余儀なくされた形です。

トラス英首相は減税計画の財源を確保するため、福祉手当に対する物価スライドの適用を制限する可能性を否定しなかった。首相の経済対策に対する反発が再び強まるとみられている。

政府は先月、400億ポンド(460億ドル)以上の減税を発表したが、財源を明示しなかったため、金融市場が混乱。富裕層優遇と批判された所得税最高税率引き下げの撤回を余儀なくされた。

トラス首相はBBCに対し、福祉手当がインフレ率に応じて引き上げられるのかとの質問に「債務の対国内総生産(GDP)比を中期的にどう抑制するか決断を下す。あらゆる角度からこうした問題を検討し、財政に責任を持つ必要がある」と述べた。

トラス英政権は所得税最高税率引き下げ計画を撤回し、経済政策を急転回させた。しかし、政府が経済計画の財源を示すよう求められている状況に変わりはないと投資家は警鐘を鳴らしており、今回の政策転換は信認回復に向けた最初の一歩に過ぎないかもしれない。

クワーテング財務相が9月23日に大規模な減税計画を発表すると、財政悪化への懸念からポンドが対ドルで過去最安値を更新し、英国債相場が急落するなど金融市場は混乱。担保の追加拠出を迫られた年金基金金策に奔走する事態となり、9月28日にイングランド銀行(英中銀、BOE)が英国債の緊急買い入れに動いた。

金融市場は表面上、前週よりも落ち着いている。3日に所得税最高税率の引き下げ撤回が発表されるとポンドはじりじりと上昇し、英国債利回りは低下した。

だが、投資家の発するメッセージは明白で、クワーテング氏は予算管理に関する英国の評判を傷つけることなく、成長計画の財源を賄えると投資家を納得させる必要がある。

ラボバンクの為替・金利戦略部長、ジェーン・フォーリー氏は「BOEの緊急措置が終了する数週間後には、答えが明らかになる」と見ている。BOEの国債買い入れ終了は14日。「英国の資産、ポンド、国債は、まだ危機を脱していない」と同氏は述べた。

トラス氏とクワーテング氏が、将来の成長を約束するだけでは財政拡大・減税政策の財源の説明には不十分だと認めない限り、市場はすぐに混乱へと逆戻りする恐れがある。

英国債市場が深刻な機能不全に陥れば、インフレ率が過去40年間で最も高い水準に迫っているにもかかわらず、BOEには国債買い入れ継続の圧力がかかるだろう。

こうした事態になればBOEが財政ファイナンスに巻き込まれ、インフレ抑制という使命において妥協し、本格的な「財政従属」の扉を開くことになりかねないと、エコノミストは危惧している。

証券会社パンミュア・ゴードンのチーフエコノミスト、サイモン・フレンチ氏は「経済計画に盛り込まれた税制変更に問題点があるのではなく、計画に先立つ制度的な『焦土政策』にある。この問題が解消しない限り、英国のリスクプレミアムは低下しないだろう」と話した。

フェデレーテッド・ハーミーズの債券部門シニア・ポートフォリオ・マネジャー、オーラ・ガーベイ氏は先週の段階で、BOEの買い入れが終了すれば、英長期国債の利回りは上昇に転じる可能性が高いとの見方を示していた。

英国債は、BOEが買い支えの対象とした長期ゾーンを除くと、他の大半の年限は経済計画発表後の下落分を取り戻していない。

ある年金基金のファンドマネジャーは先週、ロイターの取材に「BOEが10月に買い入れを停止したときにどうなるかを見極めなければならない。この措置は、ばんそうこうに過ぎない」と述べた。

<事実と向き合えるか>

英市場の暴落は世界の金融情勢が原因だと、トラス氏は繰り返し訴えてきた。

ロイターがリフィニティブとBOEのデータを分析したところ、10年物英国債は9月の月間の下げが少なくとも1957年以来で最も激しく、先進7カ国(G7)の10年物国債としては1987年以降で最大の下落だった。

閣僚の1人であるサイモン・クラーク氏は9月30日、英紙タイムズのインタビューで、市場の懸念は最悪期を脱したと述べた。しかし、米大手銀などのエコノミストは、3日の政策転換後もそのような確信を抱いてはいない。

米シティのアナリストは「今重要なのは、今回の動きが政府の財政的アプローチについて、より広範な方向転換を示すものかどうかだ」と指摘。ノートで「市場はまだ納得していない」とくぎを刺した。

保守党は世論調査での支持率が低く「トラス氏の立場が当初から弱かったことを考えると、支持率低迷によって首相に(軌道修正を)求める圧力が一層高まる」と予想した。

政府が市場の沈静化に失敗すれば、国債買い入れの期限が近づくにつれてBOEへの圧力は強まるだろう。

シンクタンク、チェンジング・ヨーロッパのジョナサン・ポーテス氏によると、BOEが財政従属に抵抗し、使命を全うすればポンドは安定するが「そのコストは相当のものになる」と予測する。

その場合はBOEが金利を大幅に引き上げる可能性があり、減税政策のコストを負担するのは住宅所有者や企業、公共サービスとなる。

「しかし、そうしなければポンドは下がり続け、インフレはさらに上がって、それが長期化し、英国は投資先としての魅力が確実に低下する。この場合も、やはり私たち全員がその代償を負うことになる」とポーテス氏は語った。

#英王室

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#イギリス

イランでは先月、スカーフのかぶり方が不適切だとして逮捕された22歳の女性が死亡したことをめぐり、警察官による暴行が原因だとして抗議するデモが散発的に続いています。

これについて最高指導者のハメネイ師は、3日に行った演説で初めて言及し、若い女性が亡くなったのはつらい出来事で心を痛めているが、銀行や車に火をつけたり治安を乱したりするのは普通の反応ではない。アメリカとイスラエルが暴動を計画したと断言する」と一方的に主張しました。

そのうえで、ハメネイ師は「司法当局は破壊行為などへの関わり方に応じて罰するべきだ」と述べ、デモの参加者を厳しく取り締まる姿勢を強調しました。

今回のデモでは、イラン各地の大学などを中心に治安当局との衝突が相次いでいて、国営メディアによりますと、これまでに41人が死亡したということですが、人権団体は、実際の死者数はそれを上回ると指摘していて、取り締まりが強化されれば犠牲者がさらに増えることも懸念されます。

イラン各地で抗議のデモ隊と治安当局の衝突が相次いでいることについて、アメリカのバイデン大統領は3日「平等な権利と基本的な尊厳を求める平和的な抗議活動に対して、暴力的な取り締まりが行われていることを深く懸念している」とする声明を発表しました。

さらに「イラン政府は何十年もの間、人々の基本的な自由を否定し、何世代にもわたる人々の望みを脅しや暴力の手段で抑え込んできた。アメリカは勇敢なイランの女性やすべての市民とともにある」として、抗議デモを取り締まる当局者に対し、今週中にさらなる制裁を科すことを明らかにしました。

イランでの衝突をめぐってバイデン政権は先月、イランで風紀を取り締まる警察とその幹部などに対して、資産を凍結する制裁を科しています。

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サウジアラビア人記者が2018年に殺害された事件に関して、関与が指摘されるサウジのムハンマド皇太子の弁護士は3日、皇太子が先週首相に任命されたことから訴追を免除されるべきだと主張した。

著名な記者のカショギ氏は18年、トルコのイスタンブールのサウジ総領事館でサウジ当局者らに殺害された。米中央情報局(CIA)は、皇太子の関与を指摘した。

皇太子は当初、事件への関与を否定したが、その後、間接的に計画性を認めた。

サウジのサルマン国王は先月27日、内閣改造を実施し、息子のムハンマド皇太子を首相に任命した。

皇太子の弁護士らはワシントンの連邦地方裁判所に対して、米国が他国元首の訴追を免除した例を引用し、皇太子が訴追を免除される権利があると主張した。

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#中東

ウクライナ南部ヘルソン州にロシアが設置した行政機関のトップは3日、ウクライナ軍が同州で進軍して一部の集落を制圧したと述べた。

国営テレビに「緊迫している」と述べた。

ロシアはヘルソン州などウクライナ4州の併合に動いたが、ロシア軍が完全に制圧した州はなく、ウクライナは南部で進軍を続けている。

ウクライナ軍は南部でロシアの防衛線を突破し、東部でも攻勢を拡大した。ロシアに併合された地域の領土を奪還し、ロシア軍の補給路を脅かしている。

ウクライナ軍は3日、国土を二分するドニプロ川に沿って前進し、複数の村を奪還。南部では開戦以来最大の戦果を挙げた。ウクライナ当局者が明らかにした。

ヘルソン州占領地域のロシア側指導者もロシア国営テレビに対し、ウクライナ軍がドニプロ川西岸沿いの町、ダッチャニーを奪還したと認めた。

ダッチャニーはこれまで戦線があった場所から約30キロ南に位置しており、南部戦線ではウクライナ軍が最も前進している地域となる。

ロイターはまた、ウクライナが東部戦線で攻勢を強めている兆候として、週末に奪還した要衝リマンを強化し、ドンバス地方進攻の集結地点に向かうウクライナ軍の車列を3日に確認した。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、多くの地域で町を奪還したと語ったが、詳細は明らかにしなかった。ビデオ演説で「前線のいくつかの区域で激しい戦闘が続いている」と述べた。

国防総省セレステ・ウォランダー次官補(国際安全保障問題担当)は3日、ウクライナ軍が主要な戦場での目標達成に進んでいるとの見方を示した。

一方、ロシア政府は西部軍管区のアレクサンダー・ズラブリョフ司令官を解任したと、ニュースサイトRBCが3日に伝えた。ウクライナに侵攻したロシア軍が劣勢に立たされる中、幹部の解任が相次いでいる。

ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、新たな動画を公開し「われわれの軍の攻撃は続いていて、いくつかの地域で新たに複数の集落を奪還した。9月に作戦を始めてから奪還できた集落の数はハルキウ州だけで450を超えている」と述べ、これまでの戦果を強調しました。

そのうえで「併合の宣言もロシアにとって助けにはならない。ウクライナには明確で国際的に認められた国境がある」と述べ、領土の奪還をさらに進める考えを示しました。

こうした中、ウクライナ東部、ルハンシク州の親ロシア派の幹部は3日、ロシアのメディアに対しウクライナ軍の攻勢について、ウクライナ軍がルハンシク州にも入り、リシチャンシクに向かっている」と述べました。

また、南部のヘルソン州でも、ウクライナ軍による反転攻勢が強まっていて、ロシア国防省は3日「敵の戦車部隊がわれわれの防衛陣地に深く切り込んでいる」と発表しました。

一方ロシアのプーチン大統領は、ウクライナの東部や南部の4つの州を併合するための関連法案や批准を求める「条約」だとする文書を議会下院に提出し、3日、可決されました。

4日には上院で審議が行われる予定で、その後、プーチン大統領が署名し、一方的な併合を強行する構えです。

ロシア軍がウクライナ東部ドネツク州北部の要衝リマンから撤退したことを受け、プーチン大統領の盟友2人はロシア軍司令官に対して異例の批判を展開した。

ロシア南部チェチェン共和国カディロフ首長は、ロシアは小型核兵器を使って防衛を強化すべきだと主張。

「軍の縁故主義は何の役にも立たない」と批判し、ウクライナ東部のロシア軍司令官は勲章を剥奪する必要があり、血で恥を洗い流すために銃を持って前線に送られるべきだと訴えた。

カディロフ氏はチェチェンの部隊を派遣してロシアのウクライナ侵攻を支えてきた。

同氏はまた、リマンで敗北を喫する可能性について2週間前にロシア軍のゲラシモフ参謀総長に警告したが、一蹴されたと明らかにした上で国防省が最高司令官(プーチン氏)に何を報告しているか知らないが、個人的な意見としては、より抜本的な対策を講じるべきだ」と力を込めた。

ロシア民間軍事会社ワグネルの創設者でプーチン氏の盟友エフゲニー・プリゴジン氏は、カディロフ氏の発言を称賛し、「ろくでなし」の軍司令官に「自動小銃を持たせ、はだしで前線に送り込むべきだ」と力説した。

国防省を批判しているのか問われると「批判ではなく、愛と支持の表れだ」と釈明した。

ペスコフ大統領報道官はカディロフ氏の発言について「困難な時であっても、感情はいかなる評価からも除外されるべき」とコメントした。

フランスのボルヌ首相は3日、議会で演説し、ウクライナでの戦争は続くが、フランスは準備が整っており、ロシアにとって戦争の代償を耐えられないものにしたいと述べた。

ボルヌ氏は、ロシアがさらに違法行為の実行や紛争の激化に向かう可能性が高いと指摘。フランスは、ロシアによる侵攻に直面しても、フランス人の保護でも弱腰になることはないなどと語った。

ボルヌ氏によれば、フランスはウクライナに2億ユーロ(約280億円)の支援を行っているほか、2500トンの物資を送り届けている。

ボルヌ氏は「ロシアに対する制裁は機能している。ロシア経済が窒息状態にあるのは事実だ」と述べた。

フランスの目標は非軍事化であり、フランスは、ロシアによる犯罪行為を記録し、裁判にかけ、罰することを決意していると述べた。

欧州連合(EU)加盟国が、可能な限り早期に最大1万5000人のウクライナ軍兵士の訓練を開始する計画で合意したと、独シュピーゲル誌が3日、EU筋の情報として報じた。詳細は来週詰められる見通し。

計画によると、ポーランドがEUから資金を受け取り訓練に向けた本部を設置する。ドイツは戦闘シミュレーションセンターで部隊の訓練を行うほか、ウクライナのエンジニアや看護兵などの訓練を実施する計画という。

ドイツ国防省は、今回の訓練についてEU加盟国と緊密に連絡を取っていると発表。「結果はすぐに出るだろうが、予想することはできない」とした。

ロシア大統領府のぺスコフ報道官は3日、ウクライナでの核兵器使用を巡る問題については感情ではなく「バランスの取れた」アプローチが望ましいとの見解を示した。

南部チェチェン共和国のカディロフ首長が先週末、ロシア軍司令部を批判し「小規模な核兵器」の使用を求めたことについて、オンライン会見で記者団から質問に答えた。

ぺスコフ氏は「これは非常に強い感情を呼び起こす瞬間だ。地方の首長には意見を表明する権利がある」とした上で「しかしあらゆる評価を下す際には、たとえ困難な時であっても感情は排除されるべきだ」と指摘。「われわれはバランスのとれた客観的な評価に忠実であることを好む」と述べた。

ロシアの核兵器使用の根拠は核ドクトリンに定められているとし「それ以外の判断はない」と説明した。

ロシアのガスプロムは3日、ロシア産天然ガスを欧州に送る海底パイプライン「ノルドストリーム」について、損傷した3本のパイプラインからのガスの流出が止まったと発表した。残り1本でガス輸送を再開することができるとした。

声明は、3本のパイプラインの圧力が安定化し、現在、環境リスクの低減に取り組んでいると説明。

ノルドストリーム1は2本とも、破損が原因とみられる圧力の急低下が起こっている。ノルドストリーム2の「A」ラインも同様な状況だが「B」ラインは輸送可能だとしている。

最近完成したノルドストリーム2は、ロシアがウクライナ侵攻を準備している兆候を受けドイツが承認手続きを凍結したため、本格運転は始まっていない。

ガスプロムは「ノルドストリーム2のBラインでの輸送開始が決定されれば、当局の設備等の点検を経てパイプラインにガスを送り込むことになる」と説明した。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は3日、ロシア産天然ガスを欧州に送る海底パイプライン「ノルドストリーム」が損傷した後、米国は液化天然ガス(LNG)の価格を引き上げ、販売量を増加させたと述べた。

バルト海を通る「ノルドストリーム1」と「ノルドストリーム2」で先週、合計4カ所で損傷が見つかり、ガス漏れが発生。ロシアのプーチン大統領は、米国とその同盟国がパイプラインを損傷したと非難している。

ぺスコフ報道官は「これらのパイプラインの機能が停止すれば、LNGをより高い価格で多く販売できる当事者が存在する。こうした当事者が米国であることは周知の通りだ」とし、「このような妨害行為を行う軍事技術的を持つ国々もある」と述べた。

国際原子力機関IAEA)のグロッシ事務局長は3日、ロシアが占拠するウクライナ南部ザポロジエ原子力発電所で拘束されていたムラショフ所長が解放されたと明らかにした。

ウクライナによると、ロシアのパトロール隊が9月30日にムラショフ所長を拘束。IAEAは10月1日、ロシアには言及しなかったものの、関係当局と連絡を取っており、ムラショフ所長が拘束されているという連絡を受けたと明らかにしていた。

ロシア国営テレビの生放送中にウクライナ戦争に対する抗議を行った元番組編集者マリーナ・オフシャンニコワさんが、自宅軟禁下にありながら娘を連れて自宅を出たと、元夫が明らかにした。内務省はオフシャンニコワさんを指名手配した。

オフシャンニコワさんは、ロシア軍に関する虚偽情報を広めたとしてモスクワの裁判所が8月に10月9日まで自宅軟禁とする決定を出していた。有罪になれば、最大10年の禁錮刑を言い渡される可能性がある。

ロシア国営メディアが1日に元夫の話として伝えたところによると、娘を連れて自宅を出た。行き先は不明という。

ロシア国営メディアによりますと、国営の「第1チャンネル」に在職中、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を批判していたマリーナ・オフシャンニコワさんは、今月3日までに自宅を出て行方が分からなくなり、ロシア内務省が指名手配したということです。

モスクワの裁判所の決定によって今月9日まで自宅軟禁となっていましたが、元の夫によりますと、オフシャンニコワさんは、娘を連れて家を出たということです。

オフシャンニコワさんは、ことし3月、ニュース番組の放送中にスタジオに入り、「戦争反対」と書いた紙を掲げて反戦を訴え、注目されました。

国営テレビを退職したあとも反戦活動を続けたオフシャンニコワさんは、ことし7月には、プーチン大統領を「殺人者」などと批判する紙を持って抗議する写真をSNSに掲載し、ロシア軍に対するうその情報を広めた罪で起訴され、最大で懲役または禁錮10年が言い渡される可能性があると伝えられていました。

ロシアのシルアノフ財務相は、先週併合を開始したウクライナの4地域について、政府は支援するための資金を有しており、国家予算に組み込まれていると述べた。

議会で「今後3年間の優先事項は新しい地域の完全統合だ」とし「連邦予算にはそのための財源がある」と表明した。投入する資金の具体的な規模は明らかにしなかった。

ロシア財務省によると、今年の歳入は27兆7000億ルーブル、歳出は29兆ルーブルの予定で、財政赤字は1兆3000億ルーブルの見込み。財政赤字の対国内総生産(GDP)比は0.9%。

赤字は来年GDP比2%に拡大し、2025年には0.7%に縮小するとしている。

ロシアのプーチン大統領は、ウクライナの東部や南部の4つの州を併合するための関連法案や、批准を求める「条約」だとする文書を議会下院に提出し、3日、可決されました。

4日には上院で審議が行われる予定で、その後、プーチン大統領が署名し、一方的な併合を強行する構えです。

こうした中、ウクライナ東部、ルハンシク州の親ロシア派の幹部は3日、ロシアのメディアに対し「ウクライナ軍がルハンシク州にも入り、リシチャンシクに向かっている」と述べました。

ロシアが支配していた東部ドネツク州の要衝リマンを奪還したウクライナ軍が、隣のルハンシク州の重要拠点、リシチャンシクなどの奪還に向けて反撃に乗り出したものとみられます。

また、南部のヘルソン州でも、ウクライナ軍による反転攻勢が強まっていて、ロシア国防省は3日「敵の戦車部隊がわれわれの防衛陣地に深く切り込んでいる」と発表しました。

一方、プーチン大統領に忠誠心を示す武闘派の側近、カディロフ氏が軍部を痛烈に批判するなど、不満が表面化していることについて、ロシア大統領府のペスコフ報道官は3日「最も困難な時期であっても、感情的に評価すべきではない。われわれはバランスのとれた公平な評価を望んでいる」と述べ、けん制しました。

アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は、ロシア大統領府がリマンなどでのロシア軍の敗北の打撃を和らげようとしているものの、カディロフ氏などの軍部批判が結果的にプーチン大統領指導力を弱体化させているという見方を示しています。

北朝鮮外務省は4日、ロシアが宣言したウクライナの一部地域併合を支持すると表明し、米国が「ギャングのような二重基準」を適用して他国の問題に干渉していると非難した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が声明を伝えた。

KCNAは、国連安全保障理事会で先月30日、ロシアのプーチン大統領ウクライナ東・南部4州の併合を宣言したことを非難する米国主導の決議案が、ロシアの拒否権行使により否決されたことを報じた。

外務省の国際機関担当高官は、併合に関する住民投票国連憲章に則って合法的に行われたものだが、米国は自国の「優位性」を保つために他国を侵略した後、「ギャングのような二重基準を使用していると指摘。

「揺るぎない『一極世界』を維持するために米国は独立国家の内政に干渉し、国連安保理を乱用してその法的権利を侵害している」と非難した。

「米国は旧ユーゴスラビアアフガニスタンイラクなどの主権国家侵略戦争を仕掛けたが、安保理から問題視されたことはない」と述べ、安保理が米国の「高圧的かつ恣意的な慣行や不公平な二重基準」に従えば、報いを受けることになると警告した。

ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアは、東部や南部の4つの州を併合するための関連法案や、批准を求める「条約」だとする文書について、4日に上院で審議を行い、その後、プーチン大統領が署名し、一方的な併合を強行する構えです。

こうした中、北朝鮮外務省は4日、国際機構局長の名前で談話を発表し、親ロシア派の勢力が行った「住民投票」だとする活動について「住民の意思が十分に反映されるよう合法的な方法と手続きに沿って行われ、絶対多数の有権者が併合を支持した」と主張し、ロシアを支持する立場を明らかにしました。

そのうえで「住民投票」だとする活動は一方的な併合の根拠とならないとした、国連安全保障理事会の決議案について「国連安保理を悪用して自主的な国々の内政に干渉し、合法的な権利を侵奪するのはアメリカの常とう手段だ」として、決議案をまとめたアメリカを批判しています。

北朝鮮としては、国際社会からの非難が強まるロシアを擁護することで、連携してアメリカに対抗する姿勢を強調したいねらいがあるとみられます。

#朝鮮半島

#NATOexpansion

#反ロシア#対中露戦

d1021.hatenadiary.jp

3日の債券市場では、イギリス政府が経済対策の柱の1つとしていた減税案を撤回すると発表し、財政悪化への懸念が和らいだことをきっかけに、欧米各国の国債が買われて欧米の長期金利が低下しました。

これを受けてニューヨーク株式市場では、これまで売られていた銘柄を中心に買い注文が膨らみ、ダウ平均株価の終値は先週末と比べて765ドル38セント高い、2万9490ドル89セントでした。

IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も、2.2%の大幅な上昇となりました。

外国為替市場の円相場は、3日の東京市場で一時、1ドル=145円台まで値下がりしましたが、ニューヨーク市場では日米の金利差が拡大することへの警戒感が和らいで、1ドル=144円台での取り引きとなっています。

市場関係者は「この日発表されたアメリカの製造業の景況感を示す経済指標が市場の予想を下回ったことで、大幅な利上げが続くとの見方がいくぶん後退したことも株価の上昇につながった」と話しています。

3日のニューヨーク原油市場では、国際的な原油取り引きの指標となるWTI先物価格が一時、1バレル=84ドル台まで上昇しました。

ロイター通信やウォール・ストリート・ジャーナルなど欧米のメディアが、OPEC石油輸出国機構にロシアなどが加わるOPECプラスが5日に開く会合で、原油価格を下支えするため大幅な減産を検討していると伝えたことが、背景にあります。

WTI先物価格は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻で、ことし3月初旬に一時、1バレル=130ドルを超え、世界的なインフレを加速させる要因となりました。

その後は、世界経済の減速懸念から下落に転じ、先月下旬にはおよそ8か月ぶりに1バレル=80ドルを割り込んでいました。

OPECプラスは先月にも、今月の原油の生産量を減らすことを決めています。

市場関係者は「減産は原油価格の上昇につながるため、OPECプラスの対応に関心が集まっている」と話しています。

英政権に打撃
英政権は所得税最高税率を45%から40%に引き下げる案を撤回すると明らかにした。クワーテング財務相が自身のツイッターアカウントを通じて声明を発表した。今回の方針転換は、発足してわずか1カ月の新政権にとって大きな痛手を伴う失点となる。それでもトラス首相は財務相を引き続き支持する姿勢。クワーテング氏自身も、この問題で辞任を検討したことはないと述べた。

予想以上の低下
米供給管理協会(ISM)が発表した9月の製造業総合景況指数は市場予想以上に低下し、この2年余りで最低の水準に落ち込んだ。受注の指数はこの4カ月で3回目の縮小圏で、明らかな景気低迷へと近づいていることが示唆された。9月は新規受注は47.1と、コロナ禍が始まった頃以来の低水準。雇用と入荷遅延の指数が低下したことも、総合景況指数を押し下げた。

あと1回で終了を
調査会社ヤルデニ・リサーチのエド・ヤルデニ社長は、ドルの上昇継続が示唆するように金融市場には既に不安定化の兆しが見られると指摘。米金融当局は11月にあと1回利上げをした後は、今回の引き締めサイクルの終了を検討すべきだとの考えを示した。また、英ポンドと国債の崩壊を防ぐためイングランド銀行(英中央銀行)が先週行った劇的な介入について、今後繰り返される可能性が高いと警告した。

住宅ブーム反転
米住宅価格は下落に転じ、前月比で2009年以来の大幅な値下がりとなっている。不動産関連の持ち株会社ブラック・ナイトが3日発表したリポートによると、8月の中央価格は前月比0.98%下落。7月は同1.05%下落だった。この2カ月の値下がりは09年1月以来で最大。住宅ローン金利の急上昇で国民の住宅取得能力は1980年代以来の低さとなっている。

1.8億円で和解
米証券取引委員会(SEC)は、リアリティー番組で人気のキム・カーダシアン氏を提訴。同氏が暗号資産(仮想通貨)を宣伝した際に宣伝料を受け取っていたことを開示しなかったとしている。SECによれば、同氏はイーサリアムマックスが提供するトークンについてインスタグラムに投稿した際、25万ドルの支払いを受けていた。カーダシアン氏は126万ドル(約1億8300万円)を支払うことでSECと和解した。

#藤和彦

「NISA」は、個人投資家を対象に、一定金額の範囲内で株式や投資信託などの売却益や配当金を非課税とする制度で、岸田政権は「資産所得倍増プラン」の柱と位置づけています。

4日に開催された政府の税制調査会は、所得税をテーマに議論し、この中で財務省の担当者が、NISAの拡充について、
▽非課税で保有できる期間を無期限とすることや、
▽購入できる金額の上限引き上げなどが、
検討課題となっていると説明しました。

これについて、委員からは、
▽若い世代が活用しやすいように、非課税で保有できる期間をもっと長くするべきだという意見が出た一方、
▽購入できる金額の上限を引き上げると、富裕層を優遇することになるのではないかという指摘もありました。

NISAの制度をめぐっては、与党の税制調査会を中心に、ことしの年末にかけて具体的な検討が進められる見通しです。

政府税制調査会の中里実会長は、会合終了後の記者会見で、「資金に余裕のある人がNISAなどを使って老後に備えていただくのが、あるべき姿だ。一方で、若い世代では生活が苦しく、お金を積み立てる余裕がない人もたくさんいると思う。こうしたさまざまな問題を整理するのが政府税調の役割ではないか」と述べました。

「NISA」は、個人の資産運用を後押しするためにつくられた税制優遇制度です。

「NISA」口座を開設すると、毎年、一定金額の範囲内で購入した株式や投資信託などの売却益や配当金などが非課税となります。

このうち2014年にスタートした「一般NISA」は、投資信託や株式などの年間の購入額の上限は120万円で、非課税で保有できるのは最長5年間となっています。

一方、「つみたてNISA」の投資対象は、一定の投資信託に限られ、購入額の上限は年間40万円、最長で20年間非課税で保有できます。

金融庁によりますと、去年12月末の時点で、
▽「一般NISA」は1247万口座
▽「つみたてNISA」は518万口座が、
開設されていて、口座の残高は合計で11兆8000億円となっています。

いずれも期限付きの特別措置とされていて、投資が可能な期限は、
▽「一般NISA」は2028年まで
▽「つみたてNISA」は2042年までとなっています。

これに対して金融庁は、ことし8月に提出した税制改正要望で、投資期限を廃止して制度を恒久化するほか、非課税で保有できる期間も無期限とするよう求めています。

「NISA」が注目されるきっかけとなったのが、岸田政権が打ち出した「資産所得倍増プラン」です。

日本では、家計の金融資産が2000兆円に上り、このうち預貯金が半分以上を占めています。

こうした状況を踏まえ、貯蓄から投資への流れをつくり、市場を活性化させるとともに家計の所得も伸ばそうというのが新たなプランのねらいです。

9月22日、岸田総理大臣はニューヨーク証券取引所で行ったスピーチで、「日本の個人金融資産の1割しか株式投資に回っていない。資産所得を倍増し、老後のための長期的な資産形成を可能にするためには、個人向け少額投資非課税制度の恒久化が必須だ」と述べ、NISAを恒久化する必要があると強調しました。

NISAの拡充の中でも、投資ができる期間の制限をなくす「恒久化」は、これまで金融庁が2017年度から2020年度までの税制改正要望で4度提案しましたが、いずれも認められませんでした。

しかし今回、NISAの拡充が岸田政権の「資産所得倍増プラン」の柱と位置づけられたことを受けて、金融庁は制度を抜本的に刷新し、8月に来年度の税制改正要望で新たな制度の案をまとめました。

「簡素で分かりやすく、使い勝手の良い制度に」というのが新制度のスローガンです。

NISAは、それぞれ投資ができる期間や年間の投資限度額、投資ができる商品などに違いがあり「複雑で分かりにくい」という声が上がっていました。

このため、制度の設計にあたっては、特に若い世代の利用者が多い「つみたてNISA」をベースとし、この中に一般NISAのように上場企業の株などにも投資できる「成長投資枠」を新たに設けます。
そして、制度を恒久化したうえで、現在は非課税で保有できる期間を無期限化することや、年間の購入額や購入の累計額の上限を引き上げるよう求めています。

今後の税制改正では、こうした上限の金額をどの程度拡大するかという点もポイントです。

拡大しすぎると「金持ち優遇」だという批判を招くおそれがあるからです。

これについて、税制を所管する財務省や与党の税制調査会の幹部からは「上限を拡大しても富裕層がさらに優遇を受けることになり、制度の本来の目的である家計の安定した資産形成にはそぐわないのではないか」といった慎重な意見もあります。

NISAの制度については、具体的な税制を議論する与党の税制調査会で、ことしの年末までに検討される見込みです。

#マーケット

日銀は3か月ごとに行っている短観で、企業に物価の見通しを尋ねていて、全規模・全産業の1年後の物価の見通しは、平均で前の年と比べてプラス2.6%、3年後はプラス2.1%と、いずれも前回3か月前の調査を上回りました。

さらに、5年後については、前回を0.1ポイント上回ってプラス2.0%と、初めて2%台となり、いずれの期間でも日銀が目標としている2%に達しました。

日銀は、今の物価上昇は賃金の上昇を伴っておらず、一時的だとして、金融緩和を続ける姿勢ですが、企業の間では物価上昇が今後も続くという見方が広がっていることがうかがえます。

一方、今回の短観では、人員が「過剰」と答えた企業から「不足」と答えた企業の割合を差し引いた指数が、製造業でマイナス19、非製造業でマイナス34と、いずれも前回からマイナス幅が4ポイント拡大し、企業の人手不足感が強まっていることが示されました。

先行きについても、製造業、非製造業の双方でマイナス幅がさらに拡大する見通しで、世界経済の減速など、景気の先行きに不透明感が広がる中、物価の上昇と人手不足を背景に、企業が賃上げをどこまで進めるかが焦点になりそうです。

d1021.hatenadiary.jp

東京23区の先月の消費者物価指数は天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月と比べて2.8%上昇しました。

2.8%の上昇となるのは、8年3か月ぶりで、消費税率引き上げの影響を除くと1992年4月以来、30年5か月ぶりの高い水準となります。

総務省によりますと9月中旬時点の東京23区の生鮮食品を除いた消費者物価指数は2020年を100として102.7で、前の月の102.4からさらに上昇しました。

主な要因は食料品の値上がりで、去年の同じ月と比べて
▼「食用油」が39%
▼外食の「すし」が14.3%
▼輸入品の「牛肉」が9.6%上昇しました。

このほか
▼「電気代」が27.9%
▼「ガス代」が25.3%上昇しています。

また
▼「ソファー」が28%
▼「ルームエアコン」が10.4%の上昇となっています。

総務省は「原材料価格の高騰に加えて、円安による輸入コストの増加が身の回りのさまざまな物の物価上昇につながっている。10月は『値上げラッシュ』があり、引き続き物価の動向を注視していきたい」としています。

東京23区の指数は、全国の指数に先立って公表されるため先行指標として注目されています。

9月の全国の指数は10月21日に発表されます。

#経済統計

#テレビ

安倍元総理大臣がことし7月に銃撃された現場は、奈良市が今年度中に広場や道路を整備しようと作業を進めていたエリアの一角です。

事件のあと奈良市は現場について、緑地帯にする案や「歩道」にして近くに慰霊碑などを設ける案、そして以前からの計画どおり「車道」にして慰霊碑などを設けない案の、3つの案を検討してきました。

その結果、計画どおり「車道」として整備するとともに、周辺に花壇は設ける一方、弔意を示す慰霊碑などは作らないことを決めました。

検討に当たっては有識者や近隣住民など合わせて42人から意見を聴き「モニュメントなどを設けると、現場を通るたびに事件を思い出すので設置しない方がいい」という意見が多かったということです。

また、通行する人たちの安全を確保する観点からも構造物は作らないことを決めたということです。

奈良市の仲川市長は「多くの市民が利用する場所であり、毎日通る人の思いを考えた時、事件から目を背けたい人の気持ちに配慮する必要あると考えた。憩いの場として活性化させ、事件を乗り越えたい」と話しています。

安倍元総理大臣が銃撃された奈良市の現場は奈良県内の主要駅の1つ、近鉄大和西大寺駅の北出口からおよそ50メートル離れたところにあります。

事件現場は奈良市平成24年度からおよそ62億円かけて、広場や道路を整備しようと作業を進めていたエリアの一角に当たり、工事は今年度中に終えることになっていました。

そのさなか、ことし7月8日、事件が発生しました。
発生当時、安倍元総理大臣の近くにいた奈良市の仲川市長は、事件後の7月14日に行った記者会見で、現場の扱いについて次のように述べていました。

「事件が起きたという場所が何も無かったかのように再整備されるということで、よいのか、よくないのかということは議論が分かれるところだと思います。皆さんが思いを向ける対象が何かあった方がいいのかなとは思っています」

ただ、奈良市役所にはさまざまな意見が寄せられます。

市によりますと、先月29日の時点で、像やモニュメントなど、事件があったことを示すものを設置するかどうかについては、肯定的な意見が30件あったのに対し、否定的な意見は64件あったということです。

国葬」の実施などをめぐっても世論が大きく割れる中、9月28日、仲川市長は決断の難しさを次のように述べていました。

「この事件が社会にどう影響を与えるのかや、歴史的にどう位置づけられるのかまだ定まっていない。何が正解か100点満点の答えがない中での判断を求められているという意味で、私自身もこの問題については正直悩んでいるところがある」

奈良市の方針について、現場近くではさまざまな意見が聞かれました。

奈良市に住む70代の女性は「モニュメントはなくてもいい。街として発展するために道路として整備する方がいいと思います」と話していました。

買い物などで近くの大和西大寺駅を利用するという京都府木津川市の60代の女性は「買い物に来るたびに思い出してしまうし、あえてつくらなくてもいいのではないでしょうか。凄惨(せいさん)な事件だったので、きれいにした方がいいと思います」と話していました。

一方、京都府精華町の60代の男性は「車道にしてもいいが大きな事件だったので何か残してもいいと思う」と話し、奈良市の10代の男性は「道の真ん中で邪魔になってはいけないので別の場所に慰霊碑などをつくればいいんじゃないかと思う」と話していました。

政治家が被害者となった過去の事件では、現場はどのように扱われているのでしょうか。

大正時代の原敬、昭和初期の浜口雄幸の2人の総理大臣が襲われた東京駅のそれぞれの現場には、発生場所を示す印が床に埋め込まれ、事件について記された板が近くに設けられています。

昭和35年に当時の社会党の委員長、浅沼稲次郎が演説中に襲われた東京の日比谷公会堂の場合は、現場には何もつくられていませんが、3階のロビーに発生日や事件についての説明が書かれたレリーフが設けられているということです。

ただ、レリーフは現在、ベニヤ板で覆われ、建物も耐震工事のために入ることができなくなっています。

#アウトドア#交通

#エンタメ

#東留伽#あずまる#まるちゃん

#増田紗織の部活へGo!

#テレビ